ドラマ『ゲキカラドウ』第11話あらすじ・ネタバレ感想!猿川たちは室長のホームパーティーに招かれるが…

『ゲキカラドウ』

出典:『ゲキカラドウ』公式ページ

飲料メーカー『ロンロン』の東京支社・営業促進室のメンバーたちは、室長の谷岡室長(平田満)にホームパーティーに招待されます。

室長からの初めての誘いに、大河内(泉里香)たちは家庭がうまくいっていないのでは?と噂をします。

猿川たちが自宅を訪ねると、妻の一美(有森也実)と娘に出迎えられ、もつ鍋など美味しい激辛料理を振る舞われました。

良い感じに酔っ払った室長は、『ゲキカラドウ』を説き始めますが…。

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ドラマ『ゲキカラドウ』前回第10話のあらすじと振り返り

飲料メーカー『ロンロン』では、そろそろ人事異動の時期が迫っていました。

営業促進室のメンバーから亮介(中村嶺亜)の成績が悪いと聞き、谷岡室長(平田満)からは後輩を育てるようにと言われた猿川(桐山照史)は、一緒に営業に行こうと亮介を誘います。

そして、老舗料亭へ飛び込みの営業に向かいますが、女将(松下由樹)に追い返されてしまいました。

それなのに平然としている亮介に、猿川は思わず怒ってしまいます。

仕事終わりに猿川は亮介を飲みに連れて行きました。

そこで出てきた激辛わさび丼を、涙を浮かべながら食べる2人。

猿川は亮介に「全力には全力で返す」ということを教えました。

亮介は、彼なりの正解を見つけようと本気を出し始め、女将に全身でぶつかっていった結果、その本気を受け取ってもらえたのでした。

【ネタバレ】ドラマ『ゲキカラドウ』第11話あらすじ・感想


室長の怪しい行動

ある朝、営業促進室に妙にハイテンションの室長(平田満)が出社してきました。

そして、突然室長の家でホームパーティーをしようと猿川(桐山照史)たちを誘います。

「明日は今日とは違う、明後日も、今日とは違う。その日その日を大切にしたいだけなんだ」

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室長、いつにも増してポエミーです。

今までこんなことがなかった大河内(泉里香)や秋山(前川泰之)らは、室長に何か事情があるのではないかと考えました。

「もしかして、離婚とかじゃない?」

室長は、ホームパーティーをすることによって気まずい空気を変えようとしているのかもしれません。

「もしかしたら、最後の晩餐になるかも」

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もの凄いスピードで、室長の離婚危機が確定してしまいました。

谷岡家へ

そして週末。

スケジュールが空いていた猿川、秋山、山崎(森田甘路)は室長の自宅へ向かいました。

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皆どことなく緊張の面持ちです。室長が離婚危機かもしれないからです。

室長はハイテンションで3人を出迎えます。

3人には、その笑顔が逆に悲しみを誘うのでした。

リビングに通されると、室長以外家族はいないようです。

もうすでに出て行ったのかもしれません。

室長は家で1人いるのが寂しいから自分たちを呼んだのかと思っていると、キッチンの方で音がしました。

猿川がキッチンに様子を見に行くと、そこには室長の妻(有森也実)と娘がいました。

室長は、『ホットエンペラー』なるものを買い忘れていたため、妻に怒られていたのです。

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ホットエンペラーってなんでしょうか?聞くだけで辛そうです。

室長の家族

室長の妻・一美は昔から代々激辛好きの一家で生まれ、一味唐辛子から名前を付けられたほどの筋金入りの激辛好きだということです。

娘の千里は、スペイン語の唐辛子=チリからつけられました。

「そろそろ食事の支度を…」

「言われなくてもやるわよ!」

一美は、猿川たちにはとっても愛想の良い女性ですが、室長に対しては厳しいようです。

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室長は、一美さんに対しては基本的に敬語で話しているようでした。

でも、猿川にはのんびりと優しい雰囲気の室長と、激辛な奥さんとはバランスが取れている気がしました。

「東京と大阪みたいな」

「東京と大阪か…」

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室長は「東京と大阪」という言葉に反応しました。室長が心に秘めていることと関係がありそうです。

庭の唐辛子

谷岡家の庭には、様々な種類の唐辛子が植えてありました。

室長が妻のために苦労して育てたものです。

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室長は買い物に行くのをすっかり忘れています。

そこに、接待が早く終わった大河内と亮介(中村嶺亜)も谷岡家に合流しました。

大河内は手土産に、谷岡夫妻の出身地である九州の辛いもの詰め合わせを持ってきていました。

なんと、そこには一美が室長に買ってくるように命じていた『辛皇ホットエンペラー』が入っています。

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大河内のファインプレーによって、室長は命拾いをしました。

いよいよ、食事が完成しました。

いざ実食

促進室メンバーは、緊張の面持ちで食卓につきます。

一美と千里は九州の郷土料理『ゴマサバ』を運んできました。

そして、山崎にはご飯、ビールを飲まない大河内には焼酎を持ってきてくれます。

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一美さんのリサーチ能力は完璧です!

