深田恭子出演おすすめドラマ10選!かわいくて魅力満載な深キョンの代表作まとめ

深田恭子出演おすすめドラマ10選!かわいくて魅力満載、高校生から活躍する国民的女優の代表作まとめ!

出典:『ルパンの娘』公式Twitter

深田恭子は中学2年生の時、第21回ホリプロスカウトキャラバン(1996年)でグランプリを獲得し芸能界入りします。

1997年ドラマ『海峡』で女優デビューし、その後「最後の果実」をリリースし、歌手デビューします。

11月にはピアニストとしてミニ・アルバム『Dear…』を発表します。

ドラマ『神様、もう少しだけ』(1998年7月期)での演技が高く評価され、以後さまざまな舞台・映画・ドラマで幅広い役柄をこなし活躍しています。

深田は自身の素材を活かした役柄で最大限の魅力を発揮し、シリアスからコメディまで魅力的な演技をみせるレンジの広い女優です。

美しさ、透明感など、洗練されたイメージにプラスして、それを際立たせる安心感や緩やかさを醸し出す雰囲気は、とても魅力的な個性です。

年齢を重ねるごとに魅力を増していく深田恭子ですが、女優としてばかりではなく憧れの女性として充実期を迎えています。

そんな深田のこれまでの出演ドラマを振り返ってまとめてみました。

深田恭子出演おすすめドラマ10選

『初めて恋をした日に読む話』

『初めて恋をした日に読む話』は2019年1月期TBSテレビ系「火曜ドラマ」で放送されました。

原作は持田あきの漫画で『Cookie』(集英社)にて、2016年7月号より連載中です。

中学・高校時代は優等生でありながら、東大受験に失敗したことから転落人生を歩む予備校講師の女性が、不良男子高校生の東大合格への指導をきっかけに自分の人生のリベンジを図り奮闘していく物語です。

深田恭子演じる春見順子〈32〉は東大卒の大手メーカーの役員の父とお嬢様私大卒の母の元、幼いころから東大を目指して教育を受けてきました。

成績はよく高校までは常に学年トップ、東大模試トップの成績を取りながらも受験本番でまさかの失敗をします。

全ては東大合格のため、母の期待に応えるために生きてきたために受験失敗から人生の目的を失ってしまいます。

その後就職活動もうまく行かず、婚活サイトに登録しますが交際も失敗します。

現在は三流予備校・山王ゼミナールの講師として働いています。

そんな順子の前にタイプ違いの3人の男性が現れることから、順子の人生のリベンジとも言える闘いが始まります。

ミルトモ 編集部

その1人は超が付くほどのバカ高校に通う、髪をピンクに染めた不良高校生・由利匡平です。大注目の若手イケメン俳優・横浜流星が演じ話題となりました。

ミルトモ 編集部

もう1人はクールなルックスとエリートで「デキる男」の品格がある順子の従兄弟・八雲雅志です。演技派俳優・永山絢斗がちょっとコミカルに演じています。

ミルトモ 編集部

さらにもう1人は順子、雅志と同級生で匡平の担任をしている高校教師・山下一真です。朝ドラで人気を博し、役によって姿を変えるカメレオン俳優・中村倫也がかっこよく演じています。

この深田恭子vs永山絢斗×横浜流星×中村倫也が見ものです。

順子が自分の人生を取り戻す為に奮闘し、なおかつ、イケメン3人に囲まれて恋をするという何とも贅沢なラッキーラブコメディです。

ミルトモ 編集部

それぞれタイプの違う3人の素敵な男性たちとの恋を楽しんで、「初めて恋をした日」を体感できるかもしれません。

順子は本当の恋をしたことがなく、「好きって何?」な恋愛スキル最低層です。

ひょんなことから底辺高校の二年生・由利匡平に出会い、その自由さに心を打たれて、共に東大を目指します。

さらには32歳鈍感女子の気付かぬところで恋のフラグが立っていて、人生を変えてしまうようなドキドキでキュンキュンな驚きの出来事がいくつも待ち受けています。

もう一つの見どころは深田恭子のコーデです。

教師という役どころのキレイめでフェミニンなモテコーデがたくさん詰まっています。

ミルトモ 編集部

清楚なのに今っぽいジャンパースカート×ブラウスのコーデ、春を先取りした小花柄のお洋服、大人なベージュな色使い、トレンド感のあるマルチストライプ柄のアイテム、かわいらしすぎずきちんと感もでているピンクのシャツ、大きめのフェイスがアクセントの腕時計、バックスタイルでセンスをアピールできるバックデザイントレンチコートなど、参考になります。

