『バベル九朔』第6話あらすじ・ネタバレ感想!父・勝と対面した満大。しかし、思わぬ追手が現れて…

『バベル九朔』第6話

出典:『バベル九朔』公式ページ

バベルの世界で満大(菊池風磨)は父・勝(上地雄輔)と17年ぶりの再会を果たしました。

その時、カラス女(青野楓)が勝や少女(川上凛子)に攻撃を仕掛けてきます。

勝はバベルについてよく知っているようでした。

満大が現実に戻ると、ビルでは空き巣騒動が起きていました。

部屋が荒らされていないのはなぜか「スナック ハンター」だけ…。

満大が千加子ママ(佐津川愛美)の様子を見に行くと、借金のことで誰かと揉めていました。

満大は千加子ママの息子・聡から借金の理由を聞き出します。

そして、防犯カメラに映る空き巣騒動の犯人は意外な人物でした。

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『バベル九朔』前回第5話のあらすじと振り返り

満大(菊池風磨)は、いなくなった後藤(髙地優吾)との繋がりを残すために、また脚本を書き始めました。

一方、ビルの住人を困らせるネズミのミッキーは、相変わらずビルを荒らしています。

ミッキーを退治しようとする満大たちを、「みんな仲間だ」と諭す2階のテナントさんである双見さん(前原滉)。

彼は争いを憎み平和を愛しています。

そんな双見さんがある日、珍しく荒れていました。

そしてその後バベルに行ってしまいます。

悩みの無さそうな双見さんでしたが、彼は実家の洋食屋を継ぐかどうかで密かに悩んでいました。

「ただ一生懸命に生きて欲しい」

双見さんの父親は息子に対してそれだけを願っていました。

父の思いを知った双見さんは、大好物である父のビーフシチューを食べるため現実に戻っていきました。

一方で満大はバベルで自分の父(上地雄輔)と再会したのでした。

【ネタバレ】『バベル九朔』第6話あらすじ・感想


父との再会

「久しぶりだな、満大」

現実とは別の世界「バベル」で、満大(菊池風磨)は父・勝(上地雄輔)と17年ぶりに再会しました。

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おそらく勝はバベルにいるのだろうと思われていましたが、ついに姿を現しました。

一緒にいた少女のはるみ(川上凛子)は、早く現実に戻れと満大を急かしますが、満大はそのまま勝と話し続けます。

すると、そこへカラス女(青野楓)が現れます。

カラス女はあんたたちが楽しそうにしているとムカつくと言って、攻撃を仕掛けてきました。

「満大には手を出すな!お前の狙いは俺だろ!」

moyoko

勝は、バベルのことについて何か知っているような様子です。

カラス女は攻撃の手を緩めません。

はるみは、満大を現実に戻すために無理やり窓から突き落としました。

空き巣騒動

現実に戻った満大は、すぐにバベルに戻ろうとします。

しかし、そこへ慌てた様子の四条さん(池田鉄洋)が来て、満大を呼びました。

「空き巣だよ、空き巣」

バベル九朔のほとんどのテナントが空き巣被害に遭ったというのです。

管理人室も例外ではありません。

どのテナントも盗まれたものはありませんが、部屋が荒らされています。

すぐに警察が来ましたが、なぜか無事だった地下の「スナック ハンター」の千加子ママ(佐津川愛美)を疑い始めました。

moyoko

物を取っていないなら犯人は一体何の目的で部屋を荒らしたのでしょうか?

満大は「ハンター」の様子を見に地下へ行きます。

すると、店の前で千加子ママの息子・聡が座っていました。

店内では、人が揉める声とグラスの割れる音がしました。

3階の蜜村さん

満大が入ってみると、チンピラ風の2人の男が千加子ママと対峙しています。

カウンターの上にある督促状から見ると、どうも千加子ママは借金をしており、チンピラはその取り立てに来たと思われます。

満大が事情を聴こうとすると、キッチンに巨大ネズミの「ミッキー」が現れ、満大が追い出そうとしたところにハンターの常連で3階のテナントさん蜜村さん(村松利史)が入って来たので、満大とバッティングしてしまいました。

