『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY シーズン3』あらすじ・ネタバレ感想!新弟子キティとの愛情に感動

出典:superdramatv.com

誰もが知っている名探偵シャーロック・ホームズがニューヨークを舞台に天才的な名推理を繰り広げるエンターテイメントミステリー。

女性の相棒ワトソンとは正反対の性格で、2人の掛け合いと時折見せる最高のコンビネーションには息を飲みます。

ポイント
  • おかえりシャーロックwithキティ
  • リア充ジョーンの選択
  • シャーロックまさか!やめて!

それではさっそく『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』シーズン3についてネタバレありでレビューしたいと思います。

▼動画の無料視聴はこちら▼

【ネタバレ】『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY シーズン3』あらすじ・感想


新弟子・キティ

ロンドンから帰国したシャーロックには新しい弟子・キティがいました。個人的に顔がベッキーに似ていると思います(笑)

自信過剰で負けず嫌いな性格のせいか、最初は一番弟子ジョーンに対する敵対心がすごく、いちいちつっかかります。

事件の関係者にもハッキリものをいうので、周りもハラハラ。あのシャーロックでさえもです。

そんな態度もあり、ジョーンやベル刑事はキティをあまりよく思っていませんでした。

そこでジョーンが調べてみると、キティ・ウィンターという名前は変更された名前であること、5年以上前の履歴がないことが判明。

実はキティは、拉致暴行の犯罪被害者だったのです。犯人に対しても毎回怒り度合いが高いのでこれにはうなずけます。

シャーロックはキティがもつ負の感情を建設的な方向へもっていきたい、きっといい探偵になると思っていることをジョーンに明かし、それに共感したジョーンも、元カウンセラーの本領発揮!

ジョーンの仕事をキティに手伝ってもらったり、同じ犯罪被害者のミーティングに参加するよう提案したりと、積極的に協力するようになります。

シャーロックは、キティのプライベートにも目を光らせます。無駄に雑用を頼んだり、メールに返事しないだけですごくうるさいんです。

ジョーンはそれらに文句を言っていましたたが、意外ですがキティは性格的に従いがち。

キティは、最近親しくなったザッカリーという男性がいたのですが、シャーロックはせっかく事件から復活できそうなときに、またキティが傷つかないように遠ざけるため、わざとキティを忙しくさせていたのです。なんていい人!

シャーロックが自分を守ろうとしてくれていたことに愛情を感じたと喜ぶキティ。

その後、まさかのシャーロックから、ザッカリーも誘って3人で博物館に行こうと提案します。

ザッカリーを調査するためだと思いますが、思わず「いや親かよ!」と突っ込みました。でもとてもほっこりしました。

キティはやっと落ち着いてきたと思ったら、10話目でキティが襲われたときにつけられたものと同じ傷跡の死体が発見され、犯人がロンドンではなく、ニューヨークにいることが判明。

そこからキティは犯人逮捕に躍起になって、周りの意見にも耳を傾けなくなるわ、暴力も厭わなくなるわ見てて辛くなってきます。

空振りを繰り返しながら、ふとジョーンがスピーカーで電話しているとキティは震えながら泣き出し…なんとその声が犯人だというのです。

電話の相手は、ジョーンの転職先の上司デル・グルーナー。

ジョーンを近くに置くことで、キティの情報は入るし、シャーロックとジョーンの監視もできるため、転職までも実は仕組まれていたのです。

そしてグルーナーを犯人だと疑いだした途端ジョーンはクビにされました。わかりやすすぎて、むしろ清々しいです。

キティは、安全のためロンドンに帰るとみんなを欺き、実はニューヨークに残ったままデルを殺そうと、シャーロックたちよりも先にデルを拉致監禁していました。

シャーロックは、アイリーンを殺害疑惑の犯人(と思われていた)を自分も同じように殺そうとしていたこともあり、気持ちがわかるのでしょう。

キティがどんな選択をしても、友人だと思っていると伝えると、キティは心動かされ殺すのをやめます。(でもとりあえず痛めつけたくてボッコボコにします)

