前回、怪獣に飲み込まれた蓬以外のメンバー。
それを助けるために蓬は自分から怪獣の中に入り、皆の過去に介入します。
みんなそれぞれの過去と向き合い、自分の中のわだかまりを解消をします。
今回は怪獣が出現しなくなった世界で、ガウマやそれぞれのメンバーが自分の過去と向き合い、新しい道を見つめ始めますが…。
それではさっそく『SSSS.DYNAZENON』11話をネタバレありでレビューしていきます！
目次
アニメ『SSSS.DYNAZENON』前回第10話のあらすじと振り返り
怪獣使いでも操れない、空間や物体を消して、過去を見せる能力の怪獣が現れました。
夢芽が消されてしまい、ダイナゼノンとして戦えなくなってしまいます。
みんなは怪獣の中に飛び込み、夢芽を救助しようとしますが、暦とガウマも怪獣に消されてしまいました。
そして、蓬は単身怪獣の中に侵入します。
怪獣の中では、夢芽が姉が自殺する前の過去に取り込まれていました。
蓬の奮闘により、夢芽はこれはただの過去の記憶であると意識が覚醒します。
そして自殺する前の姉と話し合い、彼女は自殺するつもりはなかったことを知ります。
あれだけトラウマになっていた姉の死は、おそらく事故死でした。
暦も、昔橘と大金を見つけた過去に向き合っていました。
大金と橘から逃げだした暦は、改めて向き合った過去でお金よりも橘の存在が気になっていたことに気付きます。
そして、蓬と共に過去に見切りをつけました。
ガウマの過去は怪獣優生思想者として5000年前活躍していた時に出会った姫のこと、怪獣優生思想を裏切ったこと。
しかし、蓬の叫びによりガウマは覚醒。
最後にはナイトも救出し、彼らはカイゼルグリットナイトになって怪獣をやっつけたのでした。
【ネタバレ】アニメ『SSSS.DYNAZENON』第11話あらすじ・感想
消えた怪獣、変わる環境
怪獣は最近、もう現れなくなっていました。
シズムいわく「怪獣の種は全て死に絶えたんだ」とのこと。
こうなると、もう怪獣優生思想の敗北です。
一方、暦は履歴書を書いており、ちせは驚きを隠せません。
蓬と夢芽はいつも通りですが、ガウマは体調がよくありませんでした。
ちせはというと、ゴルドバーンに見守られながら制服を着て登校しようとします。
しかし勇気がなく、校舎の前でうずくまってしまいました。
そこにナイトと二代目が現れます。
「もうすぐここを離れようと思う」とちせに言う二代目。
もう怪獣が現れないのが理由だそうです。
そうなると、ゴルドバーンもイレギュラーな存在になりので、ゴルドバーンは二代目たちが連れていくことになりました。
「なんで？」と問うちせに、二代目は「怪獣がいない世界の方が正しい」と返答します。
「世の中が正しいことくらいわかってますよ。でもわかんねぇよ！」と叫んでちせはその場を走り去りました。
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ダイナゼノンのいらなくなった世界
ガウマのもとにジュウガがやってきました。
ジュウガはもう怪獣は出てこないこと、自分たちの負けであることをガウマに告げます。
しかし、ガウマはそんな言葉で怪獣優生思想がしてきたことを許すことはできず、ジュウガに殴りかかり、ボコボコにしますが、蓬たちに止められました。
ガウマは自分が生き返ったから姫も生き返ったんじゃないかと考えていたことを蓬たちに話します。
蓬たちは初めて知らされる真実にびっくり。
姫とガウマは相思相愛で、ガウマが死んだあと姫は後を追ったそうです。
それはガウマが覚えてないけど、誰かに知らされた真実なのだそう。
そして、姫は将来ダイナゼノンが必要になると考えてガウマにダイナゼノンを託したのだと言います。
しかし、生き返ったのは怪獣使いだけでした。
そして、ガウマはもうダイナゼノンはもう使わないだろうと言い、蓬、夢芽からそれぞれダイナゼノンの部品を返してもらいます。
こうして、ガウマの周囲はどんどん変わっていくのでした。
