第2章に突入し、恭平(平山浩行)を殺害した張本人である森(黒木啓司)が、晴美(小池栄子)や塚本(渡辺真起子)の前に現れたことでドラマはシビアな展開を迎え始めました。
ここで、3人の妻が恭平とどのように出会ったのかという過去を振り返ると共に、余命宣告を受けていた恭平が何をしようとしていたのかが明らかに!
恭平が例の未解決事件とどのような関わりがあったのか、そこに隠された恭平の6つめの嘘でした。
そして、すべてのカギを握る存在は、3人の妻たちの中にいたことにも気づき、事態はさらに波乱に満ちていきそうです。
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目次
『わたし旦那をシェアしてた』第6話あらすじ
森(黒木啓司)らに襲われて重傷を負った文江(夏木マリ)は意識を取り戻したものの、秀明(赤楚衛二)は昏睡状態のままだった。
晴美(小池栄子)と加奈子(りょう)が病院に付き添い、茜(岡本玲)がシングシングハウスで子供たちの面倒を見ていた。
逃亡中の森がまた現れるかもしれず、晴美たちは気が気ではない。
美保(渡辺真起子)は晴美と加奈子に、恭平から森のことを聞いていないかと尋ねる。晴美と加奈子は、まったく何も知らなかった。美保に「なんで恭平があなたたちを選んだか分からない」と言われた晴美は、恭平との出会いについて語り始める。
晴美と恭平が出会ったのは6年前、思い余った晴美が走る車の前に飛び出そうとした時だった。
晴美は恭平のお蔭で自殺を思いとどまる。その後、飲みに行った2人はお互いの境遇を話し、心を通わせるように。
加奈子も、恭平の思い出を語る。5年前、スポーツジムのトレーナーとして働いていた加奈子は、そこで恭平と知り合った。
加奈子がパーソナルトレーナーになったのは、恭平から「もっと良い職場を紹介する」と勧められたことがきっかけだった。
晴美と加奈子は恭平の思い出を語り合ううち、恭平のかかりつけ医だった笠浦(升毅)の存在に気付く。
一方、茜は沙紀(平澤宏々路)と透(牧純矢)から、恭平がどんな人間だったのかと聞かれて恭平との出会いを語る。
4年前、スーパーで荷物を抱えながら買い物をしていた茜は、手首を痛めてしまった。
その時、恭平が茜に声をかけ、笠浦のクリニックへ連れて行ったのだった。
恭平の信頼していた笠浦が、謎を解くカギを握っているのではないか?
晴美は笠浦に会いに行く――。
出典:『わたし旦那をシェアしてた』公式ページ
【ネタバレ】『わたし旦那をシェアしてた』第6話の感想
名前のない病。生きる希望を失った恭平(平山浩行)は3人の女性を救う
小さいころから原因のわからない、治療方法のわからない病に悩まされていた恭平(平山浩行)。
6年前に死のうとして車の前に飛び出そうとしたとき、すぐ隣に晴美(小池栄子)がいました。
自分と同じように自殺をしようとしていた晴美に対し、恭平はとっさに手を取りました。
「どうして死ぬ!」
「わからない」
「だったら死んではダメだ!」
そう言われ、晴美は自殺を辞めました。
この出会いがあり、恭平と一緒にいることで幸せを感じることができるようになった晴美は、結婚という形をとらなくていい。「私を守って」と言ったのです。
テキーラを飲み、慣れないダンスを踊って楽しんだというエピソードを話す晴美。
「…意外」
加奈子(りょう)も茜(岡本玲)も、同じように恭平に助けられたことが出会いでした。
加奈子はジムで客に怒鳴り散らされているところを助けられ、働き口も合っていないとわかった恭平は加奈子に別のジムを紹介。
その結果、加奈子は今や人気インストラクターになりました。
茜の場合は、シングルマザーとしての生活が辛く、リストカットをしていたのです。
そこを恭平に助けられ、新しい仕事先で精神が安定。
そんな3人は、恭平に救われたことで、これからも一緒にいてほしい。
しかし、その形は「結婚」にこだわりませんでした。
「私を守って」
そう3人から言われた恭平は、3人の妻たちとのそれぞれの生活を始めたのです。
うん、晴美たちはさ…恭平に結婚したい人ができたと言われたとしたら、大人しく引き下がれたのでしょうか?
