『カーズ2』はディズニー・ピクサーが車を擬人化して人気を得た『カーズ』シリーズ第2弾!
前作『カーズ』に引き続き、『カーズ2』は2011年に公開されました。
- マックィーンとメーターがレースで世界中を巡る!
- 実質的な主人公はレッカー車のメーター
- 物語は意外なスパイ・アクション!
マルコヤマモト
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目次
『カーズ2』作品情報
作品名 | カーズ2 |
公開日 | 2011年7月30日 |
上映時間 | 113分 |
監督 | ジョン・ラセター |
脚本 | ベン・クィーン |
出演者 | オーウェン・ウィルソン ラリー・ザ・ケーブル・ガイ マイケル・ケイン エミリー・モーティマー エディ・イザード ジョン・タトゥーロ ボニー・ハント トニー・シャルーブ ポール・ドゥーリイ |
音楽 | マイケル・ジアッキーノ |
【ネタバレ】『カーズ2』あらすじ
『カーズ2』はまさかのスパイもの!?
2006年に公開され、天才レーシングカー、ライトニング・マックィーン(オーウェン・ウィルソン)の成長を描いた『カーズ』。
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今作の内容はライトニング・マックィーンが出場する世界中の都市を舞台にした「ワールド・グランプリ」にチームとして同行したレッカー車のメーター(ラリー・ザ・ケーブル・ガイ)が、重大事件に巻き込まれるというもの。
そのせいか、冒頭からスパイ映画さながらのアクションが繰り広げられ、イギリスの諜報員を名乗るフィン・マックミサイル(マイケル・ケイン)という車も登場!
ミサイル攻撃やマグネット爆弾、変装装置を装備しており水陸両用!
そんなフィン・マックミサイルが東京で出会ったメーターをアメリカの諜報員と勘違いしてしまったことから、物語がどんどんややこしいことに。
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さらに、要人たちが集まる公の場でもその行動や性格を直さないメーターに怒ったマックィーンとの友情に亀裂が…!
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フィン・マックミサイルをサポートする最新スパイ技術を搭載した車、ホリー・シフトウェル(エミリー・モーティマー)も加わり、東京、パリ、イタリア、ロンドンと世界中を股にかけたマックィーンのレースと、メーターのドタバタ劇が繰り広げられます!
ワールドレースに隠された陰謀!
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ガソリンに代わる新燃料「アリノール」の発見者であるアクセルロッド卿(エディ・イザード)が主催するレースで、アリノールのプロモーションも兼ねており、出場者は全車アリノールを指定燃料として使用することが義務付けられています。
いよいよ東京を皮切りにレースがスタートしますが、レース中に出場車が次々に爆発を起こすという事故が発生!
イギリスの諜報員フィン・マックミサイルは、新燃料であるアリノールとワールド・グランプリに陰謀が隠されていると直感で感じ、極秘に潜入していたのです…。
その裏には新燃料を廃止させようとするザンダップ教授(トーマス・クレッチマン)率いる「ペッパー・ファミリー」という欠陥車たちの存在がありました。
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アリノールには電磁波を当てると爆発するという作用があり、ザンダップ教授はアリノールを使用するレースカーたちに電磁波を当てるための疑似テレビカメラ装置を発明していました。
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東京、イタリアのレースでこの電磁波による多重事故が発生したため、ロンドンの最終レースではアリノール以外の燃料の使用が認められました。
しかし、マックィーンが最終レースでもアリノールを使用することを発表すると、怒ったザンダップ教授はマックィーンを次の標的に決めたのです!
ペッパー・ファミリーの会議に潜入していたメーターでしたが正体がバレ、フィン・マックミサイル、ホリー・シフトウェルとともに捕らえられてしまいます。
『カーズ2』の気になる真犯人は…
ロンドンの時計塔ビッグ・ベンの中に捕らえられたメーターたちは、マックィーンのピットに時限爆弾が仕掛けられていることを知ります。
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レース中のマックィーンがメーターの姿を発見し、ピットに入ってきます。
東京での自分の過ちに気づいたマックィーンがメーターに謝ろうとしましたが、時限爆弾が仕掛けられているメーターはマックィーンから離れようと高速でバック走行を始め、2台は市街へ向けて走っていきました。
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ザンダップ教授はメーターを爆破させ、マックィーンとまとめて始末しようと考えましたが、メーターが走り回ることから爆弾のスイッチがうまく起動せず、最後にはザンダップ教授がメーターに追われる羽目になってしまいます。
同じ頃、ホリーやラジエーター・スプリングスの車たちはイギリス軍を率いてペッパー・ファミリーを一網打尽!
