『だから私は推しました』第1話あらすじ・ネタバレ感想!普通のOLが冴えない地下アイドルにハマり人生を変える

ドラマ『だから私は推しました』第1話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:MANTAN WEB

2019年7月期のNHK夜ドラは、ディープでカオスな世界、「オタク」そして「地下アイドル」を題材にしたものとなりました。

普通のOLだった遠藤愛(桜井ユキ)が、冴えないアイドル栗本ハナ(白石聖)と出会ったことで、私生活が大きく変わっていきます。

沼に落ちていくように地下アイドルにハマり、アイドルと人生を共にしていく姿が、とてもリアリティを感じずにはいられませんでした。

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『だから私は推しました』第1話あらすじ

リア充に見られたいアラサーOLの遠藤愛(桜井ユキ)は、友人の中でちょっとした見栄を張る日々を送っていたが、結婚を意識していた彼氏からその姿がみっともないとフラれてしまう。

失意の中スマホを落とした愛が拾い主(細田善彦)を訪ねてあるライブハウスへ向かうと、オタクたちの異様な熱気の中、地下アイドルのライブが行われていた。

愛はその中で歌もダンスも下手な栗本ハナ(白石聖)を見つけ、そのみっともなさに自分を重ねる。
出典:『だから私は推しました』公式ページ

【ネタバレ】『だから私は推しました』第1話の感想

マウンティングの末に待つのは別れ

主人公の遠藤愛(桜井ユキ)は、ごく普通のOLでした。

彼氏もいて、ラブラブで、幸せいっぱいで、その姿をSNSにアップしては「いいね」をもらい、順調な人生を歩んでいるように見えました。

結婚を控えているようにも見せていた愛でしたが、ある日彼から言われた衝撃の一言。

「別れてください」

これを機に、人生が変わります。原因はSNS。

愛がアップしていた幸せな写真の数々は、周囲から見れば「気持ち悪い」と思われるものでした。

「いいね」を稼ぐ材料にされたと感じた彼に見放された愛は、天国から地獄に真っ逆さま。

その日はカラオケにこもって、泣きながら歌います。

私たち幸せです!とアピールする人の惚気に対し、気を良くして耳を傾ける人などいません。

しかも彼は、海外へ行くことも決まっており、愛もそれに付いて行く気でいました。

でも彼自身、愛を嫁として紹介したくないと思っていたのです。

大した教養もないし、コミュニケーション能力もないし…。

ボロカス言いますが、彼氏さんは一体なぜ愛と今まで交際をしていたのでしょうね?

SNSで愛がやっていたことをきっかけに全否定することにはなったわけで、周りからも「こんな女と付き合ってるの?」と言われて恥ずかしくなった彼氏。

正直、そういうところで人を見るなら、愛とは別れて正解だったのでは?と思ったりもしました。

落としたスマホを取りに行こうとしたら、舞台上にもう一人の自分がいた

彼氏と揉めている最中にスマホを落とした愛。

カラオケの会計時にこれに気づき、店の電話からスマホを鳴らします。

スマホはまだ警察に届いておらず、一人の男の手元にありました。

取りに行こうと思うのは当然。

愛はどこに行ったらいいかと聞くと、男はあるライブハウスを指定したのです。

暗い暗い地下への階段を下りていく愛。

扉の向こうに待っていたのは、オタクたちに囲まれた地下アイドルたちのライブでした。

「サニーサイドアップ」と呼ばれるアイドルたちは、マイクやTシャツ、ヘアピンに目玉焼きを付けて、歌って踊ります。

そしてオタクたちはペンライトを振り、アイドルの歌に合わせて踊り狂います。

歌が上手かったり、ダンスが上手かったり、笑顔が素敵だったりするアイドルたちがいる中、1人だけ浮いている子が…。

歌は下手、ダンスもできていない、人見知りのせいで笑顔より不安が前面に出て目が泳いでいる、でもアイドル!

彼女こそが栗本ハナ(白石聖)です。

パッとしないのに、明らかにアイドルとかやれる顔じゃないのに(いや、哀愁漂ってて可愛いんですよ!)、どうしてそんなところに立っているのか、愛にはわかりませんでした。

しかし、そんなハナが今までの自分に見えるようで…。

気づけば愛はハナに対して暴言を吐きまくり、ライブは静まり返ってしまったのです。

必死に前髪で顔を隠そうとするハナ。

これがハナと、ハナを推して全力サポートをする愛との出会いでした。

今までの自分と重なり、それでもそこに居続けようとした自分が、今はどん底。

なのにハナはまだ注目を浴びている。

完全な八つ当たりです!

そのせいで、ハナはライブ後の握手会を欠席。

ひとりのハナのファンが苛立ちを覚えます。

はい、それは愛のせいですね。すみません。

ダメな自分を脱却しようと頑張るからこそ、推していきたくなった

何もできないのにグループの一員であろうとするハナ。

「一人だけダンスはできないし。身の丈わかっていなくてマジでウザい!だいたいなにその前髪!コミュ障か!」

「泣いたってどうにもならないんだからね!」

と、八つ当たりをした愛。

翌日、会社に八つ当たりであろう電話を受けて嫌な気分になったことから、愛はハナに悪いことをしたなと思うようになり、二日連続でライブハウスに足を運びました。

すると驚くことに、ハナは前髪を切って登場。

コミュ障と言われたことが原因なのですが、自棄で切ったわけではありません。

泣いたってどうにもならないんだから!

その言葉を聞いたハナは、逃げることをやめるため、その第一歩として前髪を切ったのです。

歌もダンスも、おそらくトークもまだまだ。

でも、頑張って前に進みたい。

その意思表示であることを知った愛は、ハナを心から応援したいと思うようになったのです。

自分もハナと同じように、前に進みたいと思ったのでしょう。

地下アイドルという身近な存在だからこそ、愛はハナを推すようになり、握手をしたことで、ふたりの二人三脚の日々が始まったのです。

こうしてアイドルにハマっていく日々が、これから楽しみ…と思ったのですが、事態はそんな楽しいものではないみたいです。

『だから私は推しました』第1話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

この物語は、愛が刑事の聖護院実(澤部佑/ハライチ)から事情聴取を受けるところから始まります。

携帯を取りに行くはずだったのが、拾い主である小豆沢(細田善彦)の存在をすっかり忘れ、ハナに引き込まれていく愛。

この物語は、ハナを推す愛の物語であり、瓜田勝(笠原秀幸)を突き落とすまでの物語。

瓜田!?誰?

と思い公式サイトを見ると、ハナを推す男のようです。

ハナを愛が罵倒したとき、クレームを付けた男性客。

それが瓜田だったみたいです。

彼ら彼女らにいったい何があったのか、謎が深まるばかりです!

このドラマ、もしかして…

“だから私は(ハナを)推しました”

であり

“だから私は(瓜田を)押しました”

なのか!?と思ったり…色々と思考をめぐらせています。

しかし「百聞は一見に如かず」です。

続きが楽しみで仕方がありません!

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