プライベートシーンではネイビーカラーの長めの着丈のVネックワンピースを着ています。

デートシーンでは清楚感が全面に出るホワイトのブラウス×ピンクのストールのファッションに挑戦していました。

セミロングのかわいいヘアスタイルにも注目です。

トップが多めで丸くふんわりと広がっているのですが、毛先にレイヤーを入れているので肩上あたりでクビレができています。

ミルトモ 編集部

ふんわりしているのにスッキリと見えて、女性の髪型らしいコンサバ風な仕上がりになっています。
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『ルパンの娘』

『ルパンの娘』は2019年7月期フジテレビ系「木曜劇場」で放送されました。

原作は横関大のロングセラーとなっているシリーズ小説です。

泥棒一族“Lの一族”の娘と、警視庁捜査一課に所属し家族全員が警察官という青年が、様々な困難に見舞われながらも、許されない恋愛を貫くラブコメディーです。

ドラマ版は原作の魅力を存分にいかしながら、主人公たちが泥棒スーツを着て悪者と戦ったり、オリジナルキャラクターが登場するなど大きく脚色されています。

ドラマの軸となっている華と和馬の恋愛模様はもちろん、三雲家と桜庭家それぞれの家族ドラマ、「泥棒vs警察」の攻防戦やミステリー、アクション、そしてミュージカル要素までも詰め込み、エンターテインメントの粋を集積させた奇想天外なラブ&コメディーです。

「わたしは泥棒の娘。結婚を考えた彼は警察官でした…」これは世にも不思議なロミオとジュリエットのようです。

深田恭子は主人公の三雲華を演じます。

華は泥棒一家“Lの一族”(Lは大泥棒・ルパンの頭文字)の娘で、家族の誰よりも盗みの才能を持っているのですが、家業を継ぐことを拒み普通に生きていくため図書館司書として働いています。

“Lの一族”は悪党しか狙わないことをモットーとしていますが、盗みの計画の先には当然のごとく泥棒逮捕を仕事とする華の恋人・桜庭和馬(瀬戸康史)がいつも関わっていて、彼は時に悪党たちに襲われるなど窮地に陥ってしまいます。

華は大好きな和馬を救うために葛藤しながらも、ついつい泥棒一家の手助けをしてしまうという役どころです。

普通の女の子になりたいと泥棒家業から遠ざかって生きてきた華が愛する彼・和馬を救うため、嫌々ながら泥棒スーツを身にまといますが、ひとたびスーツを着ると大泥棒一家のDNAが騒ぎ出し、強く、かっこよくそしてセクシーな泥棒になってしまうのです。

このぶっ飛んだ世界観を体現できる女優として、深田恭子が抜擢されました。

ミルトモ 編集部

深田自身、脚本を読んでから登場人物が自分の中に入ってくるまで、そして物語に対して自分の気持ちが入るまであっという間で、これほどすんなりと物語に寄り添えることはなかなかないと言っています。深田の泥棒役は映画『ヤッターマン』(2009年)でドロンジョを演じて以来10年ぶり、そして現代劇としては初めてです。

泥棒スーツ姿の深田の魅力がさく裂しています。

ミルトモ 編集部

泥棒スーツは斬新で、素材がベロアで、体のラインが出てしまうぴっちりとしたものなので、とても色っぽいです。普段はできないような動きも仮面をつけると恥ずかしさが軽減され、仮面のパワーもあり大胆に演じきっていました。

監督のリクエストで、泥棒スーツを着ている時は何でもないシーンでも“いちいちカッコつけよう!”ということになりました。

“振り返る時は肩を入れて!”と言われても、その間が特に難しく、いかにも登場!のような感じになってしまうと、“そこの間は少し減らして”となります。

動きのキレとキメが大事なのですが、格好つけすぎないよう間で補うという難しい注文をこなしました。

深田の努力が十分効果を発揮しました。

演じるのは泥棒ですが、登場人物それぞれが真面目に生きているという矛盾が面白いです。

深田は三雲華という女性が持つ、泥棒なんてやりたくないと図書館司書として普通に働く“昼の顔”と、盗みの才能に恵まれてどこかで血が騒いでしまう“夜の顔”という二面性をしっかり演じ分けています。