床に倒れた蜜村さんは、腰を痛めてしまったので、満大が3階の「ギャラリー蜜」まで付き添います。

蜜村さんは、近頃身体にガタが来ていて、すっかり商売への情熱を失っていました。

蜜村さんがバベル九朔に来たのは42年前。

それ以来様々な業種に手を出し、潰しに潰して計24店。

彼の師匠には「くたばるまでやれ」と言われていますが、もう潮時だと思っています。

「私はここにいちゃいけない人間なんだ」

moyoko

このままでは蜜村さんがバベルに狙われてしまいそうです。

大九朔の絵

「ギャラリー蜜」には肖像画がかかっていました。

それも、犯人に折られてしまっています。

この絵は蜜村さんが師匠からテナントを受け継いだ時に師匠から貰ったものだと言います。

「大九朔の肖像だよ。なんか、満大くんに雰囲気似てない?」

moyoko

大九朔とは、「バベル九朔ビルヂング」を建てた満大の曾祖父です。

満大が「ギャラリー蜜」を出ると、四条さんが見せたいものがあると言って満大を4階に連れて行きました。

このビルは古すぎて防犯カメラはありませんでしたが、四条さんは探偵なので部屋にスパイカメラを仕掛けていたところ犯人の姿が映っていたと言うのです。

満大がその動画を確認すると、そこには黒ずくめの女が映っていました。

カラス女です。

「なんで現実に…」

moyoko

カラス女も現実を行き来できるのですね。彼女は何をしようとしているのでしょうか?

千加子ママが消えた

すると今度は市川さん(アキラ100%)から千加子ママがいなくなったと満大は聞かされます。

聡が店で宿題をしていると、キッチンで洗い物をしていた千加子ママの姿が、突然消えたと言うのです。

洗っていたグラスも水も出しっぱなしの状態だったと言います。

moyoko

ミッキーがキッチンにいたのは、千加子ママをバベルに連れ出すためだったのですね。

聡はさっき来ていた怖い人たちに連れていかれたのではないかと不安そうです。

満大は、ママを探してくると聡と約束しました。

その後3階に行ってみると、蜜村さんの姿もありません。

2人同時にバベルに行ってしまったようです。

バベルでは、ハンターで有名モデルの誕生日会が行われていました。

はしゃぐ千加子ママに、満大がここは現実ではないと言っても、ママは聞く耳を持ちません。

「自分が脚本家になれないからって、八つ当たりしないでくれる?」

扉をよこせ

5階に行くと、はるみが待っていました。満大は、はるみの無事を確認してホッと胸をなでおろします。

はるみによれば、勝は別の場所にいるが、無事だと言います。

そこへまたカラス女がやってきました。

「なんで俺たちを目の敵にするの?」

「あんたたちが憎いからよ!何もかも!」

カラス女は、満大に「扉をよこせ」と言ってきました。

しかし「扉」が何なのか、満大にはわかりません。

moyoko

どうやら、バベルと現実を行き来できる満大にだけカラス女の探すものが分かるようです。「扉」とは一体何なのでしょうか?

蜜村さんの歴史

カラス女は3階に扉があるところまでは掴んでいると言います。

しかし、向かったのは4階でした。

4階のテナントには四条さんの探偵事務所が入っているはずです。

しかし、目の前の看板には「タイ古式マッサージ」と書いてあります。

蜜村さんが以前に開いていた店です。

カラス女に扉はありそうかと聞かれた満大ですが、そもそも扉がどういうものなのかもわかっていません。

しかしカラス女はどんどん階段を上がっていきます。

次に向かったのは5階の「等身大パネル専門店 SUGATAMI ミツムラ」でした。

カラス女は時代を遡っていました。

扉を見つけるために3階の歴史を辿っているのです。

moyoko

先ほど蜜村さんは24軒潰したと言っていました。それを遡るのはとても大変そうです!

バベルの種

次にやってきたのはひょうたんに詰められた水の店でした。

そこには、現実で満大が見た大九朔の絵がかかっています。

カラス女はこの絵は大九朔が「バベル九朔ビルヂング」を建てた時の姿だと言います。

「彼はこの並行世界(バベル)も同時に作った」

カラス女が探している扉は、バベルの中心部に繋がっていると言います。

バベルを無効化するには、そこにある「種」を破壊しなければなりません。

moyoko

大九朔がこのバベルを作った理由は一体なぜなのか。謎は深まるばかりです。

バベル中心部にある「種」とは何なのか?

大九朔は何故「バベル」を作ったのか?

カラス女はなぜそれを壊そうとしているのか?

満大の疑問にカラス女は答えません。

「あの子は無事なんだよな?」

「まだ今はね」

カラス女が答えたのはこれだけでした…。

『バベル九朔』第6話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

今回は突然父・勝が登場するという驚きのシーンから始まりました。

しかし、勝がなぜバベルにいるかなどはまだ明らかにされていません。

少女との関係も謎のままです。

今回は2人のテナントさんが姿を消したのもあって、その後の展開は次回に持ち越しです。

蜜村さんは店はあっても、本人がどこにいるのかはわかりません。

謎が謎を呼んだ第6話ですが、次回はカラス女の過去や2人のテナントさんのことが明らかになるようなので、絶対に見逃せませんね!

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