怪獣として現れたシズムは、ナイトが戦っても歯が立ちません。
怪獣優生思想は望んで怪獣に取り込まれ、怪獣はさらにパワーアップします。
蓬たちはダイナゼノンもない、ガウマも倒れて動けない、という危機的状況に陥りました。
しかし、それでも自分たちのやれることをやろうと、蓬、夢芽、暦は機体を探して街を走り回ります。
とうとう怪獣優生思想との最終決戦となりますが、ガウマたちの運命はどうなるのでしょうか?
それではさっそく『SSSS.DYNAZENON』の12話をネタバレありでレビューしていきます!
目次
アニメ『SSSS.DYNAZENON』前回第11話のあらすじと振り返り
怪獣が出てこなくなって、怪獣の因子が死に絶えてしまいました。
怪獣優生思想はガウマに敗北宣言をします。
そして暦は就活をするようになり、ちせも学校に行くことに。
しかし事は順調にいきませんでした。
ガウマの体が少しずつボロボロになっていたのです。
シズムはそれは怪獣がいなくなったからだと言います。
そんな中、蓬は夢芽に告白しました。
そのときシズムが現れ、蓬たちの心に反応して怪獣に変化します。
ナイトがカイゼルグリットナイトになって応戦しますが、今までとは強さが桁違いでした。
蓬たちはボロボロになったガウマを背負って逃げようとしますが、カイゼルグリットナイトももう倒される寸前。
怪獣優生思想は、怪獣たちの世界はまだ終わってないと喜ぶのでした。
【ネタバレ】アニメ『SSSS.DYNAZENON』第12話(最終回)あらすじ・感想
怪獣が強すぎる
怪獣は街を火の海にし、カイゼルグリットナイトは倒されてしまいます。
¥ボロボロになっているガウマですが、二代目の不思議な力でガウマの痛みだけは和らげることができました。
怪獣優生思想のメンバーは怪獣に導いてもらうことを望み、その中に取り込まれます。
すると怪獣は形状変化し、パワーアップ!
カイゼルグリットナイトはさらに押し負けてしまいます。
ガウマは蓬や夢芽に巻き込んだことを謝りました。
しかし、蓬は「ガウマさんが俺たちの関係を作ってくれたんですよ!」と叫びます。
そして蓬と夢芽はできることはまだある、と自分たちの乗るグリットマンの部品のもとに走りました。
ガウマも蓬のこれからのために立ち上がります。
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それでも未来のために立ち上がる仲間たち
蓬は夢芽から告白の返事を聞きそびれたと思いながら、ダイナソルジャーに乗ります。
暦はもうダイナストライカーに乗り、怪獣に1人応戦しています。
そして、暦は怪獣の中に怪獣優生思想がいることに気付きました。
ゴルドバーンも再度立ち上がり、ナイトを怪獣の攻撃から守ります。
そこに暦、蓬、夢芽がダイナゼノンのそれぞれの操縦機体で集まってきました。
そしてガウマも二代目を乗せてやってきます!
ガウマはボロボロの体ですがそれでも戦う決意を見せ、ついに全員揃った状態でカイゼルグリットナイトに変身します。
しかし、それでも怪獣との激闘には終わりが見えません。
怪獣はとてつもなく強いビームを撃ち、カイゼルグリットナイトもビームで応戦しますが、押し負けてしまいます。
このままビームに耐え続けるしかないのか?と思われたその時、蓬が1人離脱し、空から怪獣にインスタンスドミネーションをします。
すると怪獣は一時的に操られ、動作を停止しました。
怪獣の照準がずれ、みんなはビームから解放されます。
そして、今度はダイナゼノンに合体。
グリットナイトはゴルドバーンと合体します!
ダイナゼノンはフルバーストで攻撃。
空中に逃げた怪獣はグリットナイトが叩き落します!
そして、ダイナゼノンはダイナレックスに変形し、大火力のバーニンググリットレックスロアを放ちました。
怪獣は破壊され、中にいた怪獣優生思想も死亡します。
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怪獣はまだ終わらない
戦いが終わると、突如ガウマは倒れてしまいました。
そして、皆に会えた喜びを感じながら死んでいきます。
ダイナゼノンにももう乗れなくなりました。
それから3か月後。
ガウマが住んでいた橋の下に皆が集まります。
そこで二代目とナイトとはもうお別れになるのです。
ゴルドバーンとダイナゼノンも、共に別世界へと連れていかれます。
ちせは泣きながらゴルドバーンを見送り「君は最高の友達だから!」と叫びました。
その後ちせは壊れた中学校を見ながら、面接に落ち続けている暦に、橘の旦那の下で働かないかと話します。
学校では文化祭の真っ最中でした。
夢芽はクラスの担当をさぼって屋上で隠れており、クラスメイトに「南さん係」と言われた蓬が迎えに行くことに。
見つかった夢芽は行きたくないと駄々をこねますが、とうとう「連れてって」と蓬に手を差し出しました。
その時、蓬はシズムと怪獣の中で話したことを思い出します。
シズムは怪獣によってもたらされる自由を得ないのは間違っていると説きますが、蓬はかけがえのない不自由をこれから手にしていくんだと宣言したのです。
シズムは最後までその気持ちが分からないようでした。
そのこと思い出していた蓬はハッとし、夢芽に手を貸します。
そして夢芽に「まだ南さん呼びなんだ?」と指摘され、蓬は勢いに任せて夢芽と呼び、夢芽はそれを聞いて笑いました。
その後、クラスの出し物に参加する夢芽と蓬。
出し物が終わると、2人はダイナゼノンの機体を探していた時にできた傷のことを話します。
夢芽はダイナゼノンのことを10年後も思い出すために傷は治らなくていい、と言います。
それを聞いた蓬は笑って同意しました。
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アニメ『SSSS.DYNAZENON』第12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想
もうまもなくの深夜2:55からはMBSにて『SSSS.DYNAZENON』最終回「託されたものって、なに?」放送です!最後までバトルゴー! PC北林https://t.co/TJ38g9t3vw#SSSS-DYNAZENON pic.twitter.com/WQSI8Xz6NZ
— SSSS.DYNAZENON公式アカウント (@SSSS_PROJECT) June 18, 2021
ガウマたちは真見事怪獣を倒し、怪獣優生思想は死にました。
しかし、それと同時にガウマも死んでしまいます。
それはとても悲しいけれど、ガウマはみんなに出会えてよかったととても満足していたことが感動的で、最高の終わり方でした。
また、それぞれバラバラな傷を抱えた人たちが集まり、もがき、進んだ結果、得難いものを手にするという、ロボットがカッコイイだけじゃない、生き方について考えさせられる良いアニメだったと思います。