『美食探偵 明智五郎』第7話あらすじ・ネタバレ感想!地下アイドルに忍び寄るマリアの魔の手

『美食探偵 明智五郎』第7話

出典:『美食探偵 明智五郎』公式ページ

苺(小芝風花)は、明智(中村倫也)の助手ではなく料理人として距離をとりながら、高校の同級生であるココ(武田玲奈)を明智の元に連れて行きます。

ココは地下アイドルをやっており、近頃ストーカーに悩まされているが、警察に言えば親バレしてしまうため、明智に警護を頼みたいと言うのです。

ストーカーは日々エスカレートしていきますが、グループとして大事な時期を迎えていて、夢を叶えたいというプレッシャーからココは以前からあった摂食障害が進行してしまいます。

そんな彼女をマリア(小池栄子)は見逃さず、ココとの接触を図ります。

メンバーを傷つけられたココは、とうとうマリアの手の中に落ちてしまいます。

今回は、今後のマリア対明智の最終バトルにつながる重要な回です。

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『美食探偵 明智五郎』前回第6話のあらすじと振り返り

マリア(小池栄子)は明智五郎(中村倫也)の家業である扇屋百貨店の常務から明智が見合いをすることを知り、急きょ日本に帰国します。

ふぐ料理につられて見合いをすることになった明智ですが、苺(小芝風花)と明智マニアの捜査一課の刑事・高橋(佐藤寛太)は心中穏やかではありません。

周囲が明智のお見合いを見守る中、出された料理を食べたお見合い相手が苦しんだ末に死亡してしまいます。

料亭にはマリアファミリーが潜んでいましたが、その裏にはもう一つ大きな陰謀が隠されていたのです。

その陰謀により、明智は命の危機にさらされてしまいます。

その時、苺は足がすくんで何もできず、マリアは燃え盛る小屋に入り明智を助け出します。

そのことで苺はマリアには敵わないと打ちのめされてしまうのでした。

今後の苺と明智の関係はどうなるのでしょうか?

【ネタバレ】『美食探偵 明智五郎』第7話あらすじ・感想


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3週本編の放送を休止して、いよいよ6/22から再開しました。待ってました!

助手ではなく料理人として

明智(中村倫也)の窮地を救うことができなかった苺(小芝風花)は、マリア(小池栄子)には敵わないと悟り、『助手』ではなく『料理人』として明智のそばにいることを決めます。

「もう二度と会わないくらいのこと言えないのか!」

2号である桃子(富田望生)は呆れています。

しかし苺は、高校の同級生・ココ(武田玲奈)に頼まれて明智を紹介することに。

彼女は地下アイドル『爆音エンジェル』のメンバーとして活動しており、ファンの1人からストーカー被害に遭っていて、相談に乗って欲しいということです。

明智はストーカーなら警察に届けるべきだと言いますが、ココは親には内緒でアイドル活動をしているため、警察には相談できないと言います。

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ストーカーはココのアパートまで突き止めていて、かなり深刻です。早く手を打たなければ、大変なことが起きてしまうかもしれません!

傲慢なモンスター

ココをストーカーする田畑(森永悠希)は、半年ほど前から“爆エン”のライブに来るようになり、ある日偶然ココのバイト先に来て声をかけたことがきっかけで毎回欠かさずライブに来て出待ちをされるようになったと言います。

相談後、帰宅して窓の外を見ると、今夜は田畑の姿はありませんでした。

しかし、インターホンが鳴り玄関の外を覗くと、田畑がドアの前に立っていました。

ココは恐怖で押しつぶされそうになりながら、トイレに駆け込み、口に指を入れて胃の中のものを吐き出します。

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森永悠希さん怪演!ハッキリ言って気持ちが悪いです!

傲慢なモンスターは、美しい天使の羽根をむしり取ろうとしていました。

探偵さんが私たちを守って下さい!

明智は苺と共に爆エンのライブを観に行きます。

ファンたちは一心不乱に天使たちを応援しつづけます。

その中で、なんと上遠野警部(北村有起哉)と高橋(佐藤寛太)が踊っていました。

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上遠野氏は爆エンのファンなのだそうです。上遠野氏はちゃんとお行儀よくディスタンスを保っています。

そのライブ後のチェキ会で、田畑はお菓子を持って現れます。

「東京で買えなかったから名古屋まで行ったんだよ。すごくない?」

運営のルールでは食べ物の差し入れは禁止されていますが、田畑はその場で食べろとココに無理強いをします。

ココは、恐怖のあまり固まっています。

すると、明智は機転を利かせて2人の間に入り、田畑を追い払うことに成功します。

そのことですっかり明智を信用したメンバーは、自分たちを守って欲しいと申し出ます。

そして、自宅が危険であるココのために明智の事務所を貸すことに。

明智は自分の大切な料理人の頼み事なので仕方がないと、申し出を受け入れます。

moyoko

「大切な料理人」と言われた苺は嬉しそうな、複雑な表情を浮かべています。切ないです!

