富豪刑事・神戸大助と、正義漢の加藤春が今回挑む事件は…?
なんと、“迷子になった犬探し”です。
非番の日に訳あって屋敷を飛び出した大助と、非番にもかかわらず人助け中の加藤。
ひょんなことから迷子の犬を探すことになった二人でしたが、大助が財布やガジェットを忘れてきたことをきっかけに、加藤の自宅に泊まることとなります。
図らずも庶民の暮らしを体験することになった大助は、一体どんな反応を見せるのでしょうか?
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目次
『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』前回第3話のあらすじと振り返り
出張先から戻ったばかりの加藤は、乗っていた新幹線で発生した立てこもり事件の捜査を始めます。
銃を手に人質をとった犯人は特に何かを要求してくるわけでもなく、その様子をネット上で生配信し続けていました。
捜査一課と特殊部隊が射殺もやむなしと考える中、犯人が自分の隣の席に座っていた青年だと知った加藤は、真っ当に交渉するよう一課を説得します。
しかし、加藤が起こした過去の事件での失態を理由に取り合ってもらえません。
加藤は現場に現れた大助と協力し、犯人の目的が生配信の再生数から大金を得ること、その金を妹の手術のために使おうとしていることを知ります。
加藤と大助はヒュスクの手を借りて人質を救い、犯人の確保に成功したのでした。
【ネタバレ】『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』第4話あらすじ・感想
非番の富豪刑事
ある非番の日、神戸大助は自宅である屋敷から早足で出て行こうとしていました。
「大助様!!」
大声でそう叫びながら、大助の後ろ姿を追いかけるのは神戸鈴江です。
半泣き顔で呼び止める鈴江に見向きもせず、大助は外へ出ます。
その時ちょうど加藤春から電話がかかってきました。
加藤も非番ですが、何やら手伝ってほしいことがあるそうで、大助は執事の服部の軽トラで送ってもらうことにします。
とある公園に呼び出された大助は加藤の姿を見つけると、「何のようだ」とさっそく話しかけました。
どうやら加藤は偶然出会った小学4年生の少年が見失ってしまった飼い犬のシロを一緒に探しているようです。
大助ならAI執事のヒュスクを使ってすぐに見つけられるだろうという加藤の考えに大人しく従って、大助はヒュスクを呼び出そうとしました。
その時、大助はガジェットを服部の軽トラの中に忘れてきてしまったことに気がつきます。
都合が悪くなってしまった大助は「今日は調子が悪い」と誤魔化しますが、ヒュスクの力のことを魔法だと称した加藤の言葉のまま、少年に「魔法、使えないの?」と泣き落とされてしまいました。
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迷子犬が先に自宅に戻っているのではないかと推測して、一行は少年の自宅を目指すことにします。
一方、神戸家の屋敷には飛び出していった大助の身を案じてあたふたする鈴江の姿がありました。
加藤と行動をともにしていることはわかったものの、財布もガジェットも忘れていった大助が心配でたまらないようです。
そんな鈴江とは反対に、大助の祖母・喜久子は悠々とした態度でいるのでした。
帰るわけにはいかない
少年の自宅へ向かう道すがら、少年は「シロいた!」と叫び、近くの住宅の敷地内に入っていきます。
加藤は少年のそばに駆け寄って見守ることにしました。
しかし、その様子を怪しく思った住人に声を掛けられ、少年が見たのは迷子犬のシロではなく、住人の飼い猫であったことがわかります。
敷地から出ると、そこに大助の姿はありませんでした。
「あいつ、逃げやがったな」
加藤は溜め息をつき、とにかく少年の自宅まで行こうと案内を求めます。
すると、少年は自分自身も迷子になっていることを泣きながら白状するのでした。
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少年を近くの交番まで送り届け、改めて迷子犬を見つける約束をした加藤は、いつのまにか交番の外にいた大助と再合流します。
そこでようやく大助が財布やガジェットを持っていないことに気づいた加藤は、帰りの電車賃を貸そうとします。
大助も差し出された千円札を受け取ろうとしますが、道端の電光掲示板に鈴江からのメッセージが表示されたのを見て、出した手を引いてしまいました。
「帰るわけには、いかないんだ…」
大助がそう呟くと、加藤は自宅のアパートへ招くことにしました。
その頃、屋敷で大助の動向をモニタリングしていた鈴江と喜久子は、大助が何故飛び出していってしまったのかを考えていました。
そして、大助の靴を勝手にバージョンアップしたからではないか、という結論に辿り着いた鈴江は、自身の行動を猛省します。
