『ダンベル何キロ持てる?』第9話は、今すぐやれる自宅トレ“バック・エクステンション”という、頭痛・猫背・肩こりの改善や予防に効果ありのすごい筋トレが紹介されます。
面白くて深い“ビルダーの世界”、大爆笑しながらボディビルについて楽しく学べます。
モブマッチョがザワつきまくる…ベールに包まれた迫力ドムキムキマッチョ外国人が日本上陸!
ラストはマッチョがたじろぐ神が降臨する激アツ回!
目次
『ダンベル何キロ持てる?』第9話あらすじ
世界的な映画俳優、ハーンノルド・ドゲゲンチョネッガーが来日。
実は彼は、街雄の師匠だった。
そしてボディビル世界大会に誘われた街雄は参加を承諾。
ひびきたちは街雄の応援へと駆け付けるがそこで驚くべき光景を目にするのだった。
【ネタバレ】『ダンベル何キロ持てる?』第9話の感想
ゴリマッチョな外国人が街雄鳴造に会いに日本へ
成田空港で勤務、この道30年の大ベテランである入国審査官・新 擦太郎は、未だかつて感じたことのないプレッシャーに動揺していました。
「滞在時間は明日まで。2日で“enough”だ…」
ものすっごい圧強めで声が激渋の外国人、第8話ラストで登場した街雄を見て「ようやく見つけたぞ…鳴造」と呟いた謎の人物がついに日本上陸です。
とにかくヤバめの只者じゃないオーラが漂う彼は、強面部下にこう伝えます。
「大会のことは任せた。私は彼に会ってくる。」
「イエッサー!」
彼とはおそらく街雄鳴造のことでしょう。
大会?気になるワードが出てきました。
ちょっと変わった爽やかイケメン街雄鳴造が大いに活躍します!
タイトル通り、ラストに神が降臨します…街雄ファンには堪らない回ですよ。
超最速!開始2分で背中の筋肉を鍛える筋トレ講座開始!
「今日は背中を鍛えるトレーニングを紹介するよ!」
シルバーマンジムトレーナー街雄鳴造が、ジャージを筋肉で破りながら出てきました。
紗倉ひびきと奏流院朱美とジーナ・ボイドは元気に挨拶します。
「ねぇ、今日テンポ巻き気味じゃない?」
立花里美は上原彩也香に伝えますが「そう?」と流されてしまいます。
開始2分、このアニメ最速スピードで肉のお兄さんの“筋トレ講座”が始まりました。
背中の筋肉、つまり背筋は、僧帽筋・広背筋・脊柱起立筋の大きく3つに分けられます。
街雄から背中の筋肉を鍛えるトレーニング法として「シーテッド・ローイング」が紹介されます。
僧帽筋と広背筋、さらに大円筋に菱形筋と、背中の筋肉をバランスよく鍛えることができるマシンです。
器具を使わずに背筋を鍛える方法には「バック・エクステンション」があります。
うつ伏せの状態から息を吐きながら背筋を反らして上半身を伸ばす、お尻を引き締めて脚も持ち上げた状態で少しキープします。
下ろす時に息を吸いましょう。
ただし、腰を痛める危険性があるので、無理に反らし過ぎは禁物です。
背筋&体幹を鍛えられるオススメのトレーニングです。
正しく行えば、背中に加え、お尻や太腿の筋肉も鍛えられます。
背筋を鍛えれば、“頭痛・猫背・肩こりの改善や予防”にも繋がります。
何よりもバック・エクステンションは自宅でもできる“宅トレ”としても優秀で、ながらトレーニングにも最適ですよ。
ゴリマッチョたちもザワつくあの人がジムに!
ふと、ひびきたちとポージングをしてはしゃいでいた街雄の動きが突然止まります。
「僕の大胸筋が何かに反応している…。」
得体の知れない強烈な肉のプレッシャーを受けて、街雄の大胸筋が大暴れ、不穏な動きを見せます。
「まさか!」
終始笑顔だった街雄が、目を見開いて何かに勘づきます。
「肉は鈍っていないようだな!」
すさまじく重い歩行音を鳴らしながら、あの外国人が目を青く光らせて登場してきます。
シルバーマンジムのトップマッチョたちもその肉圧に押され、ザワついています。
「モブマッチョたちがざわめいているわ!あの男のマッチョ力、もしかしたら街雄さんよりも…。」
と驚きを隠せないジーナ。
男の登場に驚いたのは街雄も同じでした。
「Sir…なぜ日本に?」
「無論、お前と会うため。」
謎の外国人はかけていたグラサンを外し、その顔を見たひびき&彩也香は驚愕し震えました。
そう、彼はひびきたちがよく知る人だったのです!
