『ベイツ・モーテル シーズン1』あらすじ・ネタバレ感想!サスペンスファン必見の本格派が日本上陸

出典:『ベイツ・モーテル』公式ページ

サスペンスドラマファン必見!

主人公ノーマン・ベイツ演じるフレディ・ハイモアの名演に思わず拍手!!

ポイント
  • 1960年ヒッチコック監督の有名すぎる映画『サイコ』の主人公殺人鬼ノーマン・ベイツの少年時代をドラマ化
  • サスペンス好きなら絶対観るべきドラマの1本です!

それではさっそく、海外ドラマ『ベイツ・モーテル シーズン1』のあらすじ・ネタバレ感想を書いていきたいと思います。

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【ネタバレ】『ベイツ・モーテル シーズン1』あらすじ・感想


ドラマ『ベイツ・モーテル』とは?映画『サイコ』を先に観た方が良い?

もともとドラマ『ベイツ・モーテル』の題材となった、1960年のヒッチコック監督による名作映画『サイコ』。

超有名なサイコホラー映画ですが……私は観ていません。

実は、サスペンスは大好物なんですが、ホラーは大の苦手なんです…。

『ベイツ・モーテル』についても『サイコ』を観ていないことで、完全には理解できないのではないかと観る前は躊躇していましたが…結論から言えば、映画を観ていなくてもまったく問題ありませんでした。

『サイコ』を観たことがない方でも十分に理解し、楽しめる作品となっていますので安心してくださいね。

ちなみに、私が見始めた当初に戸惑ったことは、舞台が『サイコ』(1960年)の主人公の少年時代ということは、『ベイツ・モーテル』の時代背景としては1940年~1950年くらいなはず。

なんだか時代錯誤…と戸惑ってしまいました。だって普通にスマホでLINEみたいなやり取りをしています…。笑

これに関して気になったので調べたところ、このドラマは『サイコ』の前日譚を”現代”に置き換えて描かれている…とのことでした。なるほど。

この時代背景を理解した上で観始めると、ドラマの世界観にすんなり入っていけるかと思います。

『ベイツ・モーテル』の主要キャストが全員とっても魅力的!

『サイコ』(1960年)の主人公の少年時代ということは、『ベイツ・モーテル』の魅力は、そのストーリーだけではありません。

登場人物がみなさんとっても演技派で素敵なんです。

主人公のノーマン・ベイツはフレディ・ハイモア。

有名な俳優さんなので存じ上げておりましたが、こんなに演技派だったとは…。

超マザコン、記憶が飛ぶとサイコパス、調子が良いと好青年、という大変難しい役どころを見事に演じておられます。すっかり大ファンになってしまいました~!

ノーマンの母ノーマ扮するのはヴェラ・ファミーガ。

ほんとに美しい方です。そして演技派!ドラマ内のファッションも素敵。

時代は現代に置き換えられていますが、ノーマのファッションはどこかレトロな雰囲気があり、それが似合いすぎている。毎回見惚れています…。

ノーマンの兄のディラン・マセットはマックス・シェリオット。

このディランの存在だけがこのドラマの中の唯一の癒しです。

不器用ではあるものの、たとえ愛されなくとも家族を自分なりに守ろうとする姿は、サイコパスだらけのこの暗く病んだ世界の中で一番人間らしく、共感できます。

ギャングですが…笑

だってこのドラマの他の人たちホント酷いですから。ギャングなんてまともな方です。

ディランの家族への愛が少しでも報われることを祈ります。

その他にもノーマンの友人で難病に苦しむエマ(オリヴィア・クック)、ロメロ保安官(ネスター・カーボネル)など魅力的な登場人物ばかりです!

保安官はどこかで観た事があるなぁと思っていたのですが、『LOST』の年とらないオジサンだ…と思い出してスッキリしました。

息子ノーマン(フレディ・ハイモア)と母ノーマ(ヴェラ・ファミーガ)の異常な親子関係

シーズン1では夫が亡くなり、ノーマとノーマンがオレゴンの町に引っ越してきたところから始まります。

古いモーテルを買い取り、新しく人生の再出発を決意する二人ですが…。

まずはじめに、ノーマンのマザコンはホント酷い。酷すぎる。

演技力が高い俳優さんだけに、リアルすぎて非常に気持ちが悪いんですよね。

サイコパスじゃなかったとしても、無理。

ノーマもノーマンのマザコンをさらに輪をかけた異常な愛で包み込みます。

この親子の異常な関係性が、このドラマの核であるとも言えます。

そしてこの二人がシーズン1から人を殺しまくります。

一人目の被害者は個人的には死んで当然とは思っていますけど。

しかし、強烈なマザコンはともかく、ノーマンは意識がないとき以外は優しくて良い子だし、ノーマも愛する息子に降りかかる(ように見えている)災厄を、自分の思いつく最善の方法で対処しているだけ、と考えればそうとも言えると思うんです。

どんな最悪な事が起こっても、息子のためにエイッ!と踏ん張ってまた立ち上ろうとする姿はたまにジーン…とさえしてます。

殺人は絶対おかしいんですけどね、それでもなんだか割り切れない気持ちです。

そして全然報われないノーマに「がんばれ、がんばれ!」と応援したくなってしまうんですよね。

でも、ディランにはもう少し優しくしてほしい。

『ベイツ・モーテル シーズン1』まとめ

シーズン1を通して、まだまだ謎が残っています。

残っている謎
  • ノーマンはワトソン先生を殺してしまったのでしょうか…?
  • エマの恋の行方は…?
  • ディランの父親ってもしや…??

ここからノーマンがさらに狂気を増して殺人鬼になっていくまでの話なので、良い方向に行くことは決してないでしょうが、せめて誰か一人でもいいから報われて欲しいと願うばかりです。


シーズン2も目が離せないですね!

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