ドラマ『恋はDeepに』スペシャル回あらすじ・ネタバレ感想!海音と倫太郎の再会までの3年間の出来事とは

ドラマ『恋はDeepに』スペシャル回あらすじ・ネタバレ感想!海音と倫太郎の再会までの3年間の出来事とは

出典:『恋はDeepに』公式ページ

海音(石原さとみ)が海へと帰ったあの日から1週間後、鴨居教授(橋本じゅん)はMr.エニシ(福山翔大)から海音が皆に向けて残したという動画を受け取り、倫太郎(綾野剛)に連絡します。

研究室メンバーと倫太郎は動画の鑑賞会を開き、海音が仲間1人1人に向けたメッセージを涙ながらに受け取りました。

倫太郎の番になった時、倫太郎は1人にして欲しいと皆に頼み、画面の中の海音と2人きりの時間を過ごします。

それから毎年、スーパームーンの時期になると、研究室メンバーは倫太郎のペンションに集まって海音を待つのでした。

別れから再会までの3年間を描いたスペシャルストーリーです。

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ドラマ『恋はDeepに』前回第9話のあらすじと振り返り

トラックから海音(石原さとみ)をかばおうとして、頭を打ってしまった倫太郎(綾野剛)。

大丈夫だと言って立ち上がったものの、その身体には異変が起きていました。

鴨居教授(橋本じゅん)は、1年前海音が地上に来た時の天候などの条件から、満月の夜に海に帰れることを突き止めました。

次の満月まであと3日。

海音との別れが近いことを感じた倫太郎は、海音のために鴨居研究室と蓮田トラスト開発本部とのサプライズ送別会を開きました。

しかし、2人の別れの時が迫る中、倫太郎は脳出血を起こして倒れてしまいます。

海音は倫太郎にキスをして命を吹き込みました。

目を覚ました倫太郎は、星ヶ浜に車を走らせ、海音に別れを告げます。

そして3年後、星ヶ浜に拠点を移した倫太郎は、再び海音に会うことができたのでした。

【ネタバレ】ドラマ『恋はDeepに』スペシャル回あらすじ・感想


倫太郎の涙

海音(石原さとみ)が海へと帰るスーパームーンの日。

病院で目を覚ました倫太郎(綾野剛)は星ヶ浜へと向かい、海音と最後の別れの時を過ごしました。

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海音のキスによって、倫太郎の身体は、すっかり元通りになっているのです。

東京に戻る車内で、倫太郎は1人悲しみを堪えていました。

家に帰ると、病院からいなくなった彼を心配して、光太郎(大谷亮平)と榮太郎(渡邊圭祐)が寝ずに待っています。

兄と弟の顔を見た倫太郎は、我慢の糸が切れて号泣するのでした。

一週間後、会社に復帰した倫太郎は、海中展望タワー計画の撤廃を正式に発表し、代わりに海と陸地を繋ぐ海中水族館の計画を立ち上げます。

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海中水族館の案は、海音が考えたものです。

動画鑑賞会

そこに、鴨居教授(橋本じゅん)から倫太郎に電話がかかってきました。

Mr.エニシ(福山翔大)が研究室にやってきて、最後の海音の動画を置いていったというのです。

大学を辞めることが決まってから撮影されたものだということで、教授は研究室の皆や倫太郎に向けてのメッセージが入っていると思われるから一緒に観て欲しいと伝えました。

夕方、研究室で動画の鑑賞会が行われます。

藍花(今田美桜)は、海音が遠くへ行ったと聞かされているだけで、どこに行ったのか知りません。

連絡もつかないため心配していますが、教授はお茶を濁すばかりできちんと答えてくれませんでした。

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藍花には本当のことを言ってもいいと思うんですけどね。

海音のメッセージ

海音の動画は、誰もいない研究室で撮影されていました。

海音は鴨居研究室で大切な人々と出会い、どんなに辛いことがあっても、明るく元気になれる故郷みたいな存在だと話します。

「かけがえのない場所です」

研究室での印象的な出来事として、海音は初めての蓮田トラストとの交流会をあげました。

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まだ倫太郎の笑顔が少ない、冷たい人間だと思われていた時期です。

