『バベル九朔』第8話あらすじ・ネタバレ感想!満大が救えなかった後藤はバベルから出ようと奮闘するが…

『バベル九朔』第8話あらすじ・ネタバレ感想!満大が救えなかった後藤はバベルから出ようと奮闘するが…

出典:『バベル九朔』公式ページ

千加子ママ(佐津川愛美)がバベルから、蜜村さん(村松利史)が温泉から戻って来てから1週間。

満大(菊池風磨)は、脚本を書きながら唯一現実に戻ってくれなかった親友の後藤(髙地優吾)のことを考えていました。

一方、バベルに自ら飲み込まれていったカラス女(青野楓)。

彼女はバベルの中心部にある『タネ』を壊してバベルの世界を消滅させようと考えていますが、たどり着いたのは見えない壁に囲まれた異空間でした。

しかも、そこにはなんとバベルに飲み込まれたはずの後藤がいたのです。

後藤は現実に戻るなら自分も連れて行って欲しいとカラス女に頼みますが、彼女もまた戻り方はわからないのでした。

2人は外に出ることができるのでしょうか?

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『バベル九朔』前回第7話のあらすじと振り返り

カラス女(青野楓)に連れられて、バベルの『扉』を探すためにビルの3階の歴史を振り返ることになった満大(菊池風磨)。

しかし、どれだけ遡っても扉を見つけることはできません。

カラス女はそれでも3階にあると、階段を上り続けます。

そしついに2人は3階で最も古いテナント『画廊 久朔』に辿り着きます。

そこにいたのは、バベルの世界を作ったという“大九朔”でした。

一方、千加子ママ(佐津川愛美)も蜜村さん(村松利史)もまだ現実世界に戻って来ていませんでした。

千加子ママは闇金で多額の借金をしていましたが、贅沢な暮らしをしているようには見えません。

実は、息子の聡が心臓の病気で治療にお金がかかり、そのために千加子ママは借金をしていたのです。

満足に野球ができなくても、頑張っている聡。

千加子ママはバベルでそのことを思い出し、息子を応援するべく、現実に戻っていくのでした。

【ネタバレ】『バベル九朔』第8話あらすじ・感想


1週間後

千加子ママが現実に戻ってから1週間。

満大(菊池風磨)の周囲は平穏を取り戻していました。

これまで、ビルのテナントさんはバベルに行っても無事に現実に戻って来ています。

戻って来られなかったのは、後藤(髙地優吾)だけです。

満大はいまだ治らないあの時の手の傷を眺めながら、自分を責めていました。

一方、自らバベルに取り込まれたカラス女(青野楓)は、大きな花に飲み込まれた後、暗い部屋に辿り着きました。

「やっぱり人だ!良かった、助かった~!」

そこでカラス女に近寄って来たのは、髪も髭も伸び放題の後藤でした。

moyoko

後藤はバベルの中で生きていました!しかも、かなりのん気な感じです。

見えない壁のある部屋

後藤はバベルに取り込まれた後、見えない壁に囲まれたこの部屋で、出口を探して彷徨っていました。

「ここにタネは?」

カラス女は後藤に尋ねますが、後藤はバベルを消滅させることができる『タネ』のことなど知る由もありません。

カラス女はまず後藤の身なりを元通りにしてあげました。

「帰るなら俺も連れて行ってよ!」

「あんたを助ける義務はない」

後藤はそこをなんとかと頼み込んで、カラス女と出口を探すことになりました。

後藤はカラス女が見えない壁を調べ何かをかたどっていることに気がつきます。

それはバベルの屋上の形状でした。

moyoko

すると、暗い部屋が屋上の風景に変わります。考えたことが具現化するのがバベルです。

本来ならば、ビルから飛び降りれば現実に戻ることができます。

しかし、この屋上から飛び降りても、また部屋に戻って来てしまうのでした。

カラス女の警告

カラス女さえ部屋から出る方法がわかりません。

そもそも、『タネ』を見つけたら自分も一緒に消滅するつもりだったのです。

後藤はカラス女からバベルは無駄な時間をエネルギーとし、夢を諦めた瞬間に相手を取り込むと説明を受けます。

「だから俺も…」

カラス女はテナントさんたちに常に警告していたと言います。

そういえば、後藤が満大と揉めた時もカラスが鳴いていました。

moyoko

確かに、テナントさんが諦めた瞬間にカラスが鳴いていました。あれはバベルへの誘いではなく警告だったのですね。

ビルを脅かす化けネズミのミッキーこそがバベルの使いでした。

「あいつがあんたをこっちの世界に引き込んだのよ」

moyoko

やはりミッキーはただのネズミではありませんでしたね。

90年に一度の補給

