『バベル九朔』第7話あらすじ・ネタバレ感想!バベルを作った男・大九朔と会った満大たちは?

『バベル九朔』第7話あらすじ・ネタバレ感想!バベルを作った男・大九朔と会った満大たちは?

出典:『バベル九朔』公式ページ

カラス女(青野楓)に連れられて、バベルの「扉」を探すためにビルの3階の歴史を振り返ることになった満大(菊池風磨)。

しかし、どれだけ遡っても扉を見つけることはできません。

カラス女はそれでも3階にあると、階段を上り続けます。

そしてついに2人は3階で最も古いテナント「画廊 久朔」に辿り着きます。

そこにいたのは、バベルの世界を作ったという“大九朔”でした。

一方、千加子ママ(佐津川愛美)も蜜村さん(村松利史)もまだ現実世界に戻って来ていません。

千加子ママは闇金で多額の借金をしていましたが、贅沢な暮らしをしているようには見えませんでした。

息子の聡は、「僕のせいなんだ」と隠された事情を明かします。

千加子ママと聡の事情とは…?

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『バベル九朔』前回第6話のあらすじと振り返り

バベルの世界で満大(菊池風磨)は父・勝(上地雄輔)と17年ぶりの再会を果たしました。

その時、カラス女(青野楓)が勝や少女(川上凛子)に攻撃を仕掛けてきます。

勝はバベルについてよく知っているようでした。

満大が現実に戻ると、ビルでは空き巣騒動が起きていました。

部屋が荒らされていないのは何故か「スナック ハンター」だけ。

満大が千加子ママ(佐津川愛美)の様子を見に行くと、借金のことで誰かと揉めていました。

満大は千加子ママの息子・聡から借金の理由を聞き出します。

そして、防犯カメラに映る空き巣騒動の犯人はなんとバベルで満大たちを目の敵にするカラス女でした。

カラス女はバベルの「扉」を探していて、それがわかるのは満大だけだと言います。

満大はカラス女に連れられてバベルの扉を探すことになるのでした。

【ネタバレ】『バベル九朔』第7話あらすじ・感想


画廊 久朔

カラス女(青野楓)に連れられて、3階にあるというバベルの扉を探すことになった満大(菊池風磨)。

しかし、いくら時代を遡っても、扉らしきものは見つかりません。

満大は扉が何なのかもわからない上に、階段を上り続けてもうヘトヘトです。

そしてとうとう最古のテナント「画廊 九朔」に辿り着きました。

「全ての始まりの場所よ」

カラス女がドアを開けると、そこにはキャンバスに向かう1人の男がいました。

本来ならば、時代を遡っている時には誰も存在しないはず…。

男はゆっくり振り返って言いました。

「待っていたよ、冬子」

男は大九朔と名乗ります。

「バベル九朔ビルヂング」を建てたと同時にこの平行世界も作った人物とのこと。

moyoko

3階に飾られている肖像画の人物です。要するに、満大の曾祖父のことですね!

親子の関係

「私はあんたのバベルを壊しに来たのよ!」

カラス女は大九朔を憎んでいるようですが、彼はカラス女に優しく語りかけます。

moyoko

しかしそこに感情がなく、少し不気味な感じがします。

カラス女こと冬子は、ここでずっと閉じ込められて暮らしてきたらしいです。

「蔑まれて疎まれて…いっそ殺して欲しかった」

しかし大九朔はうるさい親戚連中から冬子を守るためにバベルを作ったのだと言います。

「誰にも邪魔されず、一緒に暮らせるように」

大九朔は、扉なんてものは存在しないといい、今までのことを冬子に謝りました。

「お前も愛おしい家族だ。大事な娘だよ」

moyoko

大九朔の娘ということは、カラス女も九朔家の血筋のものということになります。だから現実世界と行き来できたのでしょうか?

そして大九朔はカラス女に禁断の言葉を言わせようとします。

満大は必死でカラス女を止めますが、カラス女の口は開いてしまいました。

「私はここにいる!」

そして、カラス女はバベルに取り込まれ闇に消えていきました。

moyoko

おそらく、カラス女はバベルの中心に辿り着くためにわざと禁句を口にしたのではないでしょうか?

