アニメ『フルーツバスケット The Final』第5話あらすじ・ネタバレ感想!成長を遂げた紅葉の登場にファン大歓喜

アニメ『フルーツバスケット The Final』第5話

出典:『フルーツバスケット The Final』公式ページ

自由になれたけれど失ったものはもう戻らない。

それでも未来に待っているかもしれない幸せを手に入れるため、前に進む決意をした紅葉。

呪いとともに哀しい過去を振り切った紅葉には、どうか幸せを掴んでほしいですね。

それにしても紅葉の急成長にはびっくりしました(笑)

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アニメ『フルーツバスケット The Final』第4話のあらすじと振り返り

入院しているという噂だけが広がり、その場所を誰も知らない衣鈴。

衣鈴の恋人の潑春は、燈路からかつての衣鈴の大怪我が慊人によるものだったことを聞かされます。

怒った潑春が慊人を問い詰めていると、紅野から衣鈴が幽閉されていたことを聞かされます。

衣鈴は、楝の指示で慊人が大切にしている箱を盗み出そうとして見つかり、幽閉されていました。

全てを知った潑春は慊人に別れを告げ、衣鈴の元に向かいます。

一方、幽閉中飲まず食わずで衰弱しており、入院した衣鈴。

彼女は慊人から「一生ここにいなければ潑春の目をくりぬく」と脅されていたため、幽閉場所に戻ろうと病院を抜け出していました。

道の途中で倒れた衣鈴が目を覚ますと、目の前にいたのは潑春でした。

潑春の呪いを解くために頑張っていた衣鈴の長い旅。

衣鈴は誰よりも愛しい人に担ぎ上げられながら、旅の終わりを悟るのでした。

【ネタバレ】アニメ『フルーツバスケット The Final』第5話あらすじ・感想

それぞれのパートナー

草摩 綾女そうま あやめには倉前 美音くらまえ みね、草摩 はとりには白木 繭子しらき まゆこ、草摩 由希には倉伎 真知くらぎ まち

十二支の呪いのことを知っている人もいれば、知らずに一緒にいる人もいる。

由希は、距離が近くなった真知に呪いのことを打ち明ける決心をしたのでした。

SU_BU

抱きしめられたらネズミになる。これを伝えるのは確かに勇気がいりますね。透にバレたのは事故でしたし、草摩の人間ならではの悩みですね。綾女が美音に伝えた時の反応が知りたいですね(笑)

