床島さん(竹中直人)の転落死は、事件性がないと判断されました。
葬儀も終わり、平穏な日々を取り戻したかのように見えましたが、第2の事件が発生します。
藤井淳史(片桐仁)が紙に書いた人物が亡くなったのです。その人物は、首がない状態で発見されます。
さらに、藤井さんの部屋で、タオルにくるまれた頭部らしきものが見つかりました。
まさか、住民の誰かがゲームを始めてしまったのか!?
住民会でのゲームのことを手塚翔太(田中圭)に言い出せない菜奈(原田知世)は、気が気ではありません。
これからどうなっていくのでしょうか?
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目次
『あなたの番です』第3話あらすじ
昔から恨んでいたタレント医師の山際(森岡豊)を“殺してもらった” 藤井(片桐仁)。
“殺したい人間を殺してもらったら、次は引いた紙に書かれた人物を殺す”というのが、交換殺人ゲームのルール。
つまり藤井が、引いた紙に書かれた“タナカマサオ”を“殺す番”なのだ。
しかし、“タナカマサオ”が誰なのか見当もつかない藤井は、『あなたの番です』という大量の脅迫状を前に為す術なく追い詰められていく。
そして、山際の生首が藤井の自宅に――!
藤井は、山際を殺して自分を脅迫する犯人はマンション住民の中にいると疑う。
山際殺害事件に興味津々で推理モードの翔太(田中圭)は菜奈(原田知世)に、自分の推理を披露するが、交換殺人ゲームが現実になっているのでは…と不安な菜奈は、心ここにあらず。
元気のない菜奈を心配する翔太は、彼女を励まそうとする。
一方、藤井は追い詰められ、精神状態が不安定になっていく。“タナカマサオ”とは誰なのか?
藤井は、シンイー(金澤美穂)が働くブータン料理店の客にまで声をかけて探していた。
藤井は、心配して駆けつけた菜奈、早苗、久住にも「タナカマサオを知っているか」と尋ねる。
菜奈たちは、藤井が“タナカマサオ”を殺そうと考えているのではないかと心配するが、もはや誰も信用できない藤井は、菜奈たちの言葉に耳を貸そうとしない。
『あなたの番です』と藤井に次の殺人を促す脅迫は、ますますエスカレート。藤井の混乱は、極限に達する。
そして藤井は、思いがけない事実にたどり着いてしまう――!
出典:『あなたの番です』公式ページ
【ネタバレ】『あなたの番です』第3話の感想
藤井淳史(片桐仁)に疑いの目が…
藤井(片桐仁)は、洗濯機の中を見て驚きます。
その中には、タオルにくるまれた頭部のようなものが入っていました。
慌てて部屋を飛び出した藤井は、保冷バッグを持った501号室の佐野豪(安藤政信)にぶつかりそうになります。
さらに急いで階段を降りると、301号室の尾野幹葉(奈緒)が階段を上がってきました。
慌てている様子の藤井を見て、「もしかしてドクター山際(森岡豊)の生首があるとか」と言います。
藤井はその言葉を否定し、「万が一あったとして、そんな分かりやすい状況、逆に犯人じゃないよね」と言います。
でも「犯人決定ですよ」と尾野に言われ、もう一度確認しに部屋に戻っていきました。
恐る恐る洗濯機を覗くと、中のものが無くなっています。
ホッとしたのもつかの間、床に紙が落ちていて、広げると『山際祐太郎』と書いてありました。
榎本早苗(木村多江)は、「藤井さんが山際さんを殺したんじゃないかと言っている人がいる」と手塚菜奈(原田知世)に言います。
菜奈は、お店での藤井の様子を思い出し「あの驚き方は本当に知らない感じだった」と言いました。
菜奈は「ゲームとは関係ないよね。住人の中に怪しい人とか(いないよね)」と言う早苗の言葉に「いない」と返事をしました。
田宮淳一郎(生瀬勝久)が始めたこと
今回も、臨時の住民会で、事件の犯人探しが始まってしまいました。
田宮(生瀬勝久)が「疑いのまなざしは止めましょうよ」と言ってみんなをたしなめます。
田宮さんは正義感の強い真面目な性格のようです。
田宮は「今、このマンションは、不穏な空気に包まれている」と言ってカメラをたくさん買い込んで来ました。
それを止める奥さん(長野里美)の言葉にも耳を貸さず「俺がやらなくていいことは、俺がやってもいいことだ」と言います。
カメラをマンションのあちらこちらに設置し、キウンクエ蔵前の監視を始めました。
その監視画像を見て、何かに気づいたようです。
赤池美里(峯村リエ)と幸子(大方斐紗子)の関係
美里(峯村リエ)と幸子(大方斐紗子)は、近所の人に仲がいいと思われていました。
美里が、近所の人と話していると、幸子の車いすが動き出してしまいました。
急いで駆け付けて車いすを止めますが、幸子は倒れてしまいます。
車いすが動き出したのは、幸子が車いすのストッパーを外したせいでしたが、「(美里さんが)ストッパーをかけ忘れたって言ったら、美里さんが怒られちゃう」と幸子は言います。
美里はそんな幸子を睨みながらもおとなしく言うことを聞きます。
美里と幸子が言い合っているところに、美里の夫・吾朗(徳井優)がやって来ます。
美里はどうしても欲しいと言う幸子の言葉を受け、メンチカツを用意しましたが、医者からは止められていました。
幸子は「ただ言葉にして紛らわせているだけだった。食べられなくなった自分が情けない。」と言って泣きだしてしまいます。
泣き出す幸子を見て、吾郎は「年寄り泣かせて楽しいか」と美里に対し、ついに怒りが爆発します。
美里は「今朝から一日中、あなたのお母さんはメンチカツ・メンチカツと唱え続けていました~。私の気持ちを想像できるでしょうか~」と大きな声で言い、2人を置いて駆け出しました。
そんな様子を見て、幸子はこっそり笑っています。
『たなかまさお』は何処にいる?