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怪獣はまだ終わらない
帰り道、蓬と夢芽は5千年前のミイラが消えたと言うニュースを見ます。
2人はこれってガウマさんのことでは？と、憶測を立てますが結論づきません。
ただ、ガウマが生き返ったのは怪獣の力によるものだということはわかりました。
蓬は夢芽に姉のお墓参りに行くのに付き合ってと言われます。
その日、夢芽が家族に墓参りのことを話すと、今までいやな空気だった家族の雰囲気が柔らかくなりました。
また蓬も墓参りのことを家族に話しますが、再婚相手と会って食事する約束だったはずと母親に猛反発されます。
しかし、そこでおばあちゃんが「ご飯なんていつでもできるだろう」と言ってくれ、そうして蓬と夢芽は後日、約束通り、香乃のお墓参りに行きました。
そこで夢芽は、家族の愚痴を初めて蓬に話します。
蓬も再婚相手のことを愚痴り、2人はより親密な話ができる関係性になりました。
2人は帰り道、ダイナゼノンと共にあった日々を語り合います。
夢芽はダイナゼノンがないからもうみんなと会うこともなくなるのかな、と愚痴をこぼしました。
すると蓬は「ダイナゼノンに乗らなくなっても、俺は南さんに会いたい」と言い、「好きです。付き合ってください」と夢芽に真正面から夢芽に告白！
しかし、そこに何故かシズムが現れます。
シズムは「君たちと一緒に居て正解だった。ガウマが怪獣使いじゃなくなくなり、怪獣使いじゃなくなったのもわかった。今の君たちと同じなんだ」と言います。
そして怪獣の能力のようなものを使ってなぜか蓬に攻撃してきました！
しかし、そこにガウマが現れ盾になりました。
ガウマはもう怪獣使いではないため、朽ちて死ぬ運命にあるとシズムは言います。
その通り、ガウマの身体はもうボロボロでした。
しかし、その状況でもまだ攻撃をしようとするシズム。
そこにナイトが現れ応戦しますが、攻撃をはじき返されてしまいました。
シズムは怪獣を体の中に飼っていたのです！
シズムはインスタンスレボリューションと唱え、怪獣へと変身します。
ガウマはダイナゼノンで応戦しようとしますが、ボロボロでそうもいきません。
ゴルドバーンを使えばダイナゼノンに乗ってなくてもカイゼルグリットナイトになれるとナイトは言って、変身します。
しかし、カイゼルグリットナイトになっても今回の怪獣には歯が立ちません！
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アニメ『SSSS.DYNAZENON』第11話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
BS11にて『SSSS.DYNAZENON』第11回「果たせぬ願いって、なに？」ご視聴ありがとうございました！
このあとは！
／
MBS | 深夜2:55
Amazon Prime Video | 24:00
＼#SSSS_DYNAZENON pic.twitter.com/fpDoc48tpk— SSSS.DYNAZENON公式アカウント (@SSSS_PROJECT) June 11, 2021
今回ガウマらが生き返ったのは怪獣使いだったから、ガウマの捜していた人は姫でもう死んでいて生き帰らない、怪獣の種は死に絶えたので怪獣が自然発生することはないと、一気に謎が解けていく回でした。
また、ガウマ以外のメンバーが変化していく様子が描かれており、なんとも終盤らしい回でもありましたね。
お別れなんだな、という悲壮感が漂っていました。
しかし、そこでただでは終わらないのが『SSSS.DYNAZENON』！
シズムが怪獣を宿していてこれから最終決戦になりそうです！
しかし、ガウマの身体はボロボロ、どうなるのでしょう。
また夢芽の告白の返事も気になりますし、続きが早く見たいですね！
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▼次回第12話（最終回）も続けて読む▼