交流会に消極的だった倫太郎は、グイグイと迫って来た染谷(高橋努)が持っていたハマグリを落としてしまいました。

海音はその時の染谷の顔が忘れられないと言います。

通称『ハマグリ事件』です。

海音は、染谷に会うと元気になると話します。

「たくさん笑顔を貰いました」

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動画を見る染谷は涙が止まりません。

仲間のこと

椎木(水澤紳吾)と海音は始めこそギクシャクしていましたが、海音は彼から救われるような言葉をかけてもらいました。

「渚海音はちゃんとした研究者だ」

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この時、椎木には金髪美人の彼女がいることが判明します。驚きの事実です!

「藍花ちゃんはすっごく素敵です!大好きです!」

海音は、藍花の話になると途端に目を輝かせました。

藍花は、海音にメイクやファッションたくさんのことを教えてくれたのです。

倫太郎の話もたくさん聞いてもらいました。

「なんでも話せる唯一の友達です!」

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倫太郎だけでなく、藍花とも相思相愛でしたね。

そして鴨居教授のこと。

海音は「命の恩人だ」と言います。

鴨居教授は常に海音のことを気にかけて、時には身を挺して海音を守ってくれました。

「血は繋がっていないけど、私の家族です。感謝してもしきれないです」

人間のこと

海音は、研究室の皆に会うまでは、人間はただ海を汚すだけの生き物だと思っていました。

だから、それを止めるために地上にやってきたのです。

でも、星ヶ浜のイベントで子供たちの笑顔を見た時に、この子たちが未来の星ヶ浜を守ってくれるかもしれないと思ったと言います。

そこで海音は、海を汚すのも人間なら、海を守ってくれるのも人間なのだと気がつきました。

「だから、私たちは争うのではなく、共に生きていく道を探すべきなんです」

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海音は、この1年で人の優しさやぬくもりに触れ、考えが変わったのでした。

Mr.エニシは、ここで海音に質問をしました。

「海音先生は、この後どうするんですか?」

「私は、海に帰ります。」

倫太郎のこと

次に、Mr.エニシは倫太郎の話題に移ります。

倫太郎はそこで動画を止め、1人で観させてほしいと教授たちに伝えました。

倫太郎の気持ちを察した教授と藍花は、「海に帰るって何??」と混乱している染谷を連れて研究室の外に出ました。

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藍花は染谷とは違い、海音が話しているのを見て、全てを理解したようです。

海音は、画面の向こうにいる倫太郎に語りかけるように話します。

初めて会った時、海や魚が好きだと思ったらすごく感じの悪い人だったこと、なのに時々悲しそうな顔をするから、何を考えているかわからず気になって仕方なかったこと。

「気がついたら、ずっと倫太郎さんのことを考えていました」

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恋の始まりです。

倫太郎との思い出

星ヶ浜のバス停で倫太郎から貰った焼き芋は、甘くて美味しくて、海音はこんなにも温かい気持ちになるのかと思いました。

でも、その頃の倫太郎はとても苦しそうでした。

光太郎との確執や、母の事故のことで自分を責める倫太郎を、海音は上手く励ますことができなかったと後悔を語ります。

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倫太郎は涙を流しながら画面を見つめます。

「でも楽しいこともたくさんありました!」

倫太郎はバーベキューが、海音は遊園地が一番楽しかった思い出です。

でも、徐々に体が持たなくなってきて、どんどん辛くなってきたことで、皆に迷惑がかかると思った海音は、早くこの場から去ろうと、海に帰ろうとします。

でも、結局それも上手くはいきませんでした。

そんな時でも倫太郎は強く優しく海音を守りました。

ずっと幸せでいて欲しい

海音の経歴が問題になった時も、倫太郎は海音を守るべく矢面に立ちました。

「俺は渚海音が地上で一番大好きだ!」

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忘れられない衝撃の告白シーンです。

「私も倫太郎さんが大好きです!」

海音は、もう一緒にはいられないけれど、たくさん笑って、夢を叶えて欲しいと語ります。

「ずっと幸せでいて欲しいです」

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愛ですね!