憧れの俳優ハーンノルド・ドゲゲンチョネッガー
「コマンドーシリーズ主演俳優…ハーンノルド・ドゲゲンチョネッガー!」
ひびきが叫ぶ声がジム内に轟きます。
一瞬ハッとした朱美と里美とジーナでしたが「全然ピンとこない!」と声が揃っちゃいました(笑)
彼は、第2話でひびきと彩也香がめっちゃハマって観ていた映画『七人のコマンドー4~怒りの大脱走~』の主演。
「ラストアクションプレデターの主演だよ?」
「コナンザレットブルー・ツインズコップは?」
ひびきと彩也香が必死に映画名をあげるも、他のメンバーは全然ピンとこないのですw
見たことある気がする里美は「あの映画にも出てましたよね?未来からやって来たロボットが、少年を守るために戦う映画。“I’ll be back.”が決め台詞の!」と言い、その発言に青ざめるひびき&彩也香。
本人も困惑し「あっ…いや。それは別の役者だ。」と答えます。
失礼発言に、里美はひびきたちにめちゃくちゃ怒られます。
スポーツ理論を学ぶために進学したアメリカの大学で、ボディビルに出会った街雄の師匠がハーンノルドでした。
「なぜ今頃?一度も連絡が無かったのに。」
「分かってくれ、鳴造。連絡できない理由があったのだ…。」
神妙な面持ちで言うハーンノルド、いったい彼に何が!?
「お前の連絡先の入った携帯をうっかり“池ポチャ”してしまったのだ…。」
池ポチャシーンが流れ、Noooo!と叫ぶハーンノルド・ドゲゲンチョネッガーが映し出されます。しょうもなさに爆笑w
事情を聞いてドゲちゃん悪くないよ~と擁護する彩也香、ひびきは街雄から連絡しなかったのかを問います。
街雄も「うっかりポージング中に携帯を握り潰しちゃった」らしいのです。
シルバーマンジムのホームページで鳴造の写真を見たハーンノルドがはるばる日本へ会いに来たことを知り「光栄です。」と師匠に深々一礼する街雄、とてもいい師弟関係ですね。
「ノープロブレム。この再会は偶然ではない。」
ニヤリとしながら意味深な発言をする師匠。
「筋肉の神の思し召し。私の元を離れてから、どんな“筋肉道”を歩んできたのか、見せてもらうぞ!」
そう言って彼が街雄に何か投げてきます。
握力を鍛える者は筋トレをも制す…ハンドブリップトレーニング!
街雄が受け取ったのは「ハンドグリップ」。
「そのグリッパーは世界で3番目の強度を誇る代物。それを片手で閉じられるのは全世界で約100名、お前の現在の実力を試すのにはちょうどいい。さぁ、握るか死ぬか。Crash or Die!」
師匠の容赦ない挑戦に「イエスSir!」と受けた街雄は、息を吸うと一発でグリップをガッチリ握り潰して見せます。
それを見て興奮した師匠は革の服をビリビリ破き、ポージングしながら「合格、お前は資格を得た!」と自身が主催する世界各地から猛者を集めたボディビル大会への出場を街雄に促します。
しかも大会は明日、かなり急なオファーですが「お前の筋肉を世界に知らしめる時が来た!」という師匠に街雄がNOと言えるはずありません。
ここでジーナと彩也香のハンドブリップトレーニング講座が開講します!
ハンドグリップは、スポーツ専門店やホームセンター等でゲットできます。
強度はさまざま、簡単すぎるモノはトレーニングにならず、反対に一度も閉じられないようなタフすぎな強度のモノも最初は避けるのがベターです。
最初の1本は10~15回程度閉じることのできる強度がおすすめ。
余力を出し切るには、これくらいの強度がちょうど良いそうです。
トレーニングの仕方は至って簡単で、反動をつけずにゆっくりとグリッパーを握り、ゆっくりと開く。これが基本です。
15~20回を3セットやってみましょう。
応用トレーニングとして、片手では握れない強度のグリッパーを両手の力で無理やり閉じて、片手に持ち替えてできるだけゆっくり開くという負荷アップ方法もあります。
鍛えられるのは前腕の筋肉、前腕を鍛えると握力がアップし、他の筋トレのパフォーマンスも向上します。
ペットボトルの蓋をあける、蛇口をひねる、ジャムなどの瓶の蓋を開封する等、何気に日常生活には握力を必要とする動作が潜んでいます。
気軽に手に入るハンドグリップは、高齢の方の宅トレとしても導入しやすく、最強アイテムなのです。
ドゲ師匠のボディビル講座を聞くと大会が楽しくなる!
