文章を書き写すことで他人の心の中がわかる能力を持つ薫(中島裕翔)は、母が入院し生活が困窮していました。
そこへ、高校の同級生でヤクザの組長・藤原智美(間宮祥太朗)が薫の能力を見込んで仕事を依頼してきます。
智美の手下である権堂(音尾琢真)は薫のことを訝しみますが、智美によれば薫はその能力で妹の千佳(上白石萌歌)を助けてくれた『恩人』なのだと言います。
仕事はもちろん違法行為です。
真面目な薫は悩みますが、そんな時に薫が小説の持ち込みをしている編集部からも有名小説家のゴーストライターの依頼が舞い込んできました。
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目次
『僕はどこから』前回第1話のあらすじと振り返り
「僕は…僕はどこから来るんですか…」
若年性アルツハイマーを患う母の介護をしながら小説家を目指す竹内薫(中島裕翔)は、書き写すことで他人の思考をコピーできるという特殊な能力を持ちながらも、それゆえに自分の作品を作り出すことができずに悩んでいました。
ある日、母が事故で入院し、生活はどんどん苦しくなっていきます。
そこへ薫の高校の同級生で最年少組長に上りつめていた藤原智美(間宮祥太朗)が現れ、薫の能力で仕事を頼みたいと危険なシノギの話を持ち掛けてきました。
薫は智美の仕事依頼を受けるのでしょうか?
【ネタバレ】『僕はどこから』第2話あらすじ・感想
豚バラ青菜チャーハン
薫(中島裕翔)と智美(間宮祥太朗)は同級生ながらも接点はありませんでしたが、ある日薫が屋上でお弁当を食べていると、その豚バラ青菜チャーハン弁当に智美が興味を示したことで、2人は話をするようになりました。
智美はそれ以来、薫の豚バラ青菜チャーハンは最強だと思っています。
久しぶりにそのチャーハンを食べながら、薫の能力はまだあるのか確認します。
しかし、智美の世話係の権堂(音尾琢真)は人間は他人の頭で考えることなんかできないと2人の話を信じることができません。
それに、ヤクザのシノギに素人を巻き込んで、失敗すればこちらの命が危ないのです。
権堂は薫に仕事を頼むのは反対でした。
「薫は俺と千佳(上白石萌歌)の恩人だ。こいつの能力は本物だ」
智美はきっぱりと言い切ります。
moyoko
それにしても、智美が絶賛する豚バラ青菜チャーハンどんな味なのか気になります。
5年前の話
高校時代のある日、智美の妹・千佳が遺書を残して行方不明になりました。
智美は仲間と共に妹を探そうとすると、それを知った薫は妹の書いたものを見せてくれと言います。
「居場所のヒントくらいはわかるかと」
文章を書き写せば他人の考えてることがわかると説明する薫に対し、何を言っているのかわからないという感じの智美でしたが、薫の言う通りにしてみると、薫は文章を書き写し始めました。
そして、千佳の想いを受け取った薫は、これは家族に対する手紙だと言います。
「手紙の想いは家族への拒絶です」
千佳は、家族を拒絶しながら自分を見つけてほしいと願っていると言うのです。
しかし、この手紙だけでは居場所の特定まではできず、なんでもいいから他の文章も見せてほしいと薫は言います。
moyoko
小学校の屋上
智美は藁をもすがる思いで、薫に千佳のノートを手渡します。
薫は、千佳の文章を書き写しながら、さらに深く千佳の思考や意識を自分の中に入れて、千佳の思考を探ります。
すると、小さいころに父親に虐待されていた千佳を兄の智美がかばっていた様子や、高校生になって兄妹の間に距離ができてしまったイメージが浮かび上がりました。
薫が読み取れたのは『一人は嫌』『お兄ちゃんは変わった』『忍び込んだ小学校』『あの空を飛びたい』というもの。
智美は小学校というキーワードを聞いた途端、飛び出していきました。
千佳は、父親から暴力を受けた時、兄と一緒に忍び込んだ小学校の屋上にいたのです。
智美は間一髪、千佳が飛び降りる寸前で彼女を止めることができました。
「死なせねぇぞ。お前は絶対死なせねぇから!」
智美はしっかりと千佳を抱きしめました。
moyoko
千佳は今は底抜けに明るいキャラクターですが、繊細な心の持ち主のようです。
替え玉受験
薫は昔から本が好きで、読むよりも書き写す方が内容が入りやすいため、書き写しているうちに世の中の文章には全く同じものは存在しないと気がつき、文字の上では人の意図や考えがわかるようになったのだと説明しました。
「見ず知らずの妹の本音の本音をつかんで見せてくれた。こいつは俺のダチで恩人だ」
智美はさらに、今回のシノギには薫の度胸が必要だと言います。
