『中学聖日記』あらすじ・ネタバレ感想!有村架純と岡田健史主演で描く教師と生徒の禁断の恋と成長物語

『中学聖日記』あらすじ・ネタバレ感想!有村架純と岡田健史主演で描く禁断の恋と成長物語

出典:Paravi

『中学聖日記』は2018年10月期のTBS火曜ドラマ枠で放送されました。

発端となる舞台は片田舎の中学校、年上の婚約者がいながら、勤務先の学校で出会った10歳年下の中学生・晶に心惹かれていく女教師・末永聖の禁断の恋を描いています。

主人公・末永聖を演じるのは、幅広い世代からの人気のある国民的女優・有村架純。

相手役である晶を演じるのは1年にわたるオーデイションで選ばれた期待の新人・岡田健史。

それでは『中学聖日記』を1話ずつネタバレありでレビューします。

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【ネタバレ】『中学聖日記』あらすじ・感想

「第1話」あらすじ・感想

大学卒業後、国語の非常勤講師を経て片田舎の町・子星平にある子星中学校に赴任した末永聖(有村架純)は夢だった教師になり張り切りますが、生徒たちには着任早々からかわれたり、教頭の塩谷三千代(夏木マリ)からは注意を受けるなど空回りしてしまいます。

中でも生徒の晶(岡田健史)は、聖に心ない言葉を浴びせ、何を考えているか分からない彼の行動に振り回されてしまします。

一方、大学時代からの恋人・川合勝太郎(町田啓太)とは遠距離恋愛中で、仕事に追われる勝太郎とはなかなかコミュニケーションが取れない日々が続いていました。

そんな中、同級生と遊びに出かけた晶が公園でボヤ騒ぎを起こしてしまいます。

聖が学校を欠席した晶の家を訪問すると、母親と言い争いになった晶が家を飛び出していました。

聖が追いかけ雨の中自転車に乗っていた晶を車に乗せます。

次の日、濡れたパーカーを返す聖に晶は「先生のこと好きになっちゃいました。もう、どうしていいか全然わかりません」と告白します。

ミルトモ 編集部

有村架純の清楚系教師役が可愛らしくて素敵です。そして、何よりも新人岡田の登場にときめきました。教頭役の夏木マリさんの服装と髪型が、奇抜すぎで笑っちゃいました。

「第2話」あらすじ・感想

晶から突然告白された聖ですが、その言葉を「ありがとう」と受け流していました。

ある日、聖と勝太郎両家の顔合わせが開かれます。

聖は両家の親に教師としての思いを伝えますが、いずれは仕事をやめるように言われてしまいます。

帰り道、勝太郎は聖に「好きにしたらいいよ。俺は待てるから」と言います。

そんな中、晶から再び気持ちを伝えられた聖は晶の真っ直ぐな表情に困惑します。

彼のことを好きな同級生の岩崎るな(小野莉奈)は晶の家を訪れ「もう末永に本気になるのはやめたほうがいい」と晶と口論になります。

そして、子星中学校の体育祭が開催されます。

聖に避けられ続けていた晶は聖を体育館裏に連れていき「なんで避けるんですか。子ども扱いしないでください」と言いますが、「はっきり言うけど、こういうの迷惑。先生として晶を応援する。それ以上でもそれ以下でもない」と聖に言われてしまいます。

イライラした晶は早退し、晶の母・愛子(夏川結衣)は先生たちに報告し大騒ぎします。

帰路につく途中、聖の車に晶のハチマキが巻かれていました。

好きな人に渡すのが流行っているハチマキが自分の車に巻いてあったことで、聖はまた困惑します。

車を走らせると、夜道を自転車で走行中に転倒した晶を見つけ、ケガの手当てをするため自分の部屋に入れます。

そこへ勝太郎が訪問し聖は激しく動揺しますが、間一髪で鉢合わせを逃れました。

一方、学校の闇掲示板を見つけた上布茂(マキタスポーツ)は愛子に掲示板の書き込みを見せます。

そこには晶が聖を好きなことが書かれていたのでした。

ミルトモ 編集部

晶の積極的な告白が空回りしていますが、徐々に聖も気になっていく感じです。一方、勝太郎の上司の原口(吉田羊)は勝太郎に気がある一方、聖との仲も応援しているような謎めいた行動をとります。