ゴマサバに添えられているのは、すりごまと唐辛子を煎って混ぜたものでした。

それをつけてゴマサバを食べるらしいです。

「妻が試作を重ねた逸品中の一品だ」

ゴマサバは香ばしい香りと辛味が絶妙に合わさって、日本酒とよく合います。

辛い物が苦手な亮介もおもわずパクリ。

山崎もご飯が進みます。

次に出てきたのは、九州で流行っている『肉巻き』を谷岡家流にアレンジしたもの。

見た目は辛くなさそうですが、当然激辛な一品で、庭に生えていた青い唐辛子を肉で巻いてありました。

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皆笑顔で食べ進めます。亮介も頑張って食べています。

激辛もつ鍋

室長は、美味しそうに激辛肉巻きを食べる猿川を感慨深さそうに見つめていました。

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最初は激辛にビビッていた猿川も、今やすっかり辛党です。

メインはもつ鍋です。

しかし、見た感じはどう見ても普通のもつ鍋でした。

すると、それぞれの器に真っ赤な明太子が添えられました。

「なるほど。この家の料理が普通で終わるわけがない!」

その明太子こそ、『辛皇』でした。

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明太子の名店『やまや』の史上最辛の明太子です。

『辛皇』は凄まじく辛いですが、もつの脂や野菜の甘味と合わさると旨味が増幅していきます。

猿川は、明太子の赤いタレをもつ鍋にかけて食べ始めました。

皆それに続きます。

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亮介もちょっとだけかけてみましたが、一口食べてすぐビールで流し込んでいます。

鍋は、あっという間に空っぽになりました。

ゲキカラドウについて

「亮介よく頑張ったな!」

猿川は、辛いものに挑んでいった亮介を褒めます。

亮介は、パイセンたちを見ていたら食べずにいられなかったと言いました。

「偉い!負けるとわかっていても頑張るのがゲキカラドウだ」

室長は満足げに頷きます。

しかし、亮介はもちろん、大河内、秋山、山崎には正直、『ゲキカラドウ』というものがどういうものかピンと来ていませんでした。

室長は、おもむろに唐辛子がどうして唐辛子と呼ばれるようになったのかを語り始めます。

moyoko

実は、『唐』と言いながら中国との繋がりはないに等しいのだそうです。

唐辛子の由来

昔、豊後国(今の大分県)に辿り着いたラシカ島出身のセルビア人の男が、大名の娘と恋仲になったものの、敵わぬ恋を成就させるため、2人は船を燃やして心中してしまいます。

数日後、船の残骸から男が持ってきていた唐辛子の芽が出てきました。

その実を食べてみた豊後の人々は、想いを全うした男の情熱を感じ、彼の出身地『ラシカ島』から『トウカラシ』そして『トウガラシ』になり、そう呼ぶようになったのだということです。

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※諸説あります。

「勉強になりました!」

唯一室長の『ゲキカラドウ』を理解しているであろう猿川は、室長の演説に感銘を受けていました。

難しい仕事をやり遂げた時の達成感は、激辛料理を食べた時のカタルシスに似ています。

室長は、皆にその先に見えるものを感じて欲しかったのです。

「ゲキカラドウを教えて下さり、ありがとうございます!」

気がつけば、猿川以外のメンバーは皆帰っていました。

moyoko

室長の話が長いので、コッソリ帰って行ったのです。

〆の絶品ちゃんぽん

皆が帰ってしまったため、〆は4人で食べることになりました。

残ったもつ鍋のスープを使った谷岡家特製ちゃんぽんです。

一口食べた猿川は、あれだけ食べたにも関わらず、また食欲が湧いてきました。

moyoko

これは絶対に美味しいはずです!

一美と千里は『辛皇』のタレをたっぷりかけて、ちゃんぽん麺をすすります。

食べ終わった後、ふと隣を見ると、室長はテーブルに突っ伏して寝てしまっていました。

一美がブランケットを探しに行っている間、千里が室長は一美と出会ってから激辛好きになったのだと明かしてくれました。

「ママに振り向いて欲しくて」

室長は、激辛好きの一美のために激辛を訓練し、さらに一美の激辛を求める旅について行き、セルビアでプロポーズしたとのこと。

moyoko

室長、情熱的ですね!

ゲキカラドウの先にあるもの

千里はさらに、室長が猿川について「初めてゲキカラドウを信じてくれる部下ができた」と喜んでいたことを教えてくれました。

猿川は、谷岡家の人たちを見ていて思いました。

『ゲキカラドウ』の先にあるのは、『愛』かもしれないと。

「仕上がりました!室長!」

翌朝、促進室でその話をすると、皆セルビアの話に興味を持ちます。

「ラシカ島、行ってみたいわね」

大河内がネットで調べてみると、セルビアには海がないことがわかりました。

moyoko

では、あの唐辛子の由来は作り話なのでしょうか?

そんなことを言っている間に始業時間です。

猿川たちは営業に出かけていきます。

促進室で1人になった室長は、再びどこかへ電話をかけます。

「例の件ですが、少し時間を…私からしっかり話しますので」

ドラマ『ゲキカラドウ』第11話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

結局、室長が演説した唐辛子の話は、作り話だったようです。

ポエミーな室長のことですから、諸説ある中でよりロマンチックなエピソードを選んだのかもしれませんね。

それにしても、やまやの『辛皇』気になります。

公式サイトを見てみると、2,160円(税込)と、お値段もさすがにホットなお値段でした。

室長はここしばらく猿川に対して、言いたいけれど言えないという秘密を抱えています。

次回は最終回。

おそらく室長の秘密が明らかになるでしょう。

猿川以外のメンバーが、『ゲキカラドウ』を理解することができるかどうかにも注目です!

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