『炎炎ノ消防隊』第4話あらすじ・ネタバレ感想!自我を失わない焔ビトの登場、他部隊と衝突の予感も。

アニメ『炎炎ノ消防隊』第4話ネタバレ感想!

出典:『炎炎ノ消防隊』公式ページ

焔ビト鎮火とその原因解明に精を出す特殊消防隊。

第4話では、消防服を開発した灰島重工をバックにもつ、第5特殊消防隊が登場。

しかしこの消防隊、森羅が所属する第8とはあまり仲が良くないみたいです。

というのも、そこは消防隊というよりも、大隊長であるプリンセス火華の帝国です。

そして、今回の焔ビトは自我を持って暴れるレアケース。

森羅がこれを鎮魂しようとするも、火華がこれを邪魔しに来ます。

同じ消防隊でもこうも違う。それがよくわかる回です。

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『炎炎ノ消防隊』第4話あらすじ

アニメ『炎炎ノ消防隊』第4話「ヒーローと姫」あらすじ①

アニメ『炎炎ノ消防隊』第4話「ヒーローと姫」あらすじ②

罪を犯した消防士・ミヤモトは“焰ビト”化したにも関わらず人間のような「自我」を残していた。

現場に到着する「第8」の隊員達。

シンラは、まるで人間のように振る舞う相手に、一瞬戸惑うが、その使命感と正義感で”焰ビト”となったミヤモトを圧倒する。

だが、そこに突如として現れたのは、第5特殊消防隊とその大隊長・プリンセス火華だった。

管区を無視してまでやってきた「第5」の目的とは一体……。

アニメ『炎炎ノ消防隊』第4話「ヒーローと姫」あらすじ③出典:『炎炎ノ消防隊』公式ページ

【ネタバレ】『炎炎ノ消防隊』第4話の感想

第5消防隊という名の、プリンセス火華帝国

第8消防隊とは違い、機械で囲まれた事務所。

そして、大隊長のプリンセス火華は、部下との間に明らかな上下関係があることが目に見えてわかります。

なんといいますか…ブルゾンちえみみたいな。

周りはみんな、火華の椅子になったり道になったりしており、火華のハイヒールで踏まれて喜びの声を上げる者までいます。

大丈夫?この部隊。とは思いますが、灰島重工の後ろ盾をもらっているというだけあって研究熱心みたいです。

つまり、実力はあるということです。

消防官の悪評を作った男が無罪判決から焔ビトに

雑務処理に追われるも、なかなか進まない森羅とアーサー。

デスクワークが苦手だろうなぁとは思っていましたよ。

しかし、2人そろってです!

アーサーが手にしていた用紙にはきっと大事なことが書かれていたのでしょう。

その上からへのへのもへじのらくがきがされています。

大丈夫?絶対怒られますよね?

そんなとき、救助の電話が入ってきました。

特殊消防隊の仕事ではありませんが、通常の消防隊と間違ってかかってくることが多々あるので慣れているみたいです。

そして何よりも、森羅もアーサーもデスクワークができないならと、茉希は2人を向かわせました。

犬が木から降りられないという報告でしたが、いるのは消防隊のマスコットキャラクター119(ワンワンニャイン)の一匹…おっさんのまもる君でした。

犬一匹、猫一匹に、オッサン1人で形成されているブサカワマスコット…。

犬じゃなくておっさんが降りられないという何とも言えない絵面でした。

空を飛べる森羅が救助すると、どうして登ったのかと聞いてきます。

すると、若者がウェーイって胴上げして、それで木の上に載せられてしまったというのです。

う、ウェーイって。

これは若者たちのイタズラなんですが、そもそも消防隊の評判があまり良くありません。

それは過去に、1人の消防隊員が同じ消防隊員を連続で殺し、逮捕されたことがきっかけです。

その男の名前は節男宮本。

絶賛裁判が行われているのですが、精神鑑定の結果、なんと無罪判決が下りたのです。

法律なんてチョロいと思う宮本。

すると突然、自身の体が発火し、裁判所で彼は焔ビトとなったのです。

自我を持つ焔ビトの鎮魂を邪魔する第5特殊消防隊

焔ビトとなった宮本は、裁判官や弁護士に危害を加え始めます。

特殊消防隊を前にしても怯むことはないどころか、「消防隊は良い人だから俺のことを殺さないだろ?それとも、特殊消防隊は偽善者?やっぱり人殺し集団?」と言うように圧力をかけてきます。

正義とは何かと臆しそうですが、副隊長の火縄はそんな言葉に耳など貸しません。

人に危害を加えるなら鎮魂するまで。炎を使って逃げる宮本。

これを追いかけられるのは足に炎を纏って飛ぶ森羅だけです。

現場に到着するなり、宮本に先制攻撃を仕掛ける姿、そして笑っています。緊張で。

悪魔と言われても仕方がありませんが、森羅は正真正銘ヒーローです。

せめて最後は聖書の言葉を聞きたいと隙を作ろうとする宮本でしたが、耳を貸すことはないと火縄に言われてきた森羅は、直ちに鎮魂させようとします。

しかし、ここで思わぬ乱入です。

エリア的に管轄外の第5特殊部隊が現れ、宮本を拘束します。

自我を失わない焔ビトなどレアケース。

研究材料として、自分たちの元に連れて帰ると言い出したのです。

魂の鎮魂こそ最優先だと思われるのに、部隊によってこうも考え方が違います。

第3話で起きたジョーカーの事件も、新聞やテレビなどで報道されていないことから、消防署がこの事実を隠したと疑いの目を向けることになる森羅。

しかも、ジョーカーの使った灰の正体が、焔ビトの遺灰であったことを知り、鎮魂しなくてはいけない人たちを利用している人たちがいることも、第8部隊は察していました。

だからこそ、他の部隊は信用できないのです。

特に第5部隊は、灰島重工の後ろ盾があるところです。

研究と称して何かをしようとしている可能性を捨てられません。

結局のところ、宮本はプリンセス火華の独断と偏見で、第5特殊消防隊の基地に連れていかれることに。

鎮魂できなかった第8消防隊としては、苦い終わり方です。

『炎炎ノ消防隊』第4話まとめ

雑務を怠りゆるキャラを助けに行けば、火縄にメチャクチャ怒られ、空を飛べばアーサーの馬代わりに使われ、鎮魂するために現場に行ったのに、第5部隊の介入のせいで任務遂行ならず。

結果的に街を救ったのだから良いだろうと想いもするが、そうは行かないんですよね。

プリンセス火華の前では誰もがひれ伏す。

彼女の能力により、森羅も一度は膝をつかされました。

靴をなめなさいと言われもしましたが、森羅は断固拒否!

ヒーローはそんなことしませんもんね。そこがまたかっこよかった!

自分の信念を貫き通そうとする森羅の活躍がますます楽しみです。

そして、灰島重工と言えば、第3話で登場したヴィクトル・リヒトがそこの研究員。

ジョーカーとも繋がりがあることから、第5特殊消防隊がただの研究としてとらえたとは思えません。

要点まとめ
  • 雑務能力ゼロの森羅とアーサーは、ゆるキャラまもる君の救助に出動
  • 元消防隊で連続殺人犯の宮本。焔ビトになるも「自我」を失わず
  • プリンセス火華率いる第5消防隊と第8消防隊、これから大きく衝突していきそう!

研究の成果は出ても、真実は闇に隠される。

森羅たち第8特殊部隊にはそのすべてを明らかにし、平和な世界を作り上げてほしいものです。

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