アニメ『フルーツバスケット The Final』第6話あらすじ・ネタバレ感想!透の罪悪感を夾の優しさで包み込む

アニメ『フルーツバスケット The Final』第6話

出典:『フルーツバスケット The Final』公式Twitter

透が自分の罪の意識を吐露し、それを夾が受け入れ慰める。

とても感動的で、オチもコミカルでとてもよかったです!

ラストで急にホラーになりましたけどね(笑)

さっそく第6話をネタバレありでレビューしたいと思います。

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アニメ『フルーツバスケット The Final』第5話のあらすじと振り返り

慊人が衣鈴を監禁していたことを知り、潑春は慊人の元を去りました。

父親からも周囲からも、愛されるために生まれてきたと言われて育った慊人は、十二支が自分の元を去ったことに塞ぎこんでいました。

そんな慊人に追い打ちをかけるように、今度は紅葉の呪いが突如解けてしまいます。

「呪いが解けても家族の元には戻れない」

「十二支の絆を失ったお前は幸せになれない」

慊人は紅葉を裏切り者だと責め立てます。

ですが紅葉は、未来に待っているかもしれない幸せを見つけるため、慊人の元を離れる決意をするのでした。

【ネタバレ】アニメ『フルーツバスケット The Final』第6話あらすじ・感想

衣鈴の療養先

髪が短くなった衣鈴と、彼女の無事を涙を流して喜ぶ透。

そして、その様子を微笑ましく見守る潑春。

慊人から受けた幽閉生活によって衰弱していた衣鈴は、夾の養父であり、武術の師匠でもある草摩 籍真かずまの家で療養することになりました。

衣鈴が幽閉されていた場所が、猫憑きが幽閉される場所だったことを知った籍真は「夾の行きつく場所だね」と静かに呟くのでした。

SU_BU

衣鈴と透の交流にほっこりしました。あと、ショートになった衣鈴がめちゃくちゃかわいいです。

意地悪な紫呉

衣鈴の元を訪れた紫呉は、楝が十二支の呪いを解く方法など知らないこと、そして呪いが終わりが近いことを伝えます。

偶然居合わせて二人の会話を聞いた透は、「春までに解けないと夾が幽閉されてしまう」と訴えますが、紫呉も衣鈴も夾の幽閉について何かするつもりはありませんでした。

猫憑きは、他の十二支が「あいつよりはマシだ」と認識するための、永遠の仲間外れの役割で、みんなそれを受け入れている。

紫呉の残酷な言葉を聞いた透は茫然として涙を流し、走り去ってしまうのでした。

SU_BU

サディスティックな紫呉は既にこのアニメの名物ですね(笑)でも衣鈴の反応を見る限り、猫憑きに対しての認識は紫呉と同じみたいです。紅葉や杞紗まで夾の幽閉に関して見て見ぬふりというのは少し違和感はありますね。

どうもしなくていい

いつからか、亡くなった母親よりも夾のことを想うようになっていた透。

どんな時でも一番に想うのは母のこと。

そうすれば、いつまでも思い出も約束も色褪せることはない。

そうしなければ、大好きな母がいなくなってしまったことに耐えられなかった。

ぼやけていく母の姿に不安になった透は、道端で泣きながら立ち尽くしてしまいました。

通りがかった夾が戸惑っていると、透は「どうしていいかわからない」と俯いてしまいます。

「どうもしなくていい。どうにかしなきゃって思ったらどうにかすればいい。あとは泣いとけ。」

夾はそう言って、大粒の涙をこぼす透の頭を優しく撫でてやるのでした。

SU_BU

両親を亡くした透がまともに生きてこられたのはこの約束があったからなんですね。その約束が、好きな人ができたことで揺らぎ始めてしまった。透はそんな自分が信じられない。なかなか難しい状況ですが、透には幸せになってもらいたいです。

楽羅の発破

籍真の家を訪ねた楽羅は、夾にフラれたことで透と顔を合わせるのを気まずく思うようになっていました。

透が夾のことを好いていると聞かされた籍真は、「その気持ちは同情から来ているのではないか」と先代の猫憑きの伴侶を例に出して語ります。

衣鈴の元を訪れている透は、「夾のために十二支の呪いを解こうとしている自分はとても欲深い」と自己嫌悪に陥っていました。

「夾くんが一番大切だから」と泣く透。

それを聞いていた楽羅は気まずさもどこへやら、透の頬をはたくと「そういうことは直接本人に言いなさい!」と発破をかけるのでした。

SU_BU

個人的には同情と愛情を分けて考える必要はないと思います。ともあれ、テンパって障子やら壁やらを殴り壊す楽羅が相変わらず面白かったです(笑)

透の喋り方

かつて、透の母である今日子は、夫を亡くしたことで大きなショックを受けていました。

最愛の夫を亡くし落ち込む母の姿から、幼い透からは父が母をあの世へ連れて行こうとしている悪者のように見えていました。

幼い透は、母を父に取られたくない一心で、父親の丁寧なしゃべり方を真似るようになったのでした。

SU_BU

透の喋り方の由来は、故人となった父親への嫉妬だったんですね。自分を客観的に見れる年齢になると、自分を蔑んでしまうのは分かる気がします。

透の懺悔

透の父方の祖父から、透が丁寧な喋り方をするようになった理由を聞いた夾は、干していたシーツを取り込んでいる透の元にやってきて父親のことを尋ねました。

透は「優しかった父親のことを悪者のように思うようになっていた」と暗い気持ちを吐き出します。

父親の喋りを真似てまで母の愛を手に入れようとしたのに、夾という存在ができた今は母に誓った約束も手放そうとしている。

「私は最悪です」とシーツに顔うずめて泣く透。

夾は、愚直なまでにまっすぐな透をとても愛しく思い、シーツ越しにそっと抱きしめます。

「いくらでも弱音を言え。幻滅なんかしない」

透は優しい夾の言葉に甘え、思い切り泣きつくのでした。

SU_BU

いつもは人の懺悔を聞いて癒す立場の透が、ついに癒される側になりましたね。夾は透が絡んだ時だけ大人になっている気がします。まあ、ラストは猫になっちゃいましたけどね(笑)

許さないから

透は、母の写真を折りたたんで父の写真を隠していました。

父の写真を夾に見せながら、透の脳裏に「ちゃんと本人に気持ちを伝えろ」という楽羅の発破の言葉が浮かびます。

ところが、夾の名を呼ぼうとした透は違和感を覚えます。

視線を上げると、夾の後ろに今日子の姿を幻視してしまい、気持ちを伝えることができませんでした。

一方、初めて透の部屋に入った夾は、タンスの上に飾られた青い帽子を見て顔色を変えます。

血まみれで倒れている今日子の姿と、「許さないから」という言葉でした。

夾は、青ざめた顔で「思い出した…」と呟くのでした。

SU_BU

急にホラーテイストになりましたね。今日子さんの迫力のある「許さないから」がめちゃくちゃ怖かったです。夾はこのずっと記憶を封じ込めていたんですね。

アニメ『フルーツバスケット The Final』第6話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

要点まとめ
  • ショートカットになった衣鈴
  • 透のしゃべり方の秘密
  • 十二支が全員そろったのは初めて
  • 透の誓いと今日子の呪い
  • 夾が封印していた今日子の記憶

どうやら次回は今日子さんの死について、スポットが当たりそうですね。

次回が楽しみです。

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