『でっけぇ風呂場で待ってます』第1話あらすじ・ネタバレ感想!人気芸人が脚本を務めたコメディが開幕!

『でっけぇ風呂場で待ってます』第1話

出典:『でっけぇ風呂場で待ってます』公式ページ

創業150年江戸から続く老舗の銭湯『おおとりの湯』。

しかし、今の時代、銭湯経営はとても難しく、苦境に立たされていました。

何とか立て直そうと、経営を任されている松見(北山宏光)は朝風呂を始めますが、初日から一緒に働いている梅ヶ丘(佐藤勝利)とアルバイトの瀧(長谷川忍)は寝坊をして遅刻するという体たらく…。

松見はそんな2人をりつけますが、なんと梅ヶ丘が漁で稼いできたという400万円が消えるという事件が発生。

そこへ牛乳屋の端本(平田敦子)、震える男(戸塚純貴)、宅配屋(じろう)がやってきて、事態はどんどん悪化します。

果たして、事件の真相は!?

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『でっけぇ風呂場で待ってます』見どころ

『でっけぇ風呂場で待ってます』第1話

出典:Hulu

創業150年。

江戸から続く下町の銭湯『おおとりの湯』を恩人から引き継いだ若者2人が、クセの強い、個性的な客を相手に毎日巻き起こるトラブルやハプニング、様々な困難を乗り越えて行くワンシチュエーションコメディが日本テレビ月曜「シンドラ」枠で始まりました。

主演を務めるのは人気グループKis-My-Ft2の北山宏光と、Sexy Zoneの佐藤勝利が務め、脚本には最強コント師と名高いシソンヌのじろう、かが屋の賀屋壮也、ハナコの秋山寛貴、空気階段の水川かたまりが名を連ねています。

今をときめく俳優陣と芸人脚本家のワンシチュエーションコメディです。

moyoko

これは期待せずにはいられません!

【ネタバレ】『でっけぇ風呂場で待ってます』第1話あらすじ・感想


朝風呂はじめました。

「おい、起きろ!」

ここは、江戸時代から150年も続く老舗の銭湯『おおとりの湯』。

5代目番頭の松見芯(北山宏光)は、脱衣所で寝ている後輩の梅ヶ丘(佐藤勝利)を叩き起こします。

銭湯が経営難を打破するべく、梅ヶ丘とアルバイトの瀧が朝6時から朝風呂を始めようと言い出し、チラシまで作ったのに、時間はすでに朝7時。

梅ヶ丘は絶対起きられないからと脱衣所で寝ていたのに寝坊してしまいました。

瀧にいたっては、まだ出勤すらしていません。

moyoko

ドラマ内で、アメリカのコメディのような笑い声が聞こえます。新しい試みですね!

しばらくして瀧(長谷川忍)がやってきました。

松見は2人を正座させて説教を始めます。

すると、そこに男性客(戸塚純貴)が入ってきました。

しかし、松見の勢いに負けて、男性は逃げていってしまいます。

moyoko

この辺では見ない顔だったということで、せっかくの新規客を逃してしまいます。もったいないですね…。

風呂掃除

梅ヶ丘と瀧は、「寝坊した罰」として風呂場の掃除をみっちりやることになりました。

しかし、松見も一緒に掃除をしています。

松見が見ていないことを良いことに、梅ヶ丘と瀧はお互いブラシでスネをぶつけて喧嘩を始めました。

それに気がついた松見は「お前はまたふざけてんのか!」と、瀧だけを怒ります。

梅ヶ丘は松見の後ろで瀧をからかいます。

でも、松見は梅ヶ丘を可愛がるだけ。

「顔か!結局、顔なのか!」

moyoko

確かに、「顔面人間国宝」と呼ばれる佐藤勝利くんと長谷川さんではちょっと分が悪いですね…。

そこへ、牛乳屋の端本さん(平田敦子)がやってきました。

端本さんはイケメン好きで、梅ヶ丘を見ると両手を広げて「おいで!」と言います。

しかし、梅ヶ丘はその場で動こうとしません。

代わりに、松見が端本さんの胸に飛び込みました。

400万円がないっ!

