『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第3話あらすじ・ネタバレ感想!ひと葉「チャットではなく実際にしたい」と誘うが…

アニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第3話ネタバレ感想!

出典:『荒ぶる季節の乙女どもよ。』公式ページ

超生々しいけどいやらしくない。

斬新なタッチで「性」を描き、一味違うと評判の『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第3話。

セックスの隠語が「えすいばつ」に決まってから、清々しいほどこぞってみんな連呼します(笑)

思春期の女の子の頭の中がスケルトンになったみたいによく見えてオモシロい。純粋で真っ直ぐでパワーもあるけど、不器用なところが可愛いんです!

キワどいエロでもほっこりとらえちゃう小野寺和紗の良さが出ていて癒されます!

和紗と泉に訪れるハプニングが、早口言葉のタイトルと繋がったとき唸りました。

どきどきのラストは必見です!

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『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第3話あらすじ

アニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第3話「バスガス爆発」あらすじ①

アニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第3話「バスガス爆発」あらすじ②

廃部を⾔い渡された⽂芸部の⾯々は、回避するために戦うことを決意する。

⼀⽅ひと葉は、英気を養うために訪れた書店で、別の⼥⼦⾼校⽣作家のデビュー作を⾒つけてしまう。

編集者に問い詰めるもリアリティがないと⾔われ、チャットルームで相談することに。

「チャットじゃなくて。実際にしてみたい」

アニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第3話「バスガス爆発」あらすじ③出典:『荒ぶる季節の乙女どもよ。』公式ページ

【ネタバレ】『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第3話の感想

本郷ひと葉、本屋で衝撃を受け憤る

文芸部1年の子たちの涙と熱意を目の当たりにして、上級生の曾根崎り香と本郷ひと葉は、2人で廃部阻止に向けて断固として戦うと決意します。

来たるべき戦いに向けて、ぱぁ~っと本屋で豪遊することにしました。

曾根崎は、雑誌のえり香のメイク特集を立ち読みします。

「いたずらフェアリーメイク」という文言に「それは夏の夜の夢なの?妖精王の月なの?はっきりなさい!」と過剰反応します。

誌面に広がる未知の世界にわなわなする曾根崎には笑ってしまいました。

やっぱり天城駿に似てると言われたことを気にしてたんですね。

その雑誌を買うとき、恥ずかしがって袋二重にしてくださいっと懇願している姿も愛おしかったです。

ひと葉は鼻歌を歌いながらご機嫌で本を選んでいました。

成増あい作「おんなのこ、ちらしたら」という新刊を発見したとき、突如彼女の歌は止みます。

<女子高生作家、鮮烈デビュー!成増あい、青い性に切り込んだ衝撃作>

という帯の文字が、でかでかと映し出されます。

ひと葉の書いた小説が勝手に発売されていました。

出版なんて全く聞いていなく、寝耳に水状態で動揺を隠し切れないひと葉はとにかくその場から立ち去りたくなります。

「私、帰ります。」

「えっそうなの?グッドバイ。」

「バッドバイ。」

ひと葉の「Bad bye」。遊びがあって、このくだり好きです。

無断出版という、まさにバッドなことが起きていたのでぴったりの言葉ですよね。

嫌われていることが浮き彫りになった文芸部

部員が一丸となって動いても、廃部阻止は絶望的でした。

学校中の先生たちに頭を下げて懇願するも、顧問を引き受けてくれる先生はひとりもいません。

今まで知らなかったけれど、文芸部は学校の中でとても浮いていて、嫌われてしまっているということに部員誰もが気づかされます。

梅雨空より重くてじっとりした空気が部室内を包みます。

責任感の強い部長の曾根崎り香は、文芸部の中で一番ダメージを受けていました。

「今度生まれてくるならば、私はヒメジョオンになりたい。通名・便所草。」

悲しい発言をして、自己否定マックス状態になるまでに追いこまれ、現状に責任を感じていました。

何か変わらなくては…という、思いが溜まっているのが透けて見えるようでした。

女性誌を購入して必死に読み漁っていたことや、誰よりも今の現状に危機感を抱いたことから、今後の曾根崎は凄い変貌を遂げるんじゃないかという期待値が高まります。

ポテンシャルはナンバーワン・曾根崎のこれからが楽しみになってきました。

ウルトラCのおもしろ展開で、新顧問はミロに決定!