権堂は試しにシノギの内容が隠語で書かれたメールを薫に読み解かせてみました。
すると、薫はすぐにこのメールが替え玉受験のことを言っていることを解読しました。
この仕事の報酬は4,000万円。
薫の取り分はなんと2,000万円だといいます。
しかし、替え玉受験は違法行為です。
薫が戸惑っていると、智美は金さえあればバイトせずに小説に打ち込めるし、母もちゃんと診てもらえると説得を試みます。
「金があるかないかでお前の人生が決まっていいのか?」
moyoko
しかし、危険は危険かもしれませんが、ヤクザが恐れるほど危険とは思えません。もしかすると、裏にさらに危ないことが待っているような気がします。
ゴーストライター
しかし、薫はすぐに返事をすることができず、智美は今すぐじゃなくていいとひとまず引き上げることに。
「そういえば一度も聞いたことなかったな。お前なんで小説家になりてぇの?」
「これしかなくて。僕には」
「お前、社会不適合者だな。俺と同じだよ」
薫は金は欲しいものの、違法行為に手を染めることに悩んでいました。
そこへ、編集者の金田(山本博)から電話がかかってきます。
それは、大スランプ中の有名小説家のゴーストライターの依頼でした。
他人の作品を完コピできる薫に白羽の矢が立ったのです。
報酬は月10万円。しかし、これも違法行為です。
金田は続けて言います。
「コンビニじゃなくて書く仕事がしたかったんでしょ?」
moyoko
オリジナルの作品を書くことができない薫には確かにうってつけの仕事のように感じますが、果たしてそれで良いのでしょうか?
ママに聞いちゃえば?
薫がバイトしているコンビニに、千佳がやってきました。
「あの時、命を救われた藤原智美の妹です!」
千佳は改めて薫に挨拶をしました。
そして、兄のシノギの話になりますが、薫は危険な仕事を受けて母がなんと言うかが気がかりなのだと言います。
「ママに聞いちゃえば?」
実際の母は認知症で話はできませんが、薫には他に母の気持ちを知る方法があります。
「2,000万円って、ミーアキャット2匹の首をキュッと持つぐらいの重さだよ。想像してごらん?」
薫は悩んだ末、母の日記を開き、書き写し始めました。
母のイメージは料理中に小さな薫が外に出てしまい、慌てて追って階段から落ちそうになった薫をかばって頭を怪我するというものでした。
母は、頭から血を流しながらこう言います。
「薫ちゃんには未来があるの」
「作家さんになるのよ。お母様はそれを絶対に守るから」
moyoko
そして、薫の母が階段から落ちた理由がわかり、それがとても切ない想いにさせられるものでした。母は息子の夢をずっと大事にしているのです。
腹を決めました
母の気持ちを知った薫は、金田に電話をかけ、その後に智美の事務所に向かいました。
「やっと決心がつきました。最初から迷うことはなかったんです。僕は作家になるんです!」
「僕はゴーストライターになるんじゃない。作家になるんです!」
薫の決意を聞いて智美が諦めかけたその時、薫は出版社には断りの連絡を入れたと言います。
「僕は腹を決めました」
薫は智美に業界風に智美の仕事を手伝う決心を伝えました。
もう迷いはないと言います。
「じゃあ、お前にすごい景色を見せてやるよ。約束だ」
2人は固い握手を交わしました。
『僕はどこから』第2話まとめ
\#僕はどこから 第2話は1月15日✨/
運命の再会を果たした薫(#中島裕翔)と
智美(#間宮祥太朗)。
薫の能力を使って仕事依頼をする智美に
素人だから、と反対する権堂(#音尾琢真)。
だが、智美は「薫は恩人だ」と言って…。2話から怒涛の展開❗️
お見逃しなく!👀#現場では少年な二人 pic.twitter.com/aRZxIKSCSv— 「僕はどこから」✒️毎週水曜深夜0時12分〜予測不能な3話は1月22日放送📺 (@BokudokoTx) January 10, 2020
ついに2人がタッグを組むことになりました。
作家になるためには色んな経験をした方がいいとは思いますが、なかなかパンチのある経験をすることになりそうです。
『僕はどこから』第2話最後に、第1話冒頭のシーンで薫が花を手向けていた家に2人が入っていきました。
ということは、その家で誰かが死んでしまうということになります。
替え玉受験がとんでもないことになりそうです。
そして『先生』とは一体何者なのか?とても気になります。
次回は薫が替え玉受験の張本人の思考の中に入ることができず、早くも絶体絶命の大ピンチが訪れるとのこと。次回も見逃せません!
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