『炎炎ノ消防隊』第1話あらすじ・ネタバレ感想!ただの消防士ものじゃない!サスペンスを絡めた見どころ満点のストーリー

アニメ『炎炎ノ消防隊』第1話ネタバレ感想!

出典:『炎炎ノ消防隊』公式ページ

「ソウルイーター」の作者・大久保篤が2015年から連載を始めたサスペンスバトルアクション漫画がついにアニメ化!

人体発火現象の謎を探りつつ、燃える人「ほむらビト」となった人たちの魂を救い、消火作業をする特殊消防隊の勇姿が描かれます。

また、主人公の森羅 日下部しんら くさかべの過去の葛藤や、真実を追求しようとする姿は、目を見張るものがありました。

原作コミックは読んだことありませんが、シナリオに加え、映像の表現などから見ていきたい作品となりました。

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『炎炎ノ消防隊』第1話あらすじ

アニメ『炎炎ノ消防隊』第1話「森羅 日下部、入隊」あらすじ①

アニメ『炎炎ノ消防隊』第1話「森羅 日下部、入隊」あらすじ

太陽暦佰九拾⼋年、東京皇国。

人々は原因不明の“人体発火現象”と、その犠牲者のなれの果て、炎の怪物“焰ビト”の脅威に怯えて暮らしている。

“焰ビト”に対抗する特殊消防隊の新人隊員で、悪魔の足跡と呼ばれる発火能力を持つ少年・シンラは、桜備大隊長の率いる第8特殊消防隊に配属されることに。

配属初日の夜、突如、勤務地・第8特殊消防教会に警報が鳴り響く。

“焰ビト”の出現。

いよいよシンラ初出動の任務が始まる――。

アニメ『炎炎ノ消防隊』第1話「森羅 日下部、入隊」あらすじ③出典:『炎炎ノ消防隊』公式ページ

【ネタバレ】『炎炎ノ消防隊』第1話の感想

主人公、森羅 日下部しんら くさかべは訳あり新人消防官

第8特殊消防隊の新入社員として配属された森羅 日下部しんら くさかべは、第三世代能力者に分類されるため、自ら炎を出して空を飛び、強力な蹴り技を出すことができます。

緊張すると変に笑顔になってしまうため、履歴書の顔もなぜか笑顔。

大事な時ほど笑顔になってしまうため、幼いころから親戚や周りの人間の反感を買い、「悪魔」と呼ばれます。

訓練学校でもそう呼ばれていた森羅。

と言うのも、小さい頃に自分が発した炎で母や弟ごと家を燃やしてしまったという悲惨な過去を持っているみたいです。

それでも森羅の顔は笑ってしまう。

自然に笑うことはできず、緊張して笑う姿は「悪魔」と呼ばれても仕方がないわけです。

森羅本人は別にグレているわけではなく、至って真面目。

それどころか、特殊消防隊への入隊を希望したのは、小さいころからの夢である「ヒーロー」になるためです。

周りに嫌われた炎で人を救う、亡くなった母との約束のためにも、森羅はヒーローにならなくてはいけないみたいです。

しかも、幼少期に起きた事件は、森羅単体が原因ではない様子。

母と弟の他に、もう一人いたと森羅は記憶しています。

それはいったい何者なのか。

それがこの物語のコアになっていくのではないかと感じます。

第8特殊消防隊員の個性がすごい

森羅が所属した第8特殊消防隊には、色々な人がいるみたいです。

その誰もがとっても個性的なのが面白いです。

大隊長の秋樽 桜備あきたる おうびは、見るからに肉体派キャラ。

日々筋トレに励む兄貴分。

森羅の履歴書を見るときも、懸垂の棒に逆さになって見ていたくらいです。

CV.中井和也がチョイスされた時点で、ときどき森羅をからかって遊んだり、中隊長の武久 火縄たけひさ ひなわにどやされながらも、隊をひとつにまとめていく中心的な存在だとわかります。

そして武久!クソ真面目クール系めがねキャラ好きの人なら、彼を推す以外の選択肢はないくらいに真面目です。

元軍人で、新人教育には手を抜かないタイプみたいです。

話が進まなければそれだけでイラッとしたり、浮足立っている女子隊員を見つければ苛立ってボールペンを折り、秋樽が森羅を茶化せばふたりの間に武久が投げたものが横切り、それが壁に突き刺さります。

とにかく秩序を乱されるのが嫌いな真面目さんタイプ!