千加子ママの借金

満大は現実に戻ってきましたが、いまだに千加子ママと蜜村さんは戻ってきていません。

そこへ、探偵の四条さん(池田鉄洋)が「スナック ハンター」に来ていた男の素性を調べて戻ってきました。

男たちは闇金の取り立て屋で、千加子ママは、大手金融機関のブラックリストに載っているためキャッシングができず仕方なく闇金を利用していたようです。

しかし、そんなにお金を借りているのに、特段派手な生活をしているわけではありません。

何故そんなにお金が必要なのかと満大たち首をひねっていると、千加子ママの息子の聡がつぶやきます。

「僕のせいなんだ」

moyoko

そこにはまさかの事情があったのです。

聡のこと

満大はバベルに千加子ママを迎えに行きます。

千加子ママはモデルに貰った札束を数えているところでした。

「こんなの千加子ママらしくない。帰りましょう。」

本当は千加子ママも芸能人と遊んだり、派手な生活がしたいわけではないのです。

満大の背後で現実への扉が開きます。

しかし、バベルの番人「くらまし」が聡の格好で現れ、千加子ママを誘惑してきます。

満大は千加子ママの目を覚まそうと、必死で語りかけます。

実は、聡は生まれつき心臓の病気で激しい運動ができない子でした。

しかし野球が大好きなので、千加子ママが頼んで野球チームに入れてもらっているのです。

そのため、聡は練習をずっと見学しているだけで、もちろん試合には出たことがありません。

聡はそれが申し訳なくて、野球のことを聞かれると冷たく返してしまうのだと言います。

moyoko

聡はいつも綺麗なユニフォームのまま野球から帰ってきていました。綺麗なのにはそういった事情があったのですね。

お互いを思う気持ち

千加子ママの借金はもちろん聡の治療代のためでした。

そのことを知って聡は責任を感じてしまっています。

しかしそれは千加子ママも同じです。

「私のせいだから…丈夫に産んであげられなかった私のせい」

moyoko

いつも明るい千加子ママにも隠された心の葛藤がありました。

実は、今度の日曜日に聡は代打で1打席だけ試合に出られることが決定してたのです。

しかし、聡はいつも忙しいママには休んで欲しいから言わないでと満大たちに頼んでいました。

でも、本心では観に来て欲しいはず…。

すると、ニセの聡はこっちの世界の僕は病気ではないと言います。

「お願いだよ、僕のためにここにいてよ」

確かに、現実の聡は満足に野球もできません。

しかし、そんな境遇に必死に立ち向かっています。

「諦めずに頑張る聡くんこそが千加子ママの宝物なんじゃないですか」

moyoko

千加子ママの息子は現実の聡だけのはずです!

そして誰もいなくなった

「そうよね、聡は頑張ってるのよね」

千加子ママは、お金のことで苦労していることに嫌気がさして、何もかも諦めようとしてしまっていたことに気がつきました。

「辛くても、苦しくても、明るく笑って励まさないといけなかったのに」

moyoko

千加子ママ、もう少しで息子と離れ離れになってしまうところでした。気がついて良かったです。

目を覚ました千加子ママは、急いで現実世界へ戻っていきました。

満大は怒ったくらましから逃げるために屋上へ向かいます。

しかし、いつもここで励ましの言葉をかけてくれるはるみ(川上凛子)も、邪魔してくるカラス女もいません。

父の勝も手の届かないところに行っているといいます。

moyoko

バベルには誰もいなくなってしまいました。

現実に戻ると、蜜村さんが戻ってきていました。

腰を痛めたので温泉に行っていたのだと言います。

蜜村さんは元気を取り戻してまた商売を頑張ると張り切っています。

その頃、勝はバベルの中心でバベルの本体を見つめていたのでした。

『バベル九朔』第7話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

謎の少女はカラス女によって閉じ込められ、そのカラス女はバベルの中心部へと連れて行かれ、勝もバベルの中心にいるため、ビル部分には誰もいなくなってしまいました。

今回、ついにバベルを作った人物“大九朔”が現れました。

しかし、何故どうやってこのバベルの世界を作ったのかは、はっきりとしません。

大九朔は満大や勝の血筋の人物ですが、あまり優しい雰囲気のある人ではありませんでした。

彼についてはまだこれからということになりそうです。

次回は蜜村さんがバベルの世界について勝から話を聞いていたことが明らかになります。

そして、カラス女がバベルの本体の中で後藤(髙地優吾)と出会い、バベルから出る計画を立てるという内容になっています。

果たして2人は現実に戻ることができるのでしょうか?

次回要チェックです!

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