アニメ『フルーツバスケット The Final』第3話あらすじ・ネタバレ感想!真知のトラウマの根源が明らかに。

アニメ『フルーツバスケット The Final』第3話

出典:『フルーツバスケット The Final』公式Twitter

トラウマからようやく救われた真知。

救い人は由希。

透の優しさで救われた由希が、今度は救う側になる。

優しさループが素敵なお話でした。

真知と由希が、完璧な雪景色を汚して歩くところを見てみたいですね。

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アニメ『フルーツバスケット The Final』第2話のあらすじと振り返り

紅野から、慊人が女性であることや紅野の呪いが解けていることを聞いた透でしたが、卒業式の準備で慌ただしい空気の中、誰にも相談できずにいました。

一方、紫呉は草摩の本家にて慊人と対面し、子供のころから変わっていない自分の気持ちを打ち明けます。

かつて、慊人が憎んでいる彼女の母・楝と肉体関係を持ったことがある紫呉。

慊人はそのことを責めますが、紫呉を裏切って慊人が紅野と寝たため、その報復として楝と肉体関係を持ったと説明します。

まるで自身のせいで紫呉が離れていったと言われているようで、慊人は「ボクは悪くない」と喚きます。

話にならず、溜息を吐いて帰ろうとする紫呉を、慊人はその身体を使って引き留めるのでした。

【ネタバレ】アニメ『フルーツバスケット The Final』第3話あらすじ・感想

雪はイヤ

雪が積もるのはイヤ。

一面に広がる白い雪、乱れなく広がるその完璧さがイヤ。

白いチョークを見て、降り積もった雪を思い浮かべた真知は、思わずそのチョークを手で払ってしまうのでした。

SU_BU

どうやら今回は真知の物語のようです。彼女は時々こういったパニックを起こしていますし、ついにそのトラウマの全貌が語られそうですね。

直人の片思い

卒業式が近い海原高校。

生徒会では、藤堂 公とうどう きみや由希が多くの告白を受けていました。

「傷付けることしかできない」とうつむく由希に、書記の桜木直人は「それくらい背負うのは当たり雨じゃないですかね」と声を荒げます。

「直人が好きな女の子が由希に片思いしているから、ヤキモチ妬いてるんでしょ」

公の指摘に顔を赤くした直人は、別の部屋に退避するのでした。

SU_BU

公の推理力凄すぎです(笑)思春期の男子なら当然かもしれませんが、直人にも想い人がいたんですね。サブキャラもちゃんと生きている感じがしていいですね。

真知の噂

生徒会メンバーは、真知と同じクラスの生徒から真知についての悪い噂を聞かされます。

それは、「真知が弟を死なそうとして家を追い出された」という酷いモノでした。

遅れて生徒会メンバーの元にやって来た真知は、噂のことを聞かされているのを見ると、走り去ってしまうのでした。

SU_BU

直人に関してはしっかりと生きている感じでしたが、この噂を聞かせているキャラたちは完全にモブでした。やはり名前の有無で扱いには差がありますね(笑)

真知の過去

真知の異母兄にあたる真鍋翔は、真知の家の事情を知っていました。

翔は由希に、「真知の噂はかなり本当に近い内容だ」と伝えます。

真知には年の離れた弟がいて、その弟が家を継ぐことになり、それを妬んだ真知が弟を殺そうとした。

そのため、今は一人暮らしをしている。

翔が親たちから聞いたという話は、にわかには信じがたい内容でした。

疑問に思った由希と翔は、真知に直接聞くべく彼女の家に向かうのでした。

SU_BU

真知の親がかなりおかしいのは分かっているので、おそらくは誤解だとは思いますが、「弟を殺そうとした」という噂はなかなか衝撃的ですね。

真知は完璧が嫌い

一人暮らしの真知の部屋を訪れた由希と翔。

彼女の部屋は、いわゆる汚部屋で、窓ガラスも割れたままになっていました。

「真知は整理されたものがイヤなの?」

由希の言葉に、真知は震えながら「怖いから…」と呟きます。

翔に勝って家を継ぐために、真知は母親から完璧さを求められ続けました。

脅迫とも思えるほどの完璧さを要求される日々は、弟が生まれたことで終わりを告げます。

教育虐待から解放された真知ですが、彼女を待っていたものは母親からの「つまらない子」という評価でした。

「貴方のために頑張ったのに」と訴える真知に、母親の口から出たのは「育て方を間違えた」という信じられない言葉でした。

それ以来、真知は完璧なものを見ると、トラウマが呼び起こされるようになってしまいました。

結局、「弟を殺そうとした」というのも、真知が寝ている弟に毛布を掛けようとしたのを両親が殺そうとしているんだと勘違いし、決めつけたことでした。

かつてのトラウマを思い出して俯く真知。

「頑張ったね」

由希は、まるで親が子供にするように、真知に優しく声をかけ頭を撫でるのでした。

SU_BU

真知の回想に出てくる母親がすごすぎでした。自分の得になること以外、全て無駄と決めつけているような性格です。由希の母親とかなり似ていますね。

皆川素子の告白

由希のファンクラブである「プリンス・ユキ」の会長である皆川素子。

彼女は募りに募らせた想いを告げるために、由希を呼び出していました。

由希に会えてよかった。
この高校に入ってよかった。
由希がいてくれたから幸せだった。
大好きな由希が、由希だけの幸せを手に入れられるように祈っています。
ありがとう。

大粒の涙を零しながら告白する素子を黙って見つめていた由希は、その涙を受け止めて、笑顔で「ありがとうございます」と伝えるのでした。

SU_BU

ファンクラブという存在の是非はともかく、熱中できる何かがあり、それを共にする仲間がいる。それは紛れもなく青春と呼べるものです。尊いですね。

直人の告白

卒業式を終えた皆川素子は、名残を惜しむように、つい先ほど卒業したばかりの教室を訪れていました。

そんな素子に声をかけたのは直人でした。

直人は、「すぐに帰ります」と教室を出ようとする素子の手をつかみ、引き留めます。

想いを伝えようとした直人でしたが、「好き」という言葉は出てこず、「卒業しても元気で笑っていられるよう祈っています」とだけ口にしたのでした。

SU_BU

直人は、好きな人がプリ・ユキの素子だったから、由希に対して初対面の時からピリピリしてたんですね。『2nd Season』の第13話からなので、けっこう長い伏線でした。

依鈴の行方

草摩楽羅は、紫呉の家を訪れていました。

同居人の依鈴が入院したまま卒業したが、その病院を誰も知らない。

紫呉とはとりに不安を漏らした楽羅でしたが、紫呉は「詮索はしない方がいい」と諭すのでした。

SU_BU

第1話で楝と接触していた依鈴。どうやら蔵のような場所にいるようですが、鋏を持っていた人物は誰でしょうね。

アニメ『フルーツバスケット The Final』第3話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

要点まとめ
  • 卒業
  • 真知のトラウマ
  • 由希からの卒業
  • 直人と素子

真知の母親が本当にやばかったですね。

フルーツバスケットに出てくる大人は、まともな人が少ないような気がします。

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