変死体で見つかった遺体は自殺だと推測されましたが、同じ青酸化合物で亡くなった人たちが全国にいることが判明しました。
もしかしたら殺人なのかもしれないと捜査していると、新たな変死体が見つかります。
どうしてこのような事件が起きてしまったのでしょうか。
それではさっそく『監察医 朝顔』第4話をレビューしていきたいと思います。
『監察医 朝顔』第4話あらすじ
野毛山署管内のハイツで、若い女性の変死体が発見される。
朝顔（上野樹里）たち興雲大学の法医学教室による解剖の結果、女性は青酸カリウムによる中毒死と判明した。
同じころ、東北を訪れていた平（時任三郎）は、地元の主婦からボロボロになった腕時計を見せられる。
それを見つけたのは平だった。
その主婦は、見つけてくれた人にお礼を言いたくてずっと探していたのだという。
そんな折、平の前に義父の浩之（柄本明）が現れ……。
桑原（風間俊介）や森本（森本慎太郎）らは、死亡していた女性・松田千佳（本間彩子）の身辺捜査を進めると同時に、彼女が所有するパソコンの解析を依頼する。
山倉（戸次重幸）は、ここ2ヵ月の間に全国で青酸カリによる自殺が3件も起きていることから、関連を調べるよう指示した。
帰京後、捜査に加わった平は、過去3件の自殺では、いずれもパソコンやスマートフォンのデータがすべて削除されていたことを知る。
だが、千佳のパソコンにはデータが残っており、彼女が『おクスリ学院』というサイトを通じて青酸カリを入手していたことが判明する。
千佳がやり取りをしていた同サイトの学院長なる人物は、服用する前にパソコン等のデータを初期化するよう勧めていた。
このサイトが海外サーバーを経由して管理者の特定を妨害していることを知った平は、サイトの名前を公表して注意喚起をしようと山倉に提案する。
だが、それがきっかけで、ある事件が起こり……。
出典:『監察医 朝顔』公式ページ
【ネタバレ】『監察医 朝顔』第4話の感想
変死体
ある部屋でマツダチカさん（本間彩子）という21歳の大学生が、ベッドの上で亡くなっているのが発見されました。
朝顔（上野樹里）も桑原（風間俊介）と一緒にいたので同じ現場に向かいました。
そこでチカさんの遺体を調べていると、彼女は青酸化合物を飲み死亡したのではないかと予測しました。
遺体が運ばれて解剖が始まりました。
青酸化合物を服用していた場合、稀にですがお腹を開いたときにガスが出てくる可能性があります。
致死量程度を飲んだだけではガスが出たりすることは少ないのですが、ガスを吸ってしまっても最悪の場合死亡してしまう恐れがあります。
チカさんのご遺体の胃の中には、青酸化合物はすでに無くなっていました。
検査の結果、服用したのは青酸カリであることが分かりましたが、普通の大学生が手に入れらるものではありません。
警察の調査によると、ここ2ヶ月で青酸カリで亡くなった人が3人もいることが分かりました。
平（時任三郎）はネットなどでも売られていると朝顔に言いました。
それぞれ亡くなった人のことを調べていくと、亡くなった人たちが持っていたパソコンやスマホなどにはデータが全て残っていなかったのです。
亡くなった後に全て消去されていて復元もできませんでした。
最後のチカさんのパソコンは、幸いログインのパスワード解析だけが終わるとデータはすべて残っている状態で発見されました。
そこにはあるホームページが記録されていて、一見誰が見ても普通のサイトなのですが、質問するところから青酸カリを購入したのではないかと予測されました。
平はこのサイトを公表しましたが、すぐにサイトが見られなくなっていました。
それから少しした頃、ある男の子が父親とサッカーをしていた公園のベンチで首を切った男性の遺体が発見されました。
近くにはナイフが落ちていました。
男性の遺体は解剖になりましたが、首の傷は頸動脈まで達していました。
朝顔が胃の解剖を始めましたが、何と胃の中には大量の青酸カリが残っていました。
