世の中にある映画のほとんどは低予算のB級、もしくはそれ以外の作品。
大ヒットや栄誉ある賞とは無縁でも、何でもありのインパクトとくだらなさで一部の人から愛されまくっている独自のおすすめB級映画を厳選紹介します!
目次
- 1.おすすめB級映画41選!
- 1.1『ショーン・オブ・ザ・デッド』
- 1.2『スーパー!』
- 1.3『ゾンビーバー』
- 1.4『リベリオン』
- 1.5『トレマーズ』
- 1.6『フロム・ダスク・ティル・ドーン』
- 1.7『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』
- 1.8『パラノーマル・アクティビティ』
- 1.9『エル・マリアッチ』
- 1.10『シャークネード』
- 1.11『ナポレオン・ダイナマイト』
- 1.12『マチェーテ』
- 1.13『バタリアン』
- 1.14『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』
- 1.15『リミット』
- 1.16『デス・プルーフ in グラインドハウス』
- 1.17『プラネット・テラー in グラインドハウス』
- 1.18『親指ウォーズ』
- 1.19『ビートルジュース』
- 1.20『ソーセージ・パーティー』
- 1.21『ザ・レイド』
- 1.22『悪魔の毒々モンスター』シリーズ
- 1.23『デス・レース2000年』
- 1.24『ニンジャ・アベンジャーズ』
- 1.25『ウォーキング・ゾンビランド』
- 1.26『コーンヘッズ』
- 1.27『ビルとテッドの大冒険』
- 1.28『アタック・オブ・ザ・キラートマト』
- 1.29『デッド寿司』
- 1.30『三大怪獣グルメ』
- 1.31『いかレスラー』
- 1.32『片腕マシンガール』
- 1.33『乱死怒町より愛を吐いて』
- 1.34『デッドボール』
- 1.35『高速ばぁば』
- 1.36『キラー・モーテル』
- 1.37『ゾンビデオ』
- 1.38『東京ゾンビ』
- 1.39『魔法少年☆ワイルドバージン』
- 1.40『DEAD OR ALIVE 犯罪者』
- 1.41『岸和田少年愚連隊』
- 2.B級映画おすすめ41選まとめ
おすすめB級映画41選!
『ショーン・オブ・ザ・デッド』
- ユーモアをまじえたゾンビ映画
- アクション、友情とさまざまな要素が楽しめる
- “Queen”の楽曲がふんだんに使われた作品
『ショーン・オブ・ザ・デッド』は、低予算の小規模でありながらも、ヒット作を数々飛ばすエドガー・ライト監督の代表作のひとつです。
家電量販店で働く冴えない主人公・ショーン(サイモン・ペッグ)がゾンビがあふれる街を腐れ縁のエド(ニック・フロスト)と共に生き抜こうと奮闘するこの作品は、ゾンビ映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』のパロディでもあります。
また、『ショーン・オブ・ザ・デッド』の見どころのひとつは、音楽とシンクロしたアクションシーンです。
ゾンビたちを振り切り、パブに篭城したショーンたちでしたが、ふとしたミスからゾンビたちに気付かれてしまいます。
否応なしにゾンビと戦わなければいけなくなったショーンたちは、突如としてジュークボックスから流れるQueenの『Don’t Stop Me Now』に合わせて戦い始めます。
ミルトモ 編集部
『ショーン・オブ・ザ・デッド』はゾンビをユーモアたっぷりに描いた作品であると同時に、ゾンビという脅威を前に協力するバディムービー、冴えない男がフラれそうな恋人の心を取り戻そうとするロマンスムービーの要素も魅力の1本。
ミルトモ 編集部
『スーパー!』
- オープニングアニメからゴア表現が満載のブラック・コメディ
- レンチを武器に戦う、冴えないおじさんヒーローの奮闘
- 「そんなはずでは?」と言いたくなる衝撃のクライマックスシーン
MCU作品の制作でも知られるジェームズ・ガン監督の『スーパー!』は、ゴア表現が凄まじいブラック・コメディ作品です。
今作の主人公は、妻に捨てられた冴えない中年男であるフランク(レイン・ウィルソン)。
彼はある日、テレビで観たヒーローに感化され、お手製のコスチュームを身に纏って「クリムゾンボルト」と名乗り、街の平和のために戦おうと考えます。
ミルトモ 編集部
フランクはやがて、同じく自作のスーツを着て街をパトロールする女性、リビー(エレン・ペイジ)と出会います。
「ボルティー」というヒーローになりきっている彼女は、「ヒーローなら悪いやつを殺していい」と認識している、狂ったキャラクター。
あまりの狂気にフランクも一度は冷静になるものの、共に悪党をこらしめるようになっていきます。
『スーパー!』のクライマックスでは、暴力や正義について考えさせられるセリフも多数登場します。
ミルトモ 編集部
『ゾンビーバー』
- 『ハングオーバー!』シリーズ製作陣による次世代のゾンビ映画
- ゾンビ化したビーバーたちがパリピな若者たちに襲いかかる!
- 全編にわたって爆笑間違いなし&力入れすぎのエンドロールも必見
2015年公開の『ゾンビーバー』は、『ハングオーバー!』シリーズの製作陣による前代未聞のラブリー・パニック映画。
田舎町を走るトラックから汚染廃棄物がビーバーたちが住む川に流れ出し、可愛らしいビーバーたちが凶暴化してしまいます。
そんな湖の近くでは、女子3人組が彼氏を元彼を呼んで乱痴気騒ぎを謳歌中。
浴室に現れた凶暴なビーバーを殴り殺すも翌日その死体が見当たらず、その場から逃げたような足跡が見つかりました…。
予想通りの馬鹿馬鹿しさ、アニマトロニクスで動かされているビーバーたちの無駄にチープな可愛さ、B級映画にはお約束のエロもしっかりあり、頭を空っぽにしていても観れるスナックムービーです。
ミルトモ 編集部
力を入れすぎのエンドロールも必見です!
『リベリオン』
- クリスチャン・ベイルが主演を務めたSFガンアクション
- 人間が感情を抑制された世界で、感情に目覚め立ち上がった男の物語を描く
- のちの作品にも影響を与えた「ガンカタ」アクションに注目
2003年公開の『リベリオン』はカート・ウィマー監督、『ダークナイト』シリーズのクリスチャン・ベイルが主演を務めた、近未来が舞台のSFガンアクション。
第3次世界大戦後、人間のあらゆる感情を抑制するために毎日1錠薬を飲まされるという恐ろしい世界。
殺人マシーンとして反乱者たちを取り締まってきた警察官・プレストンが、感情に目覚めたことによって現体制に疑問を持ち、立ち向かう様を描きます。
ミルトモ 編集部
クリスチャン・ベイルがとにかく無双で、ガンカタのアクションシーンが始まると、それまでのことがどうでも良くなってしまうくらいに見入ってしまいます。
ミルトモ 編集部
今作が生み出した「ガンカタ」も『ジョン・ウィック』など、後の作品に影響を与えていることを考えると、B級映画としてはかなりの功績ではないでしょうか?