最後に海音がカメラに向かって「ありがとう倫太郎さん」と言ったところで動画は終了しました。

「ありがとう海音…」

海音のメッセージが終わった時、Mr.エニシは、必ず皆に届けると約束しました。

その約束通り、ちゃんと鴨居教授に届けてくれました。

それぞれの道

倫太郎は、その後すぐに会社は光太郎に任せて、自分は星ヶ浜に拠点を移し新しい水族館に集中することを決めていました。

榮太郎も、自分の将来のことを考えて、独立することを決めます。

それからしばらくして、倫太郎は星ヶ浜にペンション『Marine sound』をオープンさせます。

そしてその年のスーパームーンの日。

研究室メンバーとMr.エニシがペンションを訪れました。

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皆で海音が来るのを待つつもりなのです。

藍花は、ペンションの玄関に可愛い貝殻が飾ってあるのを見つけます。

榮太郎は、兄にそんな趣味があったのかと驚きます。

「強く思っていれば、また必ず会える」

倫太郎と海音は、別れる時そう話しました。

しかし、この時は無情にも何事もないまま、夜明けを迎えてしまいました。

岩場に置かれた貝殻

別れから2年後。

星ヶ浜は着々と水族館の建設が進んでいました。

そして、スーパームーンの日。

藍花は、玄関の貝殻が増えているのに気がつきます。

倫太郎によると、たまに岩場の決まった場所に一つだけ置いてある貝殻を持って帰っているうちに、増えてしまったと言います。

「誰かが置いているんですかね?」

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恐らく、海音のメッセージなのでしょうね。

近頃の星ヶ浜は、ゴミ一つなく、子供たちも星ヶ浜の海が大好きです。

倫太郎は、海音が残して行ったものが形になっていることを感じていました。

しかし、この年も倫太郎は浜辺で1人夜明けを迎えました。

moyoko

なかなか根気が必要な作業ですね。

3年後

藍花は蓮田トラストの開発本部に、アドバイザーとして出入りするようになっていました。

あまりのハードスケジュールに、研究室の仕事と両立していた海音のすごさを改めて実感します。

Mr.エニシは、星ヶ浜の保全PRを継続しながらも、安定を考えて蓮田トラストの広報部に就職していました。

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椎木は何故か海底都市研究が女子学生たちに大ウケしています。

榮太郎は、自分で興した会社が2年目に突入し、軌道に乗り始めていました。

そして、星ヶ浜には倫太郎の夢だった陸と海が繋がった『みらい水族館』がオープンしました。

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大きな水槽に、毎日違う魚がやってくるという夢のような水族館です。

再会の時

海音と別れて3度目のスーパームーンの日。

倫太郎は岩場に貝殻がないことを確認し、ペンションに遊びに来る子供たちの相手をした後、店じまいの準備を始めます。

すると…

「倫太郎さん!」

声がする方に振り向くと、そこには笑顔の海音が立っていました。

「帰ってきちゃいました」

倫太郎が「おいで」と両手を広げると、海音は迷わずその腕の中に飛び込みました。

「お帰り」

「ただいま」

その時、鴨居研究室メンバーと蓮田トラストメンバーがペンションに到着します。

皆は海音の姿を見て大喜び。

藍花と海音は抱き合って再会を喜びました。

こうして、倫太郎たちは3年振りに海音と再会を果たしたのでした。

ドラマ『恋はDeepに』スペシャル回あらすじ・ネタバレ感想まとめ

『恋はDeepに』の本編は前回で終了していますが、今回は本編とは別にスペシャルストーリーとして、倫太郎が海音と再会を果たすまでの3年間が描かれました。

海音がエニシに託したメッセージ動画を通じて、振り返りシーンが多くなるのかと思いましたが、意外と新しいシーンが多く見ごたえのある内容でしたね。

蓮田トラストは無事星ヶ浜のリゾート開発を成功させ、星ヶ浜に移り住んで海音の帰りを待ち続けた倫太郎は、3年目にしてやっと海音と会うことが出来ました。

これからどのくらい海音が地上にいられるかわかりませんが、2人の幸せが長く続くように祈るばかりです。

まさかのファンタジー設定で視聴者の度肝を抜いた今作ですが、なんだかんだで最後まで観てしまう不思議な魅力のある作品でした。

3か月間お疲れさまでした!

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