『ぼくたちは勉強ができない』第3話あらすじ・ネタバレ感想!理珠の自宅、文乃の看病、うるかのカップルイベ!

出典:『ぼくたちは勉強ができない』公式ページ

『ぼくたちは勉強ができない』が早くも第3話ですね!

今回、学園長から「緒方理珠と古橋文乃が今度の中間テストで平均点を超えなければ教育係を辞退してもらう」という指令を受けた成幸です。

このピンチをどうやって乗り越えるのか?

そして、うるかは成幸に長年の想いを伝えるために友達から強引に告白大作戦を命じられます(笑)

さて、彼らは無事にピンチを乗り越えることができるのか!

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『ぼくたちは勉強ができない』第3話あらすじ

『ぼくたちは勉強ができない』第3話あらすじ①

『ぼくたちは勉強ができない』第3話あらすじ②

中間テストを前に、成幸の教育係としての成果が試されようとしていた。

自分たちの成績が上がらないと教育係が変わってしまう…成幸に続けて欲しい文乃たちは、テスト勉強にさらに意欲を高める!

後日、成幸は理珠に頼まれて彼女の家が経営する「緒方うどん」を訪れる。

店を離れることができない理珠の勉強を見るためだ。

不安な自分を優しく励ましてくれる成幸に、頬が赤らむのを感じる理珠。

そして試験当日、予期せぬ問題が理珠を襲う…!?
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【ネタバレ】『ぼくたちは勉強ができない』第3話の感想

成幸、教育係を降ろされる絶体絶命のピンチ

冒頭いきなり成幸は学園長室に呼び出されています。

そこで衝撃的な命令を下されます!

「ええっ!?今度の中間試験で平均点以上ですか?」

いきなり成幸が驚いた声色で学園長に確認しています。

「うん。緒方くんと古橋くんにはそれくらい取ってもらわないとな。」

学園長がそう伝えると、成幸は明らかに自信なさげ様子を見せます。

「自身が無いかね?中間テストでこのくらい取れないようなら、彼女らの志望分野を変えさせるのも優しさだと私は思うがね…」学園長が言及します。

しばらく沈黙が走った後、成幸は理珠と文乃のこれまでの頑張りを思い出します。

「分かりました!中間テスト何とかして見せます!」

力強く答えると、学園長室を後にします。

大きく溜め息をつくと、静かに考え事をしながらその場を去る成幸です。

その時、その様子を偶然目の当たりにした理珠と文乃が

「あっ唯我くんだ!」

「また学園長に呼び出されていたんでしょうか?」

文乃が成幸に話しかけようとしたその瞬間!学園長室から会話が聞こえてきます。

「今のが例の唯我くんですか?」

理珠と文乃もその会話に耳を傾けます。

「彼は現実が見えていませんね」

「まだ志望分野を変えさせようとしていないなんて、元教育係の私から言わせてもらえば怠慢!」

「中間テストで結果が出なければ、彼には教育係を下りてもらうべきかと。」

成幸の前に彼女らの教育係をしていた先生が厳しい評価を下します。

しかし、初めから彼女らの志望分野を変えさせることが前提の様な言いぶりです。いったい何のための教育係なのか。

それを偶然部屋の前で聞いてしまった2人はガックリとしょげてしまいます。

理珠の自宅で猛特訓

そして図書室に集まった4人は勉強会を開くようです!

「来週からはついに3年最初の中間テスト!なんとしても平均点以上取ってやろうぜ!」

成幸は学園長からの条件は伝えずに、みんなを励まそうと頑張ります!

「おおー気合入ってるな成幸!」

何も知らないうるかは呑気そうに言いますが、成幸の状況を知ってしまった2人は複雑な表情を隠せていません。

うるかはその2人の異変に気付いて尋ねます。

「それに引き換え、文乃っちと理珠りんなんか元気なくない?」

文乃は否定してから元気を出そうとするも、理珠は頭の中で学園長室での会話がよぎっています。

「定期テストがあるたびに、結果を出せなかった教育係は変わっていく。今回も結果を出せなかったらそうなるんでしょうね。」

学園長室の前で文乃と話した会話を思い出します。

そして理珠は、うるかに勉強を教えている成幸に話しかけます。

「明日の日曜、私の家で勉強を見てくれませんか?」

なんと理珠は成幸を勉強のために自宅に誘ったのです。

そして翌日の日曜日、成幸は彼女の家に向かいます。

今まで何度か出てきているように、理珠の実家はうどん屋さんです!