「毎度さまで~す」

独特の口癖がある宅配屋(じろう)が集荷にやってきました。

以前、ポーランドからきた観光客の忘れ物を送ってもらうため、松見が呼んだのです。

moyoko

松見は伝票を書く際、「鵬」の字が書けません。それを梅ヶ丘と瀧が冷ややかな目で見ています。

松見が送料を払おうと、番台を見ると、大変なことに気がつきます。

「封筒がねぇっ!」

番台に置いてあったはずの400万円が入った封筒がないと言うのです。

そのお金は、梅ヶ丘が1年間マグロ漁船に乗って稼いで来たものでした。

梅ヶ丘は、少しでも銭湯の足しになればと、松見に渡していたのです。

その400万円がなければ、銭湯は3ヶ月と持ちません。

moyoko

回想では、髭もじゃの梅ヶ丘が現れました。佐藤勝利くんに髭が全く似合っていません!

震える男

「俺が鍵を開けて寝たから誰かが取って行ったんだ!」

梅ヶ丘は大パニック。

「そもそも、瀧が起こしてくれるはずだったのに!」と瀧に言いがかりをつけ、瀧と責任の擦り付け合いをしていきます。

しかし、ここで争ってもしょうがないので、瀧が警察に電話しようと言いますが、元借金取りの松見は警察が苦手。

「頼ったら負けた気がするんだよな」

3人は一旦、警察には連絡しないことを決めます。

その時、梅ヶ丘が先ほど銭湯に入ろうとして逃げていった男のことを思い出します。

男を捜そうとしたその時、一度は出て行った端本さんが戻ってきました。

「人が溺れてる!」

そして、近くの土手で溺れたと言ってガタガタ震える男性が銭湯に入ってきました。

moyoko

何と、先ほど逃げて行った男が震える男として戻ってきました。

取り調べ

瀧は男を見るなり、「400万はどこだ?」と詰め寄ります。

松見は「それよりも風呂が先だ」と梅ヶ丘にお湯をためるように言いつけます。

瀧は梅ヶ丘に、そんな必要はないと止めます。

反対の意見を聞いた梅ヶ丘は、どうしたらいいのかわからず、またしてもパニックに…。

「梅ちゃん!」

端本さんがすかさず腕を広げます。

梅ヶ丘は自然と端本さんの胸に飛び込みます。

moyoko

端本さんは「今しかないと思ったの」と恍惚の表情です。良かったですね!

パニックになっている梅ヶ丘は置いといて、話は震える男の方に戻ります。

男は、お金のことは知らないと言い張りました。

梅ヶ丘は「悪い人には見えないので、犯人ではないのかも…」と思います。

しかし、瀧は「悪い人に見えないやつほど人の金を取る」と主張!

続けて、「悪そうな人もやっぱり人の金を取る」と言いました。

moyoko

梅ヶ丘は「それなら、世の中には悪い人しかいないじゃないか!」とショックを受けます。

壁画が見たい

すると、いないと思っていた宅配屋が、急に笑いながら現れました。

「床が濡れてても銭湯なら気にならないもんすね」

見ると、宅配屋もずぶ濡れです。

溺れた男を助けようとして川に入ったものの、男は自力で上がったため、逆に宅配屋が溺れてしまったということ。

moyoko

宅配屋、そそっかしいですね!

その頃、男はキョロキョロと周りを見渡していました。

それに気がついた松見は「何か隠してるんだろ」と睨みをきかせると、男はとうとう観念します。

「壁画を見たかっただけなんです!!」

「壁画…?」

moyoko

松見は、そもそも「壁画」という言葉自体を知りませんでした。かなりのおバカなようです。

男は、風呂場の富士山の絵を見に来たというのです。

「話せば長くなるんですけど…」

「手短に頼む」

有名な画家の壁画

男は、手短に話してみますが、手短すぎておバカな松見には、何を言っているのかわかりませんでした。

「つまりこういうことですね」

代わりに梅ヶ丘が説明を始めます。

「男は探していた壁画がある場所をやっと見つけたが、昼には帰らないといけない。もうダメだと思ったその時、『鵬の湯』が朝風呂を始めると聞いたのでこれ幸いと銭湯を訪ねると、ヤクザがいたので怖くて逃げた。でも、諦めきれずわざと川で溺れた」

