絶え間なく訪れる衝撃で息切れ必至のアニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第4話は、まだ全然足りてない知識を必死に補おうと和紗が本の虫になります。
自分にとっての本って何だろう?と初めて考えさせられました。
リアルなエロに初めて触れた本郷ひと葉、恋という土俵に初めてあがったっぽい須藤萌々子。
エッチとピュアの落差半端ないストーリーは必見です!
悶絶する曾根崎り香と天城駿の告白は、見なきゃ損レベルのトキメキをくれますよ。
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『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第4話あらすじ
髪を切り、コンタクトをつけたり香。
その変わり様に教室は騒然。
騒ぎに居心地が悪くなったり香は逃げるように屋上へむかうが、それを追いかけてきた天城 駿に声をかけられる。
その頃、和紗は泉の発言に悩んでいた。
「自分じゃわからない。もやもやした感情に、名前をつけるために」
【ネタバレ】『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第4話の感想
曾根崎り香の劇的ビフォーアフターにクラスがザワつく
化学の自習時間、曾根崎り香のイメチェンにクラス中がザワついていました。
コンタクトに変えた彼女は、人気モデル“えり香”のように美しかったのです。
女子カーストトップのギャル・十条園絵も「マジいいよ!眼鏡とって美少女とか漫画みたーい」と絶賛。
女子力高い女子からも認められる変貌を遂げていました。
これをキッカケに、十条は曾根崎を「おそね~」と呼び、親しくしてきます。
曾根崎と十条の関係もどうなっていくのか楽しみです。
天城駿もポッと赤面、みんな天城が曾根崎にイメチェンさせたと言い出します。
「うそ?曾根崎さん天城が好きなの?」
「好きになるはずないでしょ!」
渦中のり香は、恥ずかしくて思わずそう言ってしまいます。
視界に天城の姿が入り、彼と目が合ってハッとします。
「俺昔っから犬とテキ屋のおっさんにしか好かれないんだから~。」
天城はおちゃらけてこの話題を終わらせます。
特大胸キュン到来!曾根崎と天城の恋が大きく動き出す!
「見た目を変えなくても言われる。見た目を変えても言われる!」
このうまくいかない状況に疲れ、曾根崎はその場でしゃがみこんでしまいます。
すると背後から謝る声が聞こえてきます。
振り向くと天城が立っていて、もうみんな誤解してないから大丈夫とフォローしてくれます。
「俺は、誤解で少し残念だったけど…。曾根崎さんのこと好きになりかけてたから。」
どうせルックスの変化に目くらまされてるだけと、勇気を出して言ってくれた天城の言葉が信用できず彼を試します。
なんと、いつ・どこで・あなたが私のどこをどんな風に好きになったのか「レポート50枚、提出!」と珍課題を出します。
書かなかったら好きになりかけてたなんて認めないと。
めちゃくちゃですよね(笑)
しかし、天城はちゃんと書いてくるんです。
決して上手じゃないけど想いの伝わる文章を原稿用紙にびっちりと「かわいい」を敷き詰め、最後に「俺と、付き合ってください」と一行の告白を書いて。
一生分とも思える「かわいい」が、随所に「わかいい」になってたり、「かわいり」になってたり、読みながらツッコみを入れるり香に胸キュンしながらクスクスさせられました。
天城の降らせた「かわいい」の雨で、蓄積したり香の心の傷が昇華されていくくだりはちょっとホロッとしちゃいました。
人の言葉の持つ治癒力を見た気がします。
えっちぃことに捕らわれた小野寺和紗、独りで悶々パニック
「和紗に対してこういうことしたいとか、全然これっぽっちも考えたことないから!」
胸を深く貫いた泉のあの言葉が、和紗の頭でリピート再生されていました。
確かに第3話ラストの衝撃は、観ていても凄かったですよね。
親友・百々子は元気がないので心配します。
恋煩いはそう簡単に落ち着くもんじゃないから大丈夫と、心配そうな百々子に新菜は話します。
家でひとり悶々とする和紗。
「泉は私とえっちぃことしたいとは考えていない。」ということは、私を好きじゃないってことなのか。
えっ、私は泉とえっちぃことしたいの?