『トレマーズ』
- シリーズ7作も製作されている愛すべきカルト映画
- 1作目は『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』の同時上映作品として公開された
- 手作り感満載のモンスターが気持ち悪い…
1990年公開の『トレマーズ』は、ロン・アンダーウッド監督、ケヴィン・ベーコンが主演を務めたパニックアクション。
公開当時は『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』の同時上映作品として公開され、人気こそ出なかったものの、カルト映画として今も多くの人に愛される作品です。
ネバダ州の広大な砂漠周辺にある小さな町で、大きな地震と不可解な変死事件が多発。
その原因が、地中深くに生息し鋭い牙で人間を噛み砕く未知の怪物「グラボイス」の仕業であるとわかった町の住人たちは、未知の怪物を相手に壮絶な戦いを始めます。
ミルトモ 編集部
グネグネとした気持ち悪いモンスターが、地中から近づいていくる様子に恐怖を覚えました。
しかしながら、ピンチの作り方や飽きさせない展開、起承転結もしっかりしており観やすい作品です。
シリーズはこれまでに7作品、アメリカではテレビシリーズも製作されています。
ミルトモ 編集部
『フロム・ダスク・ティル・ドーン』
- ロバート・ロドリゲス&クエンティン・タランティーノのタッグによるB級映画の名作
- ヴァンパイアの巣窟に迷い込んだ人々が体験する惨劇の一夜
- 過激なグロ描写あり!しかしそれが醍醐味でもある
1996年公開の『フロム・ダスク・ティル・ドーン』は、『デスペラード』や『マチェーテ』のロバート・ロドリゲスが監督、『パルプ・フィクション』『キル・ビル』のクエンティン・タランティーノが脚本を務めたアクションスリラー。
ジョージ・クルーニーとクエンティン・タランティーノが、メキシコへ向かって逃亡を続ける銀行強盗の兄弟を演じ、彼らがヴァンパイアたちの巣窟である酒場に迷い込んでしまったことから始まる惨劇の一夜を描きます。
「ロバート・ロドリゲスとクエンティン・タランティーノがタッグを組むとこうなりますよ」という、お手本のような作品です。
特に後半からはスラッシャー展開と悪ノリが満載で、思わず目を覆いたくなるようなグロ描写も…!
悪趣味といえば悪趣味ですが、これが今作の醍醐味でもあるのです。
ミルトモ 編集部
色々とめちゃくちゃすぎて笑える、まさにB級映画の中の名作です。
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』
- 超低予算にもかかわらず大ヒットを記録したホラー映画界の革命児
- モキュメンタリーとファウンド・フッテージの要素が斬新
- ハンディカメラの動きのある映像がリアル
1999年公開の『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』は、超低予算ながら大ヒットを記録し、ホラー映画界に革命をもたらした異色のホラー作品。
6万ドルという超低予算&少人数で製作されたにもかかわらず、サンダンス・フィルムフェスティバルやカンヌ国際映画祭の監督週間に正式出品されたインデペンデント映画の傑作です。
魔女伝説を題材にしたドキュメンタリーを撮影するために森に入った3人の女子大生が消息を経ち、1年後に発見されたフィルムを再編集して映画化したという、モキュメンタリーの手法を取った物語。
しかし、その実態はモキュメンタリー風に見せるための脚本がしっかり用意されている劇映画ということに驚き!
地味なホラー映画だなという印象を受けますが、学生たちがひたすら怒鳴りあって喧嘩をする場面も収められており、それなりに神経がすり減る内容です。
ミルトモ 編集部
『パラノーマル・アクティビティ』
- わずか1万5,000ドルという超超低予算で作ったホラー作品
- ビデオカメラの定点映像を使って怪奇現象を映し出した
- 大ヒットを記録し、模倣作品が続々と製作された
2010年公開の『パラノーマル・アクティビティ』は、新鋭オーエン・ペリ監督がビデオカメラを使って自宅で7日間にわたって撮影し、わずか1万5000ドルという超低予算で作ったホラー作品。
アメリカのサンディエゴにある一軒家で暮らすカップルのケイティとミカは、ある夜寝付いた後に家の様子が変わっていることに気がつきます。
その原因を探るべく、ビデオカメラを購入して自分たちの生活を録画することにした2人。
寝室に設置したビデオカメラには、驚くべき映像が映っていたのです…!
超低予算ながら大ヒットを記録し、モキュメンタリーホラーの金字塔と言われるようになった今作は、のちに多くの模倣作品を生み出しました。
ミルトモ 編集部
定点映像だからこそ表現できる不気味さは十分に出せており、無名の役者を使ったことで逆にリアルなカップルのやり取りに見えたことも今作の評価できるポイントです。
ミルトモ 編集部
『エル・マリアッチ』
- ロバート・ロドリゲスの名を世に知らしめたバイオレンスアクション
- 殺し屋に間違われたミュージシャンが騒動に巻き込まれる
- 監督のセンスが爆発!ギターケースから登場するマシンガンが超かっこいい!
1994年公開の『エル・マリアッチ』は、ロバート・ロドリゲス監督の名を世界に知らしめたバイオレンスアクションで、『マリアッチ』シリーズの第1弾。
メキシコの小さな町にたどり着いたミュージシャンが、殺し屋に間違われたことから起こる騒動を描きます。
今作製作時、若干24歳のロバート・ロドリゲスが監督・脚本・製作を含む7役を務め、製作費わずか7千ドル(約77万円)、撮影日数14日間で撮り終えました。
超低予算を逆手に取ったアイデアと遊び心が溢れまくりの痛快活劇で、予算の割の高いクオリティには舌を巻くほど。
バイクがダサかったりチープなカメラワークにアクションと、揚げ足を取ろうとすればいくらでも見つかりそうなのですが、それを全てセンスでカバーできてしまうのがロドリゲス監督の凄いところ。
ミルトモ 編集部
この後、ロバート・ロドリゲスは今作をスケールアップさせた、アントニオ・バンデラス主演の『デスペラード』でハリウッド進出を果たすことになります。
『シャークネード』
- 空からサメが降ってくるモンスターパニック映画
- B級映画専門の製作会社「アサイラム社」の人気シリーズ1作目。
- 冒頭からサメの応酬でサメ好きにはたまらない内容!
2013年にアメリカで公開された『シャークネード』は、巨大な竜巻とともにビーチに飛来した人喰いザメが人々を襲うモンスターパニック映画。
B級映画を専門に製作するアサイラム社を代表する人気シリーズです。
平和な光景が広がるカリフォルニアのビーチにハリケーン直撃!
それに伴う急激な海流変化によって人喰いザメの大群が押し寄せ、ビーチは阿鼻叫喚の地獄絵図に。
さらにサメを巻き込んだままロサンゼルスへ向かう3本の巨大竜巻が発生し、ビーチから逃げ延びたフィンは、ロスで暮らす家族の救出へ向かいます。
サメ映画が特に好きならばタイトルとあらすじだけで「お〜、ちょっと見てみようかな?」という気になる不思議な魅力を持つサメ映画。
ミルトモ 編集部
サメが空から降ってくるだけでなく、マンホールから現れたり車の屋根を食いちぎったり、山に登場したりととにかくツッコミどころも満載!