慊人の世界

潑春を失い、部屋でうずくまっている慊人。

「閉じこもっていれば自分の思い描いた世界になるとでも?」

慊人に厳しい言葉を投げかけ去っていく紫呉。

「辛いとき、優しくする気がない。もう知らない」

慊人は、心配する紅野にヒステリックに叫ぶのでした。

SU_BU

紫呉の言葉は厳しいですが、そろそろ行動しないと本当に一人になってしまう。そう慊人に伝えているようにも感じられました。

紅葉くん成長しすぎ

いつの間にか背丈も透を超え、声変わりもしていた紅葉。

美少年からイケメンに変化した紅葉に、学校では女生徒から羨望の眼差しが向けられていました。

それでもウサギのリュックや言動に変化はなく、透とすんなり手をつなぎアイスを食べに行こうと誘うのでした。

SU_BU

紅葉くん変わりすぎ!30㎝ぐらい伸びてる気がしますし、声も変わっていますね。でも声優さんは変わってないんですよね。凄い技術ですね。

紫呉の歪み

はとりに「もう少し慊人に優しくしてやったらどうだ」と諭された紫呉は、「僕はキミみたいに優しくない」と笑って返します。

子供のころから親の愛情を欲しいとは思わなかったし、物の怪憑きという現実も大した痛手ではなかった。

こんな自分を哀しいとも思わないのは、寂しく歪んでいるのかもしれない。

そんな風に自分を分析した紫呉は、「僕はあの子の父親になりたいわけじゃないんだよ」と薄く笑うのでした。

SU_BU

異性に対する愛には性的嗜好が混じっていますからね。S気の強い紫呉にとって、優しさというのは家族愛なのかもしれませんね。

開かれる宴

由希、潑春、紅葉、透に加え、夾、杞紗、燈路が合流し、紫呉の家では庭でカレーパーティーを行うことになりました。

遅れて加わった紫呉は、賑やかな宴の中心にいる透を見て、「僕みたいなやつにこそ、キミが必要だったのかもしれない」とつぶやきます。

「時は動く。歩み始める。人間も感情も。だから君にも早く来てほしいのに」

宴に参加している十二支の紫呉は、そんな風に神様を想うのでした。

SU_BU

正月に草摩の本家で開かれていた宴と、このカレーパーティー。どちらのほうが楽しいのかは、参加者の顔を見れば一目瞭然ですね。

動き出す世界

特別な子、選ばれた子、愛されるために生まれてきた子。

お前の未来に寂しさも恐れもない。

永遠を約束された子。

幼い慊人の頬を撫でながら優しく告げる父。

だけど、紅野の呪いは解け、潑春は去ってしまった。

そんな夢を見ていた慊人は、嫌な予感とともに目を覚ますのでした。

SU_BU

この言葉で、慊人は「呪い依存」になってしまったんですね。まあ、父親も何世代も続いてきた呪いが、まさか慊人の代で解けるとは思ってなかったんでしょうけどね。

解けた呪い

物の怪憑きの子供を産んだせいで母親は精神を病み、紅葉を産んだという記憶を消した。

それ以来、紅葉は父、母、妹とは他人として接しながら生きてきました。

それは物の怪憑きとして生まれた紅葉の哀しく苦しい日々でしたが、終わりは唐突に訪れました。

呪いが解けたことに気付いた慊人に「行かないで」と縋りつかれても、紅葉にかつてのような特別な感情は沸いてこないのでした。

SU_BU

本当に唐突でしたね。紅野の時もそうでしたが前触れはありませんでした。慊人が、紅葉にも色仕掛けに出るかと思ってドキドキしたのですが、さすがにそこまではしませんでしたね(笑)

紅葉の透への気持ち

夾を目で追う透の姿を見て、紅葉は目を伏せます。

「ボクの呪いが解けるより、夾の呪いが解けるほうが透は喜ぶ」

「悔しいのはボクの方だ。分かるでしょ」

紅葉は夾に、透の気持ち、そして自分の気持ちを伝えます。

その言葉を受けた夾は俯いて、「うるせえよ。そんなのわかりたくねぇんだよ」とひとり呟くのでした。

SU_BU

夾は徐々に呪いが解けていっていることも、透たちが裏でいろいろと動いていることを知らないんですよね。夾がいまだに卒業後に幽閉されるのを受け入れているのを見ると、彼もまた取り残されているように見えますね。

幸せな未来を手に入れるために

慊人のもとに赴いた紅葉は、「キミのそばに一生居続けることはできない」と別れを告げました。

怒った慊人は紅葉をひっぱたき、「ひとでなし」「裏切者」と激しく罵り、「お前なんか幸せになれない!」と呪いの言葉を投げかけます。

呪いが解けても好きな人が手に入るわけでもないし、自分のことを覚えていない母親や元の家族と旅行になんて行けやしない。

紅葉の口から出たのは「わかってる」という諦めの言葉でした。

それでも、いつか自分が持つだろう家族と旅行に行けるなら、それはきっと幸せなこと。

そんな幸せな未来が待っているかもしれないから、自分の人生を歩き出す。

しっかりと意思を固めた紅葉を見た慊人は表情をなくし、背を向けます。

慊人は、紅葉からの「キミはいつまでここにいるの?」という、紫呉と同じ問いかけを「うるさい」と耳を塞いで拒絶するのでした。

SU_BU

衣鈴と紅葉。親から拒絶され、厳しい人生を送ってきた二人が、ついに幸せに向かって歩き始めましたね。紅葉にはぜひバイオリニストになって、家族を招待するというの夢を叶えてほしいですね。

アニメ『フルーツバスケット The Final』第5話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

要点まとめ
  • 急成長した紅葉
  • カレーパーティー
  • 紅葉の解呪
  • 人も感情も時間と共に動いていく

徐々に離れていく十二支たちに、慊人の不安はものすごいでしょうね。

今までやってきたことを考えれば「ざまあみろ」と言いたくなるのですが、彼女はそういう風に育てられてきたんですよね。

親の責任は大きいですね。

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