アニメ『響け！ユーフォニアム』は、武田綾乃の原作小説「響け！ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ」をアニメ化した作品です。
京都アニメーション制作の作品で、監督には『涼宮ハルヒの憂鬱』や『中二病でも恋がしたい！』などで有名な石原立也が担当し、またシリーズ構成には『ラブライブ！』シリーズで有名な花田十輝が担当と絶対におもしろくなるフォーメーションになっているのです。
- 洗練されたキャラクターデザイン
- 吹奏楽を舞台とした青春ストーリー
- 涙を誘う合奏シーン
それではさっそく『響け！ユーフォニアム』についてレビューしていきたいと思います。
▼動画の無料視聴はこちら▼
目次
『響け！ユーフォニアム』の作品情報
出典:amazon.co.jp
| 作品名 | 響け！ユーフォニアム |
| 放送年 | 2015年4月〜2015年6月 |
| 話数 | 全13話 |
| 原作 | 武田綾乃 |
| 監督 | 石原立也 |
| 声優 | 黒沢ともよ 朝井彩加 豊田萌絵 安済知佳 石谷春貴 津田健次郎 小堀幸 藤村鼓乃美 山岡ゆり |
| 音楽 | 松田彬人 |
| 主題歌 | オープニング「DREAM SOLISTER」 エンディング「トゥッティ！」 |
『響け！ユーフォニアム』声優・キャラクター紹介
黄前 久美子（声優:黒沢ともよ）
- 本作の主人公。
- 北宇治高校1年生で、担当楽器はユーフォニアム。
- 姉の影響で小4からユーフォニアムを始めている。
加藤 葉月（声優:朝井彩加）
- 北宇治高校1年生で、担当楽器はチューバ。
- 久美子と同じクラスで後ろの席。
川島 緑輝（声優:豊田萌絵）
- 北宇治高校1年生で久美子や葉月と同じクラス。担当楽器はコントラバス。
- 前向きな性格だが、自分の名前を気に入っておらず、「みどり」と自称している。
高坂 麗奈（声優:安済知佳）
- 北宇治高校1年生で、担当楽器はトランペット。
- 部活の他に専門の教室でレッスンを受けている。
- 父親はプロのトランペット奏者。
【ネタバレ】『響け！ユーフォニアム』あらすじ・感想
『響け！ユーフォニアム』の世界観
アニメ『響け！ユーフォニアム』の舞台となるのは、京都・北宇治高校。
黄前久美子、加藤葉月、川島緑輝は、新入生。
最初は、吹奏楽部に入るつもりのなかった黄前久美子ですが、同じクラスの加藤葉月、川島緑輝に誘われ吹奏楽部に入ります。
そこには、高坂麗奈がいました。高坂麗奈と黄前久美子は、同じ中学で3年間一緒に吹奏楽をやっていた仲間。
2人の中学最後のコンクールは、ダメ金を取ってしまいながら終わっています。ダメ金とは、金賞ではあるが次のコンクールには参加できない金賞。
ダメ金を取ってしまい本気で悔しがる高坂麗奈に対し、黄前久美子は「本気で全国に行けると思っていたの？」と冷めた言葉を投げた過去があったんです。
そんな2人が、また偶然同じ吹奏楽部に入っのです。
黄前久美子は、楽器はユーフォニアムを担当。
主人公ではあるが、明るく華々しい主人公像とはかけ離れており、クールな一面を持ち、髪型や名前も主人公らしくなく、時折見せる微笑みの表情だけは主人公を感じさせてくれます。
加藤葉月は吹奏楽未経験者でしたが、北宇治高校に入り、チューバという楽器を始めます。
吹奏楽未経験者でありながら、持ち前の明るさとポジティブさで、必死に周りに食らいつきます。
川島緑輝は中学時代、吹奏楽強豪校に在籍し、楽器は中学同様コントラバスを担当しています。
頑固でちびっ子、音楽大好き、人の恋愛話に乗り、その子が失恋すると、失恋した本人以上に悲しんでしまうという責任感の持ち主です。
高坂麗奈は、父親にプロのトランペット奏者を持ち、楽器も当然トランペットを担当。
黒髪ロングの、凛とした表情を持つ少女です。自分に正直で「特別」になりたがっています。
新入生が部活に入ると、そこには新任の顧問・滝昇がいました。
滝昇は、全吹奏楽部員に問います。
「あなたたちは、全国大会出場を目指しますか、それとも、ただ楽しく過ごす部活にしますか」
そんな、滝昇の問いから物語は大きく動き出していきます。
モブキャラに恋する！
言葉が悪いですが、モブキャラというのはどのアニメにも存在するものです。
意味としては、漫画・アニメ・映画・コンピュータゲームなどに登場する、個々の名前が明かされない群衆のことを指します。
逆に、モブキャラの存在がメインキャラを引き立たせるものだと私は思っています。
しかし、本作『響け！ユーフォニアム』の良い点でもあり、悪い点でもあるのですが、モブキャラが可愛すぎるのです。
1シーンしか出てこない子や、台詞もない子なのに、本当に可愛すぎるんです！
手をかけすぎです、京都アニメーションさん…。
昔のアニメと言えば、可愛いメインヒロインに、普通な感じの友達がいるというのが主流なイメージだった気がします。
近年のアニメでも、そういう作品はよくあります。
しかし『響け！ユーフォニアム』は、別の作品ならメインヒロイン級になるくらい可愛いのに、モブキャラなのですよ（笑）
なんてこった…これじゃ、目移りしすぎてしまうじゃないか…
私、個人的には中川夏紀先輩のポニーテールにグッときますね。
みなさんも自分だけの推しキャラを探してください！
吹奏楽部をたくさん知れる！
『響け！ユーフォニアム』は、たくさんの吹奏楽部専門用語が出てくるのですが、端的で分かりやすい説明で、すべて作中で教えてくれるので予備知識などはまったく要りません！
また、吹奏楽をやっていた人間なら共感できるところがたくさんあるのではないのでしょうか。
黄前久美子の詩的な表現
作中、黄前久美子がナレーションをしている部分があります。
基本は話の進行を説明しているのですが、黄前久美子のその時々の感情を詩的に表現している部分もあったりします。
高坂麗奈と山に楽器をもって登り、山の上で吹くシーンは、久美子の詩的な表現が作品の映像美や、キャラクターのその瞬間の表情など、より際立たせていると思います！
『響け！ユーフォニアム』まとめ
以上、ここまで『響け！ユーフォニアム』について感想を述べさせていただきました。
- いわゆる水着回や、おいろけ回はなく、エロも一切ないのでそれ目的の人は見ないほうがいいです。またドラマチックな急展開も一切ないです。
- ストーリー展開が早く、無駄なシーンが一切ないため、瞬き厳禁。
- 合奏シーンは、特に一番手が込んでおり、感動すること間違いないです。
▼動画の無料視聴はこちら▼
▼あわせて読みたい！▼