アサイラム社製作ということで明らかにB級なので、観て後悔ということはよっぽどのことがなければあり得ないでしょう。
ミルトモ 編集部
『シャークネード』を気に入った方は、シリーズ他5作品もぜひご覧ください!
『ナポレオン・ダイナマイト』
- 低予算ながらアメリカでは大ヒットした学園コメディ
- 日本での最悪な邦題が話題になり、リニューアルの際に原題に改定された
- 脱力系ムービーを探している人におすすめ
アメリカで2004年に公開された『ナポレオン・ダイナマイト』は、田舎の高校に通うオタクたちの日常をオフビートなタッチで描いた学園コメディ。
低予算ながらアメリカでは大ヒットを記録しました。
アイダホ州の高校に通う見るからに冴えない高校生・ナポレオン・ダイナマイトが、生徒会長選挙に立候補したメキシコ系移民の転校生・ペドロを当選させるために奔走する物語。
ダサダサで一見何のメッセージ性もないような主人公ですが、なぜかハマってしまう中毒性があるのが不思議です。
ミルトモ 編集部
面白い・面白くないは別として、この映画を語り合える人とはなんだか仲良くなれそうな気がします。
日本では劇場未公開作品でDVDスルーとなりましたが、その際の邦題がペドロがスクールバスで高校に通っていることと、当時人気を博していた『電車男』からあやかった『バス男』。
ミルトモ 編集部
ちょっとダラダラしたい時に観るとちょうど良い、脱力系ムービーを探している人におすすめです。
『マチェーテ』
- ロバート・ロドリゲス監督による最強のB級アクション
- 元々はフェイク予告だったものをロドリゲス監督自身が映画化
- エロ・グロ・ダサCGありのB級映画の最高峰!
元々はクエンティン・タランティーノ監督との共同企画である「グラインドハウス」のために製作したフェイク予告を、ロドリゲス監督自身がメガホンをとって映画化した異色作です。
麻薬王トーレスの罠に嵌って、妻子を殺されてしまった麻薬捜査官のマチェーテ。
その後、テキサスで日雇い労働者となって日々を凌ぐマチェーテの元にブースという男が現れ、不法移民排斥を訴える上院議員・マクラフリンの暗殺を依頼します。
しかし、その裏には罠が隠されており…。
エロありグロありダサCGありのB級映画の王様的作品で、ロドリゲス監督の天才っぷりを間違いなく堪能できる作品。
主演のダニー・トレホ、ラスボス的存在のスティーヴン・セガールの見た目からして胡散臭さがぷんぷんで、しかも脇を固めるロバート・デ・ニーロの癖も強すぎるからまた面白い!
ミルトモ 編集部
マチェーテの一人称なのが俺や私ではなく「マチェーテ」なのも笑えるポイント。
ダニー・トレホの顔で「マチェーテ、メールしない」は笑いすぎてひっくり返るでしょう!
お気に召した方は、続編の『マチェーテ・キルズ』もご覧ください。
『バタリアン』
- 『エイリアン』脚本のダン・オバノンの監督デビュー作
- ジョージ・A・ロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』へのパロディ満載
- 個性的なゾンビが続々登場!タールマンの見た目がトラウマ級!
不死者(アン・デッド)が人間に襲いかかり、脳を食べるというホラーコメディです。
1969年に軍事病院で起こった薬品事故で死体が次々と蘇生。
病院は長年にわたってその事実を隠してきましたが、ある日病院で働くフランクたちが不老不死のゾンビ「バタリアン」を甦らせてしまったことから騒動が起こります。
ミルトモ 編集部
走ったり言葉を喋ったり頭を破壊しても死なないなどゾンビの形態も進化しており、上半身裸のオバンバや全身ドロドロのタールマンなど個性豊かなゾンビたちも登場します。
特にタールマンのビジュアルはトラウマ級!
と、まぁ適度なグロなどB級映画感はしっかりあるのですが、1980年代のファッションや音楽などを堪能できることでも楽しい作品です。
『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』
- 殺人犯に勘違いされたおじさん2人組が騒動に巻き込まれるスプラッターコメディ
- 大学生たちの殺され方がグロすぎてありえない!?けど逆に笑える
- タッカーとデイルの友情もアツい
2012年公開の『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』は、気のいいおじさん2人組がいつの間にか血みどろの惨劇に巻き込まれてしまうスプラッターコメディ。
念願だった別荘で休暇を過ごすために、森へとやってきた中年2人組のタッカーとデイル。
しかし、道中で彼らと出会った大学生グループは、2人の人相の悪さから凶悪な殺人鬼と勘違い。
さらに湖で溺れた女子学生を2人が助けたことから、さらなる誤解を呼んでしまいます。
ミルトモ 編集部
わざとおちゃらけたりせず、お互いが真面目だから余計に笑えて、まるで壮大なすれ違いコントを見ているような感覚に陥る作品です。
また、仲良しコンビのタッカーとデイルのやりとりにもほっこり。
コンプレックスを持ち自分に自信がないデイルを、いつも励ましてくれるタッカーは本当にいい奴です。
ミルトモ 編集部
→映画『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』動画フル無料視聴!人気配信サービスを比較しオススメを紹介
『リミット』
- ライアン・レイノルズが主演を務めたワンシチュエーション・スリラー
- 地中に埋められた棺桶に閉じ込められた主人公が脱出を試みる
- 現実味がある分恐ろしさが倍増
2010年公開の『リミット』は、スペインのロドリゴ・コルテス監督、ライアン・レイノルズが主演を務めたワンシチュエーション・スリラー。
仕事でイラクに来ていたアメリカ人のポールは突然何者かに攫われ、次に目を覚ますと自分が地中に埋められた棺桶の中にいることに気づきます。
犯人の目的も自分の居場所もわからないまま、偶然手元にあった他人の携帯電話を頼りに脱出を試みます。
90分ほとんどが地中の棺桶の中で展開され、ライアン・レイノルズが一人芝居に挑戦。
意外とこじんまりとしたイメージですが、2010年のナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では、インデペンデント映画のトップ10に選ばれ、スペインの映画賞であるゴヤ賞の最優秀脚本賞を受賞するなど、意外と評価が高い作品です。
ミルトモ 編集部
最後まで鑑賞してこの展開…と残念に思う人もいるようですが、極限状態に置かれた1人の人間の知恵を絞る様子や、心の変化を知れる興味深い物語です。
現実味があるので、下手なホラーより怖いかもしれません。
『デス・プルーフ in グラインドハウス』
- タランティーノ監督によるB級映画へのオマージュがたっぷりのアクションスリラー
- 車を使った殺人鬼 VS 女性たちの戦いをカーアクション満載で描く
- スカッとしたい人におすすめ
2007年公開の『デス・プルーフ in グラインドハウス』は、クエンティン・タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督の共同企画によって生み出されたB級映画へのオマージュたっぷりのアクションスリラー。
クエンティン・タランティーノが監督を務めた今作では、殺人鬼と美女軍団の激闘をカーアクション満載で描いています。
チューンナップした車を使って美女たちを美女たちを惨殺するスタントマンのマイク。
とある映画撮影でアメリカを訪れた美女たちに目をつけたマイクは、彼女たちの乗る車に激突しますが、思わぬ反撃を喰らうことになります。
ミルトモ 編集部
前半パートは女性グループたちのエロティックな魅力が炸裂し、反対に後半の女性グループは男まさりでカッコ良く、1度で2度美味しいB級映画の名作です。
そして、終わり方は女性たちと思わず一緒に拳を上げてしまいたくなるほどに爽快!