ミルトモ 編集部

冒頭の華たち三雲家の“Lの一族”の泥棒ダンスはインパクトがありました。面白そうなシーンや動きを真面目演じ切っているところにプロ根性を感じました。

最終話では華と和馬はチャペルで再会し愛を確かめ合い、涙を流しながら長いキスを交わしました。

ミルトモ 編集部

このチャペルでの華と和馬のキスシーンに、ファンからは「美しすぎる…」と感嘆の声が上がっていました。

和馬役の瀬戸康史は刑事ということで体重を10キロ増やし、何事にも全力で取り組む真っ直ぐな和馬を体当たりで演じています。

華に尽くしきる姿が華の感情の高ぶりと相乗効果になっていて、ドラマを盛り上げていました。

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『隣の家族は青く見える』

『隣の家族は青く見える』は2018年1月期フジテレビ系「木曜劇場」で放送されました。

厚生労働省が、放送開始前日に本ドラマとタイアップを行うことを発表したゼロから企画した完全オリジナルドラマです。

家の購入を機に妊活を始める五十嵐奈々とその妻と共に妊活に向き合う五十嵐大器の「子供が欲しいカップル」。

ほかに「子供を作らないカップル」「男性同士のカップル」「幸せを装う夫婦」。

この4組が本作の舞台となるコーポラティブハウスで、悩みや秘密を隠して葛藤しながらも成長しく姿を描いています。

主演の深田恭子は妊活に励む女性・五十嵐奈々をリアルに演じます。

今回は最初から深田が演じることを前提に脚本が書かれており、彼女の魅力を最大限に引き出しています。

夫役は松山ケンイチで、深田と松山は『平清盛』(2012年)以来の夫婦役となります。

深田演じる奈々はスキューバダイビングのインストラクターをしている活発な妻です。

そして、松山演じる奈々の夫で中堅玩具メーカーに勤める大器は優しいけどちょっと頼りない夫です。

2人はコーポラティブハウスを購入したことをきっかけに、大器の母が心待ちにしていた子作りをスタートします。

ところが、そう簡単には子どもは授かりません。

2人は子どもを作ることがどんなに大変なことなのかを痛感しつつも、妊活に立ち向かっていきます。

コーポラティブハウスは共同空間を共にすることからプライバシーが保ちづらく家族構成や互いの問題があけすけになるという“隣の芝生は青く見える”状態になります。

奈々は夫の大器とともに、個性的な隣人たちや、大器の両親、奈々の実の母親らが起こす大騒動に巻き込まれていきます。

ミルトモ 編集部

ポップでコミカルな部分がありつつも、現代社会で問題になっているテーマも内在しているという新ドラマ、深田の新たな魅力が光っていました。

ドラマの見どころは、今を生きる夫婦や家族たちが抱えている秘密や悩みが明らかになっていくところです。

特に妊活はとてもデリケートな問題ですが、身の回りに溢れている問題でリアルを丁寧に描くことにこだわっています。

ミルトモ 編集部

親世代が、結婚や出産が当たり前という時代ではないということ、妊活世代の悩みがあるということを知る機会にもなります。ドラマというフィクションを通して、裏側のストーリーを描いたり、視聴者に想像で補う余地を残したりできるので考える機会になります。

第8話で体外受精に成功した五十嵐夫婦。

何度も“リセット”(不妊治療中に生理が来ること)を繰り返し、精神的にも金銭的にも大きな負担がかかっていた2人でしたが、赤ちゃんの心音を確認し、妊娠したことを実感します。

奈々は母子手帳を手に入れ、大器は会社からおもちゃを大量に持って帰り、赤ちゃんを迎える準備は着々と進んでいきました。

まだ見ぬわが子への思いを込めた物たちは夫婦の期待値と比例するように増えていきましたが、残念なことに奈々は流産してしまいます。

不妊症は聞き慣れていますが、妊娠するけれど流産を繰り返す“不育症”に悩む夫婦も存在します。

ミルトモ 編集部

流産は何度も繰り返す可能性があるもので、妊娠して出産し、子供が無事に育つというのは、いくつもの奇跡が重なった結果なのです。特に奈々がカバンにつけたマタニティマークを一心不乱に引きちぎるシーンが印象的でした。コーポラティブハウスを設計した時からあった五十嵐家のすべり台さえもなんだか皮肉めいた物に見えてしまいました。

