『BNA ビー・エヌ・エー』第2話あらすじ・ネタバレ感想!獣人の街で起こるのは、一体どんな事件!?

『BNA ビー・エヌ・エー』第2話

出典:『BNA ビー・エヌ・エー』公式ページ

『リトルウィッチアカデミア』を制作したTRIGGERと『天元突破グレンラガン』の中島かずきがタッグを組んだ新作アニメ『BNA ビー・エヌ・エー』。

記念すべき第1話では、17歳のタヌキ獣人・影森みちるが獣人の街“アニマシティ”にたどり着きました。

新しい生活の始まり、そう簡単にはいかないようです…。

ということで、今回はアニメ『BNA ビー・エヌ・エー』第2話をネタバレありでレビューしていきたいと思います。

『BNA ビー・エヌ・エー』前回第1話あらすじと振り返り

タヌキの獣人・影森みちるは、人間たちが暮らす街を抜け出し、獣人が獣人らしく生きられる街・獣人特区“アニマシティ”へたどり着きます。

ちょうど施行から10周年の記念日だったアニマシティで、みちるは獣人だらけのお祭りを心から楽しみました。

ところがスリに遭ったことでトラブルに巻き込まれ、そこで出会ったのは白いオオカミの獣人。

みちるは自分がもともと人間だったことを打ち明けます。

【ネタバレ】『BNA ビー・エヌ・エー』第2話あらすじ・感想


思ってたのと違う…

みちるがもともと人間だった、ということを信じてくれないオオカミ獣人。

さらに、自らをアライグマの獣人だと主張するみちるに対して、タヌキの間違いだと指摘してきます。

冷静沈着で憎たらしく、みちるをイラつかせてくるオオカミ獣人ですが、何やら困っている様子のみちるを見かねてどこかへ連れて行ってくれるようです。

ふと、オオカミ獣人のほうを見ると、人間の男性の姿をしていました。

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みちるの台詞にもありますが、オオカミ獣人はもっとおじさんだと思っていました。お兄さんでした(笑)

「いつまで尻尾を出しているんだ。早く人間体になれ」

みちるはそう指示されますが、人間体への変わり方がわかりません。

そして、路地裏から街へ出ると、獣人の姿はありませんでした。

アニマシティで暮らす獣人たちは、普段は人間体で過ごしているようです。

みんなが獣人の姿で生活していると思っていたみちるは落胆します。

人間だと証明したい!

オオカミ獣人が連れてきてくれたのは、獣人生活協同組合の組合長・ジェムと、その妻・メリッサのところでした。

ジェムは獣人マーカーという獣人か人間かを判断するための道具を使って検査をしてくれましたが、みちるは間違いなく獣人だということです。

みちるは落ち込みながらも1年前まで人間だったと証言しますが、白いオオカミの獣人・大神士郎にそんなことはありえないと一蹴されてしまいます。

メリッサには獣民登録を勧められますが、納得がいかないみちる。

学生証には種別と血液型が書いてあるから、それを証明に使おうと考えますが、学生証が入っていた財布はスリ犯に奪われたままでした。

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アニマシティで盗られたものはほとんど帰ってこないそうです。あまり治安が良くないんですね…。

ジェムとメリッサのところでお世話になることになったみちるは、メリッサからオオカミ獣人の素性を教えてもらいます。

白いオオカミの獣人、大神士郎は獣人生活協同組合のソーシャルワーカーだったのです。

ラビットタウン

翌日、獣民登録をするために市役所へ向かうと、順番待ちの列に力づくで割り込もうとする輩がいました。

獣人の姿になり公共の場で喧嘩をする彼らを見て、驚愕するみちる。

強いものが勝つ、それがルール。

士郎はアニマシティのルールをそう説明しました。

再び思っていたのと違うアニマシティの一面を見てしまったみちるは、大人しく順番待ちの列に並びます。

その後、みちるは財布を盗んだスリ犯を見かけました。

追いかけた先で、アニマシティまで連れてきてくれたミンクの獣人・マリー伊丹と再会。

この町で失くしたものは、すべて“ラビットタウン”に集まると教えられます。

向かってみると、そこは女ギャング団のアジトでした。

ボスであるグラングランマに事情を話すと、財布を返す代わりに頼みを聞いてくれと交換条件を提示されます。

その頼みとは、アジトに住む子供たちに読み書きを教えることでした。

みちるはもちろんその条件を飲みます。

一方、士郎はロゼ市長のもとへ足を運んでいました。

祭に現れた爆弾犯たちのことのように、アニマシティで起こる事件などを解決する手伝いをしているようです。

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そんな士郎に新たに伝えられた任務。一体何なのでしょうか。

迫る危機

子供たちとすぐに打ち解けたみちるは、“銀狼様”の存在を知ります。

獣人たちにとっての神様であるらしい銀狼様ですが、アニマシティにたどり着いたときに見かけた白いオオカミのような影がそうだったのか?と、考えがよぎります。

一方で、グラングランマたちは敵対するギャング組織と何やら取引をしているようでした。

危険を感じたグラングランマは金を得るために、みちると子供たちを人間に売り飛ばすことを決めます。

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アジトに住む子供たちはみんな、何らかの事情で孤児となった身寄りのない子供でした。

檻に入れられたみちると子供たちは、クレーンで運び出されます。

しかし、みちるは不思議なパワーで自らの手を伸ばし、クレーンのハンドルを奪いました。

一度は檻ごと宙吊りにされましたが、何とか地上に戻り、子供たちを脱出させることに成功。

みちる自身は追い込まれますが、士郎が駆けつけ助けられます。

大っ嫌い!

ロゼ市長と警察は人身売買の犯人を追っていて、グラングランマたちのことを怪しいと睨んでいたようです。

urara

士郎の今回の任務はこの事件への対応だったんですね。

事件は解決しましたが、女性や子供が弱者として扱われ、このような事件に発展することを許せないみちる。

さらに、みちるは自分たちに危機が迫っていたとき、士郎が現場を見ていたことに気づいていました。

そして、すぐに助けてくれなかったことを責めます。

士郎の現行犯逮捕するためにタイミングを見計らっていたという言葉と、自らは絶対にミスをしないという態度に、より怒りを感じるみちる。

「こんな街も、獣人も、大っ嫌い!」

みちるがグラングランマから取り返した学生証を見せられた士郎は目を見開きます。

そこには確かに、“種別 人間種”と書かれていたのです。

『BNA ビー・エヌ・エー』第2話まとめ

第2話ではアニマシティに潜む危険が少しずつ明らかになってきました。

みちるが本当に元人間だということも証明されましたね。

そして、険悪なムードになってしまったみちると士郎。

次回以降、二人の関係はどうなっていくのでしょうか。

まだまだ事件が起きそうなアニマシティなので、第3話も楽しみです!

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