準決勝前にアクシデントに見舞われるキャロル&チューズデイ。
決勝への道のりは険しいものとなりますが、それでも彼女たちの音楽の実力は本物です。
アクシデントでギターを弾けなくなったチューズデイ。
まさかのアクシデントに動揺を隠せないキャロル。
二人の真の実力が試される準決勝のパフォーマンスが始まります。
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目次
『キャロル&チューズデイ』第11話あらすじ
控室に置かれた『ハッピーバースデイ・チューズデイ』と書かれた箱。
その箱を開けたチューズデイは、右手を火傷してしまう。
会場ではピョートルが準決勝にふさわしいパフォーマンスで会場を沸かせ、いよいよキャロル&チューズデイの出番が迫る。
ガスが犯人探しに奔走する中、ギターを弾けないチューズデイとキャロルは…。
キャロル&チューズデイのステージがついに始まる。
【ネタバレ】『キャロル&チューズデイ』第11話の感想
アクシデントの中で挑む準決勝
ピョートルがパフォーマンスをしている中、チューズデイは誰かの差し金で手を火傷してしまいます。
大事な本番間近にしてギターを弾くための手を負傷してしまい、手を包帯でぐるぐるに巻いた状態となり、とても舞台に立てる状態ではありませんでした。
ガスは必死に犯人を探します。一方でチューズデイの負傷の情報を聞いたアンジェラは、犯人に心当たりがあるようでした。
そしてアンジェラはママの元へと向かいます。アンジェラはママに隠し事をしていないかと問い詰めます。
ママはアンジェラに謝り出します。過去にも問題を起こしたママに再び絶望するアンジェラでしたが、ママは勝手にCMの契約を結んできたことに対して謝罪してきました。
的外れな解答に一安心するアンジェラなのでした。
そして場面はキャロル&チューズデイに戻ります。
ギターが弾けなくなったチューズデイ。演奏予定だった楽曲を直前で変えることにします。
しかし、ギターを使わない楽曲となると、二人は1つしか思いつきません。
しかもそれは、過去合わせた際にうまくいかなかった不完全曲でした。
今ならいけるかもしれないということで、ぶっつけ本番でその曲に挑むことにしました。
そして、なんとか出場できる状態になったので、舞台に上がります。
舞台ではもちろんチューズデイの手の怪我について触れられました。
さらに、審査員のアーティガンはプロとして自分たちの資産である手を怪我するなんてありえない、と厳しい意見をぶつけます。
こんな状態なのに、よりによってアーティガンが審査員とは運にも見放されたキャロル&チューズデイでしたが、演奏が始まってしまえば、その二人の幻想的な世界観にみんな引き込まれて言います。
今までとは一味違ったテイストの曲でしたが、違った二人の一面を見せることには成功したようです。
そして運命の結果発表。
まずピョートルの評価ですが、完成されたダンスと歌唱力で、見るものを魅了する力を持ったまさに逸材、と絶賛でした。
一方のキャロル&チューズデイは、違った一面を見せることができたものの安定しておらず、未完成だと言われてしまいます。
敗色濃厚かと思われましたが、そんな未完成というところが人間味を表現しており、次も聞きたいと思わせてくれると一気に評価を巻き返して、見事勝利を掴むのでした。
犯人はあいつだった!
アクシデントがあったものの、無事決勝に進んだキャロル&チューズデイ。
二人は一安心するものの、ガスは大事なキャロル&チューズデイを傷つけられたとあっちゃたまったもんじゃないと犯人を見つけることに躍起になっています。
ガスもアンジェラのプロデューサーのママが犯人ではないかと予想し、問い詰めます。
そこにロディーが駆けつけてきて、犯人らしき人物の映像が映っていると準決勝前にピョートルがSNSにアップしていた動画を見せます。
はっきりと見えませんが、「華奢な女性だ」とロディーは言います。
そのヒントを聞いたアンジェラは、自分のマネージャーであるケイティーの元へと行き、「なぜあんなことをやったのか」と問い詰めます。
ケイティーはタオに言われて、様子を見に行ったと供述します。
ママの時のように二人の論点がずれているような気がしますが、アンジェラは話が噛み合っていないことに気づくことなく、ケイティーをボロクソに言います。
アンジェラの一番のファンを豪語するケイティーも、これにはたまらず涙を流しながら出て行きます。
一方で、犯人が特定されます。犯人が捕まったという一報がキャロルとチューズデイの元に届きました。
そして犯人の元に向かった二人の目に映った光景は、拘束されるシベールでした。
シベールはチューズデイを見つけるなり、「君のせいでこうなったんだ。君が裏切るから。自業自得だ。」と狂気的な姿をあらわにします。
衝撃的な姿に声も出ない二人でしたが、犯人も捕まって一段落ついたのでした。