「君の作品は地に足がついてない。実感がこもっていない。」

無断出版に驚いて編集者に電話したひと葉に待っていたのは、編集者の冷たい対応でした。

しかも、ひと葉が書いたエロ小説の一節を読み上げられ、稚拙なエロ表現だと言われ、挙句には「童貞のおっさんの妄想」と例えられて笑われてしまいます。

傷ついたひと葉は、パソコンの前にいました。

心の中では「なぜだ…」という言葉を繰り返しまくって大荒れメンタルなのに、「2ショットチャット・PiNky Love」でいつものようにミロさんとエロチャットをしています。

コイツはこれで満足しているのに、なぜ通用しないのか。

ひと葉は未経験の壁から抜け出せずにあがいていました。

【チャット】

ひとと>もう、ぐしょぐしょなの。早く、ミロさんのが欲しい

ミロ>あぁ、可愛いよひととちゃん。でも、そんなに焦っちゃだめだよ。

ひとと>やだ。もう我慢できない。チャック下ろしちゃうから。だって、もうこんなに…

ミロ>ひととちゃんさ 今日 実はあんまりしたくない気分?

「なぜだ!なぜだ!」と、目に涙を溜めながらチャットを続けていたひと葉を見透かすようなミロのチャット。

ひと葉の手が一瞬フリーズします。

ひとと>わからないの チャットじゃなくて実際にミロさんとしてみたい。

とうとうミロと会うことにしたひと葉は、上下お揃いの下着を着て出掛けます。

半年お風呂に入ってなさそうとか、海外に売り飛ばされそうとか、あからさまにヤバい奴だったら逃げる!と、自分に言い聞かせながら、“お互いに花柄の服を着て、渋谷駅のモヤイ像の前13時に”と指定された服装で待ち合わせ場所へ。

「1週間風呂に入ってなさそうとか、その程度のほどほどヤバい奴だったら、我慢してする!私には必要なんだ。経験が。」

ひと葉が到着すると、すでに待っている人を見つけます。

待っていた彼は全然やばくない。

ですが…よく見るとミロさんは、ひと葉の高校の国語教師・山岸知明でした!

気づいた山岸は、真っ青な顔になってその場から逃げるように立ち去ります。

逃がしたのを悔しがったひと葉でしたが、何か思いつきニヤリと笑います。

後日、ひと葉に脅された山岸は、同じく真っ青な顔をして「文芸部顧問」に決定したのでした!

セックスのこと女だって考えるよ。和紗だってね。

「ちょっと確認したいことがあるだけだから…」

と、学校で菅原新菜の腕を引き、教室から連れ出した典元泉の行動に教室はざわつきます。

第2話で泉に告白していた浅田は、その様子を爪を噛みながらギロリと睨んでいました。

聞きたいのは「えすいばつ」のこと?と新菜が問います。

泉の反応で、新菜は彼がこの言葉の意味をすでに理解していることを悟ったようです。

泉が新菜に言いたかったのは「告白されたとき撮っていた動画を消してほしい」ということでした。

話をそらす天才の新菜は、今の噂になってしまいそうな行動を指摘します。

素直に謝る泉に、意外と空気が読めて驚いた…と新菜は話します。

すると泉は、中学のときの和紗の暗黒時代のことを「中学時代に女子と妙な空気になっているのに気がつくのが遅れて和紗に悪いことした。今も気をつけている。不備はあるかもしれないけれど。」と語ります。

「質問。誰かとどうしてもしなくちゃ地球が滅びるとしたら、誰としたい?」

新菜のド直球な質問にたじろぐ泉は、顔が真っ赤です。

泉は質問には答えずに「女子がしたいとか、えすいばつとか、おかしくないか?」と本音を吐露します。

飄々ひょうひょうとしている泉の古風な考えに新菜は驚いたようです。

新菜は去り際に、泉にとっては衝撃の一言を残していきます。

「考えるよ。女だって考えるよ。和紗だってね。」

和紗が泉の部屋から秘かに持ち出したモノとは?

泉ママに誘われて典元家にお邪魔した和紗は、泉に会うのが気まずいのでお昼の誘いを断って帰ろうとします。

でもちょっと強引な泉ママは断る隙を与えてくれず、テキパキと和紗の大好きなミートローフを作ってくれようとします。

しかも、泉の部屋に置かれたままだと気がついたケチャップを取って来てほしいとお願いされちゃいます。

泉は出かけていて、部屋にはいません。

部屋に入ると頼まれたケチャップはすぐに見つかりました。

泉の机の上で、懐かしい「となりのポポロ」のDVDを見つけて嬉しくなって中身を見てみます。

すると中にはビックリなものが入っていたのです!

