『ぼくたちは勉強ができない』第12話あらすじ・ネタバレ感想!うるか、ついに成幸に告白…!?

アニメ『ぼくたちは勉強ができない』第12話ネタバレ感想!

出典:『ぼくたちは勉強ができない』公式ページ

前回の第11話は真冬先生回でしたが、今回はうるかが主役です!

みなさん、第8話で成幸がうるかに対して「もしかしてお前の好きな人って俺?」と言ってしまったことをみなさん覚えているでしょうか?

実はあれ以降、成幸とうるかはずっと気まずい状態が続いていたのです。

お互いどう接したらいいか分からない状態が続く中、2人は同じタイミングで文乃にアドバイスを求めます。

断るに断れない文乃は2人の中を戻すために奮闘するのですが…そして最後、うるかは成幸と一緒に夜の中学校に侵入し、成幸を好きになったきっかけを思い出すのです。

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『ぼくたちは勉強ができない』第12話あらすじ

アニメ『ぼくたちは勉強ができない』第12話「天才は時に[X]をともに分かち追懐する」あらすじ①

アニメ『ぼくたちは勉強ができない』第12話「天才は時に[X]をともに分かち追懐する」あらすじ②

うるかと気まずくなった成幸から、「友達の話」として相談を受ける文乃。

直後、今度はうるかからも同じ悩みを打ち明けられる。

文乃は彼らに、思い切って2人で話し合うよう助言する。

後日、湖畔のベンチに並ぶ成幸とうるか。

しかし緊張のあまり、会話は早々に途切れてしまう。

変装して見守っていた文乃は、2人それぞれにスマホから助言を送る。

しかし文乃が提案する話題は、ことごとく場の空気を重くしていき…!?
出典:『ぼくたちは勉強ができない』公式ページ

【ネタバレ】『ぼくたちは勉強ができない』第12話の感想

実はずっと気まずかった?成幸とうるかの距離感

第8話にて成幸がうるかに対して「お前の好きな人って俺?」と聞き、うるかが「受験に集中したい成幸の負担になりたくない」という想いからそれを否定しましたよね。

それ以降、2人きりになると何を話したらいいか分からない状態が続いていたのです。

同じ予備校に通い始めた今も、2人きりになってしまうと、しどろもどろになっててしまう2人。

2人はこのままではダメだと思い、お互いに再び普通に話せるようになるために文乃に相談することに!

まず、成幸は文乃を蕎麦屋に誘い、うるかとの今の関係を「友達のこと」として文乃に相談します。

しかし、2人の事情をある程度知っている文乃にとっては、それが「成幸の友達のこと」ではなく「成幸自身のこと」だと簡単に見抜いてしまうのでした。

文乃は知らぬ間に2人の関係がそこまでこじれてしまっていたことを知り、思わずむせ返ってしまいます。

そして「2人きりになると気まずくて、どうしたらいいか分からない」という成幸の悩みを聞き、状況を把握した文乃は「何でうるかは成幸の質問を否定したのか?」と疑問を持ちます。

それとほぼ同時に、文乃はうるかからも同じ相談を受けました。

今度はラーメン屋に連れ込まれた文乃は、うるかから「成幸の質問を否定した理由」を聞きます。

なんでも、うるかは成幸の受験の負担になりたくなかったんだとか。

ちなみに成幸同様、うるかも文乃への相談を「自分のこと」ではなく「あくまで友達のこと」としています。

当然文乃は、それをうるか本人のことだとあっさり気づいたことは言うまでもありません。

ここで文乃は「あえて2人きりで会って、話をしてみる」ことを提案します。

このままの状態が続いて、2人の距離が空いていき修復できなくなると思ったからです。

そしてここから文乃考案の「うるか成幸修復大作戦」が決行されるのです!

大変装!文乃、変装をしてまで2人の仲を取り持つ作戦

そして翌日、うるかと成幸は、文乃の考案通りに近くの公園に集合します。

ベンチに座った2人でしたが、その後ろには何やら見慣れた後姿があります。

実は心配になった文乃は、2人を観察するために尾けてきたのです!

一応、文乃は2人にバレないように「前髪全おろし」「伊達メガネ」を装備し、なんと「胸に6枚パッド重ね入れ」をして完璧な変装を演じています。

案の定、うるかと成幸の会話は全く続かず、気まずさが増す2人。

しかしその時、成幸は文乃が「会話で困ったら私のスマホに連絡して」という言葉を思い出します。

それと同時に、うるかもその言葉を思い出したようで、2人は一斉に文乃へメッセージで助けを求めます。

そんな状況下でも、あくまで相談は「友達のこと」と言い張って相談している辺り、2人もなかなか素直ではないですね。

文乃は「共通の話題で盛り上げる」というアドバイスを2人に送り、それを聞いた2人も頑張って共通の話題を探し盛り上げようと試みます。

うるかが、「あすみ先輩の実家が医院」という話題を持ち掛けるのですが、なぜかその際に雨で濡れてみんなの下着が透けていたことに話が逸れていきます。

その話題に再び気まずくなる2人。

後ろで聞いていた文乃も思わず声を上げて驚きます。

その声に、一瞬成幸たちに気づかれそうになるのですが、しかし文乃の「6枚重ねのパッド変装」が功を制しバレずに済んだのです。

文乃を胸の大きさで判断する2人もかなり失礼(笑)

文乃は再び2人へアドバイスを送ります。

先日、うるかがプレゼントしたペンケースの話題を持ち出すのですが、その時誤ってうるかが水着を成幸にプレゼントしてしまったことを
思い出し、再び気まずい空気が立ち込めます。