みんなキティがやったとわかってるけど、言おうとしません。

キティは、ロンドンに逃亡。最後にシャーロックに電話で愛してると伝えます。

シーズン2で落ち込みロンドンに逃げたシャーロックは、キティの成長が唯一の希望で、キティも事件を克服するためシャーロックの弟子になり探偵として成長していくことが望みでした。

お互いが支え合っていたことを考えると、この「愛してる」の一言に重みが伝わり、涙せずにはいられません。

進化、成長するジョーン

シャーロックがシーズン2の最後、ロンドンに突然行ってしまった後、強制的に探偵としても独り立ちしたジョーンは、ニューヨーク市警で数々の事件を一人で解決していく上に、個人でも仕事を引き受け、順調な探偵の仕事をこなしていました。

住む場所も変え、アンドリューという彼氏もでき、プライベートも充実。

ベル刑事ともファーストネームで呼び合うようになり、お互いプライベートな話もする仲になり、人間関係も良好。

まさにリア充生活。うらやましいですね!

彼氏アンドリューとの関係に、ちょくちょくシャーロックはしつこく口をはさみます。まるで小姑のようです。

アンドリューのことは気に入っていますが、どこかジョーンが無理をしているように見えるようです。

実際ジョーンも心のそこで違和感を感じていて、シャーロックに毎回図星をつかれイライラ。

アンドリューのお父さんと3人で食事をした際、ついにジョーンは違和感が核心に変わり、別れを決断します。

別れを告げたまさにその時、アンドリューはジョーンのものと間違えて飲んだドリンクに入れられた毒で即死。

それは、ジョーンがかつて犯人逮捕にかかわったカルテルのボス、イラナ・マーチ。

自分のせいでアンドリューが死んでしまったと責め、落ち込むジョーン。

これをきっかけに、探偵という仕事はプライベートと切り離せないもので、人生を賭けて取り組むべきだと改めて気づき、シャーロックの家に戻り、孤独な探偵としての道を選択するのでした。

視聴者としては、ジョーンがシャーロックの家に戻ったことはとてもうれしいですが、せっかく動き出した歯車が狂ってしまったようで、どこか切ない気持ちにもなりました。

シャーロック、またもや薬物使用の危機

シャーロックが薬物使用していた末期の頃にかかわった事件の依頼人が殺されたことで、シャーロックは容疑者になりました。

事件を思い出せないシャーロックは、過去をたどり、かつて薬物を購入していたバイヤー・オスカーのもとを訪れます。

バイヤーの割には強面ではないし、シャーロックにも友人のように接する感じで、一見いい人だと思っていました。

ところがオスカーの本当の目的は、シャーロックを前のように薬物漬けのどん底人生に引きずり戻すこと。

ある日、シャーロックの元支援者で友人のアルフレードを誘拐し、大切な人を傷つけ、その反動で薬物に手を出させようと企みます。

もちろんシャーロックはぶち切れ。オスカーをボッコボコに殴ります。

シーズン3はここで終了。

でもここで疑問が生まれます。

最後シャーロックは、オスカーから渡された薬を持って帰るんです。

しかもぼーっとした顔のアップで話が終わったのです。

これは、まさか…やめてーシャーロックーーー!

『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY シーズン3』あらすじ・ネタバレ感想まとめ

シーズン3は、シャーロック以外の登場人物にフォーカスされた話が多かったです。

ただ最後はやっぱりシャーロックがもっていきますね。

モヤモヤして早く次を見なくてはと思わせる終わり方でした。

今回書ききれませんでしたが、そんな波乱の展開の中でも、癒しが欲しい方はぜひ唯一安定の亀・クライドに目を向けてみてください。

いつかクライドについて書けたらおもしろいだろうな、とひそかに思っています。

それでは、シーズン4もお楽しみに!

▼動画の無料視聴はこちら▼

▼次回シーズン4も続けて読む▼