『僕はどこから』第4話あらすじ・ネタバレ感想!薫が冤罪で捕まるピンチに、智美が取った驚愕の行動

ドラマ『僕はどこから』第4話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『僕はどこから』公式ページ

替え玉受験のために井上玲(笠松将)と入れ替わり、試験を受ける薫(中島裕翔)。

しかし、いつもより『深く入りこみ』過ぎたためか、今まで見たこともないようなイメージが頭の中に浮かびます。

それは、玲の“殺意”でした。

試験後、玲の家に行くと、母親の涼子は殺害されていました。

そこに居合わせた薫は駆け付けた警察に連行されてしまいます。

替え玉受験のことがバレれば全員命はありません。

絶体絶命の状況の中、智美(間宮祥太朗)は策を講じ、まさかの行動に出ました。

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『僕はどこから』前回第3話のあらすじと振り返り

智美(間宮祥太朗)が薫に依頼してきた仕事とは『替え玉受験』。

薫(中島裕翔)は智美と共に受験する本人・井上玲(笠松将)に会いに行きます。

母親の涼子(須藤理彩)によれば、井上家の長男は旺慶大学に行くのがしきたりなのだと言います。

玲はしばしば理解に苦しむ行動を取ることがあり、その度に涼子は玲にきつく当たっていました。

玲の文章を手に入れた薫は玲の思考に入り込むことに大苦戦します。

受験当日、薫は人が変わったようになっていました。

無事玲と入れ替わった薫は、テストの最中に玲に関するとあるイメージが浮かんできました。

薫と入れ替わった玲がとった行動とは…?

【ネタバレ】『僕はどこから』第4話あらすじ・感想


見たこともないイメージ

井上玲(笠松将)に替わって、小論文のテストを始めた薫(中島裕翔)。

しかし、『深く入り込み』すぎたせいか、家に帰った玲が母親を椅子で殴りつける映像が頭の中に浮かんできてしまいます。

薫は消しゴムに仕込んだカメラで智美(間宮祥太朗)にSOSを送ります。

何があったのかと智美が気を揉む中、無事試験は終了しました。

智美は薫から玲が一緒にいないことと、嫌な予感がするという報告を受け、急いで井上家に向かおうとしますが、会長に呼び出されてしまいます。

一方、井上家では母親の涼子(須藤理彩)が一人大量のジャンクフードを貪り食べているところでした。

玄関の開く音が聞こえたので慌ててテーブルを片付けようとしますが、息子は入ってくる気配がありません。

「何かの間違いであってください!」

薫は、井上家に向かって走ります。

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須藤理彩さん演じる玲の母親・涼子のメンヘラぶりが非常に怖いです。普段は栄養などに気を遣って料理をしていそうな奥様なのにジャンクフードを過食する…。息子を折檻するだけでも十分様子がおかしいのですが、このシーンでさらに怖さが増します。

試験日の惨劇

薫が井上家に駆け付けると、玄関の鍵は開いたままになっています。

そのままリビングに入ると、涼子はダイニングで座っていました。玲の姿はありません。

ホッとしたのも束の間、涼子の体はそのまま床に倒れていきました。頭からは血が流れています。

薫がパニックに陥っていると、悲鳴を聞いた近所からの通報を受けて駆け付けた刑事が、薫を第一発見者として連行。

取調室で、薫が試験中に感じたものは、玲の殺意だったと悟ります。

「刑事さん、僕はどうなるのでしょうか…」

刑事は玲と犯人の動きを調べたところ、犯行時刻、玲は試験中で完全なアリバイがあることがわかりました。

筆跡も玲のもので間違いないと言います。

となると、犯人は薫しかありえません。

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なんと薫の能力のせいで完全に玲のアリバイが成立し、薫は言い逃れができない状況です。薫と入れ替わった時、玲が「ありがとう」と言って去って行ったのは、ここでも身代わりになってくれてありがとうという意味だったのでしょうか?

失敗すればひき肉

会長(若林豪)はひき肉をこねています。

智美にもやれと言いますが、智美はそれを固辞します。

会長によれば、『先生』は今回のことでとてもイラついていると言いますが、替え玉受験のことと、涼子が殺されたことについては関係がありません。

しかし、問題は薫が捕まっていることです。

もし、薫が喋ってしまえば…。

「このひき肉、お前にしか見えねぇな」

事務所に戻った智美は、千佳(上白石萌歌)に頼み事をして用事が済んだら身を隠せと命じました。

兄のためならなんでもやる千佳は快諾します。

権堂(音尾琢真)は薫が喋ってしまうのではないかと危惧していますが、智美はそれはないと思っています。

しかし、やばいことに変わりはありません。

「情に流されてたら生き残れねぇ」

千佳はすぐに薫の家に行き、兄の言いつけ通りに家の中を細工し、眠っている薫の母(仙道敦子)を抱き上げました。

moyoko

ぬいぐるみをあやしながら、割烹着でひき肉をこねながら、わかりやすくギャップが恐ろしい会長。

しかし、智美は何か策を持っているようです。なんとかこのピンチをすり抜けることができれば良いのですが。

僕を家に帰してください

薫は名前も言わず黙秘を続けていました。

朝、薫が家を出る時に、母はアレがないコレがないどうしようと薫を困らせましたが、最終的には「薫君、行ってらっしゃい。気をつけて。ちゃんと帰ってくるのよ」と笑顔で送り出してくれました。