ミルトモ 編集部
とにかく嫌なことがあってむしゃくしゃする人、スカッとしたい人におすすめです。
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『プラネット・テラー in グラインドハウス』
- ロバート・ロドリゲス監督によるSFアクションホラー
- 片脚にマシンガンを装着したヒロインがゾンビを相手に立ち向かう!
- お色気、バイオレンス、アクションが満載でフィルム焼けなどの演出も凝っている
2007年公開の『プラネット・テラー in グラインドハウス』は、ロバート・ロドリゲス監督によるB級映画愛溢れるSFアクションホラー。
普段から仲の良いタランティーノ&ロドリゲス監督が愛する、B級映画を上映する映画館「グラインドハウス」にオマージュを下げたコラボ企画作品。
ロバート・ロドリゲス監督が手がけた『プラネット・テラー in グラインドハウス』では、凶暴なゾンビ軍団に立ち向かう美女たちの活躍を描きます。
テキサスの田舎町で米軍の生物兵器実験により謎のウイルスが飛散し、感染した人々がゾンビ化。
足をゾンビに食いちぎられたゴーゴーダンサーのチェリーは失った脚にマシンガンを装着し、ビキニとミニスカ姿で地球を救うために立ち向かいます!
アクション、お色気、バイオレンス、そしてゾンビとB級映画には欠かせない要素がたくさん詰まった夢のような作品です。
ミルトモ 編集部
他にもやりすぎの特殊メイクや残酷描写など、ロドリゲス監督の遊び心満載の確信犯的なB級映画です。
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『親指ウォーズ』
- 人間の親指を『スター・ウォーズ』のキャラに見立てたパロディ
- 同時上映作品は『親指タイタニック』
- 指や手にまつわるネタを盛り込みつつも『スター・ウォーズ』をしっかり再現!
2000年公開の『親指ウォーズ』は、人間の親指を『スター・ウォーズ』のキャラクターに見立てたパロディ作品です。
全ての登場人物が人間の親指で演じられるユニークな作風が特徴の「Thumbs!」シリーズの一作で、人間の親指に衣装をつけてCGを駆使して目や鼻を合成。
キャラクターだけでなく、登場する宇宙船や宇宙戦闘機も親指を意匠した作りになっています。
『スター・ウォーズ』のストーリーを思い出すのにちょうど良い作品ですが、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』のいくつかのシーンのパロディがあるため、ある程度元ネタの知識があった方が楽しめる作品です。
ミルトモ 編集部
オープニングやエンディングもそれっぽく作ってあり、手や指にまつわるネタを盛り込みつつも、しっかりと「あのシーンだ!」と伝わることに感動します。
『親指ウォーズ』は29分の短編で、『タイタニック』のパロディである『親指タイタニック』が同時上映されました。
『ビートルジュース』
- ティム・バートン節全開のホラーコメディ
- マイケル・キートンがハチャメチャなビートルジュースを怪演
- USJのロックンロール・ショーにも登場するキャラクター
1988年公開の『ビートルジュース』は、『シザーハンズ』『チャーリーとチョコート工場』のティム・バートン監督、『バットマン』のマイケル・キートンがタッグを組んだホラーコメディ。
マイケル・キートンが演じる霊界の用心棒・ビートルジュースが巻き起こす騒動を、ティム・バートン監督らしいブラックユーモアたっぷりに描きます。
自動車事故で死んでしまった新婚カップルのアダムとバーバラは、自分たちが住む予定だった家に引っ越してきた家族を追い出そうと奮闘しますがうまくいかず、霊界の用心棒と呼ばれるビートルジュースを召喚することに。
しかし、トラブルメーカーであるビートルジュースは次々と騒動を引き起こします。
不気味さと可愛らしさが共存するティム・バートン監督の世界観を存分に味わえる、奇想天外なハチャメチャコメディ。
ミルトモ 編集部
昔ながらのCG技術のチープさも、かえっていい味を出しています。
また、日本語吹き替え版のビートルジュース役はお笑い芸人の西川のりおが務めており、鑑賞できるチャンスがあればさらなる爆笑間違いなしの日本語版もおすすめ。
ミルトモ 編集部
『ソーセージ・パーティー』
- セス・ローゲンが製作に携わったR指定の大人向けコメディ
- 調理される運命にある食材が人間に反逆を企てる!
- ド級の下ネタ連発!お子様には見せちゃダメ
2016年公開の『ソーセージ・パーティー』は、『スモーキング・ハイ』『ネイバーズ』のセス・ローゲンが脚本・製作・声の出演などを務めた、R指定の大人向けコメディ。
『マダガスカル3』のコンラット・バーノンと『劇場版 きかんしゃトーマス』シリーズのグレッグ・ティアナが監督を務め、セス・ローゲンの他にクリステン・ウィグ、ジョナ・ヒル、エドワード・ノートンらが声の出演を務めました。
人間たちに買われることを夢見て、スーパーに陳列される食材たち。
いつの日か結ばれてホットドッグになることを夢見ていたソーセージのフランクとパンのブレンダは、カートに入れられて喜んだのも束の間、アクシデントが発生してスーパーに取り残されてしまいます。
絶望する2人でしたが、のちに人間に調理され食べられるという事実を知ると、仲間たちを集めて人間への反逆を開始します。
ミルトモ 編集部
しかしながらキャラクター設定にちょいちょい社会情勢を取り入れているブラックユーモアも健在で、色々な国の食材があるように食材によって訛りがあるなど、いちいち細かい演出が笑えます。
ド級の下ネタ連発なので気軽におすすめできる作品ではありませんが、とーっても疲れている時や何も考えたくない時などにはかえっておすすめです。
ミルトモ 編集部
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『ザ・レイド』
- インドネシアのアクション俳優イコ・ウワイス主演のバイオレンスアクション
- 警察特殊部隊VS悪党の壮絶な攻防を描く
- 終始展開される命知らずのアクションに絶句!
インドネシア・ジャカルタのスラム街を舞台に、警察の特殊部隊とギャングが繰り広げる壮絶な死闘を描きます。
麻薬王が支配し、ギャングや殺し屋、麻薬の密売人などの巣窟となっているジャカルタの高層ビルに、警察の特殊部隊SWATが突入。
しかし彼らの作戦は筒抜けになっており、無数の敵を相手にした死闘を強いられた隊員たちは次々と命を落としていきます。
世界50カ国以上の軍隊で採用されている「シラット」を駆使したアクションシーンが話題になり、シッチェス・カタロニア国際映画祭ほか、世界各国の映画祭で高い評価を受けた作品です。
ミルトモ 編集部
ストーリー性や意外性などは全くないものの、止まらないアクションを堪能できる100分弱。
アクションでお腹いっぱいになりたい人におすすめです!
