満大(菊池風磨)は、いなくなった後藤(髙地優吾)との繋がりを残すために、また脚本を書き始めました。
一方、ビルの住人を困らせるネズミのミッキーは、相変わらずビルを荒らしています。
ミッキーを退治しようとする満大たちを、「みんな仲間だ」と諭したのは2階の雑貨店のオーナーである双見さん(前原滉)でした。
彼は争いを憎み平和を愛しています。
そんな双見さんの誕生日会がスナック「ハンター」で行われました。
すると突然、双見さんの携帯が鳴り彼は顔を曇らせます。
店に戻って来た双見さんは珍しく荒れていました。
そして、その後バベルに行ってしまいます。
悩みのなさそうな双見さんが人知れず抱く悩みとは一体何でしょうか?
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目次
『バベル九朔』前回第4話のあらすじと振り返り
友達の後藤(髙地優吾)がバベルに食べられてしまったショックから、立ち直れないでいる満大(菊池風磨)。
しかも、バベル九朔ビルヂングのテナントさん達から「後藤健」という人物の記憶が消えてしまいました。
満大は脚本も管理人の仕事も何もかも辞めて、バベル九朔ビルヂングから出て行くことを決めます。
すると、ビルの1階でレコード店「レコイチ」を営む市川さん(アキラ100%)がロリータファッションに身を包んだ姪の莉子(吉田美月喜)とともに現れます。
突然「レコイチ」を辞めると言い出した市川さん。
満大は出て行くどころか莉子のために市川さんを引き留めることになってしまいました。
バンドの夢を諦めた市川さんは満大の説得により、今の自分が本当の俺だと気がつき、無事現実に戻ってきました。
【ネタバレ】『バベル九朔』第5話あらすじ・感想
ラブ&ピース
満大(菊池風磨)はまた脚本を書き始めました。
後藤(髙地優吾)はいなくなってしまいましたが、脚本を書くことで彼と繋がっていられる気がしたのです。
「満大は伸びをして窓辺を見る。いつの間にか夜が明けていた」
moyoko
朝、ビルのゴミ捨て場が巨大ネズミの「ミッキー」に荒らされていました。
以前仕掛けた殺鼠剤は効果がありませんでした。
満大は片付けをしながら怒っています。
すると、2階で雑貨店「ラブ&ピース」を営むテナントさん、双見さん(前原滉)がやってきて言います。
「生き物は皆平等。地球っていう船の乗組員。仲間なんだよ!」
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誕生日会
「ラブ&ピース」はサイケデリックでエスニックな店内に、独特のセンスで選ばれた服や雑貨の数々が並べられています。
双見さんは精神世界の探究とスピリチュアリティーの覚醒を目指していると言います。
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そんな争いを憎み平和を愛する男・双見さんは、今日が誕生日だと四条さん(池田鉄洋)が気づき、スナック「ハンター」で誕生日会が開かれることになりました。
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「ハンター」では、蜜村さん(村松利史)と千加子ママ(佐津川愛美)がアジフライに何をかけるかで揉めています。
双見さんは2人の間に入り、すぐに丸く収めてくれました。
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荒ぶる双見さん
皆で楽しく飲んでいると、双見さんの携帯が鳴ります。
画面を見た双見さんは少しだけ表情を曇らせました。
そして、席を外し、戻って来た双見さんはいつもの笑顔が消えていました。
それどころか、絡んできた市川さん(アキラ100%)の腕を振り払ったり、酒を一気飲みしたりと明らかに不機嫌そうにしています。
結局、双見さんはそのまま店を出て行ってしまいました。
moyoko
パーティーがお開きになった後、満大が2階に様子を見に行くと、ドアの前に双見さんの携帯が落ちているのを見つけます。
moyoko
満大はすぐにバベルに向かいます。
双見さんの悩み
バベルでは双見さんがテレビを見ていました。
テレビのニュースでは、核保有国が核を廃棄し、国連加盟国が軍を解散させたと報じています。
お店にやってきたがんで入院している女子高生は、何でも治す薬の出現により元気になりました。
そして、可愛いナイスバディの女の子が双見さんに抱きついてきます。
双見さんは世界が平和になったと喜んでいます。
moyoko
双見さんの夢は戦争や病気のない「世界平和」でした。
moyoko