そんな母を置いてきてしまった薫は、刑事に家に帰してくれるように頼みます。

「僕は逮捕ではなく任意同行です。だったら自分の家に帰れるはず」

正式に逮捕したのでなければ違法だと薫は訴えますが、刑事はのらりくらりとかわし、事情によっては帰してあげないでもないと曖昧な返事をします。

そして薫が母のことを話すと、刑事は書類を出し、この紙に名前と住所を書けば帰してやると約束をします。

薫はその言葉を信じ、署名します。

「じゃあ今日は留置所に泊まってもらおうか」

実は警察では凶器となった椅子に薫の指紋がついているのを見つけていたのです。

刑事に騙された薫は、そのまま逮捕されてしまいます。

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刑事の汚いやり口で薫は逮捕されてしまいました。指紋とは、涼子が玲に向かって椅子を振り上げた時に、薫がそれをかばって掴んだ時のものです。

それにしても薫はとことんついていない人です。トラブルに巻き込まれる天才です。

刑事と藤原智美(間宮祥太朗)

警察が薫の家を家宅捜索すると、井上玲の住所が書かれているメモが発見されました。

そして、智美と高校の同級生であることも割り出されます。

刑事は智美に事情を聞きに行くと、当然智美はしらばっくれます。

しかし、井上家周辺では、智美と薫が一緒にいるところを目撃されていると言います。

一方、薫は黙秘を続けますが、母が自宅にいなかったことを聞かされると、そのまま倒れてしまいます。

刑事はまだ、薫に玲の住所が書かれたメモを見せません。

智美を引っ張ったら一気にカタをつけるつもりです。

moyoko

一課の刑事役には神保悟志さんが起用されています。薫の母親は捜索願を出したが、日本は年間8万人行方不明者が出ていると余計なことを言うなど、食えない刑事を見事に演じていて、非常にムカつきます。

友達を売ってください

「知っていることを全部話せ」

智美は情報屋の山田(高橋努)から、会長と『先生』は今回の件で2人の関係性がバレることを危惧していると聞かされます。

しかし、本当に会長が危惧しているのは、毎年数兆円の経済効果があるというカジノ計画のことです。

『先生』は、経済産業省の高級官僚。

政治家の弱味も握る大物で、息子の玲の替え玉受験が成功すれば、講談会に企業舎弟がこのカジノ計画の一切を取り仕切る約束になっています。

このトラブルの転び方によっては、講談会全体の問題になります。

警察は強盗殺人で薫を立件しようとしています。

智美が逃げる道はただ一つ。

「警察に行って嘘の証言をして、友達を売ってください」

誰かに玲を紹介された薫が強盗に入ろうと智美を誘いますが、智美はそれを断ったという筋書きです。

moyoko

『先生』の正体については、その辺のポストにいる人物だろうという予想は立てていましたが、やはり高級官僚でした。

息子が事件を起こし、妻が殺されたというのに、危惧していることは講談会との関係が明るみに出ることです。井上家、激ヤバ一家です。

藤原智美(間宮祥太朗)の証言

「クライアントの意向は絶対です。それを守るためなら使えるものはなんでも使うつもりです。ご安心ください」

そう会長に告げた智美は、警察に向かいます。

そして、薫は倒れた後も引き続き取り調べを受けていました。

すると、藤原智美が井上玲を薫に紹介されたと証言したという一報が入ってきました。

「これで辻褄が合ったじゃないか」

刑事は嬉しそうに言います。

薫は刑事から女の筆跡で書かれたというメモを見せられ、この人物から玲の住所を聞き、ヤクザの同級生を巻き込んで強盗に入ろうとしたのではないかと尋問されます。

「智美君が…?」

薫には刑事の言葉は入ってきませんでした。

『僕はどこから』第4話まとめ

智美のまさかの裏切りで『僕はどこから』第4話は終了しました。

智美は本当に薫を裏切ったのでしょうか?

千佳に細工をさせて母親まで連れ出しているのですから、智美にはきっと策があるのだろうと思いますし、そう信じたいです!

千佳が書いたメモを書き写せば、きっと智美のメッセージは伝わるでしょう。その機会があることを望みます。

次回は薫の逆襲が始まるとのことで、薫がどんな手に出るのか期待しましょう!

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