ベッドの上でいろいろな顔をしながら考えあぐねます。
「考えない!!本読むぅ!」
安全にキャパオーバーした和紗は、曾根崎り香のある言葉を思い出します。
「自分では理解することのできなかった感情に、本は名前を与えてくれる。名付けられた感情をもう一度自分の中に取り入れたとき、また新しい感情が生まれる。」
本は逃避のために読むものじゃないと思い返します。
「自分自身じゃ分からない、モヤモヤした感情に名前をつけるために。」
答えを本の中から見つけようとします。
でも、本に書いてある感情表現は多種多様すぎて混乱してしまいます。
本に翻弄されまくる感じが超キュート、言葉に弄ばれる和紗の様子をコミカルに描いています。
須藤百々子と菅原新菜の放課後トークが、優しめで和む
「菅原氏は、恋したことある?」
須藤百々子は、ファーストフード店で菅原新菜に質問します。
百々子は、男の人を好きになったことがなくて、和紗が好きな人のことで悩んでいても相談らしい相談に乗ってあげられないと気にしていました。
和紗の力になってあげられないことがちょっと悔しい、と素直に話す百々子はいい子だなって思いますよね。
「いろんな本に触れれば、いろんな気持ちにも触れられる。それが自分の気持ちじゃなくても借り物の気持ちでもいいと思う。」
新菜は、大事なところが本物なら本当に大事な気持ち以外は適当で構わないと思う、と心ある助言をしてくれます。
話す新菜を見て百々子は、きれいだけど飾ってなくて、マイペースで面白いし、もっと仲良くなりたいなって思うと正直に伝えます。
「百々子ちゃんと和紗。すでに私の人生で出会った女子史上いちばん仲がいいよ。」
笑顔でそう言ってくれて、そうかぁ~と嬉しさをかみしめる百々子が可愛いのです。
しかし、仲がいいと思っている新菜は、ラストで和紗に大きな誤解を生むことになります!
本郷ひと葉、ミロ先生に食ってかかる。ミロにとってJKは恋愛対象外!?
帰宅時間の過ぎた部室、顧問のミロ先生こと山岸知明は、1人で本を読んでいます。
そこへ本郷ひと葉がやってきます。
「強い子の“ミロ”調べました。」
調べたんですね…しかも結構本格的に調べてましたw
本郷のこういうところがイジらしくて可愛いです。
子どもの頃は病弱で入院がちだった山岸は、本を読んで「今より強い自分」を想像ばかりしていたと話します。
ひと葉は「大部分はアダルトな想像ですよね?」とツッコミを入れます。
ミロは否定はしないと答え、どうやら図星みたいです(笑)
「性的欲求バリバリの妄想少年が、高校教師になるとは大問題ですね?」
強気のひと葉は、ミロに食ってかかります。
ミロは読んでいた本をパタン閉じると、この話はお終いとでも言うように「大丈夫。女子高生に食指は動かない。汚いから。」とトドメの言葉を放ちます。
そこまで女子高生を嫌っておきながら、チャットで出会った私と会おうってどういうおつもりですか?とひと葉は問います。
「ひととさんの表現には暴投感がない。想定内の中年男性のような性表現をしてくる。どうも違う、純粋に正体に興味があって…。」
編集者の言葉にも似たミロの発言に、ものすごい剣幕で「それって、私の性表現がベタって言いたいんですかッ?」と、ひと葉は感情露わにします。
そして、思わぬ行動に出ます。
ミロとまさかの対面座位ハプニング…
座っているミロの元に駆け寄ると、シャツの襟元を両手でグッと掴みかかり、彼の膝に飛び乗ります。
まさしくそれは、対面座位というエロいやつ。
勢い止まらず掴んだ襟を引き寄せ、キスするような距離で「この行為は、想定内ですか?」と至近距離で凄みます。
「いや…想定外ですが…。」
ミロ先生はあっけにとられています。
ひと葉はハッとして、感情に任せ大胆な行動に出たことに気づき、急いで飛び降りて部室から走り出します。
「なんだ?なんだ?…キュッとした。なんかいろいろキュッと…」
ひと葉の心の声が聞こえ、立ち止まり、制服のスカートをギュッと握って「うっ…うわ~!」と絞り出すように声を上げました。
帰宅したひと葉は、いつものチャットで呼びかけてみるも、応答なしの山岸に「逃げやがって。」と毒づきます。
さっきの出来事を思い出して「アレがリアルな欲情…」とギュッと太ももを閉じます。
<その瞬間。自分の内ももにどれだけ敏感な神経が通っているかについて知り…。>
この日、リアルな性描写で、ひと葉の切なエロ系小説がどんどん書き進んでいました。
後日の部室で、ひと葉はミロ先生に切実なお願いをします。
「はじめて発情するってことの意味がわかりました。ミロ先生!私に、リアルを教えてください!」
エロ過ぎの歌詞に、須藤百々子大赤面のカラオケ
百々子が通う河田塾の授業が終わり、女子にカラオケに誘われます。
行くとも行かないとも返事をする前に決まってしまいます。
百々子を誘って欲しいと女子に頼んだっぽい男の子・杉本が、周りの男子に「やったじゃん!」とはやし立てられています。
彼は百々子に嬉しそうにニッと笑いかけてきました。