どういうわけか、普通の食堂の席に座っている成幸です(笑)

「ここで勉強するのかよ…」

さすがの成幸も戸惑いを隠せていません。

まさか本当にここで勉強会をするつもりなのでしょうか。

そして、理珠のお父さんが成幸に話しかけてきます。

「お前さんかい?娘の言ってた先生ってのは?娘が世話になってるみたいだな!」

理珠の父親は、何ともフランクそうなお父さんです。

成幸は理珠の父親であることを確認すると、「いやこちらこそ…」そう言おうとした瞬間、理珠のお父さんからとんでもない言葉が飛び込んできます。

「ところでよ、先生!家のアルテマキュートな理珠にたまに変な気を起こしてみろ.…てめえをうどんの生地にしてやるからな!」

娘のことを想い、そう成幸を脅します(笑)

しかし、その様子を見ていた理珠は父の背後から頭を叩きます。

「お父さん邪魔です!仕事してください!」

もっともな意見を言う娘に父も「そんな…パパはお前の為に良かれと…」と弁解します。

涙ながらに娘に弁解するも、理珠は「そういうのはいいですから、気持ち悪いので。」と跳ねのけます。

娘の突き刺さるような言葉に、父の威厳はもうありません。

そして理珠がお店で勉強会を開く事情を説明する最中、「こいつのこんな格好新鮮だな…」と理珠のうどん屋さんの仕事着に成幸は見惚れてしまいます。

理珠に気付かれそうになり、成幸は照れ隠しをした後、勉強会が始まります!

勉強会での理珠の集中力、やる気に感心する成幸は、改めて自身の教育係としての責任を感じ、「俺のVIP推薦とか抜きにしても、いい点取らせてやりたいよな!」そう成幸は心に誓うのでした。

そして、勉強会は夜まで続きます。

「すっかり暗くなっちまったな!まっ、徹底的にやっただけあって今回の出題範囲に関しては網羅できたな!」

成幸は理珠の出来に自信を見せます!

「はい!現国のテスト前にこんなに自信があるのは初めてです!」

理珠も同じく自身があるようです!

「じゃあな!緒方!」

そう言って成幸がその場を立ち去ろうとした瞬間、理珠が成幸の服を掴んで彼を止めます!

「ど、どうした?」

成幸が不思議そうに尋ねます。

「あ、いえ。何というか…もし、私が中間テストダメだったら…」

理珠は成幸の状況を知っているので心配をしてしまうようです。

しかし、成幸は自信ありそうに理珠の頭に手を置き、「決まってるだろ!その時はしっかり復習して次に活かす!他になんかあるか?」と返します。

その瞬間、理珠は照れて顔を赤らめます。

恥ずかしさから、成幸の手を払い除けますが、理珠の心にはしっかりと成幸の想いが届いているようです!

理珠、運命の中間テスト

そして現国のテスト当日です!理珠は試験を眺めると、あることに気付きます。

「試験対策したところからの出題は全体の半分…残りは別の抜き打ち問題で構成されてる。唯我さん、これではどうしようも…」

さすがに焦りを隠せません。これで平均点を取れなければ成幸のVIP推薦はなくなります。

これまでの教育係の先生たちから言われてきた言葉が脳裏をよぎります。

「これまでの先生は不得意分野を諦めさせ、得意分野にしか進ませようとしなかった。」

彼女はこれまでの成幸と積み上げてきた勉強の日々を思い出します。

成幸はこれまでの先生とは違い、ちゃんと理珠の目標と向き合ってくれました。

彼女にとって成幸との時間は特別なのです!

「でも唯我さんだけは!私、諦めません!」

そしてテストを何とか乗り越えます!

そして自己採点結果は、何と71点です!

あくまで自己採点結果ですが、成幸とうるかは驚きます!

「ええーマジで!」

「理珠りんすげーー!」

「国語でこんなにハイグレードな点数は初めて取りました!」

彼女自身驚いています。諦めかけたところからの踏ん張った結果です!

「よく頑張ったな、緒方。」

「泣いてるよ馬鹿!泣いてるよ!」

うるかに突っ込まれながらも、涙を流しながら喜ぶ成幸です(笑)

「抜き打ち問題はまぐれで正解したというのは黙っておきましょう…」

運も味方した理珠の高得点に文乃も続くのでしょうか?