「そもそもバベルって何?」

カラス女は、大九朔が作り上げた現実のすぐ裏にある並行世界だと説明します。

moyoko

満大や視聴者はバベルの存在を知っていますが、後藤にとってはちんぷんかんぷんですよね。その割には元気そうで良かったです。

「不治の病の娘を永遠に生かすために」

後藤は、こちらの世界で会った満大と一緒にいた女の子(川上凛子)を思い出しました。

バベルは、エネルギー(無駄な時間)がなくなると、90年に一度補給が行われます。

今はその補給の時期のようです。

しかし、今回取り込めたのは後藤だけでした。

moyoko

はるみも大九朔の娘だったようです。90年も閉じ込められて可哀想ですね…。

今回ビルのテナントさんたちは満大のサポートがありながらも、自分たちの過去と向き合い現実に戻っていきました。

唯一、蜜村さん(村松利史)だけはまだバベルに引き込まれていません。

しかし、カラス女は3階に『扉』があると言いました。

満大には、蜜村さんはバベルと無関係ではないように思えました。

満大はそんなヤツじゃない

バベルが夢を見る無駄な時間をエネルギーとしているなら、脚本家になることを諦めたはずの満大は何故食われないのでしょうか?

後藤は疑問に思います。

カラス女は、九朔家の地を継ぐ満大はバベルの手伝いをしているから食われないのだと言います。

「そんなわけない!」

後藤は、自分がバベルに取り込まれる時、行かせないようにしてくれたことを覚えています。

それに、後藤は満大と夢に向かってこれまで一緒に頑張ってきました。

「そんな満大が人の夢を否定するはずがない!」

moyoko

喧嘩別れをして、暗い部屋に閉じ込められても、後藤は満大のことを信じています。2人は思い合っていますが、今は別々の世界にいます。

2人がそんな話をしていると、どこからか大量の『くらまし』が現れ、2人を囲みます。

勝が話していたこと

満大は、さらに父・勝(上地雄輔)のことを考えます。

彼は今やバベルの世界の住人です。

本物であるという証拠はどこにもありません。

満大は、ひとまず勝のことも知っている蜜村さんにバベルの話をしてみることにしました。

「不思議な話ですねぇ」

満大の話を聞いて、蜜村さんはふとあることを思い出しました。

勝も、こことは別の世界があって、そこには10歳くらいの白い服を着た女の子がいると言っていたというのです。

そして、その頃も大きなネズミが出てビル内で大騒ぎになっていたとのこと。

「あれ?今の状況と超似てね?」

moyoko

何故かギャル語で喋る蜜村さん。しかし、勝の時と現在で確かに良く似た状況です。

後藤の能力

その頃、『くらまし』に囲まれてしまった後藤とカラス女。

カラス女はバリアを張って防御します。

「捕まっちゃダメ!逃げて!」

初めて『くらまし』を見た後藤は恐怖で腰を抜かします。

すると、後藤の体が壁をすりぬけました。

しかし、『くらまし』は容赦なく近づいてきます。

後藤はパニックになりがむしゃらに手を振りました。

すると、『くらまし』が皆吹き飛ばされていきました。

見ると、後藤の指先が赤く光っています。

moyoko

後藤は何か特殊能力を身に着けているようです!もしかしたら外に出られるかもしれません。

そして蜜村さんの話を聞いた満大は、父はバベルのことを知っていたから自分の夢に反対したのだと思い至ります。

するとその時、テレビプロデューサーを名乗る人物から電話がかかってきました。

満大の脚本を見て一緒に仕事がしたいというのです。

その頃、エネルギーが枯渇したバベルの中心では、勝が頭を抱えて苦しんでいました。

『バベル九朔』第8話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

今回はバベルの真実がいくつか明るみに出た回でした。

白い女の子・はるみとカラス女は大九朔の娘で、大九朔は病に倒れた娘たちのためにバベルを作り、そしてバベルは今補給期にあるのです。

しかし勝が何故バベルにいるのかはまだわかりません。

それに、本物である確証もありません。

そして、最後に満大に大チャンスが巡ってきたところでこの回は終了しました。

あまりにできすぎた話に何か怪しいものを感じますが、満大は大丈夫でしょうか?

次回ついに満大がバベルの餌食となってしまいます。

今度は前とは反対に後藤が満大を助け出そうと奔走します。

果たして、満大の運命は…?

次回も見逃せません!

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