喜久子はというと、この状況は世間知らずな大助にとって良い経験であると考えており、加藤が一緒にいることに安心感すら抱いていました。
一晩の庶民生活
スーパーで買い出しをしながら、加藤は大助が「帰るわけにはいかない」理由を聞き出そうとします。
「夫婦喧嘩でもしたのか?」
加藤は鈴江のことを大助の妻だと勘違いしており、このような質問をします。
「カミさんがいるやつはいいよな」などと、嫉妬のような発言も飛び出しました。
そして、鈴江がただの親戚であると知ると、あからさまに嬉しそうにするのでした。
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加藤の自宅であるアパートに着くと、その外観を見てどことなく嫌そうな顔をする大助。
さらに、夕食作り中に指を切ってしまいますが、救急箱がないといわれて不機嫌になったり、加藤に借りたスウェットを着て不服そうにしたりと、文句をいい続けます。
挙げ句、加藤が気を利かせて買った生ハムにもケチをつけました。
しかし、二人で作ったカレーや、“加藤家特製”のツナもやし、芋焼酎などは気に入った様子で黙々と口に運びます。
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その後、酔いが回った二人は刑事ドラマを観ながら話をします。
加藤は何故大助が現対本部を希望したのか質問しますが、大助はすでに眠っていました。
一方その頃、屋敷では一睡もせずに大助の動向を見守っていた鈴江が、目の下にクマをつくりながらもモニターの前に座り続けていました。
大助がお金も持たずに外で一晩過ごすことは初めてだったようで、鈴江の気苦労は絶えない様子です。
大助が無事に帰宅するまでは安心できないようでした。
それぞれの帰宅
翌朝、加藤が目を覚ますと、大助の姿がありません。
もう帰ったのかと思っていましたが、大助は何故か風呂場で寝ていました。
加藤は同僚の亀井に「直行直帰にしてくれ」と連絡をすると、朝食を作り始めます。
大助が苦手な納豆に難色を示すと、加藤は“加藤家直伝”の納豆の食べ方を披露します。
朝食を食べ終えると、大助は加藤の家から去っていきました。
加藤は少年との約束を果たすために、迷子犬の捜索に出掛けます。
結局日が暮れる頃になっても見つからず、加藤は少年を慰めていました。
すると、どこからか犬の泣き声が聞こえてきます。
声のするほうに目をやると、そこには白い犬を連れた大助の姿がありました。
「シロ!」
少年は歓声を上げると、犬に駆け寄っていきます。
実は、この白い犬は少年の探していたシロではなく、シロと同じブリーダーの元で育った兄弟犬です。
シロは少年とはぐれた後、車に轢かれて亡くなっており、もうこの世にはいませんでした。
少年には見分けがつかないようでしたが、大助はこっそり「両親には言い含めておくように」と加藤に伝えました。
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シロの帰宅を喜ぶ少年を見た大助は、今度こそ加藤に電車賃を借りて屋敷に帰っていくのでした。
ビニール袋を片手に帰宅した大助の姿を見て、鈴江は歓喜の声を上げます。
大助は喜久子に挨拶をすると、鈴江に「腹は減らないか」と尋ねました。
大助が持って帰ってきたビニール袋には、“加藤家直伝”の納豆ご飯を作るための材料が入っていました。
加藤に作ってもらった朝食を鈴江に披露した大助は、「美味しゅうございます」と喜ぶ鈴江を見て、満足そうに納豆を食べるのでした。
『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』第4話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」ご視聴ありがとうございました。
第4話はいかがでしたかでしょうか?
関西テレビほか、この後放送の地域の皆様はお楽しみに。ぜひ感想を「#富豪刑事BUL」でツイートしてください。#富豪刑事 #ノイタミナ pic.twitter.com/bCjmk9FkuB
— 【公式】富豪刑事 Balance:UNLIMITED (@fugoukeiji_bul) August 6, 2020
いかがだったでしょうか。
アニメ『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』第4話は、大富豪の大助が庶民の暮らしを体験する日常回になっていました。
文句たらたらではありましたが、結果的に加藤との絆も、鈴江との絆も深まり、大助にとって良い経験になったのではないでしょうか。
喜久子の思った通りでしたね!
そして、加藤家直伝メニューはどう考えても美味しそうなので、さっそく真似してみたいと思います。
次回、第5話にはどんな事件が待ち受けているのでしょうか?
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