ショックだった和紗は、家に逃げ帰ります。

しかも、なぜか「となりのポポロ」をそのまま持ってきてしまうのでした。

<世の中には、意味不明が配置されすぎている。自分自身のことでもわからないことだらけだ。どうして持ってきちゃったんだろう?>

自分の行動がわからなくなっている和紗の心の声が聞こえます。

泉が「となりのポポロ」のDVDの中に隠していたのは、エッチなDVDでしたw

「私が生まれたときのこと知りたいの!」と両親に聞いちゃった和紗

泉すら変えてしまう、えすいばつ。

エッチなDVDの存在を知って、ますます和紗の頭の中は混乱します。

気になって仕方がなくて、両親に思いきって質問してみます。

「私が…その…生まれたときのこと知りたいの!」

和紗のかわいすぎる質問に笑ってしまいました。

両親は、和紗の質問をこのままに受け取って丁寧に答えてくれたのですが、彼女が求めていたのとは全然違う回答でした。

しまいには、感動してすっかり盛り上がってしまった両親の発案で、久しぶりに家族3人で「川の字」で寝るという超絶ハートフルな展開になりますw

父と母にはさまれて眠るなんて高校生なら拒否してもおかしくないのですが、和紗はすんなり受け入れます。

いい意味で子どもっぽくてピュアなんですよね。

小野寺家のあったかい雰囲気は、ほのぼのします。

今は「心がエロで荒ぶっている側面」と「まだ何も疑わない無垢な心」という両側面を持ち合わせている和紗が、今後どうなっていくのかが楽しみですね。

また、ラストに視聴者の心を荒ぶらせる胸キュンチックな結末が待っています!

再び始動した文芸部。ひと葉が勘違いしていたまさかのミロ違いが発覚!

「岩が落ちてくるような勢いで、その人の顔が近づき、遮二無二私はキスされた。性欲の匂いのするキスだった。私は、それを受けながら涙を流した。」

本郷ひと葉は朗読を終えると「先生いかがでしたか?」と山岸に感想を求めました。

「本郷さんの線の細い声が、そんな彼女の不安と逃避をよく表していて素晴らしいと思いました。」

須藤百々子は「やっぱり、国語の先生の感想ってプロっぽいですね~。」と感激します。

男の先生がいるという異様な雰囲気だった部室内が、彼の言った感想により、とても柔らかくなります。

そのとき、唐突に「ミロ先生ってあだ名どうですか?」とひと葉が言いだします。

ミロのヴィーナスは、愛と美と性の女神・アフロディーテのこと。

今回の廃部系ゴタゴタの発端は「えすいばつ」、それを愛で包んでくれたからミロ先生と呼びたいとみんなに紹介します。

よくわからない理由だけど、みんな大賛成で呼び方が決まってしまいます。

ひと葉は車に乗って帰宅しようとする山岸に駆け寄って「どうもありがとうございます、ミロ先生。」と伝えます。

すると、山岸からも一言大事なことを告げられます。

「僕のハンドルネームは、ミロのヴィーナスではなく、強い子の“ミロ”からです。」

まさかのミロ違い、飲む「ミロ」のほうでした(笑)

衝撃!早口言葉で誤魔化すしかなかった、和紗が可愛くて切なすぎる

典元家のみんなが留守状態であることを確認した和紗は、隠し鍵を使ってお家に忍び込みます。

目的は、エッチなのが入った「となりのポポロ」を返すためです。

ふと返す前に中身の内容が気になります。

痴漢もの、泉の趣味なのかなぁと考えていたら閃きました。

<泉、ほんと乗り物好きなんだな。一番好きなのは電車だけど、えっちぃことで汚したくなくて。だから、わざわざバスのえっちぃDVD。誤解してた。泉はすごく変わったようで、あんまり変わってないんだ。>

和紗の思考回路、めちゃくちゃ可愛いと思ってしまいました。

「えっちぃけど、すてきなDVDを選んだね、泉。」

ポロっと独り言を呟きます。

「それ、Blu-ray。」

と背後から泉の声が!泉は色々ハッキリさせたいと話し出します。

「たしかにエッチなことは考えるけど、別に身近な誰かとどうしたいとか考えるわけじゃない。もちろん、和紗に対してもこういうことしたいとか、全然これっぽっちも考えたことないから!」

ですが、泉の口から出た「私とはこれっぽっちもしたくない」という言葉にショックを受けた和紗の目から大粒の涙がこぼれてしまいます。

そして、走って逃げる和紗を追いかけた泉が階段を踏み外し、和紗の上に泉がおおいかぶさるような形で転げ落ちるハプニング!キス寸前です!

動揺しまくった和紗は、泉に「バスガス爆発」と言わせているうちに、無言で家に帰りました。

『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第3話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

『荒ぶる季節の乙女どもよ。』のラストは、いつもドキドキとハラハラですね。

ストーリーが進めば進むほど、全力で「リアルな恋愛や性」を否定する泉の気持ちが気になってきます。

本当にそうなのか、それとも和紗を気遣っての言葉なのか。

これからの泉の言動も注目したいです。

要点まとめ
  • 本郷こと葉がチャットではなく「実際にしてみたい」と誘った相手は国語教師だった
  • 曾根崎り香、恥ずかしがりながらも女性誌を購入してみる。今後の容姿変貌フラグ!?
  • 泉の部屋から拝借したえっちぃDVDを返却しにこっそり忍び込む和紗、そのとき泉が放った言葉がショックすぎて涙する

JKだけでなく、ミロ先生も仲間入りして、より複雑な人間関係になってきました。

女子高生の熱い性の世界に大人がどう巻き込まれていくのか、楽しみですね!

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