『エマ、愛の罠』音楽とアスレジャーファッションの魅力!時代を映すトレンドをチェック!

『エマ、愛の罠』音楽とアスレジャーファッションの魅力!時代を映すトレンドをチェック!

© Fabula, Santiago de Chile, 2019

第73回ヴェネチア国際映画祭、第89回アカデミー賞、第74回ゴールデン・グローブ賞などで賞レースを競った『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のパブロ・ラライン監督が贈る衝撃の最新作『エマ、愛の罠』(シンカ配給)が、10月2日(金)より全国公開。

今回は本作の音楽とアスレジャーファッションの魅力ついて解説します。

『エマ、愛の罠』音楽とアスレジャーファッションの魅力

『エマ、愛の罠』

© Fabula, Santiago de Chile, 2019

本作の魅力的ポイントはたくさんあり、中でもレゲトンとファッションには注目してほしいです。

音楽とファッションはいつの時代も密接に関係しています。

例えば、音楽の新時代を築いたビートルズを象徴するマッシュヘアにモッズコートなどの「モッズファッション」、ジミ・ヘンドリックスの「ヒッピーファッション」、セックス・ピストルズの〈ヴィヴィアン・ウエストウッド〉、キャロルの「革ジャン」、奇抜なテーラードスタイル、メタリックスキニージーンズ、レオパード柄やタッセル付きスカーフを身にまとうグラムロックの代表と言えばやはりデイヴィッド・ボウイ、Snoop.DogやJay-z、Eminemなどヒップホップ系のアーティストが流行っている時には、B系、ストリート系のファッション、そしてレディ・ガガやストリートR&Bスタイルが話題沸騰中のシンガーのティナーシェなど多くのミュージシャン、セレブに人気の、従来のノームコアやスポーツミックスよりも、よりスポーツテイストが強いことが特徴の「アスレジャー」などなど、時代が変わればファッションも変遷し、音楽シーンの影響を色濃く感じさせるアイテムがトレンドになってきました。

レゲトンは今、世界の音楽シーンを席巻しています。

比較すると日本ではあまりなじみがないかも知れませんが、Spotifyなどのチャートに常にランクインしているレゲトンを、本作ではふんだんに盛り込み、レゲトンのリズムに乗せて、主人公のエマや彼女を取り巻く人々のエモーショナルなダンスは見ごたえ十分。

さらにストリートで芽生えたカルチャーの一部として登場人物それぞれが着こなすファッションは、どこかダサそうでいて、実はとってもクール!

『エマ、愛の罠』

© Fabula, Santiago de Chile, 2019

「エマのファッションは彼女しか着こなせない個性的なアスレジャー。そのいでたちと、破綻していそうででも妙に説得力のある彼女の発言が絶妙にシンクロする。炎のような思いを秘めて、大胆な「愛の罠」を冷静沈着に仕掛けるエマの姿を完璧にフォローするニコラス・ジャーの音楽も素晴らしい。」と青野賢一氏(ビームス クリエイティブディレクター)が本作をファッションと音楽についてコメントを寄せてくれたように、本作の音楽とファッションが生みだす相乗効果も感じてほしいです。

『エマ、愛の罠』概要

『エマ、愛の罠』

© Fabula, Santiago de Chile, 2019

ある事件をきっかけに、心のよりどころを失った美しきダンサーのエマ。

振付師の夫との結婚生活が破綻した彼女は、その妖しい魅力で実直な消防士と彼の妻を虜にします。

エマの不可解なまでに奔放な行動の裏には、ある衝撃的な秘密が隠されていました…。

監督は、ハリウッド映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』で絶賛を博し、米アカデミー賞に輝く『ナチュラルウーマン』の製作を務めた、チリ出身のパブロ・ラライン。

監督としてダイアナ元妃を描く『Spencer』の制作を発表、また外出制限下に撮影された短編集『HOMEMAID/ホームメード』(Netflix)の製作・監督に名を連ねています。

『HOMEMAID/ホームメード』は国際的に活躍するフィルムメイカーらに声を掛けたララインが発起人の1人であり、彼のプロダクションのファブラが共同制作も務めました。

そんな世界の映画界を牽引する彼が、これまでの既成概念&固定観念をぶち壊し、美しく、激しく、妖しくも自分の意思をしっかりと持つ、新時代のヒロイン・エマを生み出しました。

主人公・エマを演じるのは、会って10分後に監督から主演をオファーさせた脅威の新星・マリアーナ・ディ・ジローラモ

そして、エマの夫・ガストンを演じるのは、『天国の口、終りの楽園。』(01)でヴェネチア国際映画祭の新人俳優賞を受賞し、世界的に脚光を浴び、その後も、『モーターサイクル・ダイアリーズ』(04)や、『バッド・エデュケーション』(04)、『バベル』(06)などの話題作に出演し続けるガエル・ガルシア・ベルナル

魂の解放を象徴するエモーショナルなレゲトンダンス、挑発的な映像美、大胆にして綿密な美しきエマが、あらゆる観客を欺いて仕掛ける“愛の罠”。

2019年のヴェネチア国際映画祭コンペティション部門やトロント国際映画祭2019に正式出品され、「とても奇妙でとても美しく、この時代に最も大切なことを語っている」「常に観客の一歩先を行くスリリングさ!」などと絶賛された不道徳で刺激的な『エマ、愛の罠』の衝撃を劇場で体感ください。

『エマ、愛の罠』作品情報

『エマ、愛の罠』

© Fabula, Santiago de Chile, 2019

監督:パブロ・ラライン
出演:マリアーナ・ディ・ジローラモ、ガエル・ガルシア・ベルナル、パオラ・ジャンニーニ、サンティアゴ・カブレラ、クリスティアン・スアレス
原題:EMA/R-15+
後援:チリ大使館/インスティトゥト・セルバンテス東京
提供:シンカ/ハピネット
配給:シンカ
公式サイトhttp://synca.jp/ema

2019年/チリ/スペイン語/107分/カラー/シネスコ/5.1ch/

あらすじ


「私の目的を知ったら誰もが震えあがる」

若く美しいダンサーのエマはある悲しい事件によって打ちのめされ、振付師の夫ガストンとの結婚生活が破綻してしまう。

家庭も仕事も失い、絶望のどん底に突き落とされたエマは、ある思惑を秘めて中年の女性弁護士ラケルと親密な関係になっていく。

さらにラケルの夫で消防士のアニバルを誘惑したエマは、彼女への未練を引きずる別居中のガストンまでも挑発し始める。

3人の男女をことごとく手玉に取り、妖しい魅力で虜にしていくエマの真意は何なのか。

その不可解なまでに奔放な行動の裏には、ある驚くべき秘密が隠されていた…。

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エマ、愛の罠』は、10月2日(金)より全国公開!

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