「これで明日の数学も古橋が乗り切ってくれれば。」

成幸が希望的観測をした直後、彼らの前に現れたのは明らかに風邪を引いてダウン寸前の文乃です。

「あっ…これあかん奴や。」

成幸は速攻で諦めます(笑)

またもや絶対絶命!文乃まさかの高熱…

そして彼女を保健室につれていき、熱を測ります。結果は38.5度。

「完全にダメな奴じゃねえか…」

「大丈夫ですか、文乃。」

「こりゃ明日のテスト厳しそうだね。」

3人が文乃の体調を心配します。

そこで、成幸は明日のテストを追試分として後日開催してもらうことを提案します。

しかし、文乃は断固拒否します。

「それはダメ!追試になったらテストの点数8割換算になっちゃう。数学ただでさえ厳しいのに、それじゃあ平均点なんて絶対…」

この時、文乃もまた学園長室前で聞いた会話を思い出します。

これで平均点を取れなければ、成幸のVIP推薦が消滅します。文乃は思い悩みます。

ここでうるかが、「じゃあさ!明日までに治すっきゃないね!」と笑顔でとんでもない提案をします(笑)

それができたら苦労しないのです…。

「ダイジョーブ!風邪なんてあったかいもの食べて一晩寝たら治るから!」

明るくそう言い放ちます。

しかし「武元、誰もがお前みたいなシンプルな体の作りをしていると思わない方がいいぞ。」と、成幸はよく分かっているようです。

そしてその後、成幸は文乃の家に看病をしに行きます!

どうやら武元に文乃の看病を誘われたようです。

戸惑いながらも文乃の家に向かいます!

行く途中で理珠からたくさんの食材ももらったみたいです。

なんでも理珠は店の手伝いでお見舞いに行けないらしいです。

「えっと。地図によると確かこの辺に…」

成幸は地図を確認しながら文乃の家を探します。

その時、彼の目の前にいかにも金持ちの住むような大きな家が現れます。

表札には古橋の文字があります。

「かなりいい家に住んでんな.。さてはお金持ちか…おのれ…」

成幸の家とは大違いです(笑)

成幸、文乃の看病をする

インターホンを鳴らすも誰も出てきません。

その時、成幸は文乃から今日は誰もいないから勝手に上がっていいと言われていたことを思い出します。

そのことを思い出し成幸は冷静に考えます。

「気軽にいっちまったけど、それってハードル高くない?」

今さら自分の言ったことに躊躇します(笑)

そう言いながらも中に入ります。

まず、玄関の広さに、そして階段のフカフカさにびっくりしながらも文乃の部屋の前に辿り着きます。

「おーい古橋!具合…」と言いながらノックをして扉を躊躇なく開けます。なぜここは躊躇しない(笑)

その瞬間、成幸の目に飛び込んできたのは、うるかに背中を拭いてもらっている、上半身裸の文乃です!

あまりの光景に反応できない文乃とうるか、そして成幸。時が止まります(笑)

次の瞬間、「成幸の馬鹿ー!女子の部屋に勝手に入るなんて何考えてるの!?変態!!」と文乃は叫び声をあげ、うるかは怒り散らします!

「すいませんすいませんすいません…」

成幸は謝ることしかできません。

そして、うるかは振りかぶって濡れたタオルを成幸に思いっきりぶつけます!

「そうだよねそうだよね…ノックしても返事聞かずに入っちゃだめだよね。マジすまん古橋…」

部屋の外で後悔する成幸ですが、時すでに遅し…。

「もう入っていいよ!」

うるかが成幸を呼びますが、成幸はうるかの呼び声に過剰に反応します(笑)

なぜか少し悔しそうなうるかです。

成幸もうるかの異変に少し気付きます。

「な、なんだよ…」

「別に、やっぱ成幸も男の子だし、そういうの見たいと思うものなのかなって。」

もじもじしながら答えます。

成幸も事情がよく分からず何を?と尋ねます。

「違うから!別に見せたりしないからね!成幸のエッチ!!」

恥ずかしがりながら成幸を非難するうるか。成幸はとんだとばっちりの様な気がします(笑)

そして、やっと落ち着いて文乃の部屋に入ります。

「古橋、具合はどうだ?これ差し入れ!ってなんで顔まで布団かぶってんだ?」

そう言いつつ、成幸はお土産を差し出します。

しかし、文乃は恥ずかしがって布団から出てこようとしません。

「だって、パジャマだし…髪とかボサボサだし、恥ずかしい。」

この仕草が成幸だけでなく、うるかの心も鷲づかみにします。

「くーー!女の私から見ても可愛いな、くそーー!!」

特にうるかに効果抜群な模様です(笑)

そして、うるかと成幸は料理を作るため、キッチンへと向かいます。

そういえば、なんでうるかは水着姿なのでしょうか…(笑)

「さてと、成幸が食材を持ってきてくれたし、腕を振るっちゃおうかな!」

うるかはやる気満々のようです!