最終回では奈々&大器の妊活カップルは、流産の後に2人で生きていくという道を選択します。

“お決まり”のハッピーエンドではなく、不妊治療の現実を重視し夫婦の選択としての幸せを描きました。

深田恭子は自身の持つ清潔感のあるイメージのまま難しいテーマを自然体で演じ切りました。

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『セカンド・ラブ』

『セカンド・ラブ』は2015年2月期テレビ朝日系の「金曜ナイトドラマ」枠で放送されました。

主演は亀梨和也で、深田恭子はヒロイン役です。

ダンサー・平慶と、閉塞感に身を沈める高校教師の西原結唯。

2人は年齢差、かけ離れた生活環境や価値観と戸惑いながらも恋に落ちていきます。

「昼メロよりももっと危険でスキャンダラス」という夜メロです。

深田恭子が演じる西原結唯は教員生活11年目の化学教師です。

県立山王女子高校2年A組担任で、生徒たちからは「西ブー」というあだ名がつけられています。

ミルトモ 編集部

「ブー」は「Virgin」の「V」の訛り。

高校時代にスカウトされ、一時期読者モデルをしていました。

安定はしているが未来はないと平凡な人生を嘆く、実家住まいの独身ですが、同僚の年上教師・高柳(生瀬勝久)と5年も不倫をしています。

亀梨演じる平慶は海外でも活躍するコンテンポラリーダンサーです。

才能を認めてもらえたものの、契約を打ち切られ、帰国後は、バイトで生計を立てながらオーディションの結果を待っています。

そんな慶は通りかかった高校の渡り廊下で、夕日に向かって伸びをする結唯を見つけます。

一目惚れした慶は、強引に校門をくぐり、結唯に直接ケータイ番号を書いたメモを渡します。

電話をかけた結唯ですが無言で切ってしまうと、慶から折り返しの電話があり強引に誘い出して一方的に思いを告げます。

ミルトモ 編集部

そしてここからがジェットコースター!

今年最後のオーディションにも落選した慶は激しく落ち込んでいると、なぜか現れる結唯。

「結唯さんが好きだ」そして「助けて」とキスする慶。

年上で取り柄のない結唯も思いをぶつけます。

最後は結唯からキスをして「好きだったらあたしを抱いて」と、2人はあっさり慶の自宅へ行き、部屋に響く慶の吐息。

一話目からキスどころかベットシーンにまで発展します。

慶の家で朝を迎えた結唯。連絡もなしに家を出たので、実家や学校でちょっとした騒動になりましたが、心境の変化がありました。

結唯は不倫相手との関係に違和感を持ちます。

2人の関係を知った慶の幼なじみ、野口綾子(早見あかり)が勝手に結唯を尾行し、不倫の事実を慶に告げてしまいます。

「会いたい、電話じゃ嫌だ」と嫉妬心を抑えきれずに強引に迫る慶。

一方、30歳半ばで年下の男に翻弄され、親にも迷惑をかける事態に戸惑う結唯。

騒動の翌日なのに、また慶に押し切られて深夜に家を抜け出してしまいます。

結唯の煮え切らない態度に「そんなに嫌だったらこれで終わりにする。だから最後に、もう一回やりたい」と慶。

2人は再びベッドへ。

ミルトモ 編集部

セリフだけを拾えばただのチャラい男ですが、そうならないのが本気の証拠です。

ダンスしかない男が生きる道を閉ざされ、仕事も金もない死ぬ勇気すらない、そんなどん底の時に現れたのが結唯でした。

ミルトモ 編集部

環境がまるで違う上に美人な結唯が神々しく映るのもわかる気がします。

ドラマの見どころの一つは亀梨の華麗なダンスシーンと、肉体美です。

劇中に度々登場するダンスシーンは代役を立てずに亀梨が舞っています。

ミルトモ 編集部

シャワーに着替え、ベッドシーンは、ムダのない肉づきに滲む役者魂が見え隠れします。鍛え上げられた体はエロを通り越して美しいです。深田の肉体美は想像にお任せとなりましたが、雰囲気は十分味わえました。