今が大事なとき

明智の事務所で爆エンメンバーとの共同生活が始まりました。

食事はもちろん苺の担当です。

苺は腕を振るい、ナポリタンオムレツを作りました。

メンバーは楽しそうに写真を撮っています。

moyoko

まさかこの写真があんなことになるとは…。後ほどこの写真が原因で現代の闇が明らかになります。

爆エンはみんな地方出身者で、ココは中学の時にモデルを始め、仕事のために高校で上京してきて苺と知り合いました。

マネージャーはおらず、みんなメンバーだけで運営しているとのこと。

しかし、今度のライブには有名プロデューサーが観に来ることになっていて、爆エンは今が大事な時なのだと言います。

食事の最中、明智はココの指に『吐きダコ』があるのを見つけたことで、恐らくココはストーカー被害に遭うずっと前から摂食障害を患っているのだろうと推測します。

実は、高校の時もココはダイエットのし過ぎで入院したことがありました。

「人前に出るのが強烈なプレッシャーになっているのかもしれないな」

moyoko

ココは地下アイドルにいがちなとても繊細な子のようです。何か危ない臭いがしますね。マリアはそういった繊細な人をかぎ分けるのが上手なのですから。

ダ・ヴィンチのカード

ココは、明智の事務所でも吐いていました。

そんな時、田畑からメッセージが来て、SNSにあげた写真のココの目に明智が映っていることを見つけたと言われ、さらに絶望的な気持ちになってしまいました。

moyoko

これぞ現代の闇です!実際に目の中に映る景色から居場所を割り出して、ストーカー行為に及ぶことがあると言います。なんとも恐ろしい話ですね…。

トイレから出たココは、足元にダ・ヴィンチの『最後の晩餐』のカードが落ちているのを見つけました。

明智によれば、世界中から悪女マリアが送ってくるのだと言います。

そのマリアは少し離れた場所から明智の事務所を見張っていました。

可愛い天使たちと一緒に暮らしていることに、マリアは少し面白くない様子です。

マリアはさっそく追い詰められているココに接触を図ります。

「殺したいほど憎い相手がいるあなたはマリアの部屋へいらっしゃい」

moyoko

ついにココにマリアの魔の手が差し伸べられてしまいました。ココの精神状態では間違いなくマリアの術中にハマってしまいます!

