愛しい人の幸せだけを願った依鈴の旅。
結局、それが叶ったのかはまだわからないけれど、彼女の旅は終わり、帰るべき場所に帰った。
發春は幸せそうに笑っていましたし、きっと叶ったんだと思いたいですね。
發春と依鈴のすれ違いがようやく終わり、エンディングテーマがとても心地良く感じられました。
目次
アニメ『フルーツバスケット The Final』第3話のあらすじと振り返り
真っ白に整理されたものを見ると、パニックを引き起こしてしまう真知。
彼女には「弟を殺そうとして家を追い出された」という噂が広まっていました。
由希と翔は、真知の家を訪れて噂の真相を尋ねることにしました。
そして判明したのは、真知が両親による教育虐待を受け、さらに弟の誕生で「いらない子」とされ、トラウマを植え付けられたという事実でした。
もちろん、弟を殺そうとしたという噂も両親の誤解から生まれたものでした。
母親から道具扱いされて育った由希は、彼女の痛みと辛さを理解できました。
由希はトラウマに苦しむ真知に優しく声をかけて頭を撫で、彼女の傷に寄り添うのでした。
一方で、草摩の呪いを解くため手を尽くしていた依鈴。
彼女は、ある時から入院したままになっており、高校も入院したまま卒業しました。
ところが、依鈴の入院先を知る人はどこにも見当たりません。
依鈴と同居している楽羅は、行方が知れない彼女を心配し、「帰ってこないんじゃないかって、不安」と漏らすのでした。
【ネタバレ】アニメ『フルーツバスケット The Final』第4話あらすじ・感想
大切な箱
紅野が慊人の元を訪れると、慊人はひとり箱を抱いていました。
「紅野、これ何かわかる?」と慊人が尋ねます。
「分からない。中に何が入っているの?」と問いかけた紅野に、慊人は薄っすら微笑みながら「父様」と答えるのでした。
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依鈴と潑春
由希は学校で、依鈴と恋人関係にあった潑春に、依鈴の入院について尋ねます。
ところが、依鈴が入院をしているという話だけが広がっており、その病院などを知る人はいないとのことでした。
好きな女性が行方知れずだというのに、やけに落ち着いている發春。
發春の雰囲気に違和感を覚えた由希は「大丈夫?」と声を掛けますが、發春は「どうかしてるのかも、俺」とぼんやりと答えます。
「どうにもならなくなったら慰めて」
潑春はそんな言葉を残し、去っていくのでした。
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成長した燈路
妹が産まれ、兄となった燈路。
彼は「まだ善悪の区別もつかない妹を見て、彼女を守れる人間になりたいと思うようになった」と、自身の変化を幼馴染みの杞紗に語ります。
- 杞紗がかつて慊人に暴行されたのは自分のせい
- 依鈴が入院したのは慊人が二階から突き落としたから
燈路は、杞紗と發春に負い目と恐怖から、今まで言えずにいたことを打ち明けるのでした。
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幽閉中
紅野は、猫憑きを幽閉するための建物に食事を運んでいる女中の姿を見つけ、声をかけました。
「現在の猫憑きである夾は外にいる。じゃあ中にいるのは誰?」
当然の疑問を口にする紅野に、酷く怯えた女中は「もう何日も食事をとっておらず衰弱している」と答えるのでした。
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神様との決別
燈路から、依鈴の大怪我が慊人の仕業だったことを聞かされた發春。
怒りに燃えた發春は、「なぜそんなことをした。殺す気かよ」と慊人を問い詰めます。
さらに依鈴の現在の居場所を問いただす發春ですが、慊人はとぼけて答えません。
そこに紅野が現れ、依鈴を病院に搬送したことを伝えます。
激高する發春に、「依鈴を好きな發春が悪い」と悪びれない慊人。
キレた發春の拳が慊人の後ろの柱を打ち抜き、發春は去っていきます。
「行かないで」と叫ぶ慊人に足が止まりそうになる發春でしたが、紅野の後押しで呪いを振り切って前に進むのでした。
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依鈴が監禁された経緯
紅野と話した後に透が泣いているのを見て、紅野を問いただすために草摩の本家に忍び込んだ依鈴。
そこで依鈴は楝と遭遇し、慊人が大切にしてる「父様」の入った箱を持ち出すのと引き換えに呪いを解く方法を教える、という取引を持ち掛けられました。
呪いを解くことに命を懸けていた依鈴は、取引を受け入れ、箱を盗み出そうとしたところを慊人に見つかり、監禁されたのでした。
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騙されていた依鈴
楝から教えてもらえるはずだった「呪いを解く方法」。
ですが、それは楝が「箱」を手に入れるための嘘で、彼女は呪いを解く方法など知りませんでした。
依鈴が箱の奪取に失敗したことを知った楝は、「役立たず。ダメな子はやっぱりダメね」と嘲笑うのでした。
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依鈴の帰る場所
病院に搬送された依鈴。
看護師さんが依鈴の病室に入ると、ベッドに依鈴の姿はなく、ただカーテンが風に揺れているだけでした。
慊人から「一生この場所にいないと發春の目をくりぬく」と脅されていた依鈴は、幽閉場所に戻ろうと夜通し歩き続け、そして倒れてしまいます。
倒れた依鈴が見たのは、慊人に切られた髪が散らばる座敷牢で、優しい發春に甘える夢でした。
「いい夢」と呟いた依鈴に、發春は「夢じゃないし」と優しく答えます。
愛しい人に肩に担ぎあげられた依鈴は、自分の長い旅が終わったことを悟ります。
依鈴が涙に震えながら言った「ただいま」に、發春は笑顔で「おかえり」と答えるのでした。
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アニメ『フルーツバスケット The Final』第4話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
🐮#フルーツバスケット The Final 第4話🐴
テレビ東京・テレビ愛知・テレビ大阪
での放送が終了しました!ご視聴いただきました皆様、ありがとうございます!🍙
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来週もお楽しみに🎶
<第4話>……ただい…まhttps://t.co/z8CMyGjTtz#フルバ pic.twitter.com/rFLuO4mBAP
— TVアニメ「フルーツバスケット」公式 (@fruba_PR) April 26, 2021
- 發春の決意
- 楝の底冷えする怖さ
- 草摩に仕える人間もヤバい
- 依鈴の旅の終わり
草摩の家に仕えている人の発言が凄かったですね。
「十二支は化け物。神のために生きて髪のために死ねばいい」とまで言い切るのは、まるで狂信者のようでした。
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