チューズデイ強制送還
シベールの件については、チューズデイにも責任があるというキャロル。
演奏にも集中できていなかったことも加えて指摘します。
チューズデイは「そんなことはない」と否定しますが、キャロルは「このままではアンジェラに勝てない。そして負けてしまえば、またアルバイトの日々そして橋の下に逆戻りだ」と言います。
帰る家があるチューズデイに対して、家族のいないキャロルは不安を口にします。
するとチューズデイも、自分の家には自分の居場所がないと涙ながらに語ります。
互いの気持ちをぶつけ合い、心身ともに一緒になって決勝へ挑もうとした矢先、二人の背後に一台の車が止まります。
中からはインテリギャングとゴリゴリのギャングのような見た目の二人組が出てきました。
そしてチューズデイに家に帰るように言います。
もちろん拒否するチューズデイでしたが、二人は強制的にチューズデイを車に乗せ、車を走らせます。
車を追うキャロルは車にしがみつきますが、振り落とされてしまうのでした。
一難去ってまた一難。
決勝前に最大の危機が訪れるキャロル&チューズデイでした。
『キャロル&チューズデイ』第11話で判明したこと
今回は、一連の事件の犯人が判明しました。
予想通り、あいつが犯人でしたね。
猟奇的なシベール
犯人はシベールでした。
自分がフラれたことを根に持っていたようで、チューズデイに天誅を下そうとしたようです。
そして拘束されたシベールは、まさに狂気そのものでした。
歪みすぎたチューズデイへの愛がそうさせたのでしょうか。
深すぎる愛も怖いものがあると感じました。
アンジェラの正義感?
今回の事件に対して、アンジェラの正義感なのか勝負心なのかは分かりませんが、意外な一面が目立ちました。
チューズデイの怪我を聞いたアンジェラは、犯人特定に動き出します。
最大のライバルになるかと思われるキャロル&チューズデイのアクシデントに喜ぶのではないか…これが今までのアンジェラの印象でした。
しかし、彼女は正々堂々と実力で勝ちたいと気持ちの強さを見せました。
一気に自分の中でアンジェラの好感度が上がりました。
『キャロル&チューズデイ』今後の考察
今回は、実家に強制送還されたチューズデイが、どうやって決勝の舞台に戻ってくるのかを中心に考察します。
連れ戻されたチューズデイと取り残されたキャロル
二人でキャロル&チューズデイです。どちらかが欠けても成り立ちません。
では、どうやってチューズデイは帰ってくるのでしょうか。
ここには物語中盤で出てきた兄が絡んでくるのではないかと考えます。
第5話にて、キャロル&チューズデイによる初ライブの時、お客さんは10人程度でしたが大盛況に終わったことを覚えているでしょうか。
その際に、妹を探しにきた兄のスペンサーは、チューズデイの活き活きと歌う姿を見て、連れ帰すどころか満足な顔をして去って行きました。
少なくともスペンサーは、二人の音楽の素晴らしさを知っています。
彼の説得、そしてもちろんパートナーのキャロルの説得もあって、チューズデイの母親は認めてくれるのではないのでしょうか。
アンジェラとケイティーマネージャー
マネージャーのケイティーを犯人だと決めつけて罵倒したアンジェラでしたが、二人の関係性はどうなっていくのでしょうか。
アンジェラのことを一番に思って仕事をするケイティーです。
アンジェラは自分のファンだと言ってくれるケイティーを不用意に傷つけてしまったことを反省して、関係を修復しようとするでしょう。
そしてキャロル&チューズデイとアンジェラともに、パフォーマンスに全精力をつぎ込むことのできるメンタルを取り戻して、素晴らしい決勝を演出してくれるはずです。
『キャロル&チューズデイ』第11話まとめ
第11話「With or Without You」音楽シーン
♪Lost My Way歌:キャロル&チューズデイ(Vo. Nai Br.XX&Celeina Ann)
作詞:JEN WOOD
作曲:JEN WOOD
編曲:JEN WOOD & GABE VANBENSCHOTEN pic.twitter.com/UxQM1xr8u5— TVアニメ「キャロル&チューズデイ」(公式) (@carole_tuesday) 2019年6月20日
火傷でギターを弾けなくなったチューズデイでしたが、二人の奏でる人間味あふれた曲は再び審査員の心を掴み、決勝に進むことになります。
そしてチューズデイを傷つけた犯人がシベールということが判明し、過去のチューズデイのシべールに対する曖昧な態度が招いた結果だと反省します。
そんな中、チューズデイは家に強制的に帰らされることになるのでした。
チューズデイは決勝までに「マーズ・ブライテスト」に戻って来られるのでしょうか!?
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