藤井は、脅迫状を送った犯人を捜し始めます。
キウンクエ蔵前の住民に字を書いてもらい、紙に書かれた文字と比較しますが、なかなか見つかりません。
送られてきた紙の中には、『殺人教唆』と書かれたものもあり、藤井はだんだん追い詰められていきます。
藤井は、自分がゲームで引いた人物『たなかまさお』を探し始めます。
見知らぬ人達に、『たなかまさお』かどうか聞きまわります。
そこに、久住譲(袴田吉彦)と早苗と菜奈がやって来ます。
藤井の様子を見た3人は『たなかまさお』を知っていたらどうするつもりだったか聞きました。
「今度は自分が殺さなきゃならない番だと思ってませんよね?」と菜奈が尋ねると、藤井は「山際を殺した犯人は、マンション内の誰かだ」と言います。
理由を聞きますが「信用してないから言いたくない」と藤井は答えました。
藤井のところに『あなたの番です』と書かれたメールが届きます。
驚いてメールを開くと「首、引っこ抜いてやろうと思った」という自分の声が流れ、さらに動画も流れてきました。
その動画で、顔の分からない人物が「あなたは殺人犯確定ですね」と言って脅迫してきました。
動画を見て頭を抱えているところに、看護師の桜木るり(筧美和子)が「患者さん待ってますよ」と言って呼びに来ました。
看護師のるりが、患者の名前を呼びます。
「たなかまさおさん」
その名前を聞いて、藤井はハッとします。
どんな人物が入ってくるのか待っていると、藤井の知っている人でした。
シンイー(金澤美穂)が働いているブータン料理店の店長(名倉右喬)は、大阪人で、名前を『田中政雄』と言います。
店長は、シンイーを自分の家に誘っていたのですが、シンイーはそれを嫌がっていました。
藤井は、店が終わる頃を見計らい、ブータン料理店に忍び込みます。
すぐそばにあった包丁を手に取りますが、なかなか実行には移せません。
自分の部屋に帰ったシンイーは、イクバル(バルビー)から「藤井さんがきて、シンイーと店長が仲いいか聞かれた」と言われます。
慌てて店に電話をかけますが、店長は無事でした。ホッとして、早く家に帰るよう言います。
店長は、シンイーと電話で話しながら煙草に火を付けようとした時、包丁がないことに気づきました。
店長のライターに火が付いた途端、店が爆発してしまいます。
次の朝、シンイーは、ベランダの鉢植えに包丁が刺さっていることに気づきました。
その包丁を引きぬくと、包丁の刃に『あなたの番です』と書かれていました。
『あなたの番です』第3話まとめ
「あなたの番です」第3話今夜10時30分❗️本日のカウントダウンはこちら😄
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藤井さんの所に来た脅迫メールに、住民会で話した声が録音されていたことから、キウンクエ蔵前の住人が脅迫に関わっていることに間違いないようです。
しかし、藤井さんの洗濯機に入っていたものが、本当に山際さんの頭部だったかは分かりません。
もしかすると殺人はしていないかもしれません。
相手を追い詰めて、殺人をそそのかすことが目的なのかもしれません。
怪しい動きをしている人もいましたが、菜奈さんも怪しく感じました。
他の人達が、菜奈がさりげなく言った言葉に誘導されているようにも感じます。
本当にゲームが始まってしまったのか?
まだまだ全容は分かりませんが、事件だけではなく、キウンクエ蔵前の住人達が抱えている問題も明らかになっていき、今後の展開が楽しみです。
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