最終的に慶が無事にハンブルグの劇場で監督として世界に羽ばたき、それで終わるのかと思いきや、ハンブルグで結唯と運命の再会を果たします。

そんな結唯のラストフレーズが「私、ハンブルグでもレタスを作るわ」というラブストーリーらしからぬ意外なセリフです。

慶の気持ちを代弁した亀梨が「会いたかった」と結唯を抱き寄せてキスをするという小粋な“アドリブ”で完結しています。

『ハロー張りネズミ』

『ハロー張りネズミ』は2017年7月期TB金曜ドラマ枠で放送されました。

原作は島耕作シリーズでお馴染みの弘兼憲史の同名マンガです。

1980年〜1989年「週刊ヤングマガジン」にて連載され、人情ものやサスペンスを始め、企業ものや超常現象に至るまで幅広いテーマを扱い、大人気を博した不朽の名作です東京都板橋区の下赤塚にひっそりと事務所を構える「あかつか探偵事務所」。

誰も引き受けたがらない面倒な案件ほどやりたがるという一風変わった探偵「ハリネズミ」こと七瀬五郎とその仲間たちが、時には人情味あふれた哀しい事件を、またある時には想像を超えた難事件に挑んでいきます。

主人公・七瀬五郎を演じるのは瑛太です。

五朗はスケベで多少おせっかいなところもあるけれど、情に厚く実直な男です。

そして、ミステリアスなヒロイン・四俵蘭子を演じるのが、深田恭子です。

さらに、五郎の良き相棒であるグレさんこと木暮久作役に森田剛、「あかつか探偵事務所」の所長で昼間から酒をあおる飲兵衛ですが五郎たちを温かく見守る風かほる役に山口智子と豪華なメンバーが盛り上げます。

『ハロー張りネズミ』は探偵ドラマ”というジャンルに属していながら、人情モノもあれば、殺人ミステリー、超常現象、ホラー、国際犯罪、歴史ミステリーまでまさに“ジャンルレス”な展開を見せていくドラマです。

ミルトモ 編集部

アクションも恋愛もあって、毎話まるで別の作品を見ているようなぜいたくな気分を味わえます。

それでいて、毎回クスッと笑える要素がふんだんに詰め込まれているので、世界観に引き込まれてしまいます。

個性的なメンバーが集まる「あかつか探偵事務所」の中でも、ひと際オーラを放つ四俵蘭子役の深田恭子は作中では“うっかりエロスちゃん”というネーミングで登場します。

ミルトモ 編集部

この名前は有吉弘行が深田に対してつけたものを大根仁監督が作中で使用したそうです。遊び心が素敵ですね。むさい「あかつか探偵事務所」の中に、深田がいると、パッと光が差したようになります。

大根監督はヒロイン登場シーンに相当なこだわりを持っており、第1話の蘭子が事務所に現れ、振り返って五郎とグレを見つめるシーンは約2時間かけて撮影したそうです。

深キョンのドラマ衣装はいつも注目です。

いつもはフリルやレースなどの甘めな洋服が多いですが、今回はミステリアスな役どころということでファッションはセクシーで大人っぽいものが多い感じです。

『富豪刑事』シリーズ

『富豪刑事』

出典:U-NEXT

『富豪刑事』は2005年1月期テレビ朝日系の「木曜ドラマ」枠で放送されました。

その後、第2弾『富豪刑事デラックス』は2006年4月期、朝日放送とテレビ朝日の共同制作で金曜21時枠に放送されました。

筒井康隆氏原作の同名小説をドラマ化したこの作品はとてつもない大富豪の孫娘が、常人には思いもよらない大胆な発想と驚くべきお金の使いみちによって、難事件を次々に解決していく本格ミステリーです。

主人公は原作小説と異なり、女性の神戸美和子(深田恭子)です。

『富豪刑事』

出典:U-NEXT

全10話の第1期で原作を元にしたのは4話分で、残りの6話はドラマのオリジナルストーリーとなっています。

深田恭子演じる主人公・神戸美和子は焼畑署捜査課の新人刑事です。

一代で巨万の富を築いた大富豪・神戸喜久右衛門(夏八木勲)の孫娘で、浮世離れした性格と一般の常識から桁外れにかけ離れた金銭感覚が特徴です。

「たった○○億円ぽっちのために人を殺すなんて…」がお約束のセリフ。

ミルトモ 編集部

また、天然ボケな性格のため、警察学校時代から周囲より疎まれており着任した焼畑署でも煙たがれていますが本人は全く自覚がありません。

捜査会議において桁外れの金を湯水のように消費する捜査アイデアを提案するため「あのー、ちょっとよろしいでしょうか?」と彼女が手を挙げると、会議に同席する署長や県警上層部が興味を示すことで、そのアイデアは採用され、祖父・喜久右衛門に協力を依頼することになります。