恭平としては、余命がわからない状態で結婚はできないと断ることになるだろうから、妻たちの申し出を聞き入れたのでしょうね。
ならば、殺害された日に買った指輪は何だったのでしょう。
どうもまだまだスッキリしませんねぇー。
恭平(平山浩行)のエピソードで浮かび上がった主治医の存在
森(黒木啓司)の脅威にさらされたことで、文江(夏木マリ)と秀明(赤楚衛二)は重症により入院。
そして刑事の塚本(渡辺真起子)は車いす生活となりました。
晴美と加奈子が病院で恭平との出会いの話をしている時、共通する人物がここで浮上しました。
それは、恭平の主治医である笠浦(升毅)の存在です。
妻たちが体調を崩したり怪我をしたとき、恭平は笠浦の元へと連れていきました。
つまり、恭平が一番信頼している人物。
もしかしたら、恭平が何を考えていたのかを知っているのではと思うのです。
ここで思わぬキーパーソン!これで事態は大きく動くのでは!?と思い、晴美は病院へ向かいました。
しかし、時すでに遅し。
晴美が笠浦の病院に到着したとき、彼は何者かに殺されていました。犯人は森(黒木啓司)でしょう。
共犯者である佐伯(渋谷謙人)は、事情聴取中にセラミックの歯を抜き、中に仕込んだ毒物を飲み込んで自殺。
森の情報が何も出てきません。
これで晴美や警察は、また森に関して手詰まり状態となってしまったのです。
余命宣告を受けた恭平(平山浩行)「北神谷町未解決殺人事件」
3人の妻たちと過ごし始めた時、笠浦に「誰が一番好みだ?」と聞かれた恭平。
ですが恭平は、みんなが大事だと言いました。
うーん、やっぱりなかなかのタラシでした。
そんな恭平が、笠浦から余命宣告を受けます。残り6ヶ月。
いつまで生きられるかわからない恐怖に怯えていた恭平でしたが、これがわかった時「ああ、そうか…」という顔をします。
あとは悔いのないよう、自由に生きろと笠浦に言われた恭平は、シングルマザーのシェアハウスを建てながら、「北神谷町未解決殺人事件」の犯人探しを始めたのでした。
どうして恭平がこれを探ろうとしたのか。
実は、北神谷町未解決殺人事件の被害者の中には、恭平の同級生がいたのです。
その名は松田友紀子(矢崎希菜)。秀明(赤楚衛二)の姉なのです。
そして、父・祐樹(湯江タケユキ)は、この事件の弁護人として関与していたことで殺されました。
大事な人を2人も殺されたことにより、未解決のままにしておけないと思った恭平は、犯人を見つけ出すため、残りの人生をかけて動き出したのでした。
ここで秀明の姉の存在が出てくるとは…。
これを秀明が聞いたならば、恭平殺しに加担した罪悪感よりも、森への復讐心の方が勝り、暴走すること請け合いでしょう。
なんとも皮肉な運命。
殺害予告は、恭平(平山浩行)が蒔いた餌?
父や同級生を殺した犯人を捜すため、恭平は自分の会社で販売しているサプリメントの顧客リストに、被害者となった人の名前を乗せるという偽装工作を始めました。
当初は被害者たちに接点がなく、無差別殺人と警察は思っていたので、これを公表し犯人をおびき出そうとしたのです。
そして恭平は、請負人のサイトのことも知っていました。
内容が書き換えられていることに気づいた恭平は、犯人が食いついたと確信。
結婚指輪を買った後に連れ去られた恭平は、やっと森の姿を目にします。
これで森を道ずれにすることができると確信した恭平は、そのまま森に殴られ、命を落としたのでした。
ということは、犯行予告を書いたのは恭平自身?
そして、森の存在を警察に知らせるためでした。未解決で終わらせない。
命をかけて、恭平は森を日の元に引きずり出そうとしたのです。
結果的に命を落とすことにはなりましたが、片腕として使っていた佐伯も死んだ今、少しずつ森の包囲網は崩れていくように思いました。
『わたし旦那をシェアしてた』第6話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
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6話で判明した“シェア旦那”の思惑と事件の真相を、1分ちょっとでまとめました✨7話の前におさらいしてください😊#TVer #GYAO で無料見逃し配信中💍#小池栄子 #りょう #岡本玲 #赤楚衛二 #黒木啓司 #渡辺真起子 #平山浩行 #夏木マリ #ヒルクライム #事実愛 #旦シェア pic.twitter.com/QQEKs0Qmin— わたし旦那をシェアしてた【公式】第7話8月15日(木) (@ytvdrama) August 9, 2019
恭平の6つめの嘘とは、「北神谷町未解決殺人事件」に関与しているということでした。
だんだん真相が明らかになって来たように見えるのですが、いまいちスッキリしない部分もまだまだあります。
あの指輪は結局誰のために?
シェアハウスを作り、3人の妻たちをそこに移り住ませた。その末に恭平は何を望んだのでしょう。
謎は深まるばかりです。
そして森は今どこに?
危険人物すぎてヤバい森に対し、秀明はどう向き合うのか…。
ハラハラが止まらない『わたし旦那をシェアしてた』も第6話と折り返し地点でありながらも、続きがただただ気になります!
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