『悪魔の毒々モンスター』シリーズ
- B級映画専門の製作会社トロマ・エンターテインメントの代表作
- 有毒廃棄物を浴びた青年が毒々モンスターに変身し、クズたちを成敗!
- 徹底的なエログロ&ナンセンスで世界中にファンを生み出した
徹底的なエログロ&ナンセンスで、狂信的なファンを世界中に生み出しました。
ロイド・カウフマンによる設立当初からB級映画を専門に製作してきたトロマ・エンターテインメントの代表作が、『悪魔の毒々モンスター』シリーズです。
犯罪が蔓延る小さな町でスポーツジムの雑用係として働く青年・メルヴィンは、不良たちの罠によって有毒廃棄物の入ったドラム缶に落下し、醜い姿の毒々モンスターに変身。
同時に強力な力を手に入れたメルヴィンは、街に蔓延るクズたちの一層をはじめます。
作品冒頭に「過激な暴力表現があります」の注意書き通り、殺人に対して寛容すぎる世界線に爆笑。
物語はわかりやすいほどの勧善懲悪で、メルヴィンの姿が見えない盲目の女性と愛を育むという展開も素敵です。
ミルトモ 編集部
まさかの日本でロケを敢行、そしてアメリカ人が抱くメチャクチャな日本の描写がたまらなく愛おしくて笑わずにはいられません。
今作には、トロマ映画の熱狂的なファンの1人が日本人タレントの関根勤が出演しています。
『デス・レース2000年』
- B級の帝王、ロジャー・コーマンが手がけたSFバイオレンスアクション
- 若き日のシルベスター・スタローンが出演!
- 2008年にはジェイソン・ステイサム主演でリメイク
1977年公開の『デス・レース2000年』は、「B級映画の帝王」と呼ばれたロジャー・コーマンが監督を務めたカルト的人気を誇るSFバイオレンスアクション。
西暦2000年、独裁国家となったアメリカでは、人々が「デス・レース」という大陸横断レースに熱狂していました。
「デス・レース」は、走行中に人を殺すことでポイントが加算されていく文字通り「死のレース」で、レーサーたちが車を使って死闘を繰り広げます。
主人公の覆面レーサー・フランケンシュタイン役を『キル・ビル』のデヴィッド・キャラダインが演じ、この後に『ロッキー』で名を馳せるシルベスター・スタローンもレーサー役で出演。
アメリカ大統領が君主として崇められ、暴力が大衆の娯楽となっているディストピア的設定や、レース中に殺す人でもお年寄りの場合は高得点がもらえるなど色々最低なルールも、今作の愛すべきポイント。
劇中に登場する刀や牛の角がついたレースカーのデザインも最高に馬鹿馬鹿しいけど、これを本当に作って走らせていることもカッコいいです。
「これぞB級!」という作品を探している方におすすめ。
ミルトモ 編集部
2008年にはジェイソン・ステイサム主演の『デス・レース』も公開され、以降キャストを変えつつシリーズ化されています。
『ニンジャ・アベンジャーズ』
- B級映画には欠かせない俳優、スコット・アドキンス主演の忍者アクション
- 2009年公開の『NINJA』の続編
- 妻子を殺されたアメリカ人忍者が復讐のためにミャンマーへ!
2015年公開の『ニンジャ・アベンジャーズ』は、『エクスペンダブルズ2』のスコット・アドキンス主演を務めたアメリカ製の忍者アクション。
2009年に公開された『NINJA』の続編に当たる作品で、今作では殺された妻子の復讐を果たすために戦うアメリカ人忍者がミャンマーへ向かいます。
日本で甲賀流忍者の修行を受け、忍術道場の跡取り娘・波子と結婚して幸せな生活を送っていたアメリカ人のケイシー・ボウマン。
しかし、かつての師匠のライバルで今はミャンマーで麻薬組織を仕切るゴローによって身重の波子が殺されたことにより、ケイシーは復讐のために単身ミャンマーへ渡ります。
主人公のケイシー役で、スコット・アドキンス、兄弟子の中原役でケイン・コスギが出演。
ほか肘井美佳、菅田俊など日本人俳優も活躍しています。
復讐だ!ということで、全編にわたって体幹ばっちりのスコット・アドキンスの蹴りが炸裂!
ミルトモ 編集部
アクションは本格的なのに隠しきれない安っぽさと、スコット・アドキンスのカタコトの日本語が可愛らしいギャップも今作の面白いポイントです。
『ウォーキング・ゾンビランド』
- 人気海外ドラマ『ウォーキング・デッド』のパロディ映画
- さまざまなゾンビ映画へのオマージュも込められている
- ゾンビ映画やゾンビネタを知っている人ほど楽しめる作品
逃走犯を追跡中に銃弾に倒れた警察官のリックが28日後に病院で目を覚ますと、街はゾンビで溢れかえっていました。
息子のクリスと再会することができたリックはショッピングセンターに立てこもっていた生存者たちと協力して、約束の地であるセイフ・ヘブン農場へ向かいます。
ミルトモ 編集部
息子の名前がクリスなのにドラマと同じ「カール」という名前で呼んでしまったり、いかにも弱そうなダリルが登場したり、ドラマのそれっぽいキャラクターが無茶苦茶やっているだけなので、頭を空っぽにして観るのがおすすめ。
『ウォーキング・デッド』だけでなく『ウォーム・ボディーズ』『ゾンビランド』『ショーン・オブ・ザ・デッド』など、さまざまなゾンビ映画のパロディも盛り込まれています。
ミルトモ 編集部
『コーンヘッズ』
- サタデー・ナイト・ライブのコーナーから生まれたキャラの映画化
- とんがり頭の宇宙人が人間の生活に馴染んでいて笑える
- アメリカのホームコメディが好きな人におすすめ
1994年公開の『コーンヘッズ』はスティーブ・バロン監督、ダン・エイクロイド主演のSFコメディ。
地球征服を企んでやってきた宇宙人一家が地球の居心地が良くなってしまい、現代のアメリカで幸せな家庭を築いている様子をユーモアたっぷりに描きます。
アメリカの人気テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』のコーナーから生まれたコーンヘッズというキャラクターを、ダン・エイクロイドとジェーン・カーティンの主演で映画化しました。
共演も『サタデー・ナイト・ライブ』関連のアダム・サンドラー、デヴィッド・スペード、クリス・ファーレイなどが務め、コメディを盛り上げます。
トンガリ頭で、口を開けるとサメのような列を成したギザギザの歯が特徴のエイリアン・コーンヘッズ。
ミルトモ 編集部
往年のアメリカのホームコメディが好きな人におすすめのB級映画です。
『ビルとテッドの大冒険』
- 若き日のキアヌ・リーブスが主演を務めたSF冒険コメディ
- 落ちこぼれ高校生2人がテストのためにタイムマシンで歴史旅行を繰り広げる
- 2020年には最新作が公開された人気シリーズ
1988年公開の『ビルとテッドの大冒険』は、知る人ぞ知る初期のキアヌ・リーブスとアレックス・ウィンターが主演を務めたSF冒険コメディ。
ミルトモ 編集部
カリフォルニアでロックスターを夢見る高校生のビルとテッドは、教師から次の歴史研究発表の成果次第では落第もあり得ると忠告を受けてしまいます。
そんな彼らのもとに、謎の男と電話ボックス型のタイムマシーンが出現!