『富豪刑事』

出典:U-NEXT

事件を解決すると「では、失礼致します」と立ち去り、送迎の運転手付き高級リムジンに乗って勝手に帰ってしまいます。

この時、上司の鎌倉(山下真司)や狐塚(相島一之)に背後から「勝手に帰るなー!」と怒鳴られることが多いです。

第2期最終回では布引(寺島進)以外の鎌倉班構成員がこのセリフを絶叫していました。

推理力は焼畑署員の中でもかなり長けているようで鎌倉などが思いつきもしないようなトリックを暴いたりもしますが、新人ゆえか詰めが甘く捜査アイデアが裏目に出たり、事件の犯人に逆に追い詰められ危機にさらされることもあります。

またその世間知らずさから、ヤクザや不良、事件の容疑者といった人物たちに対しても物おじせずに接したり、時には相手を刺激するような発言やとんちんかんな説教もしてしまいます。

『富豪刑事』

出典:U-NEXT

捜査のためだけに急遽設立・買収した会社は大抵美和子が社長として就任していますが、スタッフは皆、金に糸目を付けずにかき集めた極めて優秀な人材ばかりなため、いずれもかなりの業績を挙げてしまい、収益金が神戸家の大金庫に入り切らなくなるほどなのです。

ミルトモ 編集部

深田の天然な面白さが炸裂しています。

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『下剋上受験』

『下剋上受験』はTBSで2017年1月の金曜ドラマ枠で放送されました。

原作は2014年に産経新聞出版から刊行された桜井信一の同名タイトルです。

中卒の父と偏差値41の娘が、進学塾にも行かず、2人で最難関中学を目指した実話です。

この実話をもとに、小5の夏から中学受験に挑むまでの約1年半にわたる家族の奮闘を描いています。

主人公・桜井信一を演じるのは演技派俳優・阿部サダヲです。

信一の妻・香夏子を演じるのはなんと深田恭子です。

オーディションで約250人の中から選ばれた娘・佳織役の山田美紅羽ちゃんの母親役に初挑戦です。

ミルトモ 編集部

深田のお母さん役はとても新鮮でした。

主演の阿部は深田のことを「お母さんという印象があまりないと思うんですが、リハーサルでの立ち居振る舞いを見て、どこかにいそうで楽しそうなお母さんっていうイメージが湧いてきました。」と言っています。

ミルトモ 編集部

深田恭子自身は中学受験を経験したことがないので、塾に通わず、家の中で父と娘が勉強して受験に臨む方法があることに驚いたそうですが、“俺塾”ならぬ“阿部塾”で、阿部サダヲのもとで一緒にお芝居できる空間を楽しんでいたようです。

実際、父娘が奮闘する姿を家で応援したり、夫の代わりに不動産会社に就職し営業職で活躍したりと家族のために頑張っていました。

ミルトモ 編集部

今回は下町の母役なので、ファッション的要素はあまりありませんでしたが、ラフなスタイルの元気な専業主婦姿、一転キャリアウーマン風スーツスタイルと楽しむことができます。

最初の舞台挨拶では「台本をいただいて、小学5年生のお母さんなんだな…と、自分の年を改めて考えさせられまして」と苦笑いで語っていた深田ですが、約3か月間の撮影で大きな心境の変化があったようです。

ミルトモ 編集部

新たな役柄を自分のものにしたようですね。

『ダメな私に恋してください』

『ダメな私に恋してください』

出典:Hulu

『ダメな私に恋してください』は2016年1月期にTBS系「火曜ドラマ」枠にて放送されました。

原作は女性コミック誌「YOU」に連載中の中原アヤのベストセラーの同名漫画です。

深田恭子演じる独身、無職、貢ぎグセがあり貯金なしのダメ女・柴田ミチコと、ディーン・フジオカ演じる元上司のドSオトコ・黒沢歩が繰り広げるラブコメディです。

ディーン・フジオカは同時期に放送されていた連続テレビ小説『あさが来た』で五代友厚役を演じたことから人気を博し、放送終了後には「ダメ恋ロス」「主任ロス」の言葉が生まれました。

