『向かいのバズる家族』第2話あらすじ・ネタバレ感想!SNSでバズるあかり(内田理央)と母(高岡早紀)

出典:『向かいのバズる家族』公式ページ

盛大にバズり、人生が変わっていく、SNSから変わっていく人たちに着目したリアリティーあふれるドラマ『向かいのバズる家族』の第2話。

全開、盛大にバズり、恋の進展に喜びながらも、自分と向き合うチャンスを得た篝あかり(内田理央)。

バレなければ大丈夫と心に決めたあかりはどうなるのでしょうか?

そして今回は、母の篝緋奈子(高岡早紀)もバズり、そこから新たな展開が生まれていくみたいです。

それではさっそく『向かいのバズる家族』第2話をレビューしたいと思います。

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『向かいのバズる家族』第2話あらすじ

“裏の顔”であるナマハゲチョップの動画投稿を続けていたって、バレなければ大丈夫……、そう考え再び優等生の笑顔を取り戻した篝(かがり)家の長女・あかり(内田理央)。

『向かいのバズる家族』第2話あらすじ①

SNS上であかりの動画がバズってから早3日。未だあかりの人気とカフェ「コロナ」の行列は留まるところを知らない。

ごった返す店内には男性客のみならず女性客の姿もあり、皆あかりを一目見ようと集まったのだ。

店中からあかりに注がれる視線。しかしそれは好意的なものばかりではなくて……

『向かいのバズる家族』第2話あらすじ②

同じ頃、あかりの父・篤史(木下隆行)は頭を抱えていた。

『少年スナイパー 新平!』第1話は予想通り炎上、更にそんなタイミングで主演俳優・穂村真斗(黒羽麻璃央)がSNS上で一般女性の動画に反応し、火に油を注いでいた。困り果てた篤史はドラマが終わるまでの3ヶ月間、一切SNSを見ないと宣言する。

しかし篤史は知らない。穂村が反応した一般女性こそ、他ならぬ、自分の娘・あかりであることを……

穂村の影響もあって客で溢れかえるカフェ「コロナ」。

自分の人気に浮かれ調子のあかりは、殺到するオーダーに対応しきれない伊勢谷(永野宗典)を自分に酔った優等生発言で活気付けたり、SNSにアップする桃(小川紗良)との自撮りの写りを妙に気にしたり。

『向かいのバズる家族』第2話あらすじ③

そんな中、一人の女性客があかりに吐き捨てる。「ちょっと可愛いからって調子に乗らないでください」、と。その言葉にさらにまた浮かれるあかりだが……
出典:『向かいのバズる家族』公式ページ

【ネタバレ】『向かいのバズる家族』第2話の感想

バズることで生まれる「光」と「闇」

第1話で、『美人店長』としてバズった篝あかり(内田理央)の人気は衰えるところがなく、店のお客さんは増え続ける一方です。

しかし、増えたお客さんの中には、あかりのことを睨む女性客もいることに、あかりは気づきます。

しかしなぜ?あかりにはその理由がわかりません。

バズったことにより、あかりのフォロワーさんはどんどん増えていきます。

すると、従業員の盛田桃(小川紗良)は、店長に負けたくないという気持ちが生まれ、フォロワーを増やそうとしてあかりとのツーショット写真をツイートします。

他にも、お客さんとして来た女性は、あかりに対して「調子に乗るな」とか「私、負けませんから」ということを言う人まで。睨む女性たちがいたのはこういうことだったわけです。

数年前に話題になりました『マウンティング』が起きていたということなのでしょう。しかし、あかりは決して調子に乗っていません。

なのにどうしてそんなことを言われないといけないのか……そんな気持ちにもなったでしょう。

そう言いつつも、やっぱりバズって人気者になって喜んでいる節はありました。

それはあかりも、緋奈子(高岡早紀)も同じで、注目されることに喜びを感じると、歌まで歌いだしてしまうのですからね。なんともお気楽な。

というのも、あかりがバズった原因となった態度の悪いサラリーマン。

彼は久方ぶりに店へとやってくると、あかりに対して土下座をして謝り始めるのです。

周囲のお客は一斉にカメラを向けます。原因となった動画を投稿した人と同じ思いだったことでしょう。

詳しく聞いてみると、そのお客さんは身元がバレたことで、会社にいられなくなってしまいました。自分が悪かったということで重々反省したその人は、あかりに謝罪をしに来たみたいなんです。