しかし、うるかの料理の腕を知らない成幸は、内心不安でいっぱいです。

成幸の心配とは裏腹にテキパキと料理とこなし、あっという間にお粥を作り上げます!とても美味しそうです。

「じゃーん!うるか特製の卵粥とショウガとねぎの絡みスープ!」

あまりの出来の良さに成幸もうなります。

しかし、それでもまだ「味の方は大丈夫なんだろうな…?」と不安を払しょくしきれない成幸は心配そうに言います。

「何よ!そう思うなら味見してみれば!」

うるかは自信満々に成幸に味見を勧めます!

恐る恐る成幸は味見を試みます…が、

「なにこれ!ちょーうめーー!お前こんなに料理できたのか?」

あまりの味の良さに成幸は仰天します(笑)

うるかは自信満々に成幸に料理の腕を自慢しますが、成幸の何気ない一言に表情を変えます。

「お前そんな格好してると新妻みたいだな?」

一瞬で顔を赤らめるうるか(笑)

ついでに成幸との新婚妄想付きです(笑)

慌てて成幸に反論すると、やっと文乃の部屋にお粥を持っていきます。

そして疲れたのか、文乃の傍で一緒に眠るうるかの姿があります。

文乃は目を覚まし、二人のおかげで熱が下がってきたことを伝えると、成幸が机の上に置いてあったノートを見ていることに気が付きます。

「すまん古橋、広げてたテキスト見させてもらったんだが、お前今回のテスト範囲結構解けてるじゃないか!」

慌てて成幸が文乃を褒めます。

「唯我くんがちょっと前に教えてくれたでしょ?数式も結局は人間が考えたもので、そうなった理由はちゃんとあるし、心も通ってるって!」

「あの言葉でちょっとずつ苦手意識がなくなってきたのかも?」

成幸のおかげで数学の苦手意識がなくなってきたことを伝えます。

そしてベッドから起き上がり、

「だから、これからもよろしくお願いします!」

「唯我くんとなら、ちょっとだけ夢に手が届きそうな気がしてきたよ!」

成幸にお辞儀をしながら笑顔でそう伝えます。

その可愛い表情に、成幸も照れながら返事を返します。

「そろそろ布団に戻った方が…」

そう言いながら、なぜか目を背ける成幸。

文乃は勘違いをして、もう元気だとアピールします。

「いや!そうじゃなくて…目のやり場に大変困るというか…」

まだ顔を背ける成幸を不審に思い、文乃は自身のパジャマ姿に目をやると、なんと汗で下着が透けてます。

「きゃーーなんで早く言ってくれないの?馬鹿!!」

文乃が叫びながら言います。

「すいませんすいませんすいません。なんかいい話してたから言い出しづらくて…」

成幸も必死で弁解しますが、この光景ほんのちょっと前にもあったような気がします。

中間テストの結果は…?

学園長室にて。

学園長がまじまじと中間テストの結果を眺めています。

「2人とも平均点を超えてくるとはな!やるじゃないか、唯我くん!」

どうやら2人とも平均点を大きく上回っていたようです!

そして、成幸一同はファミレスで祝勝会を開きます!

「てなわけで!みんな、中間テストクリアおめでとう!」

うるかの乾杯で始まります!

無事にみんな問題をクリアできて一安心ですね。

うるかの告白大作戦!

そしてシーンは変わってここは水泳部の更衣室です!うるかが水着を着替えています。

その時、「えーーうそでしょ?うるか、あんたまだ告白してないの?」と、うるかの友達がまだ成幸に告白できていない現状に驚いています。

「いったい何年越しの恋よ。」

「どんだけ乙女なわけあんた…」

友達から総ツッコミを食らいます(笑)

「もうどうだっていいじゃん!うっさいなあ!」

うるかも恥ずかしがって抵抗しますが、ずっと告白できていないのも事実です。

それをもどかしく思った友達2人は、うるかをある場所に誘います!

「うるか!部活終わったらツラ貸しな!」

3人が向かったのは洋服屋さんです!

「ほーらうるか!恥ずかしがらずに出てきなって!」

どうやら、うるかは既に更衣室に入って着替えているようです。

思いっきり恥ずかしがっているうるかは大声で訴えます!

