『バベル九朔』第9話あらすじ・ネタバレ感想!自分の脚本がドラマになり、夢が叶ったように見えた満大だが…

『バベル九朔』第9話

出典:『バベル九朔』公式ページ

テレビ局のプロデューサーから脚本の話を持ちかけられた満大(菊池風磨)。

降って湧いたような話にテナントさんたちもお祝いムード。

しかし、その実態は満大のプロットを使って他の脚本家が書くという屈辱的なものでした。

バベルに消えた後藤(髙地優吾)のためにと頑張っていた満大でしたが、とうとう自分の夢に絶望してしまいます。

そしてバベルに誘いこまれた満大は、何でも願いが叶うのをいいことに父・勝(上地雄輔)を呼び出したり、後藤を登場させたりと好きな時間を過ごします。

しかしだんだん勝の様子が変わってきて…。

満大は、現実に戻ることを選択できるのでしょうか?

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『バベル九朔』前回第8話のあらすじと振り返り

千加子ママ(佐津川愛美)がバベルから、蜜村さん(村松利史)が温泉から戻って来てから1週間。

満大(菊池風磨)は、脚本を書きながら唯一現実に戻ってくれなかった親友の後藤(髙地優吾)のことを考えていました。

一方、バベルに自ら飲み込まれていったカラス女(青野楓)。

彼女はバベルの中心部にある「タネ」を壊してバベルの世界を消滅させようと考えていますが、たどり着いたのは見えない壁に囲まれた異空間でした。

しかも、そこにはなんとバベルに飲み込まれたはずの後藤がいたのです。

後藤は現実に戻るなら自分も連れて行って欲しいとカラス女に頼みますが、彼女もまた戻り方はわからないのでした。

しかし、後藤は「くらまし」に襲われそうになった時、指先から不思議な光が出て見えない壁に傷をつけることができたのです。

その頃、満大はテレビプロデューサーから声をかけられていました。

【ネタバレ】『バベル九朔』第9話あらすじ・感想


お祝いパーティー

テレビ局のプロデューサーから「一緒に仕事がしたい」と声をかけられた満大(菊池風磨)。

「SNACK ハンター」では、満大の脚本家デビューを祝してパーティーが開かれました。

満大はまだデビューが決まったわけではないと慎重な口ぶりですが、顔はニヤケてしまっています。

そんな時、プロットを見たというプロデューサーの山下から電話がかかってきました。

満大の脚本でぜひドラマを作りたいと言うのです。

満大は、バベルに消えた後藤(髙地優吾)のためにも、夢を叶えたいと日々執筆活動に励みます。

山下は改めて満大のプロットを読んで、「これはデビューできるレベルだ」と絶賛しました。

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これは、現実での出来事でバベルの世界の話ではありません。満大にチャンスが巡ってきたのです。

夢破れる

ある日、テレビ局に呼び出された満大は、山下から信じられない言葉を聞きます。

なんと、満大のプロットを使って別の脚本家がドラマの脚本を書くというのです。

話が違うと訴える満大ですが「デビューできるレベルとは言ったが、デビューできるとは言っていない」と言われ、追い返されてしまいました。

夢を無下にされ、絶望に打ちひしがれる満大。

「ここがバベルだったらな…」

思わず、そんなことを考えてしまうのでした。

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いつもは現実では赤い上着を着ている満大ですが、バベルで着ている白い上着を着ています。夢と現実が逆転しているという現れでしょうか。