どうあがいても、気まずい空気になってしまう2人。

その後も話題を振るのですが、ことごとく失敗に終わります。

絶望する文乃。

しかしここで、文乃はうるかに「相手にどう思ってほしいのか」という正直な気持ちを尋ねます。

するとうるかから、どんどん成幸に対する気持ちが溢れてくるのです。

「好きな人の重荷になりたくない」

「受験に専念できなくなるくらいなら、他に好きな人がいると誤解されている方が良い」

初めはそう思っていたうるかでしたが、次第に「本当は関係を修復して元通りになりたい」という本音に行きつきます。

そこで的確なアドバイスを送ろうと奮闘していた文乃でしたが、
そこでよりによって紗和子から、理珠に見せるための髪型についてよく分からんメールが届きます。

軽くあしらったつもりでしたが、ここで文乃はとんでもないミスを犯してしまうのです。

なんとうるかたちに送るはずだったメッセージを紗和子に、紗和子に送るはずだったメッセージを2人に送ってしまったのです。

しかし結果、それが功を奏し、成幸がうるかの髪型を褒め、2人の空気が和らぎ会話が自然と弾み始めます!

結果オーライといったところですね。

成幸からしてみると、文乃が送り間違えたアドバイスは謎だったのでしょうが(笑)

高校最後の水泳大会で敗戦。うるかは初心に返るため成幸と出身中学へ

すっかり仲を取り戻した2人。

成幸はうるかの高校最後の水泳大会の応援に駆けつけています。

大会もいよいよ大詰め。

その時、後輩のリレー引き継ぎミスでうるかたちは失格になってしまったのです。

泣き崩れる後輩を慰めるうるかたちでしたが、うるかもまた泣き崩れたいほど悔しい気持ちでいっぱいです。

帰り道、成幸はうるかにどんな言葉をかけてあげたらいいのか分からずにいました。

そんな時、うるかは代わりに涙ぐむ成幸に気づきます。

こんな状況でも、うるかはこの失敗が後輩を成長させてくれると信じ、そして自分よりも悔しい思いをしている友達を思いやり、涙1つ見せません。

夕日を背に「泣くならやれることを全部やってそれから泣きたい」という、うるかの姿が成幸の心に深く突き刺さります。

しかしここで、うるかは1つだけ成幸にお願いをします。

それは「成幸と一緒に中学校に行くこと」でした。

そして夜の校舎に侵入すると、2人で初めて教室で一緒になった時のことを思い出します。

うるか自身も始め、こんな暗いガリ勉くんを好きになるなんて思ってもみなかったようです。

そして廊下に出ると、うるかは初めて成幸を意識し始めた出来事も思い出すのです。

常に視界に入ってきた成幸や、自然と「成幸」と呼ぶために練習した日々。

たくさんの思い出がここにはあるのです。

一世一代の大チャンス!プール際でうるかがついに成幸に告白

そしてプールにやってきた2人。

うるかは自分が水泳を始めた時を思い出し、初心に返りたかったみたいです。

実はうるかが水泳にのめり込んでいったのは、このプールで成幸と話したのがきっかけだったのです。

大会で負けて落ち込んだうるかは、周りからひどく叱られました。

それから水泳を離れていたうるかに「一度負けただけでそんなに悔しがれるのは価値のある才能。」と声を掛けたのが成幸だったのです。

その言葉を受け、うるかは本気になれるものとして、水泳を意識するようになったのでした。

そんな会話をしている最中、成幸はうるかが以前言っていた「好きな人」について尋ねます。

顔を真っ赤にして恥ずかしがるうるかでしたが、一応「まだ告白していない」という返答を返します。

成幸はその返答を聞くと「俺を練習台にして告白の練習しろ」と提案してきたのでした。

これはある意味、千載一遇のチャンスかもしれません。

うるかは成幸に練習の雰囲気づくりとして下の名前で呼ぶように頼むと、成幸は「うるか」とあっさりしたの名前で呼び始めました。

これにはうるかもキュン死寸前です(笑)

色々な想いがうるかの頭を駆け巡ると、うるかは吹っ切れたように立ち上がります。

そして「好き!大好きだよ。成幸。」自然と告白できてしまったのでした。

自分でも驚いているうるかとは対照的に、冷静にその告白の添削をし始める成幸。

その温度差には笑ってしまいますが、怒ったうるかは成幸をプールに突き飛ばし、自分も一緒に飛び込みます。

そして、もう一度成幸に下の名前を呼ばせると、恥かしさからプールの底に沈んでいくのでした。

『ぼくたちは勉強ができない』第12話まとめ

成幸が「お前の好きな人って俺?」とうるかに尋ねて以来、ずっと気まずい関係だった2人でしたが、今回文乃の決死の努力で2人の関係は以前よりも強い関係になった様でした。

そして2人は夜の中学に忍び込み、初めて出会った時のこと、成幸を意識し始めた時のこと、そして成幸のおかげで水泳にのめり込み始めた時のことを思い出し、初心に返ったのでした。

このエピソードは2人にとって、原点となる大切な話だったと思います。

要点まとめ
  • 気まずい成幸とうるか。それを修復する文乃の大奮闘!
  • 高校最後の水泳大会!そして負けたうるかたち。
  • 2人で夜の中学に侵入!原点に立ち返るうるか!

2人の関係の原点に立ち返り、成幸とうるかの関係がより一層深まるエピソードでした!

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