「サンダンス映画祭2020審査員特別賞新人賞」を受賞した『フィールズ・グッド・マン』（原題：Feels Good Man）の日本公開が決定しました。
人気アーティストが生み出したキャラクターが辿る数奇な運命と社会の今を、アニメーションを織り交ぜて描き出したドキュメンタリー映画です。
日本版ティーザーヴィジュアル2種類が完成、さらにぺぺをはじめとしたキャラクターが繰り広げるユーモアあふれる特報動画も到着しました。
『フィールズ・グッド・マン』概要＆特報＆ティーザービジュアル解禁！
米アンダーグランド・コミック界で人気のアーティスト、マット・フューリー。
彼が生み出したお気楽なキャラクター・カエルのぺぺが、極悪な“ネットミーム”としてヘイトシンボルに認定？！
ダークで過激なインターネット時代に愛と平和を取り戻すため、マットはぺぺのイメージ奪還に乗り出すーー！
（C）2020 Feels Good Man Film LLC
マット・フューリーの漫画「Boy’s Club」は、チルでハッピーなキャラクターたちが繰り広げる若者のリアルな日常を描き、カルト的な人気を博しました。
しかしその主人公ぺぺが放ったセリフ「feels good man（気持ちいいぜ）」が全ての始まりとなります。
いつからか掲示板やSNSには、このセリフと共に“ネットミーム”として改変されたぺぺが溢れだしました。
2016年アメリカ大統領選時には、匿名掲示板「4chan」でオルタナ右翼たちが人種差別的なイメージとともにぺぺを大拡散。
挙句にAD（名誉毀損防止同盟）Lからヘイトシンボルとして正式認定される始末…。
マットの思いとは裏腹にぺぺの乱用はさらに加速し、なんとトランプ大統領の誕生に一役買うまでになり…。
監督のアーサー・ジョーンズは、友人のマットを助けるため本ドキュメンタリーを制作。
（C）2020 Feels Good Man Film LLC
アニメーションを駆使しながら今最もホットでダークな問題を浮き彫りにしました。
（C）2020 Feels Good Man Film LLC
さらにNetflix『ボージャック・ホースマン』のリサ・ハナウォルトや漫画家のジョニー・ライアンなど、気鋭クリエイターたちも登場。
フィクション＝ミームが現実世界に影響を与える時代におけるクリエイターの苦しみと喜びも描かれます。
サンダンス国際映画祭新人賞を受賞、アメリカNo1映画批評サイト「ロッテントマト」で96％Freshを獲得し海外メディアからも絶賛された本作がついに日本上陸！SNS、ヘイト、デモ、仮想通貨、大統領選、陰謀論…。
時代に翻弄され続けるペペの“蛙生”から観た世界の今とはーー。
この度、ユーモラスな特報とポスタービジュアルも解禁されました。
（C）2020 Feels Good Man Film LLC
『フィールズ・グッド・マン』作品情報
（C）2020 Feels Good Man Film LLC
出演：マット・フューリー、ジョン・マイケル・グリア、リサ・ハナウォルト、スーザン・ブラックモア、サマンサ・ビー、アレックス・ジョーンズ、カエルのぺぺ
監督・脚本：アーサー・ジョーンズ
撮影・脚本：ジョルジオ・アンジェリーニ
編集・脚本：アーロン・ウィッケンデン
原題：Feels Good Man
2020年/アメリカ/94分
配給：東風＋ノーム
公式HP：https://feelsgoodmanfilm.jp
公式FBページ：https://www.facebook.com/FeelsGoodManFilmjp/
公式ツイッター：https://twitter.com/FeelsGoodManjp
公式インスタグラム：https://www.instagram.com/feelsgoodmanfilmjp/
2021年3月12日（金）ユーロスペース、新宿シネマカリテにて公開！ほか全国順次公開
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