ビルとテッドは様々な時代を巡り、レポートを仕上げるために多くの歴史上の人物と出会うという奇想天外な冒険を繰り広げます。
ミルトモ 編集部
歴史上の人物を拉致して現代に連れてきてしまったりと、あらゆることがハチャメチャですが、これぞ80年代のアメリカンコメディという雰囲気で頭を空っぽにして楽しめます。
今作のヒットを受けて続編の『ビルとテッドの地獄旅行』、そして2作目から29年ぶりとなる2020年には『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』が公開されました。
『ジョン・ウィック』などでアクションをこなしつつも今作で再びコメディも演じ、往年の自分の大切な作品を忘れない、キアヌ・リーブスの人柄の良さを改めて感じる作品です。
『アタック・オブ・ザ・キラートマト』
- 「Z級映画」「不朽の駄作」とも称されるカルト映画
- 本物のトマトが人間を襲撃してくるというシュールさがたまらない
- カルト映画ながら後のクリエイターたちに大きな影響を与えた
1978年公開の『アタック・オブ・ザ・キラートマト』は、長年にわたってカルト的人気を集めているSFホラーコメディ。
映画評論家の中ではB級映画以下の「Z級映画」、「不朽の駄作」として知られている作品です。
ある日トマトジュースまみれになった主婦の変死体が発見され、やがて全米でトマトによる人間襲撃事件が発生!
アメリカ政府の特別対策室は奇異なメンバーを集めてトマトの駆除に乗り出します。
今作こそ知る人ぞ知る、知らない人はまさに一見の価値があるB級映画の底辺的作品!(褒めてます)
ミルトモ 編集部
なんの脈略もなく宣伝字幕が流れ出す意味不明な展開や、人を襲うトマトの下に明らかにカートが見えていることの雑さなど、全てが愛おしく感じます。
また、人間を襲うトマトは本物のトマトで、変異した巨大トマトは学芸会で使うようなハリボテの作り物というシュールさがたまりません。
ツッコミどころ満載ですが、いちいちツッコミ入れていたらさすがに体力持たないくらいに消耗するのでご注意を。
ミルトモ 編集部
『アタック・オブ・ザ・キラートマト』は今作の他に続編3作とゲーム2作が制作されており、ティム・バートンの『マーズ・アタック!』の元ネタにもなるなど、後のクリエイターに大きな影響を与えました。
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『デッド寿司』
- 井口昇監督×武田梨奈主演のホラーアクション
- 殺人寿司が突如人間を襲う恐怖を描く
- 情報量が多すぎて頭がパンパン!
2013年公開の『デッド寿司』は、『片腕マシンガール』『電人ザボーガー』の井口昇監督、『ハイキック・ガール!』の武田梨奈が主演を務めたホラーアクション。
殺人兵器になった寿司が人間に襲いかかるという恐怖を描いた、異色のパニック作品です。
伝説の寿司職人を父親にもつ主人公・ケイコは、あまりの修行の厳しさに逃げ出してしまいます。
田舎の温泉旅館で中居の職を見つけたケイコですが、ある日旅館に謎の男がやってきて寿司に薬を注入。
すると瞬く間に寿司は殺人寿司へと変貌し、宿泊客を次々と血祭りに上げていきます。
寿司が人間を襲うという、まさに絵に描いたようなB級映画。
井口監督作品らしくエロ、グロ、コメディに特撮、アクション、そしてグルメまで盛り込んだ悪夢のようなカオス感。
ミルトモ 編集部
お寿司は大好きですが、お寿司に殺されるのだけはまっぴらごめんです。
『三大怪獣グルメ』
- 河崎実監督のトンデモ怪獣映画の傑作
- 国立競技場を丼にして怪獣を海鮮丼にして食べる突拍子もないアイデアの物語
- 無駄に豪華なキャストやカメオ出演など細かいところに凝っていて笑える
井口昇監督と併せて、日本のB級映画界を支えている人物が河崎実監督です。
2020年公開の『三大怪獣グルメ』は、河崎実監督が43年も構想を暖めていた作品で、国立競技場を丼にして巨大海鮮怪獣を海鮮丼にして食べるというトンデモ怪獣映画です。
東京に突如巨大イカと巨大タコの怪獣が現れ、次いで巨大カニも出現し東京は壊滅状態に。
政府が組織するシーフード怪獣攻撃部隊「SMAT」が結成され、疑惑の天才科学者・田沼が招き入れられます。
河崎監督の『ギララの逆襲』や『大怪獣モノ』のような溢れんばかりの特撮愛が詰め込まれた、突っ込んらだ負けよの馬鹿馬鹿しいストーリーが展開されます。
2.5次元舞台に出演する植田圭輔が主演を務め、村西とおる、乃木坂46の吉田綾乃クリスティーら、個性派俳優が出演しているほか、「孤独のグルメ」の久住昌之が監修で参加しているなど、変なところで本格的なところも笑えます。
途中でグルメ番組に変わったのかな?と思うくらいに、みんな海鮮丼を美味しそうに食べていて笑いました。
ミルトモ 編集部
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『いかレスラー』
- 河崎実監督のプロレス愛が炸裂したコメディ映画
- イカに生まれ変わったレスラーの愛と戦いの日々を描く
- 総監修は『ウルトラマン』シリーズの実相寺昭雄が担当!
2004年公開の『いかレスラー』は、『三大怪獣グルメ』の河崎実監督によるコメディ映画。
プロレスラーで映画初出演となる村西修が主演を務め、不治の病からイカになって蘇ったレスラーの、愛と戦いの日々を描いた作品です。
2002年にイギリスで公開された『えびボクサー』に影響を受けた作品で、河崎実監督はこのシリーズとしてのちに『かにゴールキーパー』『コアラ課長』などのコメディ映画を次々と生み出しました。
河崎実監督の昭和プロレス愛が炸裂した作品!
ミルトモ 編集部
こちらも『三大怪獣グルメ』同様、深く考えたら負けです。
『えびボクサー』に影響を受けていることはわかりきっているものの、本編を見ていると『ウルトラマン』から限りないオマージュを受けていることに驚きます。
というのも今作の総監修を務めているのが『ウルトラマン』『ウルトラセブン』の実相寺昭雄なのです!