ガスを吸ってしまうため朝顔以外は避難しましたが、朝顔はガスを吸ってしまい倒れてしまいました。
茶子先生（山口智子）が戻ってきて解剖が再開されました。
男性のご遺体の腸の中には、警察官の象徴である桜の代紋であるバッジが入っていました。
男性が狙っていたのは、警察です。
何を意味しているのかは分かりませんが、男性はすでに末期の大腸がんになっていました。
男性の名前はムラタトモキ41歳です。
大学の薬学部の助手をしていてお薬学院というホームページの運営者であり、大学の薬学部から薬を盗んで販売していました。
末期の大腸がんでムラタは、あるメールを警察関係者だけではなく法医学部・マスコミにも送っていました。
そこには自分のサイトを消されてしまったことへの恨みで、わざわざ自分が解剖に回されるような死に方をして警察関係者を巻き添えにしようとしました。
朝顔（上野樹里）が母に
青酸ガスを吸ってしまい倒れてしまった朝顔は病院に運ばれます。
平は男性に関する聞き込みを行っているところに電話がかかってきました。
そこで、朝顔が病院に運ばれたことを知り、急いで病院にかけつけます。
意識が戻っておらず、予断を許さない状況でICUにいます。
少しして主治医の先生が血圧が安定してきたので数時間もすれば意識は戻ると言われました。
桑原も平も安心していますが、平は意識が戻ったら電話してほしいとすぐに事件の捜査に出ていってしまいます。
血液検査を行って問題がなければ退院できると言われましたが、そこで主治医が朝顔に話さなければいけないことがあると言いました。
それは、朝顔のお腹の中に子供ができているということでした。
朝顔はお見舞いに来てくれた平と桑原に伝えました。
すると桑原は嬉しくなって号泣してしまいました。
平に抱きついて泣いていますが、本当に二人にとって嬉しいことが起こって、平は嬉しさと少し寂しさを感じていたのかもしれません。
平（時任三郎）と義父の関係
平は時間があれば必ず妻の地元に行き、遺品を探しています。
平が少し休憩した時に、一人の女性から声をかけられました。
彼女の旦那さんは亡くなってしまいましたが、遺品を見つけてくれたことに感謝されました。
彼女も本当は旦那さんのことを探したいけど、身内に止められてしまっているのです。
平の義父も、8年も経っているんだから探すのは止めろと怒られてしまいました。
絶対に妻の遺体ではなくても、少しで遺品を探したいと平はずっと思っています。
自分が傍にいられなかったので、どうしても何かひとつ形を見つけたいと思う気持ちもよくわかります。
朝顔は妊娠したことと、結婚することにしたことを電話で報告しました。
義父はとても喜びましたが、平が地震のことでときどき東北に行っている話になりました。
義父は平に探すのをやめろと言ったと朝顔に伝えましたが、朝顔は止めないと言いました。
朝顔の想いを聞いた義父は、少し暗い顔になった後に朝顔に「元気でな」と言いました。
もしかすると義父は、朝顔とも連絡を取らなくなってしまうのかもしれませんが、またみんなで会えるといいです。
『監察医 朝顔』第4話まとめ
万木家には、朝顔の幼少時代の写真や、平さん里子さんとの家族写真がたくさん飾られています✌️
撮影の合間にチビ朝顔ちゃんと大人朝顔さんが時空を越えてご対面しました〜🥰✨#監察医朝顔 #月9 #上野樹里 #時任三郎 #第4話は明日放送 pic.twitter.com/tUMzMjVk7Q
— 【公式】「監察医朝顔」第5話 8/12 夜9時放送！ (@asagao_2019) August 4, 2019
今回は朝顔の妊娠が分かって平は反対するのかとも思いましたが、桑原が泣いて平に抱きついたときに家族愛を感じました。
こんな家族どこにでもいないので、本当に朝顔は本当に自分を尊重してくれる人に出会っているんだと感動もしました。
平と義父の関係にも、今後変化が出てきそうなので期待して注目したいです。
▼次回第5話も続けて読む▼