「第3話」あらすじ・感想

勝太郎は実は聖に他に男がいるのではないかと疑っていましたが、晶が生徒だということにホッとしていました。

原口には浮気の予兆だと言われ、心配します。

原口と勝太郎がタコパをしていると、そこへ聖がサプライズでやってきます。

今度は原口と聖が鉢合わせになりますが、3人で仲良くタコパをします。

勝太郎が席を立った際に、聖は原口に「年下の相手」について漏らしてしまいました。

学校では勉強合宿を行われますが、その際中、晶は同級生・海老原(川口和宥)と殴り合いの喧嘩をしてしまいます。

そこに晶の母親が倒れたと連絡が入って晶は途中帰宅することになり、聖が駅まで送ります。

聖は晶が海老原を殴った理由は例の掲示板への書き込みの犯人が海老原だったからだと知り、駅のホームで「ダメだよ殴るなんて。私のためでも」と言います。

晶は見送る聖を引き寄せて電車に乗せ、終点駅まで一緒に電車に乗ることになってしまいます。

合宿終了後、このことを知ったるなは激怒し、愛子に「担任の末永は晶をたぶらかしている」と告げ口をします。

一方、聖は自宅で丹羽千鶴(友近)に晶への気持ちを言い当てられます。

聖は晶への思いを千鶴へ吐き出します。

「どうかしてる。本当どうかしてる」と言う聖に「生徒だよ、終わるよ聖」と千鶴がたしなめます。

その頃、勝太郎は「聖の雰囲気が最近変わったのは男かな」と言い原口に相談すると、原口は突然勝太郎にキスをします。

ミルトモ 編集部

聖の晶を好きな動機が今一つ弱い気がします。自分でも、どうかしてると言っていますので、理屈ではないのでしょうね。勝太郎が気になる原口、晶のことが好きなるな、いろいろアドバイスしてくる千鶴、いろいろかき回して今後も一波乱ありそうです。

「第4話」あらすじ・感想

聖は晶への特別な感情は一時的のものだとし、教師として晶に接します。

一方、諦めきれない晶は「花火大会の後に会いたい」と聖にメールをします。

そんな2人の関係を愛子が疑い始めます。

夏休みが始まり、つかの間の休日、聖はウェディング雑誌を読みながら挙式の準備を進めます。

その頃、勝太郎は原口と2人きりで海外出張に出かけていました。

勝太郎は聖に誰か他に惹かれている人がいないか、ハッキリさせるよう原口に迫られます。

そして花火大会の夜、見回りで会場へ来た聖は晶がるなと一緒にいるところを見てしまします。

その後、聖と晶は2人、海辺で危険な関係に落ちていくのでした。

さらに勝太郎と原口も会場に訪れ、波乱の夜となります。

ミルトモ 編集部

花火大会の後の晶と聖の海辺でのシーン、衝撃的すぎでした。晶が聖にキスをしますが、抵抗しないということは聖は誘惑に負けたということです。倫理的な批判はいくらでもできますが、このシーンは演出的には素敵でした。心に残ります。

「第5話」あらすじ・感想

夜の砂浜でキスをしてしまった聖と晶は聖のマンションの前で勝太郎と愛子と鉢合わせをしてしまいます。

我に帰った聖は勝太郎に話をしようとしますが、勝太郎は「信じてる」というばかり。

翌日、塩谷から学校へ呼び出された聖は同席した愛子の前でこれまでの経緯を説明します。

一方、愛子が学校に行ったことを知った晶は上布の制止を振り切って、学校に向かいました。

そこで、自宅謹慎を命じられた聖と会ってしまいます。

その後、聖は勝太郎とも別れ、姿を消します。

聖に別れを告げられた勝太郎は「こんな状況って誰のせいだよ。誰のせいでこんなみっともない馬鹿げた状況に。俺がどれだけ…」とぶちまけました。

去り際には「この先1人になって、全部なくせばいい」と吐き捨てます。

ミルトモ 編集部

晶の中学生らしい身勝手な行動が目立ちましたが、それでも聖は自分のことを「この人しかいない」と思ってくれる晶が好きなんですね。千鶴、晶ママ、聖ママはちょっと上から目線の大人の発言が気になりました。

