『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』第5話あらすじ・ネタバレ感想!大使館で謎の殺人事件が発生?!

『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』第5話あらすじ・ネタバレ感想!大使館で謎の殺人事件が発生?!

出典:『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』公式ページ

富豪刑事・神戸大助と、正義漢の加藤春が今回挑むのは…謎の殺人事件!

ポリアドル共和国の大統領が来日し、その警護にあたる捜査一課を手伝わされることになった現対本部一同は大使館の外で待機中。

大助は神戸グループ代表の賓客として大使館内に招かれています。

そんな中、大使館内で職員の死体が発見され、大助は大使館内で、加藤は大使館外で捜査にあたります。

何やら不穏な空気が流れる事件の予感…。

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『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』前回第4話のあらすじと振り返り

非番の日に訳あって自宅である屋敷から飛び出した神戸大助は、同じく非番の加藤春に呼び出されます。

迷子の犬を探している小学生に泣きつかれていた加藤は、大助のAI執事・ヒュスクの力を借りたいようです。

それに応じてヒュスクに話しかけようとする大助でしたが、屋敷に財布を、送迎の車にガジェットを忘れてきたことに気がつきます。

いつもの手法が使えなかったことで迷子犬の捜索は難航し、翌日まで持ち越されることとなり、加藤は家に帰りたがらない大助を仕方なく自宅のアパートに招きました。

そこで体験した庶民的な暮らしに大助は驚くことが多かったのですが、どうやら食事は気に入っているようでした。

翌日も迷子犬の捜索は難航し、加藤と小学生が半ば諦めた様子でいると、捜査から外れたと思われていた大助が一匹の犬を連れて現れます。

小学生はその犬に駆け寄り、帰ってきたことを喜びますが、実は大助が連れてきたのは迷子犬にそっくりな兄弟犬。

小学生の飼っていた犬は、すでに事故で亡くなっていたのでした。

その日、屋敷に戻った大助は加藤家直伝の納豆ご飯を振る舞い、些細なことで仲違いしていた鈴江と仲直りしました。

【ネタバレ】『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』第5話あらすじ・感想

大使館の警護へ

「すまんね、この間はうちの跳ねっ返りが暴れちゃって」

現対本部の部長・清水が捜査一課の武井を相手に話すのは、もちろん加藤のことです。

新幹線立てこもり事件でのことを詫びつつも、また現対本部と捜査一課が現場をともにすることを表していました。

清水は現対本部に戻るなり、メンバーに「残念なお知らせ」を発表します。

それはちょうどその時ニュースで流れていた、来日中のポリアドル共和国大統領の警護にあたることでした。

捜査一課と合同で、数合わせで招集されることとなった現対本部の面々は肩を落とします。

そんな中、現対本部の最年長・仲本だけは自ら参加しようとしましたが、非番であること、定年間近であることを理由に、清水から制止されます。

当日になり、清水と仲本を除いた現対本部メンバーは警護のために大使館前に集まりますが、大助の姿がありません。

どうやら祖母・喜久子の体調が思わしくないということで、欠勤しているそうです。

しかし、大使館へ入っていく豪華な高級車の中でも一番目立つ大きな車から、タキシードでビシッとキメた大助が降りてきます。

そして、そのまま大使館内へと入っていきました。

ポリアドル共和国と関係を持っているらしい神戸グループの賓客として招かれていた喜久子の代わりに、大助が訪れたようでした。

一方、大使館内の厨房では、シェフと警備員のリカルドが話をしていました。

厨房に間違って届いてしまった警備部の荷物を受け取りに来たようです。

リカルドがその荷物を受け取り、得体の知れない機械を取り出すと、シェフはそれが何かわからず不審がります。

その時、リカルドの手には刃物も握られていました。

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この警備員、怪しさ満点ですね…。

殺人事件発生!

ポリアドル共和国は現在3,000億円規模のダム開発を計画中です。

ダム開発によって先住民族の土地がなくなってしまうことや、大統領の私腹を肥やすためのものではないかという意見から、反対の声が大きい計画でもあります。

今回の大統領の来日も、このダム開発に関する理由があるようでした。

それは、日頃から繋がりを持っている神戸グループへの協力要請です。

大助は「祖母の名代で来ただけ」だといって頷きません。

さらに、神戸グループを継ぐことはないと宣言します。

手厚い待遇なのに、大助はずっと浮かない顔をしています。

時を同じくして、大使館の外には現対本部一同の元に老舗和食料理店のお弁当が届きます。

清水からの差し入れだと思った一同は色めき立ち、余った大助の分を近くにいた大使館の清掃員の男性に譲ろうとします。

すると、そこに捜査一課の星野らがやって来て、お弁当が捜査一課のものだということがわかりました。

捜査一課にお弁当を渡した現対本部は、清掃員の男性とともにカップラーメンをすすります。

現対本部の紅一点である佐伯まほろは、清掃員の男性がお洒落な星型のネックレスを付けていることに気づき、お洒落をしているとからかいました。

一方その頃、大使館内では大統領と大助が話しているところに警備員たちがやって来て、慌てて別の部屋へ移動させていました。

何か緊急事態が起きていると察知した大助は、靴の踵部分から探査装置を出し、大使館内のシステムに入り込ませました。

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特殊な道具の雰囲気が映画『キングスマン』みたいでかっこいい!

