『映像研には手を出すな!』第5話あらすじ・ネタバレ感想!3人が作り上げた理想の二足歩行ロボとは?

『映像研には手を出すな!』

出典:『映像研には手を出すな!』公式ページ

自分が体験して得たものはオリジナル

第5話で一番印象に残った、浅草の言葉です。

創作物が世にあふれ、何を作っても、過去の誰かが作った何かに似ている、といわれるこのご時世。

見て感じたものを咀嚼して、自分というフィルターを通して発信すれば、それはもうオリジナル。

クリエイターに優しく刺さる良い言葉だと思います。

『映像研には手を出すな!』前回第4話のあらすじと振り返り

部への昇格と予算の獲得を目指し、予算審議委員会に向けて、アニメ制作を開始した映像研。

こだわりと妥協の繰り返しの中、意見をぶつけ合いながら、どうにか委員会当日の朝に完成させた、映像研の初めてのアニメ『そのマチェットを強く握れ!』。

映像研をうがった目で見る生徒会の前で披露したそのアニメは、驚きと喝さいを持って受け入れられたのでした。

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【ネタバレ】『映像研には手を出すな!』第5話あらすじと感想

劇中劇

曇天と彩度を抑えた画、低音の迫るような怪しい劇伴。

「ロボットを発見してしまった!」

「ロボット!?」

重苦しいミステリー調の雰囲気の中、浅草と水崎はロボットの頭部と肩部らしきものがあった倉庫へと向かいます。

しかし、倉庫にあったはずのロボットは足跡だけを残し消えていたのでした……。

SU_BU

実際は、単にロボ研(ロボット研究会)にロボットアニメの制作を依頼されただけでしたが、ミステリー調の演出を加えることでコメディ色を強めた、とても面白い導入でした。

学生特権

ロボ研から依頼されたロボアニメの制作に、金銭が発生していることを知った浅草は、「金の亡者め」と金森にツッコみます。

「金をもらって責任を持つのと、金をもらわずに責任を取らないのと、どっちが健全か言ってみろ」

「お金もらわないだけで好き勝手アニメ描けるなんて最高じゃない?」

本来、生活費が保護者によって保障されている学生は、好きにアニメを描いていいのです。

「それはダメだ」

本質を突かれた金森の反論は、根拠のない感情的なものでした。

SU_BU

2人を使ってお金を稼ぎたい金森が感情的になるのが面白かったです(笑)ここで金森を詰めない浅草と水崎には、空気を読む力を感じました。

文化祭へ向けて

クリーチャー(怪物)が出そうな地下ピット(電気配線や配管などのメンテナンス用に設けられた空間)に、ロケハンにきた映像研の3人。

「今年の文化祭はロボットがテーマなのでロボ研は主役なんです」

金森から、今回のロボットアニメ制作が文化祭の花形であることが告げられます。

「わしゃ本来、日陰で小さく生きていたんだよ」

「世間に作品を認めてもらうには明るいところに行くべきなんです」

基本的に目立つことが苦手な浅草ですが、金森の言葉を否定しませんでした。

SU_BU

作品が有名になれば、ファンも増えますが、否定されることも、悪意のあるアンチも増えてしまいます。狭いコミュニティで細々と楽しくやるのか、作品を大勢の人に楽しんでもらうのか。才能があるのに、頑なに目立つことを避けちゃう人いますよね。浅草がそうじゃなくてよかったです。

想像力が足りないと感じているあなたへ

不思議なものを見ると、それを理解しようとして脳が活性化し、想像力が高まるらしいです。

「楽しいもの作るんだしさ、白紙をにらむより、外に出たほうが良い。イマジネーションは現場にあるんじゃ。自分が体験して得たものはオリジナルだ」

不思議なものも限らず、刺激を得られそうな場所へ出向くことこそが想像の元となるのです。

5話にはそんなメッセージがありました。

SU_BU

漫画やアニメを創造している方が言うと説得力ありますね。

リアルな巨大ロボという矛盾

  • 人型ロボットは人間サイズを超えると用途が限られる
  • 戦闘に使うのなら戦車か軍用ヘリ
  • 戦車がだめならもっと強い戦車を作る

戦う二足歩行ロボは現実的ではない。

SF小説の父、ジュール・ヴェルヌの名言。

人間が想像できることは、人間が必ず実現できる

二足歩行ロボットが戦うところは想像できるのに、なかなか実現しないし、生きているうちに実現する目途も立たない。

その絶望感は理解できます。

  • 宇宙の果てが見たいのに、宇宙が広すぎる
  • 毎日寝る前に波動拳を出す練習している
  • トイレでコックピットのイメトレしてる

互いに思いを共有した、浅草、水崎、ロボ研の小野は、せめて想像の中だけでも、とリアルな戦う巨大ロボットを考え始めます。

SU_BU

お台場に立った実物大ガンダム、HADOという波動拳を打ち合うスポーツの普及など、意外と近付いている気はしますね。エンタメ以外での実用性はないと思いますが(笑)

ガテン系ロボ

  • 正面にあるのは弱いのでハッチは背中に移動
  • 計器は壊れにくいアナログ、モニターはレスポンスのいいブラウン管
  • メインモニターは広範囲なのでモノアイを角に設置
  • パイルバンカー、油圧カッター、チェーンソー、金工用ドリル
  • 描きにくい関節を隠すためのニッカポッカ風カバー

リアルとかっこ良さ、描きやすさを追求したロボットは、ガテン系でした。

SU_BU

か、かっこいいかなあ。ま、まあ、動くと違うかもしれないですね。なにはともあれ、このロボットとテッポウカニが戦うところが早く見たいですね。

『映像研には手を出すな!』第5話まとめ

地下ピットでの雑談は、日常感があって楽しかったです。

物語にあまり影響のない会話は、キャラクターが生きている感じがしていいですね。

要点まとめ
  • 備えあれば憂いなし
  • テッポウエビ凄い
  • 人型巨大ロボットはロマン
  • 金森さやかは稼ぎたい

※『映像研には手を出すな!』次回第6話も続けて読みたい方はこちら

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