「第6話」あらすじ・感想

時は流れ3年後、2018年になっています。

晶の前から姿を消した聖は千鶴と同じ小学校で教師を続けていました。

穏やかな日々を過ごしていた聖ですが、同僚の野上(渡辺大)と訪れた雑貨市で晶の姿を見かけてしまいます。

聖は過去の記憶がよみがえり動揺します。

晶は愛子の元を離れ、上布の実家に下宿し、県内トップクラスの高校に通っています。

一方、勝太郎は東京本社で過去を吹っ切るようにバリバリと働いていましたが、そこへ原口が新しい部長として東京へ戻ってきました。

そんな中、担当する生徒・彩乃(石田凛音)の遠足費の支払いが滞っていることを知った聖は母親・美和(村川絵梨)の元を訪ねたことをきっかけに、美和に逆恨みされてしまいます。

そして愛子は聖の居場所を突き止めました。

勝太郎も自分自身のけじめのため聖に会いに来ます。

ミルトモ 編集部

聖はやはり教師という職業が好きなのですね。晶が3年で大人っぽくなっていました。結局勝太郎は原口を好きになり、ひどいことを言った自分を許してもらうために謝りに行きました。罪悪感をぬぐいたかったのでしょうか。るなの晶への執着もすごいです。「ずっと一緒にいたい」とラブホに誘ったのには驚きました。

「第7話」あらすじ・感想

勝太郎が忘れ物を取りに聖の家に行くと、聖の住んでいる街を聞きつけ駆けつけた晶と遭遇します。

「もう聖に関わらないでくれないか。聖には俺がついてるから」と晶へ言います。

一方、野上の優しさに触れ、ようやく前に進めそうな聖。

晶もるなと付き合うことにしました。

そんなある日、生徒の彩乃が、登校中に栄養失調からくる貧血で倒れてしまいます。

聖は彩乃の母・美和に注意しようとしますが、美和はネグレクトしているのに「彩乃を返して」と言い、これ以上踏み込んできたら聖の秘密をバラすと言います。

その頃、聖が教師を続けていることを知った愛子は晶がこのことを知ったらどうなるか、と不安に駈られています。

聖と野上、晶とるな、勝太郎と原口。

過去を振り切り、それぞれが新しい道を進もうとしていましたが、聖の居場所が明らかになると、晶はいてもたってもいられませんでした。

ミルトモ 編集部

美和は子どもを所有物と勘違いしている毒親の典型で強烈です。晶は理性を持った大人になったのかと思ったら、唐突に身体が動いて理性が働いていませんでした。聖と晶の3年ぶりの再会の演出が素敵でした。

「第8話」あらすじ・感想

野上との交際を決めた聖の前に、突然愛子が現れます。

動揺を隠せない聖でしたが、「晶と会いましたか?」という愛子の問いに真摯に答えようとします。

そんな様子を見ていた美和は聖の過去を探ろうと愛子に接近します。

美和の異常な行動に対して聖は「今の状況を変える努力が必要」と言います。

そしてこの聖の熱弁が応えたようで美和は考えを改めました。

美和の改心を見たことで聖は過去の出来事を美和と周りにいた数人の保護者に話し始めます。

その頃、小宮第一小学校では学習発表会が近づいていました。

聖は野上とともに準備を進めていましたが、ある朝教室の扉を開けると、子どもたちが誰も登校しておらず、さらには聖と晶の3年前の事件が保護者に知れ渡り、母親たちが乗り込んで来ました。

