『フルーツバスケット』第5話あらすじ・ネタバレ感想!透の「帰りたい」に涙…感動必至の素晴らしい回。

出典:『フルーツバスケット』公式ページ

第5話は、透が、由希・夾・紫呉と、期限付きの同居人から、家族になる話です。

透が迎えに来てくれた由希と夾に、「帰りたい」と伝えた瞬間、家族になったんでしょうね。

絶妙なタイミングで流れた挿入歌で、透と一緒に私も泣いていました。

とても感動的で、素晴らしい第5話でした。

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『フルーツバスケット』第5話「勘違いをしていました」あらすじ

『フルーツバスケット』第5話あらすじ①

『フルーツバスケット』第5話あらすじ②

透のもとにおじいさんから電話が。

娘夫婦と同居するための家の改築が終わったという。

透は新しい家の住所を残して、草摩家を去って行った。

そもそも改築が終わるまで居候していたにすぎない。

他人がいる方が変なんだ――分かってはいたけれど、草摩家の空気はどこか重い。

由希と夾も、透の存在が心に引っ掛かっていた。

『フルーツバスケット』第5話あらすじ③出典:『フルーツバスケット』公式ページ

【ネタバレ】アニメ『フルーツバスケット』第5話「勘違いをしていました」感想

我慢しすぎの透

草摩の家を出て、祖父の家族と暮らすことになった透。

「テントに比べれば、天国みたいなものですから」

いやぁ、嫌な人間と一緒に暮らすのは、テント暮らしよりきついと思います。

私だったら、テント暮らしを選びますね。

「家族のような温もりがあった草摩の家」と「興信所まで使って素行を調べる叔母と嫌味なイトコ」。

どちらと住む方が幸せなのかは言うまでもないですが、遠慮がちな透は「帰りたい」とは言い出せません。

透は本当に我慢のしすぎですね。

回想で、母親の今日子さんにまで敬語を使っていたのは、さすがに病的な気がしますし、なにか理由がありそうですね。

おじいさん無双

「その家の人にいかがわしいこととかされなかったあ?」

まあ、家族でもない若い男女が一つ屋根の下にいれば、そういう見られ方をされるのは仕方ないと思いますが、言い方が煽っているようにしか見えない。

イラッときた瞬間に、おじいさんのビンタ!

そしてその流れから、

「根が嫌な奴らなだけなんじゃ」

今週の名言ですね。

まさか、おじいさんから出てくるとは…。

無自覚に嫌な人間はいるものですが、このおじいさんに育てられた子供が、どうやってこんなに嫌な人間になっちゃったんでしょうねえ。

叔母さんが、透に「蛙の子は蛙」と言っていましたが、「あなたの子供がまさにそうだよ!」と言ってやりたかったです。

おじいさんがまともで、本当に良かったです。

もっと近くに

「たまには弱音吐いたってワガママ言ったっていいんだよ」

透にかけた夾の言葉は、私が思っていたことそのままでした。

「ワガママを言ってほしい」というのは、「ワガママを言い合える関係になりたい」ってことなんですよね。

家族というのは、気遣いはしても遠慮はしないものです。

「みんなのいるおうちに帰りたいです」

透が初めて口にした、ワガママともいえないワガママ。

ついに透は、由希たちを「新しい家族」と呼べるようになりました。

おにぎり

最近の小学校でも、フルーツバスケットとかやっているんでしょうか。

フルーツバスケットは、各フルーツの組に振り分けて行う、椅子取りゲームです。

自分の組のフルーツを言われると、椅子を移動しないといけなくて、そこで椅子取りが発生します。

フルーツバスケットというと全員が対象になります。

1人ずつ別々のフルーツを割り当てられるルールもあるようですね。

そのフルーツバスケットで「おにぎり」に組み分けされる透。

好きな子をイジメたい、という行為の裏返しだとは思いますが、教師の目の前で堂々とイジメをやるとはずいぶん大胆な子供ですね。

もちろん一番問題があるのは教師ですが。

こういう教師が、「根が嫌な奴ら」を作るのかもしれないですね。

新旧で違いはあれど感動する

この第5話は、なんとなく記憶にありました。

18年も昔に見たアニメなのに、覚えているんだから、凄いですよね。

たしか、三人で草摩の家に帰る際に、挿入歌としてオープニングテーマの「for フルーツバスケット」を使ってたんですよね。

透の涙とその後の笑顔とぴったり重なって、涙を流した記憶があります。

泣くほど感動したから、記憶に残っているのでしょうね。

2019年版『フルーツバスケット』のこのシーンでは、ウタ・アリィさんの挿入歌「生まれる願い」が使用されました。

オープニングテーマも十分にエモい曲だったので、同じように使うのかな?と思っていたのですが予想は外れてしまいました。

「生まれる願い」もとてもいい曲で、泣いてしまったので、何の不満もありません。

今回も感動しました。

十年後、二十年後に見ても、この場面を思い出せるといいですね。

『フルーツバスケット』第5話まとめ

要点まとめ
  • おじいさん無双
  • 再び始まる同居生活
  • 涙を誘う挿入歌

嫌な連中も出てきましたが、おじいさんのビンタと由希のデコピンで、すっきりできました。

挿入歌もいい感じでした。

透が、熱いケトルに触れて、耳たぶを触って指先を冷やすのを見て、時代を感じました。

最近はこれをやっている人は、なかなか見ないですね。

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