第73回ヴェネチア国際映画祭、第89回アカデミー賞、第74回ゴールデン・グローブ賞などで賞レースを競った『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のパブロ・ラライン監督が贈る衝撃の最新作『エマ、愛の罠』(シンカ配給)が、10月2日(金)より全国公開。
この度、各界の著名人の方々よりコメントが到しました。
『エマ、愛の罠』各界の著名人よりコメント到着
夏木マリ
創作は破壊と創造であるが、パブロ・ラライン監督の新しい物語は、又々「なんだこりゃ」と言う裏切の衝撃作品であった。
圧倒的にパラダイムの主人公が美しく、チリの今が新鮮だ。
あっこゴリラ(ラッパー)
自由と解放を求めて踊っても踊っても、愛とは非常に厄介で割り切れない。
そのすべてに真正面からぶつかるエマが汚くて綺麗だと思った。
城定秀夫(映画監督)
善悪の彼岸に生まれし最狂のファムファタル、エマを止められる者などいない。
この世にはびこるもっともらしい倫理観など愛の火炎放射器で焼き尽くしてしまえばいい!
前田エマ(モデル)
考えるよりも先に、先へと導かれていく体験でした。
過激な彼女の生き方は、もしかしたらありのままの“人間”の姿なのかもしれません。
石川直樹(写真家)
地球の裏側バルパライソの路上を煽情的に駆け巡るエマの一挙一動から、とにかく目が離せない。
変幻自在な熱の塊みたいな作品で、想像のはるか斜め上をいっていた。
森田聖美(フィガロジャポン編集部 編集長代理)
奪い取られるようで、与えてくれる女。
説明できないほど魅惑的な女。
善人も、偽善者も、荒くれ者も、彼女の虜になる。
エマとなら、人はカオスに身を委ねられるのかもしれない。
吉開菜央(振付家/ダンサー/映画作家)
内臓から指先まで欲望に浸して、人から見れば愚かな肉の塊になって踊るエマ。
芸術云々の前にこの獣性が人前に晒されることに、踊りの驚異があるんじゃないかと思う。
山本浩未(ヘア&メイク)
女・男・家・社会・国・世界…これから先のボーダーレス。
ZANGE《XTRAP》(パフォーマー)
衝撃の結末…エマの大胆かつ過激な行動はなんというか…オシャレでした!残酷過ぎて。
1度では伏線を回収しきれずすぐにもう1度見たくなりました。
辛酸なめ子(漫画家/コラムニスト)
困ったことがあったら踊って解決…。
頭で考えすぎな現代人は踊ったりSEXすることで無になれる…。
そんな人生のヒントも詰まっています。
Rolling Stone Japan カルチャー、モラル、セクシャリティ、すべての概念を覆すパンク・ロックムービー。
レゲトンとアンビエントなエレクトロサウンドが交じり合う世界も美しい。
森下真樹(コンテンポラリーダンサー/振付家)
ぶっ飛んでた。
常識を超えて大胆不敵に、欲望のまま動けるって羨ましい。
ヒップホップとラテン音楽が融合した、2000年以降の新しい音楽で踊る魂の解放!
青野賢一(ビームス クリエイティブディレクター/ライター)
エマのファッションは彼女しか着こなせない個性的なアスレジャー。
そのいでたちと、破綻していそうででも妙に説得力のある彼女の発言が絶妙にシンクロする。
炎のような思いを秘めて、大胆な「愛の罠」を冷静沈着に仕掛けるエマの姿を完璧にフォローするニコラス・ジャーの音楽も素晴らしい。
早見 優(歌手)
パブロ・ララインの世界観にどんどん魅了される!
主役のエマはエネルギーに溢れ、中性的でワイルド。
彼女のはっきりとした生き様に虜になる。
自由で思いのまま生きるエマの美しさに触れたくなった。
萬田久子(女優)
水先案内となったレゲトンダンス&リズム♥おかげなのか?!
せいなのか?!
私の愛のパズルは容赦なく崩された様子…味わった事のない後味が不思議と快感!!
『エマ、愛の罠』概要
ある事件をきっかけに、心のよりどころを失った美しきダンサーのエマ。
振付師の夫との結婚生活が破綻した彼女は、その妖しい魅力で実直な消防士と彼の妻を虜にします。
エマの不可解なまでに奔放な行動の裏には、ある衝撃的な秘密が隠されていました…。
監督は、ハリウッド映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』で絶賛を博し、米アカデミー賞に輝く『ナチュラルウーマン』の製作を務めた、チリ出身のパブロ・ラライン。
監督としてダイアナ元妃を描く『Spencer』の制作を発表、また外出制限下に撮影された短編集『HOMEMAID/ホームメード』(Netflix)の製作・監督に名を連ねています。
『HOMEMAID/ホームメード』は国際的に活躍するフィルムメイカーらに声を掛けたララインが発起人の1人であり、彼のプロダクションのファブラが共同制作も務めました。
そんな世界の映画界を牽引する彼が、これまでの既成概念&固定観念をぶち壊し、美しく、激しく、妖しくも自分の意思をしっかりと持つ、新時代のヒロイン・エマを生み出しました。
主人公・エマを演じるのは、会って10分後に監督から主演をオファーさせた脅威の新星・マリアーナ・ディ・ジローラモ。
そして、エマの夫・ガストンを演じるのは、『天国の口、終りの楽園。』(01)でヴェネチア国際映画祭の新人俳優賞を受賞し、世界的に脚光を浴び、その後も、『モーターサイクル・ダイアリーズ』(04)や、『バッド・エデュケーション』(04)、『バベル』(06)などの話題作に出演し続けるガエル・ガルシア・ベルナル。
魂の解放を象徴するエモーショナルなレゲトンダンス、挑発的な映像美、大胆にして綿密な美しきエマが、あらゆる観客を欺いて仕掛ける“愛の罠”。
2019年のヴェネチア国際映画祭コンペティション部門やトロント国際映画祭2019に正式出品され、「とても奇妙でとても美しく、この時代に最も大切なことを語っている」「常に観客の一歩先を行くスリリングさ!」などと絶賛された不道徳で刺激的な『エマ、愛の罠』の衝撃を劇場で体感ください。
『エマ、愛の罠』作品情報
監督:パブロ・ラライン
出演:マリアーナ・ディ・ジローラモ、ガエル・ガルシア・ベルナル、パオラ・ジャンニーニ、サンティアゴ・カブレラ、クリスティアン・スアレス
原題:EMA/R-15+
後援:チリ大使館/インスティトゥト・セルバンテス東京
提供:シンカ/ハピネット
配給:シンカ
公式サイト:http://synca.jp/ema
2019年/チリ/スペイン語/107分/カラー/シネスコ/5.1ch/
あらすじ
「私の目的を知ったら誰もが震えあがる」
若く美しいダンサーのエマはある悲しい事件によって打ちのめされ、振付師の夫ガストンとの結婚生活が破綻してしまう。
家庭も仕事も失い、絶望のどん底に突き落とされたエマは、ある思惑を秘めて中年の女性弁護士ラケルと親密な関係になっていく。
さらにラケルの夫で消防士のアニバルを誘惑したエマは、彼女への未練を引きずる別居中のガストンまでも挑発し始める。
3人の男女をことごとく手玉に取り、妖しい魅力で虜にしていくエマの真意は何なのか。
その不可解なまでに奔放な行動の裏には、ある驚くべき秘密が隠されていた…。
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『エマ、愛の罠』は、10月2日(金)より全国公開!
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