『ダンまち2』第12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!ヘスティアの深い愛を感じたベルは女神と人の愛を考える

アニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII』第12話(最終回)ネタバレ感想!

出典:『ダンまち』シリーズ アニメ公式Twitter

前回第11話でラキア王国の軍勢に拉致されそうになったヘスティアを助けようと、ベルやアイズたちは彼女を追ってオラリオの街から飛び出して行きました。

やっと追いついたものの、不慮の事故からヘスティアは崖から転落、それを追ったベルたちも崖下へと転落していったのでした!

意識を取り戻したヘスティアはベッドの上。

傍にいてくれたベルによると、アイズが彼らを助けてくれてこの村まで運んでくれたようです。

目が覚めたばかりのヘスティアたちは、しばらくこの村にお世話になることにするのでした!

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【ネタバレ】『ダンまち2』第12話(最終回)あらすじ・感想


目が覚めたヘスティア!村長の家に滞在することに!

ラキア王国の軍勢に拉致されたヘスティアを助けようと、後を追ってきたベルやアイズたち。

なんとか追い付くことには成功したものの、不慮の事故でヘスティアは崖下に転落。

それを追ったベルたちも一緒に崖下へと落ちていきました。

そして気が付くと、そこは見知らぬ天井。

どうやらヘスティアは助かったようで、ベッドの横には心配そうに見つめるベルの姿が!

崖下の川に流されたいたヘスティアとベルはアイズに助けられ、この村まで運んでくれたようです。

まだ記憶が混乱しているヘスティアは、一杯の水を飲むと傍にいないアイズの所在を尋ねました。

アイズはまだラキア王国の軍勢が傍にいるかもしれないので偵察に出ている模様。

そんな会話の最中、部屋を貸してくれている村長が娘とともに登場。

目を覚ましたばかりのヘスティアを気遣う村長でしたが、ヘスティアを見るや否や何かを思い出したかのよう。

そんな村長の異変に気が付いたベル。

村長は快くヘスティアたちに部屋を貸してくれ、娘もお世話につけることを約束してくれたのでした。

しばらくすると偵察を終えたアイズが戻ってきます。

ラキア王国の軍勢は近くには見当たらず、一緒にいたアスフィの姿すらなかったようですが、ただ戦ったていた跡は残っているのでうかつに動かない方が良いと判断します。

アイズの報告を聞きながら、彼女の雨で濡れた姿を見て赤面するベル。

先きほどヘスティアを見て、何やら思うところがあった様子の村長はエンブレムを見ながら考え込んでいるのでした。

翌日、すっかり晴れた空の下で村は何やらお祭りの準備に取り掛かっています。

すっかり元気になっているように見えるヘスティアでしたが、ベルにご飯を食べさせてもらって満足そう。

村長の娘のリナがお茶を持って入ってくると、今夜この村の豊穣のお祭りが行われることをベルたちに伝えます。

この村にお世話になりっぱなしということもあり、ヘスティアはベルにお祭りの手伝いをしてくるように指示。

そんな命を受けたベルは、さっそくお祭りのお手伝いをすることに!

豊穣の祭りの手伝うベルたち!そして黒龍のうろこ見つける!

さっそく部屋から出ると、偶然にもアイズとバッタリと遭遇。

昨晩の雨のこともあり、彼女はこの村の衣装に着替えており、ベルはあまりの似合いっぷりにまたも赤面(笑)

そしてこれから村のお祭りの手伝いに向かうことを告げると、アイズも興味を示します。

村の人たちからすると、アイズの様な人は珍しいらしく「オラリオの街にはあんな美人がいっぱいいるのか?」と尋ねられるのでした。

アイズもベルと同じく子供たちと一緒に、祭りの準備を楽しんでいるよう。

祭りの準備もひと段落ついたころ、ベルが散歩をしていると道端に祭られている黒い物体を発見。

村人によると、この黒いものこそ、以前ヘルメスが言っていた黒龍のうろこなのだそう!

昔、英雄によってオラリオから黒龍が追い払われたとき、この村に10個のうろこを落としていったのです。

それをこの村では祭ることによって、他のモンスターから身を守ってきたのでした。

伝説の黒龍のうろことだけあって、他のモンスターもビビッて近づいてこれないんだとか。

それを聞いたベルは、これまで見聞きしてきた黒龍と、この村の黒龍の扱いの違いに戸惑います。

「もし、この黒龍がいつか冒険者によって討伐される日が来ても、私たちはこのうろこを拝み続ける」

村人がそう言い残して立ち去っていくとき、向こうの方でアイズを発見。

しかし、その眼は穏やかなものではなく、まるで神の様に祭られているうろこを見ながら険しい表情を見せているのでした。

話しかけたベルでしたが、アイズは黒龍が神の様に祭られていることが受け入れられないようで、ベルを誘って村の方へ戻っていくのでした。

村長カームの過去。守れなかった女神さま…

ヘスティアの部屋に戻ると、そこには村長も一緒にいました。

そして村長は、ベルに少々時間をくれないかと尋ねてきたのです。

村長の部屋へと移動してきたベルに、村長は自身の過去を打ち明け始めます。

村長は自身の持っていたエンブレムをベルに見せると、このエンブレムが自分が昔所属していたファミリアのものだと伝え、昔は女神のもとでファミリアに所属していたことが明らかに。

しかし、若き日の村長は、崖に追い詰められて女神を守れずに崖下に転落。

彼をかばって負傷した女神はそのまま天界へと送還されてしまったのです…。

そのことを今までずっと気に病んできた村長は死ぬことも考えますが、女神さまにもらったこの命を捨てることもできずにずっと一人で過ごしてきたのです。

そして村長は辛そうな体調を我慢しながら、ベルに自分の失敗から「女神さまを大事にする」ことを伝えました。

村長は自分の経験から、女神に愛されているベルに同じ道を歩んで欲しくはなかったのです。

お祭りに参加するヘスティアたち!ダンスに上手く誘えるか!?

