『僕はどこから』第1話あらすじ・ネタバレ感想!中島裕翔×間宮祥太朗の青春異能クライムサスペンス!

ドラマ『僕はどこから』第1話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『僕はどこから』公式ページ

「僕は…僕はどこから来るんですか…」

若年性アルツハイマーを患う母の介護をしながら小説家を目指す竹内薫(中島裕翔)は、書き写すことで他人の思考をコピーできるという特殊な能力を持ちながらも、それゆえに自分の作品を作り出すことができずに悩んでいました。

そんな時に母が事故で入院し、生活はどんどん苦しくなっていきます。

そこへ薫の高校の同級生で最年少組長に上りつめていた藤原薫(間宮祥太朗)が現れ、薫の能力で仕事を頼みたいと危険なシノギの話を持ち掛けてきてー。

週刊ヤングマガジンで連載していた市川マサ氏の漫画が原作。

特殊な能力を持つ青年とエリートヤクザの青春異能クライムサスペンスです。

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【ネタバレ】『僕はどこから』第1話あらすじ・感想


僕はどこから

空き家の豪邸に花を手向ける青年。

彼は、大切な人を失っていました。

「返事をしてください!」

血だらけで倒れる男性に必死で呼びかける青年。

しかし、男性は目を開けることはありません。

もう二度と戻らない日々の中、青年はずっと問いかけ続けていました。

「僕はどこからやってくるのか」と。

手を合わせながら男性に想いを馳せていると、青年は頭に銃をつきつけられるのです。

−−半年前。

竹内薫(中島裕翔)は、原稿用紙に鉛筆で小説を書いていました。

隣の部屋では母(仙道敦子)が眠っています。

薫の母は若くして認知症を患っていて夜中にうなされることがあり、薫は時折それをなだめながら小説を書いています。

出版社に出来上がった作品を持ち込むと、編集者は薫の作品について、他人の頭で考えた作品を読まされている気分だと評しました。

「君には君ってもんがないのかい?」

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認知症の母のために冷蔵庫やガスレンジにメモがたくさん貼ってある真っ暗な部屋の中で、一心不乱に原稿用紙に向かう薫の姿が決して順風満帆ではない彼の人生を表しています。

現実ではキラキラのアイドルである中島裕翔さんですが、見事にアイドルオーラを消しています。

最年少組長

その薫に「小説家に向いている」と言った人物がいました。

高校の同級生である藤原智美(間宮祥太朗)です。

今は、若干22歳にして講談会系東宮寺組の組長に上りつめたエリートヤクザになっています。

彼はある日、東宮寺会長(若林豪)から誰もやりたがらない大きなシノギの話を持ち掛けられ、智美はその仕事を請け負うことにしました。

「依頼主は“先生”だぞ。わかってるな?」

会長は釘を刺します。

薫は昼間、個人経営のコンビニで働いています。

そこへ話し方が特徴的な若い女の子・千佳(上白石萌歌)がやってきて、道をたずねたいと一枚のメモを渡してきました。

「あっちゃーな感じで読めないのです」

メモの文字はかすれて読みづらくなっています。

薫は文字を書き写し、正確な道順を導き出しました。

女の子が行こうとしているのはヤクザの事務所のようです。

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これまで普通の冴えない青年の話でしたが、薫が文字を書き写した時に文字が次々に浮かび上がり、それと共に映像が見えてくるというシーンがあり、ここで薫が普通の人ではないことがわかります。

しかし、ここでは薫の能力がどういったものなのかまだはっきりとはわかりません。

母の入院

千佳は智美の使いでした。

智美の下についている権堂(音尾琢真)は、智美の高校の同級生である薫をこの面倒ごとに巻き込んでいいのかと懸念しますが、智美はこの世界で生き残るためには、使えるものは使うつもりです。

「悪いな。お前のタマもらうぞ」

そんなことになっているとは露とも知らない薫は、帰宅すると部屋の中が荒れ放題に荒れていました。

母が料理をしようとしたのです。

薫は母と一緒にカレーを作りました。

母はそれを美味しそうに食べましたが、その夜いつにも増して激しくうなされます。

薫はなんとかなだめますが、ついウトウトしてしまい、目を覚ますと母の姿がありません。

慌てて探しに出ると、母がアパートの階段から落ちて頭から血を流していました。

幸い命に別状はありませんでしたが、病院には認知症患者の受け入れ体制がないとのことで個室での入院を余儀なくされます。

当然、薫の家に個室で1週間も入院できるほどの余裕はありません。

moyoko

初回からあまりに重い話です。竹内家の事情からいって医療保険に入っているとは思えません。となると、実費を払うことになります。

病気である母も薫も悪くないだけに、思わず誰か助けてあげて!と言いたくなってしまいます。

久しぶりの再会

薫は精神的にも金銭的にも追い詰められていました。

それでも原稿用紙に向かい鉛筆を握ります。

「大丈夫です。これが売れれば…」

そう必死に言い聞かせるものの、編集者の言葉が蘇ってきます。

「君には君ってもんがないのかい?」

薫には自分がどこから来るのか、皆目見当がつきません。

「僕は…どこから来るんですか…?」

すると、玄関のドアを乱暴に叩く音が聞こえます。

恐る恐るドアを開けると、そこにいたのは智美でした。

「久しぶりだな薫」

「智美くん!ご無沙汰しています」

薫は智美を部屋に招き入れ、なぜ自分に会いに来たのかと聞きます。

「お前に仕事を頼みたくてな」

そのために妹の千佳をコンビニに寄越して薫を試したのだと言います。

「お前、まだ他人の頭で考えることができるのか?」

『僕はどこから』第1話まとめ

番組ラストでとうとう薫の能力がどんなものなのか明らかになりました。

彼は、他人の思考をコピーすることができるようです。

しかも、それは文字を書き写すことによって発動すると思われます。

それ故に、薫は編集者に勧められた小説を参考にすると、その作家の丸写しの作品が出来上がってしまい、作家としての壁にぶつかっているのです。

今後、薫は智美の考える大いなる犯罪に手を貸すことになるようですが、一体どんな展開が待っているのか気になります!

次回は薫と智美の過去について触れられるようです。

正反対の2人の間に何があったのでしょうか?次回も要チェックです!

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