『監察医 朝顔』第8話あらすじ・ネタバレ感想!遺体の解剖を行うが、死因がまったく特定できず…?

ドラマ『監察医 朝顔』第8話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『監察医 朝顔』公式ページ

母の遺品が見つかり、考えないように働き詰めの毎日を送っている父の平(時任三郎)。

どこかで過労で倒れないかと朝顔(上野樹里)は心配します。

そこに死因不明、外傷いっさいなしという女性の遺体の解剖依頼が舞い込んできます。

担当するのは光子(志田未来)。頭部にも顔にも外傷のない遺体の死因特定に苦労します。

はたして女性の遺体の死因は判明するのでしょうか?

それではさっそく『監察医 朝顔』第8話をレビューしたいと思います。

\\『監察医 朝顔』を見るならここ!!//

無料期間なしのFODプレミアムで見る

『監察医 朝顔』第8話あらすじ

朝顔(上野樹里)は、東北から戻って以来、働き詰めの日々を送っている父・平(時任三郎)を心配していた。

桑原(風間俊介)によれば、野毛山署強行犯係の他の署員の捜査も手伝っているのだという。

朝顔が興雲大学法医学教室に出勤すると、藤堂(板尾創路)が、高橋(中尾明慶)や熊田(田川隼嗣)に息子の夏休みの宿題を手伝わせていた。

それを知った絵美(平岩紙)は、息子に甘い藤堂を叱りつけ、「全部自分でやらせるの!」と言い放つ。

ドラマ『監察医 朝顔』第8話あらすじ①

するとそこに、解剖の依頼が入る。

茶子(山口智子)は、朝顔と光子(志田未来)に執刀を指示した。

遺体は23歳の主婦・山本莉奈(小林由依)。

自宅で倒れているところを夫の達哉(渡辺翔太)が発見したもので、その時にはすでに死んでいたという。

ドラマ『監察医 朝顔』第8話あらすじ②

朝顔たちは丹念に遺体を調べ、死因を特定しようとした。

だが、脳底部の内頸動脈が細くなっていたものの、外傷や病変は発見できなかった。

莉奈は、亡くなる前に貧血とめまいで倒れ、入院していた。

病院側は、続けて検査入院をするよう勧めたが、3歳の娘がいることや、入院費が払えないことを理由に通院を希望したらしい。

ドラマ『監察医 朝顔』第8話あらすじ③

一方、桑原は、神奈川県警への初出勤の日を迎える。

そこで桑原が出会ったのは、かつて平とコンビを組んでいた捜査一課の刑事・神崎譲治(市川右團次)だった。

そんな折、法医学教師にやってきた達哉は、莉奈は医療ミスで死んだ、と言い出し……。
出典:『監察医 朝顔』公式ページ

【ネタバレ】『監察医 朝顔』第8話の感想

日常

朝顔(上野樹里)は毎日を忙しく送っていましたが、ひとつ心配なことは平(時任三郎)が毎日働き詰めで体調が悪そうな点です。

朝顔の母親・里子(石田ひかり)の遺品が見つかってから、平は考えないようにしているかの様に働いていたのです。

桑原(風間俊介)も心配していたのですが、その心配は口に出さないようにしていました。

平は遺品が見つかった今、何を目的に生きていけばいいのか分かりませんでした。

死を受け入れたくはないのですが、遺品が見つかったことで死を目の前に感じてしまったのです。

そして、里子さんに孫を見せてあげられなかったことや、生きていれば一緒に過ごすことができたのかもしれません。

そんな幸せがあったのかと感じると、平は絶望してしまったのかもしれません。

紛らわすために必死に仕事をしていましたが、茶子先生(山口智子)の言葉で平は少し救われていました。

新しいご遺体

光子(志田未来)も帰ってきた法医学教室ですが、さっそく解剖の依頼が舞い込んできました。

ご遺体は女性・山本莉奈(小林由依)で、死亡原因は分かりませんが、第一発見者は夫・達哉(渡辺翔太)です。

顔面にうっ血もなく、頭部にも外傷はありませんでした。

死亡原因は何も分からなかったのです。

どこも悪くない状態でしたが、最後に朝顔たちが解剖をしたのは脳でした。

脳を摘出して見てみると、内頚動脈が細くなっていることが分かりましたが、直接死に関係しているのかは分かりません。

何も外傷もなく病気もしていないのにも関わらず、何が原因で亡くなってしまったのでしょうか。

自殺とは言いにくいのですが、明確な死因を特定できなければ不詳になってしまいます。

亡くなる前に貧血とめまいで入院していましたが、亡くなる1週間前に退院していました。

小さい子供がいて、入院するのも日にちを心配していたので、入院はせずに通院すると言っていたのです。

精密検査も受けていたようなのですが、何も重要な病気は見つからなかったのです。

次の日、茶子先生たちと莉奈の内頚動脈の画像を見て診断したのは、もやもや病 (ウィリス動脈輪閉塞症)でした。

もやもや病は難病指定されているので少し厄介な病気ですが、脳内で出血してしまう病気も引き起こす原因でもあります。

症状が現れる場合もありますが、現れないこともあるので、気づいた時には病気になっている可能性も有り得ます。

死因

達哉は、莉奈の死の原因が知りたいと茶子先生たちの元を訪れました。

達哉は病院が原因で亡くなったのではないかと考えていましたが、そこで聞いたのは「薬を飲んで嘔吐した」でした。

調べてみると病院が処方した薬は「造血剤」で、血圧が低かったので判断ミスではありません。

不審な薬物などは検出されていないので医療ミスではないです。

組織片を調べてみても、何も異常などはありませんでした。

脳のホルマリン固定も終わったので調査を始めましたが、何も異常はありませんでした。

もう調べようがないと思っていますが、朝顔はもう一度解剖をしたいと茶子先生に話しました。

そこで朝顔は、莉奈の脊髄を調べると言いました。

摘出は通常はしませんが問題があるとするならば、脊髄ではないかと朝顔は思ったのです。

それでも何も分からなかったのです。

この結果から不詳の死であるとしなければありませんでした。

光子はその結果に納得することはできませんでした。

ご家族も同じであるとは思いますが、本当の原因は分からないままですっきりはしません。

亡くなってしまったことで悲しいという想いはありますが、それ以上に何も死亡原因が分からないことにはもどかしいという想いだけではなく、戸惑いもあると思います。

達哉に死因は分からなかったことを話しましたが、もやもや病は10%の確率で遺伝であることが証明されています。

なので、朝顔は娘さんも遺伝している可能性があると伝えます。

莉奈は救えませんでしたが、今から救える命があることを話しました。

ここで話は終わったと思いましたが、朝顔に今まで以上の試練がやってきます。

『監察医 朝顔』第8話まとめ

自分の一番大切な人や身近な人が急に亡くなってしまった時に、死因が分からないと言われたらみなさんはどう思いますか。

そして、次に朝顔に待ち受けているのは、つい先日まで元気だった人の死です。

法医として新しい試練になりますが、どのように乗り越えていくのでしょうか。

\\『監察医 朝顔』を見るならここ!!//

無料期間なしのFODプレミアムで見る

▼次回第9話も続けて読む▼