『僕はどこから』第9話あらすじ・ネタバレ感想!智美と薫の反撃開始。時間は5時間前に遡って…

『僕はどこから』第9話あらすじ・感想

出典:『僕はどこから』公式ページ

智美(間宮祥太朗)と薫(中島裕翔)に嵌められ、悔しさを爆発させる山田(高橋努)は、薫にどうやってやったのかを聞き出そうとします。

時間は5時間前に遡り、智美が薫のメールの裏に隠されたメッセージを読み解いたところに戻ります。

山田に薫が操られていると悟った智美は、千佳(上白石萌歌)に薫との接触を頼み、薫に山田を嵌めるようにメッセージを伝えます。

智美は駿(岡崎体育)と玲(笠松将)のいる宝土清掃に一人乗り込み、玲の奪還を試みます。

山田兄弟と同級生コンビの騙し合いの結果とは?

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『僕はどこから』前回第8話のあらすじと振り返り

「今回だけは僕が智美君を助けるんです」

その思いを胸に、山田(高橋努)の思惑通り智美(間宮祥太朗)に武器を届けるために高速バスで”はが市”に向かった薫(中島裕翔)。

警察は薫を追跡し、山田は終点のパーキングでその到着を待ちます。

山田は駿(岡崎体育)と共に育った児童養護施設の園長のために、遊園地を建設するという大きな夢がありました。

そのためにはカジノ計画をうけおう必要があったのです。

道中、薫は千佳(上白石萌歌)から智美の伝言を受け取り、パーキングで一人山田と対峙することになりました。

その後警察に囲まれた山田は、警察官を一人撃ち、薫を人質にとって逃亡を図りました。

「どうやった!?」

山田は薫から智美の計画を聞き出そうとします。

【ネタバレ】『僕はどこから』第9話あらすじ・感想


5時間前

智美(間宮祥太朗)と薫(中島裕翔)は、高校時代あえて間違えた文字のメールを送り合うという遊びをしていました。

それ故に薫からのメッセージに誤字がないメッセージがあることに気がつき、山田が間に入っていることに気がつきます。

そして千佳(上白石萌歌)に薫を追ってほしいと頼みます。

智美と薫が銃を持って会うことがどれだけ危険なことか、山田にわからないわけがありません。

智美は山田はかならず一発かましてくるだろうと考えました。

「まずはそれを薫に伝えねぇと」

智美と千佳はそれぞれ準備をし、薫が向かうパーキングエリアへと向かいます。

その前に、智美と権堂(音尾琢真)を尾行していた宝土清掃の従業員を捕まえ、山田との連絡に使用しているスマホを奪います。

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智美がドンキで購入したのは、武器として使うための大型犬のチューイングガムでした。ドンキなら、武器になりそうな物は他にもあったはずですが。ただ握りやすそうではあります。権堂は玲の居場所を聞き出そうと従業員を拷問にかけますが、思わず目をそむけたくなるシーンです。

反撃開始

千佳は変装をして薫の前の席を譲ってもらい、座席を倒してパソコンの画面を薫に見せます。

「これは山田の罠。銃の受け渡しは中止。銃は私の座席の下へ」

銃を受け取った千佳は、薫にメモ帳を渡し、薫の持っている情報を書かせます。

そしてメモの写真を智美に送りました。

智美は、千佳を通じて薫にメッセージを送ります。

「こっちが山田を嵌める。薫、やってくれるか?」

薫はそれを承諾しました。

そして、薫からの情報で玲(笠松将)の居場所を突き止めた智美は一人で宝土清掃に乗り込むことに。

権堂は一人で行かせることを心配しますが

「必ず玲を連れて帰る。死ぬなんてこれっぽっちも考えてねぇよ」

そう言って智美はドンキで手に入れた大型犬用のチューングガム(鈍器)を手に宝土清掃に向かいます。

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千佳は、レディースショップで色々と服を買い込み、薫の前にいるのがスーツを着た男性だということを確認した上で自分もスーツに着替えました。薫と智美チームには、千佳の存在は必要不可欠です。行動を制限されている権堂は運転しかしていません。

俺たちは家族だ

宝土清掃に忍び込んだ智美は、従業員の一人から情報を得ようと、脅しのために発砲します。

その銃声を聞きつけた駿たちは、玲を無事にパーキングエリアに連れていくために武器を持ち戦闘態勢に入ります。

「誰も死ぬんじゃないぞ。俺たちは家族だ!」

駿はそう叫び、従業員たちの士気を高めます。

周囲が一気に物々しい雰囲気になったことで、不安になった玲は落ち着かない様子で外に出ていました。

「僕はどうしたらいいの?」

「死ぬな、それだけ!」

駿はそう言って玲を部屋の中に押し込みます。

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玲は母親を殺していますが、思ったほどサイコパスというわけでもないようで、自分をめぐってトラブルが起きていることに不安を隠しきれません。誰も信じられる人がいないだけに、玲はますます孤独を感じているのだと思います。

ここまで生きて来た

薫から計画を聞き、まんまと騙されていたことに気づかされた山田は、悔しさのあまり怒りを爆発させます。

「お前に罪をかぶせるのはやめだ!他に方法を考えてやるよ」

山田はもし智美が宝土清掃に乗り込んだとしても、化け物の駿と仕上がっている兵隊に殺され生きて帰ることは出来ないだろうと踏んでいます。

しかし、気の弱そうな薫が少しも怖気づく様子がないのが、山田には気に入りません。

「だって、僕はせっかくここまで生きて来たから」

銃で威嚇しても、従業員が喋らないと知った智美も、彼にこう言います。

「悪く思うなよ。俺もやっとこさここまで生き抜いてきたんだわ」

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近頃、『普通の人』の役も増えてきた山田役の高橋努さんですが、このドラマではいかにもなハマリ役で見ていて嬉しくなります。山田は世界を征服したぐらいの調子の乗り方だったので、その高低差に感情がついていっておらず、怒りまくっています。

ここで終われない

4年前。

母(仙道敦子)の病気が進行してしまい高校を中退した薫は、母の介護とその資金繰りに追われ疲れ切っていました。

智美と話をしようとメールを送ろうとしますが、なかなか送れません。

一方の智美は千佳と共に家を出て、野宿をしながら講談会の末端構成員として辛い日々を送っていました。

智美も薫のことを時折思い出しますが、なかなか連絡を取れないでいました。

現在。2人の運命は動き出しています。

「だからこんなこんなところで終わるわけにはいかねぇんだよ」

智美は従業員の眉間に向かって引き金を引きます。

「だから僕はこんなところで終われません!」

薫は激高した山田に頭を打ちつけられ、気絶してしまいます。

一方、権堂と合流した千佳は、権堂の手によって眠らされてしまっていました。

『僕はどこから』第9話まとめ

警察を巻き込んだ、凸凹同級生コンビと山田兄弟の騙し合いは、いよいよ激化してきました。

お互いがお互いの絆を信じ、お互いが「このままでは終われない」と思いながら戦っています。

千佳をさらった権堂にも何か思惑があるようです。

これから講談会が関わってくるはずなので、戦火はますます大きくなるでしょう。

今までは物騒な内容ながらもテーマは意外と甘酸っぱい青春物語でしたが、大どんでん返しでバッドエンドという可能性もなくはありません。

次回は智美が駿に撃たれ、絶体絶命のピンチに陥る模様です。

このデスゲームを制するのは果たしてどちらでしょうか?次回も目が離せません!

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