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正体不明のペッパー・ファミリーの黒幕だけが爆弾を解除できるのですが、メーターはふとしたことに気づき事件の黒幕がアリノール社のCEOであるアクセルロッド卿ということを突き止めます。
自分もペッパーであるアクセルロッド卿は、巨大油田を発見したのちに代替燃料であるアリノールを発明。
自分が発明した代替燃料の評判を落とすことで、再び石油を主流の燃料にしようと「ワールド・グランプリ」を企画したのでした。
アリノールがどうしても信用できないサージ(ポール・ドゥーリイ)が事前にオーガニック燃料にすり替えていたため、マックィーンは電磁波を当てられても爆発しなかったのです。
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『カーズ2』感想
『カーズ2』はメーターが主人公のスピンオフ!
前作『カーズ』が公開された後、短編の『カーズ・トゥーン』として、メーターが主人公の物語がいくつか公開されました。
「世界つくりばなし」と称して作られた短編は、メーターがウソのような本当のようなウソみたいな話を繰り広げるという内容。
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しかし、結果は賛否両論!スパイものという意外性が話題を呼んだものの、主人公がマックィーンでないことに対し、不満を持ったファンも居たようです。
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マックィーンの出番が少なかったのは少々残念でしたが、やはりレースシーンの迫力とクオリティは前作を凌ぐものでした。
また、今作では世界中の都市を舞台にレースが繰り広げられたわけですが、やはり日本の描写は特異!(笑)
衝撃的なのはメーターがパーティー会場で入った「トイレ」でした。
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パーティー会場でかかっていたBGMはPerfumeの「ポリリズム」で、日本語版エンディングテーマにも起用されています。
東京タワーやレインボーブリッジ、皇居に歌舞伎座などなど、カーズ仕様に装飾された東京の街並みにもあっと驚かされるはず。
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1作目、『カーズ』の物語からは大きくそれたものの、スパイ・カーというワクワクするキャラクターの登場には多くの子どもたちが魅了されたはず!
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トイストーリー
カーズ2に登場する「フィン・マックミサイル(Finn McMissile)」という車。
* pic.twitter.com/eYLgcr7p6P— ピクサー映画の隠れキャラ (@kakure_pixar) June 26, 2020
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SNSでのみんなの感想・評判
『カーズ2』
個人的に、物語には特に魅力は感じない。だけどアクションは斬新で面白いし、日本をはじめとして、それぞれの街の描写が楽しくて良かった。
スパイガジェットの数々も面白いし、斬新なアクションが楽しめるから、子供は確実に楽しめるかな?物語を求めると、あまりオススメはしないです。 pic.twitter.com/dSHUAgMwJo— shineroad(シャイン) (@shineroad21) December 4, 2019
『カーズ2』
前作から大きく変わってまさかのスパイアクション映画に。
スパイ車のガジェット的な面白さ、メーターというキャラクターを掘り下げる物語としては楽しい一本。
ただマックイーンのレースは完全に背景化してるし悪役の扱いはまたピクサーの悪い癖が出たって感じ。
そもそもこれはカーズ? pic.twitter.com/VwO9hheddx— ヨッシー/映画当たり屋CH (@atariya_ch) May 24, 2020
2011年6月24日は「カーズ2」の公開日🎬🚗⚡️グランプリの会場に日本も出てきたのが嬉しかったよね😄ネオン街、カプセルホテル、歌舞伎座、相撲会場…1番笑ったのはトイレのウォシュレットのシーンwwメーターもトイレに入る時悩んでたけど、私もカーズランドで一瞬悩んだ思い出🤣🤣🤣 pic.twitter.com/mAN6FH6RJz
— かな (@p0nk0tsu_01) June 24, 2020
マルコヤマモト
ただ、大人が真剣に観てはいけない作品ってそこそこあるものなので『カーズ2』はもしかしたらそれに該当したのかもしれません。
もちろん万人が納得する作品が1番良いとは思うのですが、少々子ども向けな内容に楽しめる大人と楽しめない大人がいたということでしょう。
マルコヤマモト
現実の東京はあんなにキラキラ、ごちゃごちゃしていないけれど、たしかに自動販売機やカプセルホテルなど車の世界でも日本人は日本人らしくしている描写も面白かったです。
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『カーズ2』まとめ
マルコヤマモト
ディズニー公式のYou Tubeでは、「レーシング・スポーツ・ネットワーク」というテーマで、マックィーンや『カーズ』に関する情報が発信されています!
- メーターが実質的な主人公でファンの間では賛否両論が起こった
- レース会場として登場する東京の描写はツッコミどころ満載だけどなんだか嬉しい
- スパイ・カーの登場など、子どもたちをワクワクさせる展開がてんこ盛り!
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しかしながら、アニメーションにしかできない迫力のアクションや魅力的な新キャラクターの登場にはワクワクした人も多かったようです。
『カーズ』を観て今作で納得できなかった方も、次作『カーズ/クロスロード』では再びマックィーンの活躍が見れるので楽しみにご覧ください。
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