一方、晶はるなに自分の本当の気持ちを伝えようとしますが、るなは一向にそれを受け入れようとはしません。

思い悩み、学校にもアルバイトにも全く行かない状況を見兼ねた上布は晶に説得をしますが、口論の末、晶はるなに別れを告げます。

しかし、るなは別れ話を受け入れず「嫌だ。間違ってるのは晶だから。絶対別れないから」と言い去っていきます。

噂が学校中に広がり教師を続けるのが難しい状況になった聖に、野上先生は「僕についてきてくれませんか?このままここにいるより僕と一緒に」と誘います。

しかし、その後「ダメですかね。やっぱり。会いたい人がいるんでしょう」と引きます。

ミルトモ 編集部

るなは自分を大切にしてくれる人を見つけて欲しいです。高校生の頃は気持ちをコントロールできない不器用な恋をしがちです。一方、愛子の執着が度が過ぎます。自分の息子の意思で起こった過ちで、聖が一方的に悪いというわけでもないです。あと、野上先生がいい人過ぎて感動しました。

「第9話」あらすじ・感想

晶は父・康介(岸谷五朗)からの手紙に書かれた「山江島」という言葉を頼りに、父を探すため家を出て1人フェリーに乗りみます。

二度と晶とは会わないと決めていた聖でしたが、晶の言動を放っておけずフェリーに飛び乗ります。

聖は晶が自殺すると思ったようですが、晶は父親を探すためにフェリーに乗っただけでした。

聖と晶は山江島に着くと、晶の父親を探し当てます。

フェリーが1日1便しか出ていないということで聖と晶は康介の家に泊まることになります。

一方で、不安に駆られた愛子は思い余って勝太郎の会社を訪ねました。

逃避行のような2人の行動に苛立ち、勝太郎は聖に何度も電話をかけます。

勝太郎に電話で責められたことで聖は康介宅を出ます。

暴風でフェリーが止まっているので聖はキャンプ場に泊まることにしますが、暴雨の中崖から転げ落ちて動けなくなっていました。

聖がいなくなったことに気づいた晶は探しに行き、その後、2人で小屋に避難します。

そこで今までの自分に起きたこと、そして胸の内を話す聖を見て、晶の中に聖を思う気持ちが再び込み上げてきます。

そして晶が聖をハグし、キスをしました。

ミルトモ 編集部

聖と晶は2人で買い物に行ったり自転車を2人乗りしたりとラブラブに拍車がかかります。海がバックで素敵なシーンでした。原口は勝太郎が聖のことで取り乱すところを見て嫉妬していたようです。別れる予感です。

「第10話」あらすじ・感想

キャンプ場の小屋で一晩を過ごし、ついに想いが通じ合った聖と晶。

東京の港へ戻ると、待ち受けていた愛子はいきなり聖をビンタし、全く聖の話を聞こうとしません。

愛子は聖のことを「ある種の誘拐」と表現します。

里美も来ており、聖の言葉に耳を傾けることなく、聖と晶は再び引き離されてしまいます。

翌日、改めて聖と里美は愛子のもとを訪ね、里美は娘のしたことについて謝りました。

意を決した聖は晶に対する想いを愛子に正直に告げますが、愛子から厳しい言葉を投げかけられます。

一方、晶は将来的に自立し聖との関係を認めてもらうため、進学することを決めます。

しかし、小学校を辞め、新しい生活を始めようとしている聖の元へ晶から電話がかかってきました。

晶は「なんか引いた。冷めた。もうこういうのやめよ」と一方的な言葉を発します。

実は勝太郎から「聖、退職したの知ってる?君のせいで」と伝えられたせいでした。

「聖に何が残る?」と言われて「僕には離れることしかできない」「先生を辞めて欲しくない」「後悔して欲しくない」と決心したのでした。

そしてラストでなんと聖は「未成年者誘拐罪の疑い」で警察に連行されます。狂った愛子が本気で通報したのです。

ミルトモ 編集部

聖と晶の恋愛が波乱すぎる展開を迎えている一方、原口は結局元カノのバーテンダーとより戻しました。勝太郎のことで悩んでて3年前は聖から奪おうとしていたのにアッサリとしたものでした。ここは深く考えず、原口は聖や勝太郎の心情を吐露させるための設定だったということにしましょう。