主人公の柴田ミチコは30歳独身で彼氏はいないうえに、勤めていた会社が突如倒産して職もありません。

稼いだお金を全て彼氏だと思っていた貢いでいたため貯金もなく、唯一あるのは“肉”に対する欲望だけです。

そんな中、以前の職場の上司・黒沢歩と偶然再会します。

黒沢はミチコに対して非常に厳しく、いつもミチコを罵倒していた、いわばドSな上司です。

ミチコはそんな黒沢が大嫌いでしたが、ひょんなことから彼がマスターを務める喫茶店でアルバイトをすることになり、以前と変わらず黒沢にバカにされる毎日が始まります。

生きるためには仕方がないとバイトを続けるミチコでしたが、同じ時間を過ごすにつれ、これまで自分の知らなかった黒沢の一面を知ります。

そしていつしか黒沢に惹かれていくのでした。

深田演じるミチコはダメな人なのですが、それなりに人生を楽しんでいます。

ミルトモ 編集部

彼女なりの精一杯で生きています。はたから見たらツッコミ所が多くて面白い人です。彼女なりに頑張ってみたけれど、それでもダメだからつい周りが口出ししたくなってしまうような存在です。

深田は演じる上で、コメディは深刻に考えすぎずに役に入れるのでやりやすいそうですが、ミチコなりに真剣に悩んでいる時もあるので全部が全部コメディにならないようにする、その度合いが難しいと言っています。

変に笑わせようとしたり狙いにいったりしないで、ミチコの「ちょっと変な子だけどまっすぐな人」だというところを大切に演じていました。

ミチコは叱られるシーンが多いのですが、叱られるのはそんなにキライではないので楽しんで演じてもいました。

ミルトモ 編集部

ミチコを見て、「こんなダメな女の子がいるんだ、私のほうが全然ダメじゃないんだ」と楽しんで見ることができます。

ミチコは自分の中に芽生えていた主任への想いを実感し、年下のエリートサラリーマン・最上(三浦翔平)に対して、結婚目前なのにいきなり破談を申し出るというまさかの展開を迎えました。

実家への帰省に際して破談になったことを両親に伝えられず、消滅してしまった”フィアンセ”を連れて帰ると約束してしまったので、主任が代役を買って出たことで事なきを得ました。

ミルトモ 編集部

この周囲を絶えず振り回しっぱなしの彼女の言動を見た男性視聴者からは「これはひどい」「無意識の罪ほど重いものはないな」といった酷評や、「でもまぁフカキョンかわいいからいいか」といった甘い声が寄せられました。

こういったある意味ウザかわいいヒロインに視聴者の関心が集まるのも、深田の演技とキュートなルックスがあってのことなのです。

深田恭子さんのかわいい衣装にも注目が集まっています。

共演のディーン・フジオカも、「深田さんのコスプレ姿は妖精のよう!」と大絶賛しています。

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『神様、もう少しだけ』

『神様、もう少しだけ』は1998年7月期フジテレビ系の「火曜9時」枠で放送されました。

HIV感染をテーマとした作品であり、ドラマの最後にはHIVに対して正しい理解を求めるテロップが表示がされました。

援助交際が元でHIVに感染した女子高生と人気音楽プロデューサーの恋の物語です。

最終回視聴率28.3%を記録する大ヒットとなり、主演の金城武と深田恭子の両者を一気にブレイクさせるきっかけとなった作品です。

また、仲間由紀恵の名が知れ渡った出世作でもあります。

深田恭子演じる叶野真生はどこにでもいるギャル系女子高生です。

金城武演じる音楽プロデューサー・石川啓吾のファンで啓吾の作った曲が大好きで、啓吾のことを考えて曲を聞いて過ごすことを生きがいとしていました。

ある日啓吾のライブに行くためのチケット代を手に入れるために「たった1度だけ」のつもりで援助交際をします。

そして、ライブへ行ったその帰り道、啓吾の乗る車に遭遇した真生は雨の中を追いかけ、2人は出逢います。

しかしその後真生がHIV感染者となっていたことが分かり、他愛もない日常生活が一変してしまいます。

深田は素朴で透明感溢れる佇まいだったので、“援助交際”、“HIV感染”というキーワードは非常にセンセーショナルでした。

しかし、深田が演じる真生はうしたドラスティックなキーワードとは正反対の人気音楽プロデューサー・石川啓吾の楽曲だけが、日常を特別な色にしてくれるものだと感じるような狭い世界で生きている普通の女の子でした。