moyoko

ヤクザというのは、松見のことです。

『鵬の湯』の壁画は、有名な画家が描いたものだそうで、当時はあまり知られていなかったものの、今や海外でも人気の画家なんだそう。

なかでも、ここまで大きな壁画はなかなか見られないのだということです。

おやっさんの功績

そういえば、松見は先代のおやっさんから「汚いじじいを風呂に入れてあげたら壁画を描いてくれた」と言っていたことを思い出しました。

「エピソード薄くない?」

瀧は疑いますが、梅ヶ丘は以前、来た外国人もこの絵を見に来たのかもしれないと思い立ちます。

「おやっさんってやっぱすげぇよなぁ」

moyoko

先代は、フラフラしていた松見と梅ヶ丘を拾ってくれた2人にとっての恩人です。壁にかかった肖像画には、吉田鋼太郎さん扮するおやっさんが描かれています。

松見は男がゆっくり壁画を見られるように、風呂に入れてあげます。

震える男に関しては一件落着ということで、端本さんは帰っていきました。

「400万見つかったら教えてね!」

「あーーーーーー!」

moyoko

3人はすっかりお金のことを忘れてしまっていました。やれやれ。

真犯人

しかし、どこを探しても封筒は見当たりません。

「俺がもう一回漁船に乗れば済む話なんだよな…」

松見は諦めモード。

「俺、戻って来たばっかりじゃないですか!芯さんともっともっと一緒にいたいです!」

梅ヶ丘は諦めずに、自分が寝ていた布団をひっくり返しています。

そして、枕カバーを振った時、封筒がドサッと落ちてきました。

「あった!」

moyoko

犯人は、なんと梅ヶ丘でした。しかし、梅ヶ丘には全く記憶がありません。

ここで再現してみましょう。

脱衣所で布団を敷いて眠ろうとしたものの寝つけず、とりあえず、酒を飲んでみたら酔っぱらってしまった梅ヶ丘。

やっと眠れると思って布団に枕の高さが合いませんでした。

そこで梅ヶ丘は「あ、そうだ、この封筒を枕に入れよう。ほら、丁度いい」と枕に封筒を入れたのでした。

「俺でした…」

銭湯ってすげぇ

とにもかくにも、無事お金は戻ってきました。

「なんかドッと疲れたな…」

moyoko

無駄に朝も早かったですしね。

久しぶりに、でっけぇ風呂でも入ろうと3人で盛り上がっていると、先に入っていた宅配屋のことを思い出します。

見ると、宅配屋はすっかりのぼせてグッタリしていました。

慌てて脱衣所に運んで寝かせます。

そして、梅ヶ丘が水を飲ませると…。

「毎度さまで~す」

宅配屋はたった1口で息を吹き返しました。

「そんなちょっとでいいの!?」

その頃、溺れた男はでっけぇ風呂に浸かって思う存分壁画を眺めていました。

「銭湯って、すげぇなぁ…」

『でっけぇ風呂場で待ってます』第1話あらすじ・ネタバレ感想まとめ


記念すべき第1話はシソンヌ・じろうさんの脚本でした。

いかにもじろうさんらしいちょっとシュールな面白いお話!

moyoko

ただ、コントのようなドラマをレビューするのはなかなか難しいですね…。

さて、老舗銭湯をひょんなことから受け継いだ松見と梅ヶ丘が、アルバイトの瀧と共にヘンテコな客や取引先と様々なトラブルや出来事を乗り越えて行く『でっけぇ風呂場で待ってます』。

エンディングテーマは松、梅、瀧(惜しい!)の3人が歌っています。

そして、番台の横には、北山さんと同じグループに所属するキスマイの宮田俊哉さんが扮する「萌え侍」のポスターが貼ってありました。

どんな小ネタが仕込まれてるのか探すのも楽しそうですね!

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