「最終話」あらすじ・感想

聖は「未成年者誘拐罪の疑い」で警察署に連行されます。

一緒にいた晶も取調べを受け、聖をかばう主張を続けますが、未成年のため相手にされません。

解放された後も、晶は愛子に携帯を取り上げられ、聖の連絡先を消されてしまいます。

後日、愛子から会って話がしたいと告げられた聖。

しかし、当日待ち合わせ場所で愛子は弁護士を伴い準備した誓約書をもってやってきました。

その誓約書には今後、晶との連絡や接触を断つこと、万が一誓約事項に違反した場合は損害賠償500万円を支払うこと、など書かれていました。

1週間の期限内に提出するように言われ、聖は悩みます。

里美は聖のアパートへやって来て「あなたのことが信じられない。これからは1人でやっていきなさい」と厳しい言葉をかけます。

1番の理解者の母親にこんな言葉をかけられた聖は失意します。ですが、最後には「でも本当に辛いことがあったら帰っておいで。晩御飯食べさせるくらいはできるから」と聖は言葉をかけられます。

千鶴は職員室に残っていた私物を届けに聖のアパートへやってきます。

「やっぱりね、うまくいくわけない。みんなに反対されて2人で酔いしれて。その代償がこれ。自業自得!」と聖を一括しますが、その後、千鶴は聖をハグします。

「本当に出来の悪い後輩」「喋る相手いなかったら連絡よこしな。暇だったら来てあげるから」と聖に声をかけます。

紆余曲折を経て聖は誓約書にサインをし、バンコクで日本語教師として働く道を選びます。

一方、聖が誓約書にサインをしたと知った晶は原口と勝太郎の手を借りて観覧車と電話越しに聖と話をします。

そこで晶はやっと聖の幸せを考えて別れを決意をしました。

5年後、バンコクで日本語教師をする聖の元にスーツ姿の晶が現れます。

ミルトモ 編集部

最終回、聖の教師としての節度、晶の相手を真に思った結論を出した成長に感動しました。結末も誰か1人をここまで一途に好きでいれるってロマンチックでいいなと思えるラストでした。

晶役・岡田健史の魅力

岡田健史の晶役は魅力的でした。

ミルトモ 編集部

整った顔立ちにすらりとした長身、けがれのない澄んだ瞳、第1話で晶が登場した時は魅了されました。

校舎2階にいる聖を見上げ、「僕、先生のこと好きになっちゃいました。好きになっちゃいました」と叫んだストレートな告白に始まり、禁断のラブストーリーにのめり込むことになります。

新人の岡田の演技の初々しさは聖をまっすぐに思う幼い晶と重なり、そこに感じる危うさに、心を揺さぶられます。

未熟さと大人っぽさを兼ね備えた岡田独特の雰囲気がもたらした効果も大きいと思います。

ミルトモ 編集部

第1話で「好きです」と気持ちを伝えた聖に「ありがとう」と返され、意味が理解できずにキョロキョロと視線を動かす姿や、勉強合宿先で暴行を働き、聖に「帰りなさい」と制された時に見せたキョトンとした顔は愛らしさい子犬のようです。

第4話の海辺のキスシーンで「もう一回いいですか?」とねだる幼さが残る言葉にはときめきました。

また、大人っぽいところ、男気が醸し出す魅力もあります。

第9話の暴風雨での一幕では行方不明になった聖を見つけた晶が放った「なんで連絡しないんだよ。心配させんなよ」という言葉には着実に大人の階段をのぼる晶から漏れる男っぽさに、新たな魅力を感じました。

ここから山小屋シーンになりますが、「俺だって、男ですよ」と言い、聖を抱き寄せてキスをします。

ミルトモ 編集部

前回のキスとは違った大人なキスで、ドキドキしました。

岡田は学ラン姿の中学生に始まり、スーツに身を包んだ社会人までを演じています。

猪突猛進な中学生から、少し成長するもやはり自分の感情を抑えることができない高校生、そしてエンディングで見せた、余裕のある温かな微笑みを浮かべる社会人姿までどれも爽やかに演じました。

ミルトモ 編集部

19歳で中学生役を演じることに対しては違和感がありましたが、最後まで演じきった岡田は賞賛に値すると思います。

以上、ここまで『中学聖日記』をレビューしてきました。

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