アニメ『フルーツバスケット The Final』第11話あらすじ・ネタバレ感想!ついに十二支の呪いにピリオドが…

アニメ『フルーツバスケット The Final』第11話あらすじ・ネタバレ感想!ついに十二支の呪いにピリオドが…

出典:『フルーツバスケット The Final』公式ページ

様々な困難を乗り越えてようやく結ばれた夾と透。

「無敵」と言い合う二人が微笑ましかったです。

そして、告白成功したらすぐにキスしちゃう夾くん。

さすが猫、肉食系ですね!

呪いも完全消滅して、慊人も自分の人生を歩いていく決意を固めましたし、草摩家の行く末が少し心配です。

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アニメ『フルーツバスケット The Final』第10話のあらすじと振り返り

透のお見舞いに病院を訪れたありさは、慊人が紅野の「傍に居てあげなければいけない相手」であることを知りました。

「慊人の前からいなくなることが最後の仕事だ」と告げる紅野に、ありさは「どこへでも付いて行く」と宣言します。

一方、透にひどい言葉を言って傷つけてしまった夾は、自己嫌悪から紫呉の家を出ていこうとしていました。

怒った由希に蹴り倒されても、「お前になりたかった」と言い訳をする夾。

情けない夾を見て、由希は自分も夾に憧れていたことを告白します。

由希の不器用な励ましを聞いた夾は、自分と向き合うため、父親の元を訪れました。

自分が妻を死に追いやったことを認めたくないため、夾にすべての責任を負わせようと、「お前のせいだ」と言い続ける父。

そんな父親と向き合った夾は、「また来るよ」とだけ告げて、父の元を後にします。

そして病院へ向かった夾。

入り口で透と対面した夾でしたが、透は一目散に逃げ出してしまいます。

夾は、透のあまりの逃げっぷりに苦笑しながら走り出すのでした。

【ネタバレ】アニメ『フルーツバスケット The Final』第11話あらすじ・感想

逃げる透

透は、慊人が改心し夾の幽閉も無くなったことで自分の役目が終わったのだと感じていました。

さらに透の胸には、夾の「幻滅した」という言葉が刺さっていました。

出迎えに来ていた夾を見ても、透は上手く笑えず、困らせたくない気持ちから一目散に逃げ出してしまいます。

何度も悲鳴を上げて逃げる透と、苦笑しながら追いかける夾。

二人はようやく公園で向き合うことができました。

「これから生きていくならお前と一緒がいい」

「お前じゃなきゃ嫌だ」

透を傷つけてきた過去を反省した夾は、透の手を取り、「好きだから」と想いを素直に口にするのでした。

SU_BU

悲鳴を上げて逃げる透が可愛かったですね。透の面白い悲鳴は『フルーツバスケット』の名物になってますね。

手が早い夾

夾の告白を受けた透は、これからも傍に居られることに安心して泣いてしまいました。

透の目からこぼれる涙をぬぐった夾は、そのまま唇を重ねます。

既に気絶している透の唇を奪っている夾が「二度目だからな」とからかえば、透は慌てて「い、いつ!?」と聞き返します。

抱きしめれば猫に変化してしまう、物の怪憑きの呪いを心配する夾でしたが、透は「無敵です。夾くんが大好きだから」と笑い飛ばします。

「じゃあ俺も無敵だ」

そう言って透を抱きしめる夾。

ですが、いつまで経っても猫に変化はしませんでした。

唐突に解けた呪いに透と夾が目を見開いている頃、自室にいた慊人は「さようなら」と呟いたのです。

SU_BU

無敵ですか。そうですか。なかなかのバカップルですね(笑)初めてのキスは覚えてないけどこれからたくさんするでしょうし、気にする必要はないですね。羨ましいことです。

透と慊人

透の見舞いに来ていた慊人は、「キレイなお前が妬ましたかったから」と透を敵視していた理由を語りました。

ですが透は「私はキレイじゃないです」と慊人の言葉を否定します。

  • 与えられた自分の世界を純粋に愛していた慊人
  • 自分のためにその世界を壊そうとしている透

そんなキレイではない自分だけど、慊人と友達であり続けたい。

真っすぐにそう告げる透に、慊人は照れながら「しつこいな」と呟くのでした。

SU_BU

友達宣言がよっぽど嬉しかったんですね。まさか慊人が透にデレる日が来るなんて思いませんでした。平和っていいですね。

呪いの起源

遥か昔、千の力を持ち、千の命を持ち、千の記憶を持つ人がいました。

人を怖れ孤独でいるその人の元を、「一緒に居たい」という猫が訪れます。

猫はその人を神様とよび、仲良く暮らしました。

やがて神様は、自分と似たに立場にある十二の獣を呼び寄せ、猫を含めた十三の獣と月の輝く晩ごとに宴を開くようになりました。

ですが、楽しい日々も獣たちの寿命によって終わりを告げます。

そこで神様は「呪い(まじない)」を使い、自分と十三の獣を永遠の絆で繋げました。

何度死んで生まれ変わっても、皆で仲良く宴を開ける呪い。

呪いのおかげでもう寿命も怖くはありません。

ですが、猫は永遠を欲していませんでした。

「去り行く命を受け入れよう」と主張しながら死んでいった猫。

神様と獣たちは、そんな猫を相手にせず、永遠の絆で結ばれたまま死を迎えたのでした。

SU_BU

ちゃんと呪いがどうやってできたのかも説明してくれましたね。こっちの十二支の物語は、流されない猫が格好いいですね。猫が化け物になっちゃうのは神様たちが意地悪をしたってことでしょうか?

呪いの終わり

自室で「もういいよね」と呟いて膝から崩れ落ちた慊人。

特別でも神様でもない、なんの取り柄もないただの自分。

慊人は「ボクはボクの人生を始めても…」と涙を流します。

そして、十二支の呪いは完全に終わります。

呪いから解き放たれた十二支の皆も、慊人同様、それぞれの人生を歩き始めるのでした。

SU_BU

望んでいなかった永遠の絆を勝手に結ばれて、化け物にもされて、猫は本当に辛い立場でしたね。現在の十二支では、はとりが最も理不尽にひどい目にあっていましたが、2nd seasonの第12話で、繭と幸せになっているのが、せめてもの救いですね。

アニメ『フルーツバスケット The Final』第11話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

要点まとめ
  • 透の悲鳴かわいい
  • ネコ科は肉食系
  • 友達が嬉しい慊人
  • 呪いができるまでとその終わり

あとは暗躍していた紫呉が、慊人を手に入れられるかが見物ですね。

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