星型の特殊な鍵で外部から施錠することができるパニックルームに案内され、大助、大統領、警備員の3人は部屋の中へ入ります。

先ほどシェフと話していたリカルドは、たった一つの鍵番を任され、パニックルームの外に残りました。

警備員からシェフが死体で発見されたと聞かされた大助は、ヒュスクに指示して現場の映像を見るなど独自の捜査を始めます。

映像を見ていくうちにリカルドが怪しい行動をしていたことがわかり、警備員はパニックルームの中から連絡を取ろうと試みますが、周囲は強力な通信障害に見舞われていました。

ヒュスクの力でも成す術はなく、こちらの異変に気づいた鈴江が向かってきていることだけがわかります。

大使館外では知らせを受けた捜査一課が防弾チョッキを着用、突入するところでした。

その様子を見た現対本部一同は、大使館周辺の見回りを始めます。

そこで何者かが塀を乗り越えて大使館から逃げ出していくのを目撃し、加藤は亀井を連れてその人物を追跡します。

犯人の目的とは?

大助は映像を見て、シェフが貯蔵庫で殺されたあとで発見場所に移されたこと、殺人を犯す前にリカルドがパニックルームにいたことを知ります。

そして、パニックルーム内のクローゼットに何かがあることがわかり、中を調べてみると、そこには時限式のカートリッジが仕掛けられていました。

その頃、加藤と亀井はある建物の屋上で、逃げ出した人物=リカルドを追い詰めていました。

リカルドは星型の鍵を手にして語り始めます。

「故郷をダムに沈めんとした者たちは、助けも呼べぬ密室で、恐怖に溺れながら死んでいくだろう」

そう言い終えて満足そうに微笑むと、鍵を排水溝に落とし、自身も屋上から身を投げました。

リカルドの最期の言葉を思い出し、何か閃いた様子の加藤は、大使館に残っている佐伯や湯本に連絡を取ろうとしますが、通信障害で電話が繋がりません。

大統領や大助の身に危険が迫っていると勘付いた加藤は、急いで大使館に戻ります。

大助はというと、目の前にあるカートリッジが特殊なものであると知り、ヒュスクに中身を調べさせていました。

本来なら催涙ガスが入っているところに即死性のある毒ガスが詰められているとわかり、大統領は取り乱します。

頼みの綱だった鈴江はここへ向かう途中で事故に遭っており、到着時間が遅れていました。

また、警備員がそばにあった声明文を見つけたことによって、リカルドがダム開発で沈められてしまう土地の出身であることが明らかになります。

深刻な状況にあると気づいた大助は、ヒュスクに起動装置の設計図と解除方法を出すよう命じました。

神戸グループの関連会社の製品なので、ヒュスクからの情報提供が受けられるはずでした。

「お答えできません」

「あなたにはその権限が与えられておりません」

いつもと違うヒュスクの反応に、大助は顔をしかめることしかできませんでした。

urara

異例の事態勃発!一体どうなるのでしょうか…。

危機一髪!

大使館内で捜査中の捜査一課は通信障害に気づき、対応に追われています。

パニックルームに大統領らがいると知っていますが、危険な状態にあるとは気づいていません。

時限式カートリッジは、あと1分も経たないうちにガスを放出してしまいます。

大助は少しでもガスの拡散を抑えるため、水に浸すなどの対処にあたっていました。

パニックルーム内に緊張が走ります。

残り数秒となった時、加藤が駆けつけたことで扉が開きました。

「助けに来たぜ」

加藤の言葉を遮るように部屋から飛び出してきた大助らですが、すでに毒ガスは放出されていました。

加藤もすぐに気づき、部屋の外まで流出しないよう、急いで重たい扉を閉じます。

無事に扉は閉まり、危機一髪のところで一同の命は救われました。

実は、加藤がパニックルームの扉を開けることができたのは、清掃員の男性のおかげでした。

清掃員の男性は、一度も使用されたことのないパニックルームのスペアキーを作って、“イケないこと”をするのに使っていたそうなのです。

死んだ犯人が星型の何かを持っていたと聞いて、佐伯が清掃員の男性のネックレスを思い出したのが幸運でした。

urara

清掃員さんの“イケないこと”に助けられるなんて(笑)

後日、大助は屋敷でとある現場をモニタリングしていました。

それは、こっそり大使館にもやって来ていた仲本が、通信障害を引き起こした装置について調べている現場でした。

装置に日本製の部品が多数使われていると聞いた仲本は、何やらその辺りの話について詳しいような素振りを見せています。

大助はそんな仲本をモニター越しに憂鬱そうな表情で見つめるのでした。

『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』第5話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

いかがだったでしょうか。

第5話はとても緊張感がありましたね。

大助と神戸グループの関係性や、仲本が何を調べているのかなど、後半戦に向けて気になる要素が浮上してきました。

次回、第6話ではどんな展開を見せるのでしょうか。

また1週間後が楽しみですね!

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