タイトルバックやエンディングの「終」の文字などがテレビ版のウルトラマンにそっくりなので、注目してご覧ください。
ミルトモ 編集部
『片腕マシンガール』
- アメリカ製作、他は全て日本人という異色のスプラッター・アクション
- 片腕にマシンガンを装着した少女が復讐に乗り出す
- 苦手な人は吐き気を催すほどのグロのオンパレード
2008年公開の『片腕マシンガール』は、これまでのホラーやスプラッター映画の常識を覆したB級映画プロジェクト「TOKYO SHOCK」シリーズの第1弾作品。
『デッド寿司』の井口昇が監督を務め、製作はアメリカ、スタッフ・キャストは全て日本人という異色のB級スプラッター・アクションで、グラビアアイドル出身の八代みなせが映画初主演を務めました。
不良グループに弟を殺されたアミは復讐に乗り出しますが逆に捕らえられ、敵の拷問の末に片腕を失ってしまいます。
なんとか逃げ出したミアは、同じく息子を殺されたミキとともに特訓を開始。
腕の代わりに鋼鉄製のマシンガンを装着して戦いに挑みます。
ミルトモ 編集部
指が切れるは序の口で、頭を切り落とす、マシンガン乱射で体に穴が開く、チェーンソーで体が真っ二つになり手裏剣で顔はバラバラ、そしてこんがりと揚がりすぎの人間天ぷらなど人知を超えるほどのグロ描写が連発しますので、苦手な人は最初から観ない方が身のためです。
ただし、「悪い奴らは死ね」というストレートなメッセージは清々しい。
ミルトモ 編集部
『乱死怒町より愛を吐いて』
- 島田角栄監督が尾道を舞台にしたオリジナル作品
- ミュージシャンからお笑い芸人まで、さまざまなジャンルのキャストが登場!
- 監督こだわりの衣装や音楽にも注目
2015年公開の『乱死怒町より愛を吐いて』は、『デストロイ・ヴィシャス』『冴え冴えてなほ滑稽な月』の島田角栄監督が、広島県尾道市を舞台にしたオリジナル作品。
ミュージシャンの後藤まりこを主演に迎え、パンクとヤクザとコメディ、現実と妄想が入り混じった世界を描きます。
とある少女の仇討ちに失敗したヤクザの岡田は、見世物小屋の一員となる見返りで彼らに匿われることに。
岡田はその中でも影のある少女・舞に惹かれていきます。
共演者に元バービーボーイズのKONTA、声優の大塚明夫、芸人の鳥居みゆき、ミュージシャンの古市コータロー、鳥肌実…などなど個性が強すぎるメンバーが顔を揃えており、今作の見どころの1つになっています。
内輪ノリ感が否めないところはありますが、「あ!この人が出てる!」なんてワイワイしながら見るのも、今作の楽しみ方の1つ。
ミルトモ 編集部
映画の聖地でもある広島県尾道市で撮影を敢行したことにも、監督の映画愛を感じます。
『デッドボール』
- 山口雄大監督×坂口拓の野球を描かない野球映画
- 漫☆画太郎原作、バイオレンスと下ネタでつっぱしるスポ根作品
- 清純派だった星野真里があんなことを…
2011年公開の『デッドボール』は、『地獄甲子園』の山口雄大監督と主演の坂口拓が再びタッグを組んだ、「野球を全く描かない本格野球バイオレンススプラッター映画」。
キャッチボールで父親を死なせて以来、野球はやらないと誓った野球ジュウベイ。
その後の素行の悪さにより逮捕され矯正施設に入れられたジュウベイは、そこで野球部への入部を要請されることに。
過去に受刑者たちが謎の死を遂げたことを知ったジュウベイは、仲間たちの命を救うために爆弾、地雷、改造金属バッドなどなんでもありの非行甲子園に出場することになります。
ミルトモ 編集部
原作は漫☆画太郎。
野球を全く描かない野球映画の謳い文句通り、バイオレンスと下ネタと勢いだけで突っ走っていくスポ根作品!
試合の実況が山寺宏一で豪華…しかし、山寺さんなんでこの仕事受けたんだろう?と不思議に思いますが、ばっちりハマっているところはさすがです。
ミルトモ 編集部
今作がお気に召した方は、2003年公開の『地獄甲子園 BATTLE FIELD STADIUM』もご覧ください。
『高速ばぁば』
- 内藤瑛亮監督によるホラー映画
- 都市伝説のターボばあちゃんを題材にした物語
- ツッコミどころ満載の怖面白い作品
テレビ番組の企画で廃墟を訪れたアイドル3人組が、現場で高速移動する老婆を目撃して以来不可解な現象に見舞われる恐怖を描きます。
2013年に企画された「ホラー三部作」の1つで、ホラー映画初のターボばあちゃんを題材にした作品です。
ターボばあちゃんとは都市伝説の1つで、トンネル内を走行していると窓を叩いてくるという老婆の妖怪で、その老婆に追い越されると死ぬという噂もあるということ。
『高速ばぁば』というタイトルですが、映画に出てくるばぁばは割と低速なところが笑えます。
ミルトモ 編集部
アイドル「ジャージーガール」の劇中歌「女子力わっしょい」が異様に耳に残り、そちらの方が恐怖に感じるかもしれません。
『キラー・モーテル』
- 小川和也監督と伊藤えみがタッグを組んだ和製グラインドハウス映画
- 人里離れた旅館に集められた宿泊客を襲う恐怖を描く
- エロのセンスで合う合わないが分かれそう
2012年公開の『キラー・モーテル』は、小川和也監督とグラビアアイドルの伊藤えみがタッグを組んで製作された和製グラインドハウス映画。
「日本人監督がアメリカのB級映画を撮る」というコンセプトのもと、ホラー、スプラッター、アクション、バイオレンス、エロスなど多数の要素が盛り込まれた作品です。
人里離れたところにある無表情な主人とその妖艶な娘が経営する旅館に、6人の宿泊客がやってきます。
主人に招待されてやってきた6人は面識がなかったものの、旅のよしみですぐに仲良くなり宴会を始めます。
そんな6人を恐ろしい悪夢が待ち受けていました…。
ミルトモ 編集部
というか、エロのセンスが合う合わないで好き嫌いが分かれそうです。
和製グラインドハウスにしても、これを海外の人が見たらどう思うでしょう?と思ってしまうくらいにちょっと恥ずかしい映画です。
ミルトモ 編集部
『ゾンビデオ』
- 元°C-uteの矢島舞美が主演を務めたホラーコメディ
- ゾンビに襲われた主人公たちがゾンビ教則ビデオを元にゾンビ退治に挑む
- ゾンビの親玉を演じた鳥居みゆきの熱演は必見!