「無理!無理無理無理!こんなん私に似合うわけないじゃん!」

全力で否定します!

友達は「そんなこと無い」とうるかをその気にさせようとしますが、うるかは断固として出てきません。

しびれを切らした友達は「いいから観念して出てきやがれ!!」そう言うとカーテンを無理やり開け、うるかを露にします(笑)

そこにはドレスの様な、普段のうるかからは想像つかないような服装です!

恥ずかしがるうるかですが、それをまじまじと友達も見つめます。

「うん!もうそれでいいから、それで唯我に迫ってこい!」

友達が半ば強引にGOサインを出します。

固まるうるかを無視して「すいません!これ買います!」店員にそう伝える友達。

「ちょっ!」うるかも戸惑います(笑)

「じゃあ制服は預かっとくね!」

友達は何とうるかの制服すら取り上げ、もう後に引けない状況になります。

「じゃっ!」

そして友達2人は単にそう伝えると、そのままその場を何事もなかったかのように去ります。

当然うるかは2人を止めようと必死に呼び止めるも、無駄に終わります。

そしてお店からまるで何かの犯人の様にこっそり抜け出します。

「こんな格好…どう考えても私の柄じゃないじゃん。もしこんなところ成幸に見られたら…」

恥ずかしがりながらも街中を歩いていると、タイミングの悪いことに(良いことに?)本当に成幸と偶然出くわします!!

「あれ?武元?こんなところでどうしたんだ?」

速攻でうるかに気付いた成幸。心臓が止まるかのような勢いで、うるかは驚きます!

カップル限定イベント?

慌てふためきながらも「あっ!参考書を買おうと思って!」と、目の前にあった本屋を指さしながらごまかそうとします!

「だったら付き合ってやるよ!」

何と成幸はうるかの言葉を信じてしまい、参考書選びに付き合ってくれます!なんという大チャンスでしょうか(笑)

そして、2人で英語の参考書を眺めます。

うるかのために必死に参考書選びをしてくれている成幸でしたが、うるかはそれどころではありません。

「なんでこんなことに…」

いまだに状況を飲み込めていないうるかは、戸惑いながらも「成幸この格好のことどう思ってるのかな?」と、気にしているのはやはり彼女の服装です。

その時、入口に目を向けると偶然あるポスターが目に入ります!

お姫様がデザインされているポスターを眺めながら、うるかは小学生の時のことを思い出します。

「お姫様になりたい!」

そう言ったうるかを他の男子が全然似合っていないと馬鹿にする苦い思い出…。

「似合ってない、柄じゃないって諦め始めたのっていつからだっけな…。」

彼女が男のようにふるまい始めたのは、苦い経験があったからなんですね。

その時「武元これなんでどうだ!」と、成幸が選んだ参考書を手に取りうるかに近づきます!

その距離感にうるかは意識せざるを得ません。彼女のどきどきは最高潮に達します!

そんな彼女の気持ちに気付かない成幸は、至近距離から参考書の説明を始めます(笑)

彼女の胸のどきどきが聞こえそうな距離。

うるかは、もう緊張して成幸の説明なんて届いてません。

そんな時、追い打ちをかける様に子供がやってきて、「ママーー!カップル!」と、何と成幸たちを指さしながらそう言います!

その言葉を聞いたうるかは「カップルって…私たち今恋人同士に見えてる!」と、何とも嬉しそうな表情を見せます。

「肩当たってる…温かい…」

成幸の体温を感じながら、うるかは思います。

「このまま…このままくっついて離れなくなっちゃったらいいのに。」

成幸との幸せな時間をかみしめるも、どこかでその自分を冷静に分析します。

「って、何柄にもないこと考えちゃってるんだろう私。この服のせいだな…」

そう思っていた矢先、「って聞いてるか武元?」成幸が容赦なく話しかけてきます。

話を聞いていなかったうるかは大慌て。

「どうかしたのか?」成幸が心配します。

「何でもないから!」必死にごまかすうるか。そして2人は本屋さんを後にします。

「いかんいかん、冷静にならないと…私と成幸がカップルに見えるはずない。」

うるかは自分の都合のいい思いを否定したい様子です。

そんな時、偶然あるイベントに出くわします!

なんと景品は成幸の妹がずっと欲しがっているフルピュアなりきりセットです!

どんなイベントなのでしょうか…そして、カップル限定。

その言葉に気付いたうるかです。

どうやらこのイベントはカップルのみ参加できるようです!