ここで諦めるわけにはいかない

大事なライブの日。

先に会場入りしたメンバーのひな(小池里奈)が田畑の姿を見つけ、たまらず文句を言うと、田畑は無言でひなを階段から突き落としました。

そのせいでひなは怪我をして入院してしまい、ライブが台無しになってしまいました。

これはれっきとした殺人未遂だから警察に届けた方がいいと明智と苺は忠告しますが、爆エンメンバーたちは親バレを恐れて届けたがりません。

このメンバーで絶対に武道館のステージに立とうと決めて、3人はバイトを掛け持ちし、借金までして必死にやってきました。

「ここで諦めるわけにはいかないの」

苺は命がなければ何もできないと言いますが、ココはアイドルを諦めたら生きていても意味がないと言います。

moyoko

3人のアイドルに賭ける気持ちはわからないでもありませんが、やはり命あっての夢です。苺が言うことはごもっともですが、メンバーには届きそうにありません。

早く退治しないと

「次は君が狙われるかもしれないぞ」

「私は大丈夫ですから、警察には届けないでください」

そのやりとりをマリアは病室の外で聞いていました。

そして、直接ココに会いに行きます。

「さぁ殺しましょう。あなたがステージで輝けるように」

たった1人のモンスターのせいで夢が壊されるなんてとんでもない。相手が一番喜ぶ方法で天国へ連れて行こうとマリアはココに囁きます。

moyoko

物語の中で「警察に届けない」ことがロクなことにならないのはあるあるですが、今回も案の定最悪パターンになりそうです…。

ココは、明智の事務所で苺に料理を習いたいと言って、ナポリタンオムレツの作り方を教えてもらいます。

その最中も田畑は勝手にココの部屋に入り、画像を送ってくるなどしてストーカー行為はどんどんエスカレートしていっています。

楽しい家族

りんご(志田未来)は明智の事務所を見張りながら、ココが“こっち側”に来るのかどうかと期待に胸を膨らませています。

「ココちゃんに教えてあげたい。殺したい相手を殺すだけで心が自由になれるよって」

moyoko

とんでもないサイコパス発言!志田未来さんのお顔で言われると、余計に恐怖が増します…。

マリアは、この世には殺さなければいけない人間はまだたくさんいると言います。

まずは、ココに田畑を殺させなければいけません。

マリアは、りんごが用意した『青森のお土産』を“彼女”がココに持っていくことになっていると知ると笑顔を見せます。

「私、初めてよ。こんな楽しい家族ができたの!」

そう言ってマリアは高らかに笑います。

moyoko

今、一番高笑いが似合う女優は小池栄子さんでしょう。原作のマリアよりも明るい印象ですが、本当にハマり役だと思います。

午前2時。ある女性によってココへ荷物が届けられました。

袋の中にはキノコのオリーブ漬けが入っています。

moyoko

なんと、この荷物を届けた“彼女”とは、第4話で死んだはずのれいぞう子(仲里依紗)でした。ダストボックスに落ちた割には音がしなかったので死んだのか怪しかったのですが、やはり生きていました!

モンスター退治

翌朝、ココは1人で忘れ物を取りに行くと行って事務所を出て行ってしまっていました。

苺が慌ててココに電話をすると、ライブまでには戻ると言って切れてしまいました。

「美しいマリア様、あなたに言われた通り、私は天使のままモンスター退治に出かけます」

ココはバイト先のカラオケボックスに田畑を呼び出し、連絡が取れなかったお詫びにと手作りのナポリタンオムレツを差し出します。

「毒入ってたりして」とはじめは警戒していた田畑ですが、ココが一口食べさせてあげると、美味しいと言ってモリモリ食べ始めました。

そして、おもむろにこんなことを言い出します。

「アイドルなんかやめて俺の彼女になっていいよ」

moyoko

ココでなくても身の毛もよだつような言葉です。しかし、ココはなんとか踏ん張って笑顔を見せます。

「嬉しい。ルシファーさん、私を幸せにしてね」

ココは振り返らず部屋を出て、ライブ会場に向かいました。

私は私でいいんだ

リハーサル中、苺はココの様子がおかしいことに気がつきますが、そんな時に田畑が会場に入ってきました。

田畑は明らかに普通ではなく、目の焦点が合っていないようです。

ココは不気味がる様子もなく、ステージの真ん中に立ち叫びます。

「爆エンの堕天使担当ココです。私の背中に羽根が見えますか?」

田畑は返事をせず、宙を見ています。

「堕天使は今日、傲慢なモンスターを楽園から追放します!囚われの天使だった本当の私の心は今解き放たれた!」

ココがそう言った時、明智はこの件にマリアが関わっていることに気がつきます。

その時、田畑は倒れ込み、嘔吐しました。

moyoko

殺しの天使が舞い降りました。傲慢なモンスターは彼が一番喜ぶ方法で退治されました。

殺しの天使・ココ

「今日のライブは中止だ!観客を入れるな!」

明智は入場待機していた上遠野警部に、吐瀉物としゃぶつを鑑識に回すように命じます。

田畑はすぐに救急車で病院に運ばれました。

苺はココを心配してココがいる楽屋を訪ねますが、ココは苺の顔を見ようとしません。

「大変なことになったね」

「そうだね…」

moyoko

明らかにココの仕業なのにココはどこか他人事のようです。もしかすると、モンスター退治が成功したことの喜びを噛みしめているのかもしれません。

マリアは苺の大切な友達まで奪おうとしています。

明智は自分ならもっと早く気づけたはずだと自分を責めます。

そこへ上遠野警部がやってきて、なぜ田畑が毒を飲まされたと思ったのか詳しく話を聞かせてもらいたいと言ってきました。

同じ頃、看護師に扮したれいぞう子は、すれ違ったマリアに田畑のいる病室を教えていました。

『美食探偵 明智五郎』第7話まとめ

この時点では、どうやら田畑は死んではいないようです。

そして、田畑が倒れた時に会場にいた明智が容疑者に浮上してしまったようですね。

明智が疑われている間、マリアは田畑にとどめを刺そうとしているのでしょう。

今回は、明智はまだ感覚が鈍っていたのか、明智にしては気がつくのが遅く、事件が起きてしまいました。

いよいよクライマックスが近づいてきて、マリアの手がどんどん苺に迫ってきているのがわかります。

次回からはマリアファミリー総出で最終ターゲットの苺に襲いかかります。

明智は苺を守り切ることができるのでしょうか?最終回まで一話も見逃せませんね!

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