真面目で純粋な少女だったからこそ、たった一度の行為によってどこか満たされずとも穏やかだった日常が崩れてしまう怖さや後悔が嫌というほど視聴者に伝わったのです。

ミルトモ 編集部

その意味で、深田のキャスティングはベストでした。当時の社会問題を捉えた役を体当たりの演技で挑む姿が高く評価されました。

HIV感染の事実を知った時、ほんの一瞬みせた色のない表情は、リアリティがありました。

ミルトモ 編集部

深田の魅力が存分に表現されていてとても印象的でした。「愚かなことをしてしまった少女」は反感を買ってしまう存在になりかねませんが、深田の内から醸し出す清廉さや魂の叫びに視聴者は感情移入していきました。

『鬼の棲家』

『鬼の棲家』は1999年1月期フジテレビ系列局火曜8時枠で放送されました。

ミルトモ 編集部

当時世界で最も恵まれていると言われた日本の女子高生を最も過酷な生活環境におとしめることで、「強く生きる」というテーマを追求するドラマです。

深田恭子の初主演ドラマです。

深田恭子が演じるのは都会で何不自由なく平和な日々を送ってきた16歳の高校生・加藤あゆみです。

突然の交通事故で両親を失い、そして両親の遺体が見つからないことから保険金の支払いに物言いがついてしまい彼女の生活は一変しました。

あゆみは父の妹・黒川尚子(岡江久美子)が経営する旅館・贅水館へ、9歳の弟・高志(三觜要介)は遠く青森の親戚宅へ預けられることとなります。

贅水館入りしたあゆみは挨拶回りをするも周囲の空気が冷たく、翌日、それまで通りに高校へ登校する気でいたあゆみに渡されたのは仲居の制服でした。

ここから安穏と日々を過ごしてきたあゆみのいじめや試練に耐え、傷つき、恋し、成長していく日々が始まりました。

一方、青森へ向かった高志も歓迎されない状況は同様で、幼い分だけ堪えきれなかったこともあり青森の親戚宅を飛び出し、1人あゆみの元へ向かいます。

贅水館の黒川家一同からの様々な障害を乗り切って姉弟は再会します。

なんとか一緒に暮らし始めた2人でしたが、黒川家の仕打ちは益々過激になり苦悩の末、あゆみは名乗りを上げていた沢嶋家に高志の養子縁組を承諾してしまいます。

しかし青森の親戚が高志を三百万で売っていた事実を知り愕然とします。

そんな最中、大女将(伊藤幸子)の容態が急変し急逝し彼女の最後に残した言葉で女将に就任します。

さっそく、女将業に忙殺されながらも懸命に仕事を覚えるあゆみでしたが、沢嶋家はなかなか手強い上に仲居頭の千寿子(江波杏子)が辞め、仲居仲間のリー(ケリー・チャン)も行方を眩まします。

そして追い打ちをかけるように叔父・幸彦(生瀬勝久)から衝撃の事実が語られ、高志との関係が一変します。

結局、保険業者から両親の死が認定され、あゆみは保険金が支払われることになったのを機に旅館の経営と遺産相続から手を引き高志と共に東京へ帰ってゆくのでした。

ミルトモ 編集部

当時は彗星のように現れたアイドル深田恭子の初主演ドラマということで注目を浴び、深田のいじめられながらも強く一生懸命にがんばる演技がとても光っていました。香港の人気歌手・ケリー・チャンなど多彩な共演者も魅力的です。

深田恭子出演おすすめドラマまとめ

以上、ここまで深田恭子のおすすめドラマをまとめてきました。

今後の深田恭子のドラマや映画の出演作は2020年5月時点では不明です。

しかし、2020年5月13日から深田恭子の最新写真集「Brand new me」が発売中です。

30代後半とは思えない美ボディを披露しています。

写真集もいいですが、イキイキとした演技を見せる深田恭子がまた見たいですね。