大会当日、会場のボルテージは最高潮。ひびきたちも応援に駆けつけました。
「また会ったな、ゲイシャガールズ!」
ドゲ師匠が現れ、ひびきたちを特別な席へと案内してくれます。
競技が始まると筋肉好きな朱美は大興奮です。初めてボディビルを観戦するひびき達にドゲ師匠が解説してくれます。
フィジークとボディビルの違い、この2つは審査基準が違います。
【フィジーク】
- ボディビルに比べ、細見で逆三角形
- 顔や髪型、サーフパンツのデザインで審査する
- フィジークは、下半身はほとんど審査されない
【ボディビル】
- 大会ごとに規定のポーズにて採点される
- リラックスポーズを挟みながら規定のポーズを披露
- 規定ポーズと主な採点基準は以下の通り
- フロント・ダブル・バイセプス:上腕二頭筋の盛り上がり&逆三角形のポーズ
- フロント・ラット・スプレット:広背筋が脇の下から大きく見える
- サイドチェスト:外太腿の筋肉の横から見える厚み・大きさ&胸の大きさ
- バック・ダブル・バイセプス:大腿二頭筋や腓腹筋、下腿三頭筋の美しさ&広背筋のカットの美しさ
- バック・ラット・スプレット:大腿筋の締まり&広背筋の広さ
- トライセプス:脚の太さ&上腕三頭筋の太さ、カット
- アブドミナル・アンド・サイ:脚の太さや大腿四頭筋のカット&腹直筋、外腹斜筋の絞り
- これらの規定ポーズに加え「モスト・マスキュラー」を規定ポーズとする団体も
階級ごとに決勝では「フリーポーズ」という演目が行われます。
自分が選んだ音楽に合わせて自由に演技をする、この演目はセンスも問われます。
フリーポーズが終わると「ポーズダウン(優勝者決定のためのポージング、決勝戦)」が行われます。
決勝進出者が一同に会してポージングを行います。この光景が圧巻!
ポーズダウンは大会でもっとも盛り上がる場面、アツい観客も「キレてる!キレてる!」「デカい!」「○番イイよ~!」「○番、ナイスバルク!」など各々の掛け声で応援します。
ボディビルって深くて面白い!街雄の神がかり的なポージングは圧巻
街雄が出場する階級は、人数が多いためグループ分けされて審査が行われました。
「腹筋グレネード!」「二頭筋がチョモランマ!」「肩メロン~!」
ディープで独特な掛け声と、ものすごい迫力に、ひびきは目を輝かせます。
とにかく面白い掛け声ばかりで、目からも耳からも魅力的ですね。
しかし、ボディビルの審査は、初心者では優劣の基準がはっきり分かりません。
「ただ筋肉が大きければいいのではない。全身の筋肉のバランス、肌艶の良さ、そしてポージングの美しさ。これらを総合して雌雄を決するのだ!」
ドゲ師匠が奥深いボディビル競技の世界を語ります。さぁ、街雄のグループの番です。
<このとき、会場に居合わせた人々は一様にこう証言したと言う、「神を感じた」と。>
街雄がゆっくりとフロント・ダブル・バイセップスのポージングをすると、街雄の背後から後光が差し、会場内が金色の光に包まれます。
場内すべての人が、服が破け飛び、裸になる不思議な感覚を味わいます。
「肉厚だ…これほどの肉厚を身につけたか、鳴造。」
ドゲ師匠も感心します。爽やかにウィンクを決める街雄、マジでかっこいい!
超一流のマッチョたちもたじろいでひれ伏す程のポージング、街雄は見事に優勝します。
実はこの大会もドゲ師匠による第2の試験、街雄の知る世界最高峰のビルダーたちは一人も出場していませんでした。
ドゲ師匠は「自分と対等に戦えるビルダーを育成するために弟子を育ててきた…決勝の舞台はラスベガス、準備はいいな?」と、次なる戦いの意気込みを語ります。
「すみません。仕事があるのでアメリカに行くのはちょっと…。」
「あぁ、そうなんだ…。」
<当然ながら、仕事優先だった…。>
玄田さんのオチナレーションが絶妙に入りましたw
『ダンベル何キロ持てる?』第9話まとめ
『ダンベル何キロ持てる?』第9話をご視聴くださった皆さま、
今週もありがとうございました!! 🏆これからもトレーニングに励み、肉圧を高めていきマッスル!!
それが筋肉の神の思し召し……💫💫BS11では本日24:30~ から放送です!💪#ダンベル pic.twitter.com/jlxTdxkDJI
— TVアニメ「ダンベル何キロ持てる?」公式(好評放送中!!) (@dumbbell_anime) August 29, 2019
ドゲ師匠の命で秘書であるジェイソン・スゲーサムが日本に残り、鳴造のトレーニングサポーターをすることになりました。
ドゲちゃん、キャラ最高でした!また登場して欲しいです。
ボディビルの大会にめちゃくちゃ興味惹かれる内容でしたね!
生の熱気と生のディープな掛け声を聞いてみたいです。
- 頭痛・猫背・肩こりの改善や予防に最適な宅トレは「バック・エクステンション」がおすすめ!
- 謎の外国人の正体は、俳優ハーンノルド・ドゲゲンチョネッガーだった!
- ボディビル大会に出場した街雄鳴造が神ってるポージングで神々しい光に包まれる!
やはり鳴造は只者ではなかったということが判明し、神なポージングにはアニメとは思えない爽やかな圧を感じました。
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