「やりてぇ!やりてぇ~ッ!」を繰り返し熱唱する男子たちに、百々子は度肝抜かれます。
名曲ザ・タイマーズの「お前の股ぐら」に想いを乗せる思春期少年たちに大爆笑してしまいました。
あまりのあけすけな歌詞に動揺を隠しきれない様子を見て、杉本が百々子をその場から連れ出します。
百々子は、杉本に「ああいうのは苦手で。」と正直に打ち明けます。
ちょっとエロい歌も苦手だけど、みんなにはやし立てられたりすることが苦手である旨を伝えます。
「勘違いだったらごめんなさい。男女のあれこれ的なものに本当に疎くて、期待されても…。」
ちょっと下心ありでもそんなことは考えていないと、杉本は百々子に言います。
杉本は昔、転校先の小学校で百々子に出会っており、群れないで一人でも全然平気って感じで本を読む彼女のスタンスに、憧れと尊敬の念を抱いていました。
未だにあの想いは消えず気になっていたところ、百々子に再会して嬉しかったと話します。
仲良くなりたいのは本当だからRINE交換しよと言われ、百々子はRINE交換します。
アニメの世界にも存在するコンタクトツール、『荒ぶる季節の乙女どもよ。』の世界ではRINEなんですね。いっぱい登場してきそうです。
超恋愛初心者の百々子、すぐに和紗に全報告します。
「ずっと覚えていてくれた同級生なんて少女漫画みたい!」と大興奮の和紗は、素敵っぽいねその人!と杉本に対して高評価です。
「絶対に誰かとしなきゃいけないってなったら、私もやっぱり好きな人がいい。」
杉本くんのこと好きになって、したいって思ったりするのかな?とちょっと不安そうです。
考えても分かんないね…と2人は黙ってしまいます。
ふいに「本読もう!」と言い出し、曾根崎先輩と新菜が推奨していた“本から教えてもらおう”という結論に至ります。
それからガチで本を読み漁る2人が微笑ましかったです。
典元泉と部活を休んだ菅原新菜のツーショットが和紗に目撃されてしまう!
駅の構内に貼ってある劇団そよ風の公演ポスターが新菜の目に留まります。
そこには「演出 三枝久」の印字、それを見た彼女はスマホを取り出し演出家・三枝久のインタビュー動画を再生します。
「子どもたちは決してピュアじゃない。葛藤を抱え、苦悩し、企んでもいる。その闇が黒いすりガラスのようにピュアで透明感のある色合いで…。」
「キモいんだよ。」
こんな冷え切った目をした新菜は初めてです。
三枝久と何かある、そう思わせる描写で気になります。
浅田が新菜のノートを落として踏みまくっているのを目撃した泉は「踏んでるよ。」と声をかけ、浅田はとってつけたように「ごめん。気づかなかった。弁償させて。」と謝ってきます。
見抜いている新菜は450円を要求し、浅田は不満気に渋々財布を取りに行くのでした。
「ごめん。」浅田のことで謝る泉に、本当に変わってると新菜は返します。
いつだって冷静過ぎる菅原さんも変わってる、と泉は言います。
「あの…俺。冷静に考えられてないかもしれなくて、話聞いてほしいんだ。」
泉が新菜に相談を持ちかけたこの日、菅原新菜は文芸部を休みます。
この行動、心がザワつきますよね。
和紗は部活が終わり、駅のホームで電車待ちをしながら考えます。
和紗はモヤモヤに名前を付けたかったのに、考えれば考えるほど「性と恋愛」が切り離せなくなってくるというジレンマに陥っていました。
ふと顔を上げ、反対ホームの電車を見ると、車内で泉と新菜が親しげに話す様子が!
「死ぬまえにしたいこと…セックスです。」
新菜の衝撃のひと言が和紗の脳内でカムバックしてきます。
2人の乗った電車を見送って「うわ~!」を何度も大絶叫する和紗でした。
『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第4話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
✿第4話放送まで、あと2時間✿
カラオケ屋の前で座り込む百々子たち。浮かない表情ですが、何を話しているのでしょうか…?#荒乙 第4話、本日放送!
MBS・TBS:深夜26:25〜 pic.twitter.com/BCq7fTmqIs— 荒ぶる季節の乙女どもよ。【公式】TVアニメ放送中! (@araotoproject) July 26, 2019
起こった出来事が多すぎて、感想に困るような全部乗せ回でした!
一瞬一秒目が離せない展開に、画面にかじりついて観ました。
特に天城の告白演出は、テンション上がりまくって興奮冷めやらず、寝付けませんでした。
り香の心を表現した秀逸な画が最高でした!
毎話最後のオチには手に汗握り、心臓が持ちません。
- 小野寺和紗、悶々が止まらず本に答えを求め読みまくる。
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絶対来週も見なきゃ、そう思わせる凄いパワーを持つアニメです。
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