「カップルだと安く買えるのかな?」

うるかは、そんな疑問を持ちながら成幸の手を掴み会場の方へ走っていきます!

「行こう成幸!ほら私たち丁度男女だし!カップルって言えば何とかなるっしょ!」

半ば強引に成幸を連れていきます!

「でもいいのかよ!俺とカップル役なんて!」

成幸がうるかに確認します。

当然、うるかは嬉しそうに「当たり前じゃん!私そういうの全然気にしないし!」と、まんざらでもない様子を思いっきり成幸に見せます(笑)

そして2人は参加しますが…そのイベントの内容は!!

なんと彼氏が彼女をお姫様だっとして最後まで残ったペアが勝ちというものです!

必死にうるかを抱きかかえる成幸です!

その表情はすでに限界にも見えます(笑)

「近い、嬉しい、恥ずかしい!」

うるかからしてみれば、これは願ったりかなったりの競技のはずです。

しかし同時に「最近また筋肉付いちゃったし、何この筋肉女重いって思われたらどうしよう…」

そこはやはり女の子。自身の体重のことを心配しています。

好きの男の子に重いって思われたらマズいですね(笑)

次々に他のカップルが脱落していきます!

「もし成幸に重いとか思われたら、私生きていけない!」

もう恥ずかしさの方が嬉しさを上回っています。

限界のきた成幸は「腕が限界!すまん!不甲斐ない兄ちゃんを許してくれ!」と諦めかけましたが、そのとき成幸はあることに気付きます!

それは涙を流しているうるかの表情です!

「泣くほど恥ずかしいのを我慢してくれていたのか!!」

実は、ちょっと違うのですが(笑)

しかし、これがきっかけとなって成幸にパワーを与えます!

「ならこの戦い死んでも負けられん!!」

そう心で思うと、最後の力を振り絞り踏ん張って見せます!

そして見事に賞品を手に入れた2人。うるかの手にはフルピュアなりきりセットがあります!

「悪かったな武元…」

成幸がそう告げると、うるかが振り返ります。

そこには、もう立っているのが限界の成幸の姿があります。まるで生まれたての小鹿の様に(笑)

「すまんな、武元。いや、その…お姫様抱っこ泣くほど恥ずかしかったんだろ?」

成幸が気を遣って、うるかに謝ります。

うるかは一瞬何かを考えた後、「なんかさっきの衝撃でそういうのマヒしちゃったかも。」そう言って景品を地面に置くと、うるかは両手を大きく広げます。

「ねえ!成幸、今日の私さ、お姫様みたいじゃない?この格好似合ってないかな?」

ついにうるかが成幸に今日の服装の感想を聞くことに成功します!

そして、「に…」成幸が感想を答えようとした瞬間、うるかは景品を成幸に押し付けます!

「何すんだ!武元!」

思わず成幸は怒ります。

「やっぱいいや!成幸の感想なんてどうでもいいし!」

感想を聞くのが怖かったのか、うるかは成幸の感想を聞かずに走り去ります。

しかし、彼女の表情は成幸と一緒に過ごせた今日一日に大満足しているように見えるのでした!

『ぼくたちは勉強ができない』第3話のCパート

成幸からお土産の景品であるフルピュアなりきりセットを着る妹の姿があります。

飛び跳ねながら感謝する妹を見て、満足げな表情を見せる成幸でしたが…背後から殺気のようなものが漂ってきます。

「それ、お姫様抱っこ大会の賞品なんだよね?」

さっきの正体は大きい方の妹です。

兄が誰かをお姫様抱っこした、という事実に怒りを抑えきれていないようです。

「誰と出場したのか詳しく聞かせてもらおうかしら?」

「えっ!?」

怒りの炎を身にまとう妹に、成幸は成す術がありませんでしたとさ…。

『ぼくたちは勉強ができない』第3話まとめ

今回の目玉は、何と言っても成幸が無事に理珠と文乃を中間テストで平均点以上を取らせることができたことです。

理珠の実家での勉強会、文乃の風邪の看病。

そして、普段は見られないうるかの女の子らしい姿など、イベント盛りだくさんの第3話ですので、ぜひ観てください!

要点まとめ
  • 学園長からの指令!理珠、文乃を中間テストで平均点以上取らせろ!
  • テスト直前に文乃が風邪でダウン!
  • うるかの女の子らしさ全開!お姫様抱っこ大会!

うるかの女の子らしい一面を観れますので、うるか推しは絶対に必見です。

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