満大には、双見さんには悩みなんてないように見えます。
謎の少女(川上凛子)は、双見さんに抱きついていた女の子にヒントがあるかもしれないと言います。
moyoko
何もしたくない
満大が現実の「ラブ&ピース」で双見さんを現実に戻すヒントを探していると、1人の男性が店に入ってきました。
「店主はいますか?」
それは、双見さんの父親でした。
moyoko
その後、満大はバベルに戻り双見さんの説得を始めます。
双見さんはグラドルと結婚すると言ってデレデレしています。
満大は、ここは現実ではないと説明すると、双見さんはそのことをわかっていました。
「現実はそんなに甘くないよ。当たり前じゃん」
でも、双見さんは現実に戻る気はないと言います。
世界平和が実現することはなさそうだし、そもそも「ラブ&ピース」だって自分がダラダラ過ごすのをカモフラージュするために仕方なくやっているだけなのでバベルに食べられても別に良いのです。
moyoko
実家の洋食屋
誕生日会の日、双見さんが受け取った電話は実家の父親からのものでした。
その時双見さんは実家の洋食屋を継いでほしいと言われ、どうするか悩んでいたのでいつもと様子が違ったのです。
父親は、心配になって息子の様子を見に「ラブ&ピース」を尋ねて来たのでした。
双見さんの実家は3代続く洋食屋で、次に店を継げるのは双見さんしかいません。
しかし、双見さんは実家では反抗的にふるまっていたといいます。
「何で生まれた時から自分の将来を決められないといけないんだ」
双見さんは親父には自分の気持ちはわからないと反発します。
「わかってないのは双見さんの方です」
双見さんの父親は満大に、どうしても継ぎたくないのなら継がなくてもいいと思っていることを明かしました。
「ただ一生懸命生きて欲しい。それだけなんです。」
moyoko
父のビーフシチュー
双見さんの父親は、お店自慢のビーフシチューを持ってきていました。
双見さんの好物だということです。
彼はどんなに反抗しても、ビーフシチューは平らげていました。
「これでも食ってゆっくり考えてくれれば…」
双見さんの父親は、洋食屋も大切だけど、1人息子の方がもっと大切だと言って帰っていったと言います。
満大はそんな父親の姿を見て、双見さんが羨ましいと思いました。
自分の父は脚本家になりたいと言ったら反対したからです。
「うちの父親は俺が好きなことをするの嫌だったみたいなんで」
moyoko
双見さんの心は揺れているようでした。
「帰りましょう。お父さんの思いをちゃんと受け止めて、もう1度話し合いましょう」
「やっぱり無理!」
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父、現れる。
バベルのグラドルはここぞとばかりに双見さんを誘惑します。
そして、禁句を言わせようと促します。
「俺はここに…腹減った」
双見さんは突然、親父のビーフシチューを思い出したと言って現実に戻っていきました。
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あっけなく決着がついたので、満大は現実に戻る前にはるみに質問します。
「ここにしかいられないって言ってたけど、家族はどうしたの?」
はるみはうつむいて何も答えません。
すると、部屋の入口から満大を呼ぶ声がしました。
見ると、そこには満大の父・勝(上地雄輔)が立っているではありませんか。
「久しぶりだな、満大」
『バベル九朔』第5話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
\第陸話 予告🔑/
父・勝との再会⁉️ビルに空き巣❗️
ハンターだけは狙われず…#扉 を探し3階の歴史を振り返る🔑次階予告ロングVer.は#シンドラ公式チャンネル
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今回は2階のテナントさん双見さんのお話でした。
争いを憎み、平和を愛する彼のことだけに、悩みは実にシンプルで満大は平和に解決することができました。
しかし、ラストは衝撃の展開が待ち受けていました。
なんと、バベルで満大は小さい時に行方不明になった父親と再会したのです。
勝は歳を取っていました。
バベルでは現実と同じ時間が経過しているのでしょうか?
なぜ勝はバベルにいるのか、少女との関係は?
謎は深まるばかりです。
その謎を明らかにするためにも、次回以降も見逃せません!
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▼次回第6話も続けて読む▼