一方、ヘスティアはすっかり元気になったみたいですが、病気のフリをすればベルが優しく看病してくれるので、もう少しこの状況を続けたい様子。

そんな時、部屋の扉が開くとアイズがご飯を持って入ってきました。

元気なことがバレそうになり、慌てて布団をかぶったヘスティア。

ヘスティアはまだ助けてもらったお礼をアイズに言っていなかったらしく、これを機にしっかりとお礼を言います。

そして、ヘスティアはずっと気になっていた「ベルのことをどう思っているのか?」を確認するために質問しますが、アイズにはなかなか質問の意図が伝わらず、ヘスティアはイライラ(笑)

ヘスティアがベルの印象について尋ねると、アイズは「うさぎ」と回答。

それを聞いたヘスティアは嬉しそうにアイズに共感!

何やら通じ合うものが2人の間であったみたいです。

夜になるとヘスティアとベル、アイズは三人でお祭りに参加。

何でもこのお祭りでは、男からダンスを申し込み、それを娘が受け入れるとカップルが成立するというしきたりがあるみたい。

ヘスティアは神様ということもあって、村人もぜひヘスティアにダンスに参加してもらいたいみたい。

それを聞いたヘスティアは、さっそくベルにそのことを匂わせ、誘ってくれたら前回の不祥事は水に流すことを約束します(笑)

ヘスティアの誘いを断って傷つけてしまったことで、今回のラキア王国の軍勢に拉致されたことを思い出すベル。

そして先ほど村長から言われた言葉もあって、ベルはヘスティアをダンスに誘うことに決めました。

ベルはヘスティアとダンスをしながら、自分と神様の関係について考えています。

神さまとしてヘスティアのことを尊敬しているベルでしたが、何やら最近色々なことがあり過ぎて複雑な気持ちのよう。

そんな時、村長の娘であるリナが泣きながら走ってくると、村長が危篤状態にあることを伝えたのでした。

急変する村長の体調…

村長の元へと集まるヘスティアたち。

村長はヘスティアの姿を見ると、昔自分が使えていた女神ブリギッドのことを話し始めます。

なんとヘスティアもブリギッドのことを知っているらしく、彼女とは親友だったみたい。

村長がブリギッドのことを「誰にでも分け隔てなく接し、優しい女神だった」と伝えると、ヘスティアは「君は彼女に騙されている」と反論(笑)

そんなやり取りをしながら、村長は「死んだあと天界で再びブリギッドに出会えるか」と尋ねます。

村長にとっては、天界で二度と彼女と出会えないのが一番の恐怖だったのです。

それを聞いたヘスティアは、優しく村長の手を握るとブリギッドの気持ちを代弁して村長に感謝の気持ちを伝えました。

そして村長は、満足した表情で命を引き取ったのです。

神と人間との違い。

そんな状況を目の当たりにしたベルは、星空を見上げながら考え事をしていました。

そこにやってきたヘスティアに「村長は天界でブリギッド様に出会えるのか?」と尋ねます。

しかし、ヘスティアは現実的には難しいとの回答。

死んでしまった者は、記憶を失ってまっさらな状態でまたこの地に戻ってくるみたい。

それを聞いたベルは、改めて神さまたちと人間の違いについて考え込んでしまいます。

どんなに頑張っても人間である自分たちの方が、神さまよりも先に死んでしまう。

そして残された神様たちは、大切な人を失った悲しみをずっと背負って生きていかないといけない。

そんな神と人間の違いの残酷さを感じていたベル。

しかし、ヘスティアはそんな悲しみに暮れているベルに対して「仮にベルくんが年を取っていっても、僕はずっと君の傍にいる」と言ってくれました。

そして「ベルが死んで生まれ変わっても、会いに行ってファミリアに誘う」と言います。

泣きながら聞いていたベルは、ヘスティアと抱き合ったのでした。

そして翌日、村長のお墓の前でお祈りをして、村を後にします。

「またいずれ戻ってきたい」というベルの言葉に、アイズはその時は一緒に行くと返答。

それを聞いたヘスティアは「自分のファミリアと行け!」と猛反発(笑)

そしてオラリオの街に帰ってきたヘスティアたちは、自分たちのギルドメンバーと再会し一件落着したのです!

しかしそんな中、ダンジョン内でうごめく人の形をしたものが!?

これが後にどんな展開に繋がっていくのか…今は想像もつきません!

『ダンまち2』第12話(最終回)まとめ

ラキア王国の軍勢に拉致されたヘスティアを救出するためにやってきたベルたちは、誤って崖下に転落してしまい、とある村にお世話になることに。

そこには、昔女神さまと一緒に時を過ごして別れてしまった過去を持つ村長がいたのでした。

村にお世話になっていることもあって、祭りの準備を手伝っていたベルとアイズ。

そして、元気になったヘスティアと祭りで一緒にダンスを踊っていたのですが、村長の体調が急変し他界。

村長の過去を知り「女神と人間」の愛の在り方を改めて考えさせられたベルでした。

要点まとめ
  • アイズが村の衣装を着て登場!
  • ヘスティアと一緒にお祭りのダンスを踊る!
  • 村長とブリギッドとの関係を見て、考えさせられるベル。

大人気作の最終回!「女神と人間」の愛のカタチを考えさせられるベル。

しかし、ヘスティアの言葉もあって彼は自分のなりの答えを見つけていくのでした。

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