映画制作会社に勤めるアイコは、会社の倉庫で実際にゾンビが現れた時にどう対処すべきかを紹介する「ゾンビ学入門」という1本のビデオを見つけます。
一方その頃、突如現れたヤスデとカナブンが率いるゾンビ軍団が人々を襲撃し、日本中をパニックに陥れていたのです。
なるほど、ゾンビ教則ビデオを見ていたら本物のゾンビが現れたから、ビデオの通りに退治しよう!というお話。
ゾンビ軍団のリーダーであるヤスデ役で出演したお笑い芸人の鳥居みゆきの熱演、可愛らしいヒロインが血まみれになりながらゾンビと戦うスプラッターシーンが衝撃的です。
ミルトモ 編集部
低予算ながらグロ描写や血飛沫がしっかりしていて、アイドルが主演のB級映画にしてはそれなりの見応えがありました。
『東京ゾンビ』
- カルト漫画家・花くまゆうさくの人気作品を映画化
- 浅野忠信と哀川翔の初共演作品
- ゆる〜いゾンビ映画だけど何故か嫌いになれない
『殺し屋1』『極道恐怖大劇場 牛頭(ごず)』で注目を集めた脚本家・佐藤佐吉の長編映画デビュー作品で、浅野忠信と哀川翔はなんと今作で初共演を果たしました。
近未来の東京・消化器工場で働くフジオとミツオは毎日柔術の稽古に明け暮れていました。
ある日、衝動的に殺してしまった社員の藤本の遺体を産業廃棄物の山に捨てたところ、そこに捨てられていた死体が次々とゾンビとして蘇ったのです。
ゾンビまみれの東京で、凸凹な男たちがギャグ満載のサバイバルを繰り広げます。
ミルトモ 編集部
面白いかと問われると返答に困る作品ですが、なぜか嫌いになれない不思議さがあります。
内容的にはうす〜いですが、哀川翔と浅野忠信の共演コメディを見れるだけでも貴重!
ミルトモ 編集部
『魔法少年☆ワイルドバージン』
- 30歳まで童貞でいると魔法使いになれるという都市伝説をテーマにしたラブコメ
- 前野朋哉や芹澤興人など名バイプレイヤーが主役級で活躍!
- 伝説の童貞役に斎藤工が登場!
2019年公開の『魔法少年☆ワイルドバージン』は、『さらば静寂』『黒い暴動』の宇賀那健一監督が「30歳まで童貞でいると魔法使いになれる」という都市伝説をテーマに描くファンタジーラブコメ。
保険会社での営業成績最下位の童貞営業マン・星村は、同僚たちから魔法使いと呼ばれて馬鹿にされていましたが、童貞のまま30歳を迎え不思議な力を獲得!
思いを寄せる新入社員・秋山をセクハラ上司から守るために、ヒーローを目指します。
前野朋哉が成績最下位の童貞営業マンを熱演し、ヒロインの佐野ひなこがコメディエンヌとしての才能を発揮!
そして、伝説の童貞魔法使い・高橋役で斎藤工が出演しています。
下ネタもガンガン登場する結構振り切ったコメディなのに、こんな作品にも出てるんだ〜という斎藤工の出演作品の幅広さにも感心。
ミルトモ 編集部
しかしながら前野朋哉と芹澤興人とのバディも楽しく、セクハラ上司役では『カメラを止めるな!』の濱津隆之が登場するなど、脇役マニアの人にはもってこいの作品です。
『DEAD OR ALIVE 犯罪者』
- 三池崇史監督、哀川翔&竹内力主演のバイオレンスアクション
- 歌舞伎町で起こる刑事とギャングの戦いを描く
- これまでにもこれからもこれ以上はない衝撃のラストは必見!
1999年公開の『DEAD OR ALIVE 犯罪者』は三池崇史監督、哀川翔と竹内力がW主演を務めたバイオレンスアクション。
新宿・歌舞伎町を舞台に刑事とギャングの壮絶な戦いを描き、その衝撃的なラストが話題になりました。
歌舞伎町で中国人マフィアとヤクザの抗争や現金強奪事件が発生。
新宿署の刑事・城島は若きギャング団の存在を知り事件の捜査を開始する一方で、彼は歌舞伎町を仕切るヤクザの桜井に娘の手術代を用立ててもらっていました。
その頃ギャング団のリーダーである龍一は、桜井組が中国マフィアと取引しようとしていた覚醒剤の横取りを画策していたのです…。
ジャンルを問わず「仕事は来たもん順で受ける」「映像可能であればまず何でもやってみる」を公言している三池崇史監督が手がけたいわゆるVシネ作品の1つで、今作を含めてシリーズ3作が製作されています。
ミルトモ 編集部
これまでに「衝撃のラスト」を謳う映画は数あれど、予測不能すぎる今作を超える作品はこれからも登場しないと思います。
ラストまで見続けてよかった〜!と心から思うこと間違いなし。
ミルトモ 編集部
『岸和田少年愚連隊』
- 井筒和幸監督、ナインティナイン主演の不良青春映画
- 第一線を行くお笑いが芸人たちの、若かりし頃が見れるお宝映像!
- 大阪独特の人情やノスタルジーに浸れる作品
1996年公開の『岸和田少年愚連隊』は井筒和幸監督、お笑い芸人のナインティナインが主演を務めた不良青春映画。
喧嘩ばかりを繰り返す少年たちを主人公に、大阪・岸和田の個性豊かな人々をノスタルジックに描きます。
中場利一の原作小説をもとに、ナイナイ、FUJIWARA、宮川大輔ら、吉本のお笑い芸人が大阪の岸和田を舞台に大暴れ!
今もテレビで大活躍中の人気お笑い芸人の若かりし頃の姿が拝める貴重な作品で、近年はバラエティ番組で大ブレイクを果たした木下ほうかが、主人公の敵役として出演しています。
ミルトモ 編集部
それでいて、井筒監督のお得意分野である青春ドラマもしっかりしていているので見応えがあります。
ミルトモ 編集部
大阪独特の人情、ノスタルジーに浸りたくなったら今作がおすすめです。
2作目の『岸和田少年愚連隊 血煙純情編』では三池崇史が監督、千原兄弟が主演を務めています。
B級映画おすすめ41選まとめ
以上、ここまでおすすめのB級映画を紹介してきました。
何がB級かは人によって感じ方も違うと思いますが、どれもどストレートな面白さもあれば、”逆に面白い”作品もあり、見て損はないです。
暇つぶしで大真面目な作品を見るテンションでもないという時に、ぜひ参考にしてください。
『ショーン・オブ・ザ・デッド』『スーパー!』『ゾンビーバー』『リベリオン』『トレマーズ』『フロム・ダスク・ティル・ドーン』『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』『パラノーマル・アクティビティ』『エル・マリアッチ』『シャークネード』『ナポレオン・ダイナマイト』『マチェーテ』『バタリアン』『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』『リミット』『デス・プルーフ in グラインドハウス』『プラネット・テラー in グラインドハウス』『親指ウォーズ』『ビートルジュース』『ソーセージ・パーティー』『ザ・レイド』『悪魔の毒々モンスター』シリーズ『デス・レース2000年』『ニンジャ・アベンジャーズ』『ウォーキング・ゾンビランド』『コーンヘッズ』『ビルとテッドの大冒険』『アタック・オブ・ザ・キラートマト』『デッド寿司』『三大怪獣グルメ』『いかレスラー』『片腕マシンガール』『乱死怒町より愛を吐いて』『デッドボール』『高速ばぁば』『キラー・モーテル』『ゾンビデオ』『東京ゾンビ』『魔法少年☆ワイルドバージン』『DEAD OR ALIVE 犯罪者』『岸和田少年愚連隊』