ふと気がつくと、満大はベッドの上でした。

ドアを叩く音がするので出てみると、そこにはプロデューサーの山下が立ってました。

moyoko

満大は赤い上着を着ています。おそらく、こちらがバベルです。

父との時間

山下はゲスな笑みを浮かべて満大を「先生」と呼びすり寄ってきます。

そして、満大の書いたドラマが視聴率20%を超えていると伝えてきました。

満大はすぐにここがバベルの世界だと気がつき、山下に言いたいことを言って追い返します。

バベルが本当に何でも思い通りになると実感した満大は、父・勝(上地雄輔)を呼び出すことを思いつき、ほどなくしてすぐに勝が現れました。

勝は、満大のドラマがヒットしていると聞いて大いに喜びます。

「俺はお前を誇りに思うよ!」

満大は、父に言ってもらいたかったことを言ってもらい、一緒に九朔家特製チャーハンを作り、キャッチボールをし親子水入らずの幸せな時間を過ごしました。

moyoko

満大はずっと思い描いていたであろうことをバベルで実現させていますが、何だかちょっと切ないです。

子供のために

満大はずっと聞いてみたかったことを聞いてみることにします。

「今度小学生の男の子が学芸会で初めて脚本を書くという話を書くんだ。」

その時に脚本家になりたいと言った息子を父親が反対した時の気持ちとはどういう気持ちなのかと満大は勝に尋ねます。

「きっとその子の才能に気づいてたんだ」

厳しいことをいうのはその子のやる気を出させたかったからだと勝は言います。

「全部子供のためだ。父親とはそういうものだ」

moyoko

しかしこの言葉は満大の願望が反映されているものであって、実際に勝が考えていたことではありません。

父との楽しい時間を過ごしていると、そこに後藤が現れます。

彼が言うには、満大の脚本が映画化され後藤が監督を務めることになったとのこと。

「夢が叶ったんだよ!」

制作発表

満大たちはマスコミを集めて制作発表会見を行うことに。

moyoko

そこには何故か勝も同席しています。とても違和感があります。

会場には「バベル九朔ビルヂング」のテナントさんたちも応援に駆けつけてくれています。

当初会見は順調に進んでいましたが、記者のある言葉をきっかけに空気が一変。

「ファンの方に向けて“僕はここにいる”と宣言してください!」

その言葉を聞いた満大は、その言葉は言ってはいけないような気がしました。

しかし記者はしきりにその言葉を言えと迫ってきます。

満大が戸惑っていると、今まで黙っていた勝が口を開きました。

「大丈夫だ。俺はずっとお前のそばにいる。難しくないだろう?たった一言だ」

moyoko

必死にそう訴える勝のその顔は、優しいものから鬼気迫ったものになっていて、恐ろしいです。

ここは現実じゃない

「ずっと俺に認められたかったんだろう?だったらガッカリさせないでくれ」

記者と父に禁句を言うように迫られた満大が、とうとうその言葉を口にしようとした時です。

隣にいた後藤が満大に声をかけてきました。

「まだ映画のタイトルを発表してないじゃないか」

映画の制作発表なのに、まだタイトルを発表していないことに気がついた満大は、タイトルを言おうとしましたが、思い出せません。

置いてある脚本を開いても、真っ白で何も書いていないのです。

「当たり前だろ。お前は何も書いてないんだから」

後藤がそう言った時、記者や父の表情が曇ります。

「目を覚ませ満大!ここは現実じゃない!」

後藤は満大に必死に訴えます。

moyoko

なんと、後藤はバベルに食われた本物の後藤でした。満大を救いにやってきたのです。

満大には手を出すな!

「お前はバベルに取り込まれてるんだよ!」

勝は、後藤に「お前どうやって…」と怒りの表情を見せます。

「気づくの遅くね?」

moyoko

後藤と勝は明らかに敵対しています。勝はバベルの本体なのでしょうか?

すると、会見会場にカラス女(青野楓)が現れます。

「もうあんたの好きにはさせない、満大には手を出すな!」

『バベル九朔』第9話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

いよいよ満大がバベルに狙われることとなりました。

脚本家への夢を諦めかけた満大は、バベルに迷い込んでしまいます。

満大が着ている服も今までと逆になっていて、観ているこちらは混乱してしまいました。

満大も、最初はバベルを利用して好き放題やっていましたが、そのうち現実との境目がわからなくなってきています。

そこへ、後藤とカラス女が現れ、満大を救おうと行動を開始。

混沌とした世界はますます混沌としてきました!

次回はついに最終回。

バベルの中の勝の正体とは?

満大はバベルを破壊してはるみ(川上凛子)とカラス女を救うことができるのでしょうか?

次回必見です!

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