堅物性癖の方、ハマるならここです!

他にも、女性隊員の茉希 尾瀬まき おぜはクールな女軍人で、格闘技術にも優れているみたいなのですが、頭の中が結構お花畑なご様子。

恋バナセンサーを搭載しており、アイリスが森羅に助けられたことを聞くと「運命とか感じた!?」と聞いてきちゃいます。

このギャップが素晴らしく可愛いです!

そして見た目はとっても可愛く、天使のような性格をしているアイリス

乙女モードになったときの茉希を残念な子と思っており、意外とクールな一面があります。

アイリスは森羅たちと違い、第○世代と呼ばれはしません。

つまり、炎を操ったり、炎を自分の体から出すことはできません。

その代わり、発火した第1世代「ほむらビト」となってしまった人たちの魂を鎮めるための祈りの言葉をあげるために、第8特殊消防隊に所属しています。

もともとは教会出身のアイリス。

色々な事情があって第8特殊部隊へとやってきたことは、エンディングの映像を見てわかります。

この真実も、この先で語られていくのでしょう。

なにはともあれ、これだけ見ても曲者ぞろいの第8特殊部隊。

類は友を呼ぶと言いますから、森羅もここに配属させるべくして来たといってもいいでしょう!

他にも隊員はいるみたいです。

どんな人がこれから出てくるのか、とっても楽しみになりました。

ほむらビト」を鎮火させ、魂を鎮めるのが森羅たちの仕事

森羅たちが特殊消防隊と呼ばれるのは、火を消すだけの消防士ではないからです。

第1世代と呼ばれる人たちが、突如として自己の体から炎を発し、自身も周囲も焼き尽くしてしまう“人体発火現象”を引き起こすようになり、これを処理するのが仕事です。

発火し、怪物になった人はほむらビト」と呼ばれ、これになってしまうと、もはや人の心はなく、鎮めるためには心臓の核を破壊しなくてはいけません。

森羅が入隊して間もなく、とある工場長の夫人が焔ビトになったと通報が入り、第8特殊部隊は出動。

これが、森羅がヒーローになる第一歩の事件となったのです。

しかし、燃えさかる火を前にした森羅は、幼い頃の事件がフラッシュバックし、焔ビトとなった夫人の一発に意識を飛ばされてしまいました。

炎の脅威もよく描かれています。

赤い炎と黒い煙は、時に人の悲鳴や悲惨な表情を描いているように見え、ことの重大さ、悲劇さを感じました。

薄れる意識の中で森羅が見たのは青い光。

これにより、森羅は一命をとりとめました。

彼らの仕事はチームプレイが鉄則。

これに立ち向かうため、森羅たちの消防服には、青く光る線が何本も付けられています。

これが仲間の印であると言われたことで、森羅は立ち上がり、足から発する炎で、夫人の鎮魂を成功させたのでした。

こうしてひとつの山場を乗り越えた森羅。

この先も期待が高まります。

『炎炎ノ消防隊』第1話まとめ

ただの消防士の物語ではなく、作者の大久保篤さんらしく、エクソシストを思わせる鎮魂などを絡めたアニメです。

しかも、主人公の森羅は暗い過去を持ちながらもヒーローになるという志を貫く姿は、応援したくなります。

要点まとめ
  • 森羅日下部、曲者ぞろいの第8特殊消防隊に入隊
  • 悪魔と呼ばれ嫌われた日々。森羅はヒーローにならなくてはならない
  • 青い光は仲間の絆。燃え盛る炎の中で焔ビト鎮魂に励む姿が勇ましい

ヒーローものに見えながらも、ミステリー感あふれる今作。

森羅が起こしたと思われる事件のとき、他にいったい誰がいたのか…すでに気になります。

果たして森羅は自然に笑うことができるようになるのかという点も、これからの見どころですね。

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