バズって人気者になるのは確かにうれしいことです。しかし逆に、バズったことで人生が台無しになるなんて人もいるわけです。

まさに、SNSの光と闇だなと思いました。

バズるあかり(内田理央)のストレス解消法はやっぱり秘密

お客さんや桃にライバル宣言され、これは結構ストレスが溜まっていく一方です。

桃はこんなことを聞きました。

「あかりさんって、どうやってストレス発散しているんですか?」

「カラオケとかですかね?」

触れられたくない部分、隠し通さなくてはいけない部分、そこに触れられそうになり焦るあかりは、結局答えを言わず、店を後にしました。

そう、言えるわけはありません。

日ごろの優しくて明るい店長の姿からは想像することができないのですから。

そして今夜も、あかりはカラオケ店でナマハゲチョップです。

あのストレス発散法は悪くはありません。

しかし、これだけ昼間の姿がバズっていると、ナマハゲチョップとしてイラついたことを羅列し悪口を言いまくっていることがバレるのも、時間の問題かもしれませんね。

動画から知った母の姿。そしてなぜか女の闘いへ

今回のお客さんの件を知り、バズるのは一概にいいことではないと思うようになりました。

しかし、それに気づかず、このネット社会で人気を得てはそれに浸っている人がいます。

カフェのキッチン担当・伊勢谷伸(ヨーロッパ企画 永野宗典)が、あかりにとある主婦のお料理動画を見せたことがきっかけです。

これを「面白いんですよー」と言って見せると、あかりは伊勢谷の携帯を叩き落とし、急いで店を後にしました。

色気を振りまくような動画を見せたから怒ったという桃の見解に対し、今まさにあかりに告白をしようとしていた皆戸涼太(白洲迅)は、人が真剣にやっているのに、面白いと言ったことが許せないんじゃないのかなと言います。

皆戸さん、あかりに夢を持ちすぎです。

さて、どうしてあかりはその動画を見て豹変したのかというと、ノースリーブで色気をアピールしながら料理をする女性が、自分の母である緋奈子だったからです。

こんな人の娘だということがバレたら恥ずかしい!

自宅に着くなり、あかりはそう言いますが、母の見解は「羨ましいんだ」というものでした。

昼間にすべてが晒されて仕事や立場を失った人を見てしまったからこそ、あかりは考えを改めたというのに、この母はどこまでお花畑な考えをしているのでしょう。

自分もバズって大変なことになっていると告げれば、母からも「あなたには負けない」とライバル宣言。

母と子ではなく、女同士の闘いの宣戦布告を受けてしまいました。

子どもたちが自立し、家族それぞれが互いに興味のなくなった今、母はネットの世界に評価を求めるのは、仕方のないことかもしれません。

しかし、娘と張り合うのはどうでしょう。

もっと筋肉を付けないと!とヨガを始めますが。

もう年なんですよ!と、娘にナマハゲチョップをされる母。

経験上、嫉妬の末に競ってもろくなことはありません。

おそらくこれから緋奈子は悲惨な目にあうのだろうな…という見解です。

物語の続きは、また第3話になります。

『向かいのバズる家族』第2話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

第1話では、あかりの表と裏の顔、今回の第2話ではバズったことで生まれた光と闇、これらが同時に起こる2つの現象というものが明確に描かれていたように感じます。

そして、母と子と言えども、同性で起こる者同士のバトル。

男の取り合いになっていれば、エディプス王に通じる展開ですが、今回のターゲットはフォロワー。

さて、周囲はあかりと緋奈子にどのような采配を下すのでしょうか。

そして、自身の作品の評価が気になり、自分のドラマをエゴサーチする父・篝篤史(TKO 木下隆行)にはこの先どのようなことが待っているのでしょうか。

弟の篝薪人(那智)は、母の動画を知りながら、特に咎めずネットのコメント欄で何かを画策。そ

れぞれ思惑や行く末がまだ明確にはっきりとしないのですが、今後どうなっていくのか。

目が離せないのは明らかです。

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